趣味のカメラについて。 レンズやカメラを技術的な視点で語ります。 原理や仕組みを知りたくなった方に興味をもってもらえるよう理論や実験結果を載せていきたいとおといます。
光条が絞りバネの回折で発生することを分かりやすく説明してみる
強い光源や、夜景などの中の点光源を、絞りを絞って撮るとこのようなキラッとした光条となります。光芒と呼ばれることもあるそうですが、ここでは光条と統一します。 光条は効果的に使うと印象的な写真ができますね。画像処理であとから加えたり、クロスフィルタを使うという手もありますが、通常は絞りを絞ることで発生する光学的な現象です。 光条の出方や形は使用するレンズによって変わります、光条の線の数は絞りバネの数で決まりますし、円形絞りではない多角形の絞りのほうが綺麗に長く出ます。上の画像は絞りバネ10枚のフォクトレンダーNOKTON 40mm F1.4で撮影したものです。 光条がどのように発生するか説明してみ…
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にほんブログ村 カメラにおけるレンズのボケの大きさ、ボケ量の話です。 このレンズはどのくらいのボケになるのか、どちらのレンズが大きくボケるのかということを考えるときにとても簡単に計算でき、直感的に理解できる方法がありますので紹介します。 ボケの大きさの計算式 ボケの大きさは以下の計算で求めることができます。 ボケの大きさ = 焦点距離÷F値 式を見てわかる通りこれは有効口径の値そのものです。つまりボケの大きさは有効口径だけで決まりますし、定量的に例えば20mmの有効口径の時のボケは20mmですと直接求められるということです。 検証画像 画像をみてみましょう。直径が47mmのカードをつくり手に持…
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