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2019/08/22

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  • 信州塩尻、ある殺人事件

    昨夕、何気なく聴いていた信州塩尻の県議逮捕のテレビのニュース。「酒造会社社長」という説明にひょっとしたらと画面を見ると、やはり見覚えのある建物が映った。「笑亀酒造」である。3年前、信州伊能ウォークの会の仲間と中山道塩尻宿を歩いた時に大勢で立ち寄って、試飲・休憩したところなのでよく覚えている。試飲用のテーブルに立って店員と一緒に皆をもてなしてくれたのが亡くなったここの奥さんだったかも知れない。お気の毒なことである。下の写真の左手の母屋(店舗兼住宅)と右手の酒造蔵、この奥にある穀藏の三棟は国の登録有形文化財ということだった。場所は中山道塩尻宿の中心部で、小野家住宅(旅籠いてふや跡)や本陣跡などにも近いところである。この日はこのあと、平出遺跡などを通り、次の洗馬(セバ)宿まで歩いた。信州塩尻、ある殺人事件

  • 原発回帰への転換施策加速

    人の噂も七十五日、原発事故も十一年。岸田政権は、福島第一原発のメルトダウン事故の教訓から原発依存にブレーキを掛けて来た従来の政府施策を、事故から十一年目の今年、原発回帰への転換を拙速な審議でまとめた。さすがに「新増設」は言い出しにくく、まずは廃炉原発の建て替え、60年を超える運転も可能にする「特例」、失敗続きの「核燃料再処理」の受け入れ優遇などを盛り込んだ。原発回帰は、ウクライナ侵略などによる世界的なエネルギー危機や価格高騰に乗じ、電力会社の利益優先を後押しする目的だが、果たして原発の発電コストが一番安いのかは大いに疑問。廃炉費、安全対策費、核廃棄物処理費費などの見積もりも楽観主義に徹しているはずである。例え結果が間違っても結局は国民負担となる。政府、与党の電力各社、原発関連大企業優先の施策は続く。 街中...原発回帰への転換施策加速

  • スペインに勝てばいい

    少なくとも引き分けに持ち込まなければいけない試合だった。ドイツ戦の歓喜も冷めやらない昨夜、日本はコスタリカを攻めあぐねて負けた。実況を観ないと勝てるジンクスも通じなかった。でも大丈夫、スペインに勝てばいい。ドイツにも勝てたじゃないか。コスタリカ戦の間、ニュースと「鎌倉殿の13人」を観ていた。雪の鶴岡八幡宮、右大臣拝賀式で三代目鎌倉殿の実朝が甥の公暁に暗殺され源頼朝の家系は途絶えた。政子と、難を免れた執権北条実時の時代となる。 晩秋の三郷市早稲田公園スペインに勝てばいい

  • タイヤ脱落緊急点検の記事に思う

    今年の1月、群馬県渋川市の国道17号の歩道を歩いていた男性が、後ろから転がって来た大型ダンプの車輪が背中に当たり、大動脈解離、肝臓損傷の大けがを負った。二ヶ月後に退院した男性が、自分に当ったものと同じ1メートルを超えるタイヤを見て「初めて」恐怖を感じたという。事故の時は何が起きたかわからず、気が付いたのはベッドの上だったからだ。ここ9年でタイヤ脱落事故が8倍に増加している。国交省はこの秋、緊急点検に乗り出したと報道される。ほとんどが左側の後輪の脱落事故と言う。原因の一つは日本は左側通行であること。左折では左側の回転半径が小さく車輪はよじれる様に回り、右折では遠心力で積荷の荷重が左の車輪に多くかかる。水はけのため道路は進行方向の左が低く、当然左の車輪により負荷がかかる・・・。もう一つ、国際規格が変わり左車輪...タイヤ脱落緊急点検の記事に思う

