ついにお宝にめぐりあえたかも その2
待ちに待ったヤフオクで落札した印三本が届きました。呉昌碩や徐三庚の名前が読み取れる大型の古印が、24千円の代物でありますから、模造品やバッタ物の可能性が高いとはいえ、時代物でありそれなりの石材と見えたので、満更馬鹿にした物でもなかろうと思ったのです。届いたものは「高級美術品」と赤く大きなシールが貼られておりました。開けると、角が傷んで塗りも剥げかけた朱塗りの蒔絵箱に入っています。これはどう見ても古いだけの安物、普段使いの文箱であります。3個の印はいずれも幾重にも緩衝材や和紙に包まれて「貴重品」扱いです。この品物を出した出品者さんは、京都の古美術店専門店なので、ひどい粗悪品を扱っているとは思えず、厳重な包装を見るとそれなりの品物として扱っているように見えました。そしてその全貌がワタシの目の前に明らかになりました。...ついにお宝にめぐりあえたかもその2
2021/10/31 07:50