  • 琵琶湖の西か東か、北陸新幹線延伸

    金沢まで伸びた北陸新幹線、その先の福井経由敦賀まで建設中だが、更に京都経由新大阪までのルートが未定。当初は京都や大阪の推進団体が推す、北陸本線に沿って米原まで新たに建設、あとは東海道新幹線を経由する米原案(琵琶湖東側案)が有力だった。一方、運行母体のJR西は小浜経由で全て新たに建設する琵琶湖東側の小浜案を推し、与党の推進チームも小浜案を決定。今、政府はこの案で検討を進め、京都・大阪の推進団体もこの案に転じた。しかし、全区間を新たに建設する小浜案は、建設距離3倍、費用4倍、期間1.5倍(米原経由比)となり、メリットは敦賀ー新大阪間が約20分短いだけ。もちろん建設費用のほとんどは税金である。JR西としては距離が長く時間短縮の「高額運賃設定」が狙いであることは間違いない。安全よりも利益優先体質が変わらない困った...琵琶湖の西か東か、北陸新幹線延伸

  • W杯ヒーローは語らない

    「今日は僕が何を言っても説得力しかない、正解となるので、あまりしゃべりたくない」歓喜のドイツ戦で見事な決勝ゴールを挙げた浅野選手の言葉である。4年前のロシア大会では最後の最後にメンバーから外され悔しい思いを味わった。練習パートナーとしてチームには同行した。初戦前の一人一人が思いを述べるミーティングで浅野は言った。「決定的なところでシュートを外したら日本中からたたかれる。その経験が出来ない僕からしたら(外)してみたい。それほどW杯に出たい」その思いを持ち続けた4年間だった。そしてその念願が叶った今回、決定的なところでシュートを外さなかった。「ヒーローになった瞬間は一瞬で終わる。(結果が出なければ)ストーンと落とされる」この後も「浅野語録」が増えていって欲しい。秩父観音巡り7日目(観音院、法性寺)のアラカルト...W杯ヒーローは語らない

  • ドーハの歓喜、森安采配冴える

    選手の2/3を海外組で固めた森安日本の下馬評は意外に高かったが、本当にドイツに勝つとは!今年前半の朝ドラ風に言えば「まさかやー」である。ドーハの悲劇から、ドーハの歓喜へと進化した。二度童子の老人ゆえ早寝早起き。試合が始まった頃は既にご就寝後。日本の勝利を知ったのは起きて4時に見たネット情報。朝刊は前半の0-1を伝えるだけ。5時にテレビを点けてシュートシーンを観る。アルゼンチンに勝ったサウジアラビアのように祝日にしなくても、昨日の日本は今年最後の祝日「勤労感謝の日」だった。今日は一日中、テレビでシュートシーンが繰り返されることだろう。6日目の秩父観音巡りアラカルト(10/28)ドーハの歓喜、森安采配冴える

  • 「月夜の森の梟」を読んで

    先月の始め小池真理子の「月夜の森の梟」を読み始めたと書いた。半月ほどで読み終わったが、ちょうど秩父三十四観音巡りのシリーズを書き始めた頃で「読後感」が未だだった。同じ直木賞作家で末期がんを宣告され夫、藤田宣永と暮らししながら看取った2年近くを振り返ったエッセイである。余命宣告を受けた途端、執筆など一切の社会的活動を止め隠遁生活に入った夫と住む軽井沢の家は「梟が啼く森」に隣接する。小池真理子も社会的活動を控えたため訪れるも人もほとんどない。読後感としては、時には自暴自棄になる情緒不安定な夫に手を焼きながらも理解を示し、心も体も次第に衰えていく夫に密かに嗚咽する妻としての自分の心情を素直に描き切ったと言える。一番印象的な箇所(超編集)は、夫が逝って半年、思い出に浸り続ける自分のためにも、夫が残した物を少しずつ...「月夜の森の梟」を読んで

  • 第2の外環、核都市道路構想

    二ヶ月に一度の通院で行って来た大宮駅(さいたま市)の西口近く、大きなマンション建設が進むが、1年以上経ってもまだ基礎工事段階。やっと全容がわかる看板が立った。都心から約30キロ、外環(外郭環状線)と圏央道の中間、業務核都市と呼ばれる横浜、町田、多摩、市川、所沢、さいたま、越谷、柏、千葉の各市を結ぶ「核都市道路構想」(第2外環)が進みそうである。京浜東北のさいたま新都心駅北側を通る、ごく短い首都高「新都心線」はその一部であり、横浜でも一部開通済み区間があるという。埼玉県都であるさいたま市と大宮駅、ますます発展しそうである。 秩父アラカルト(4日目)第2の外環、核都市道路構想

  • 只見線、復旧はしたが・・・

    この秋、11年ぶりに全線復活したJR只見線に乗ってみようと思っていたが、秩父観音巡りを優先させているうちに、紅葉も終わる晩秋から初冬と言う季節に入ってしまった。朝日土曜版「歴史のダイヤグラム」の原武史が、先月末に乗って来た「報告」によれば、新潟側の始発駅、小出駅では出発の1時間も前からホームには長い行列が出来たという。多くは熟年女性グループや若い女性の一人旅で、男は少なくせいぜい老夫婦ぐらい。これは、私が行って来た秩父観音巡りでも同様であった。おーい男性諸君、旅に出よう!もう一つ原武史が見たのは、ローカル線に多いボックス席ではなく、都会型のロングシートの車両だったこと。これでは景色も見にくい上、多くの乗客が立ちっ放しとなる。橋や路盤の復旧・整備は自治体負担で、車両や運行だけがJRという「上下分割式」で復旧...只見線、復旧はしたが・・・

  • ♪♪上弦の月だったっけ

    3日前、江戸川で日の出を見た時に天頂には半月が浮かんでいた。昨日は逆の三日月のほどの細さになっていた。今朝は雲の中。こんな月は何と呼ぶんだろうと思いつつ、ふと吉田拓郎が歌った、「上弦の月だったっけ、久しぶりだな月みるなんて」と口ずさんだ。そして、上弦があるなら下弦もあるだろう。弦は弓の弦、しからば今見上げている月は上弦か。早速ネット検索。1.上弦、下弦は半月をいう(確かに弓の弦は直線)2.新月から満月に向かう時の半月が上弦、逆が下弦3.西の空に沈むときの弦が上を向くのが上弦、逆が下弦一方、半月の直線部を弦というのではなく、半月そのものを弦(弓)とみるという解説もある。結論すれば、昨日見上げた月は上弦でも下弦でもなく、満月から新月に向かう二十四夜の月ということになる。 ところで、口ずさんだ「上弦の月だったっ...♪♪上弦の月だったっけ

  • 世界トイレの日

    昨日に続いて、今日は何の日シリーズ。今朝の天声人語は向田邦子のエピソードから始まる。学生時代にデパートのレジ打ちのアルバイトをしていた向田邦子は、店員たちが使う「仁久(ジンキュウ)」という符丁を知った。私の名前の字が使われる符丁とは何じゃと続きを読む。「仁」は数字の四、「久」は文字の繰り返しを意味する。よって「仁久」は「四四」。口にすればわかる。このあと天声人語は世界80億人のうち未だ5億人がトイレのない生活であること(WHO、ユニセフでは20億人)、よって女性や子供が野外での排泄と言う身の危険に晒されていることを訴える。一方、日本では温水洗浄便座が8割の家庭に普及し、駅のトイレもずいぶんと清潔になったと続け、最後に「いつもの場所に腰かけて、じっくりと『世界トイレの日』について考えよう」と結ぶ。 今回の秩...世界トイレの日

  • 国際男性デー

    明日19日は国際男性デーという。女性デーは知っていたが男性版もあったとは・・・。以下朝刊の記事から。民間レベルでは1995年に「男悩みのホットライン」が開設され、最近3年間で500件弱の相談が寄せられたという。仕事も家庭も大事にしよう頑張りすぎて体調を崩し、妻に手を挙げて家庭崩壊という例などが報告される。自治体では37都道府県に79ヵ所のホットラインがあり、特に最近相談件数が増えているので、国は自治体に交付金を出して整備を促進する。 「男は我慢」、「男らしく」、「一家の大黒柱なんだから」というプレッシャーに押しつぶされる男子諸君も多いらしいが、人生の先輩として言わせて貰うなら「人を頼る、人に甘える」ことだ。よほどの超人でない限り、仕事も家庭も完璧にこなすことには限界がある。仕事では上司や部下、家庭では妻に...国際男性デー

  • 久々の江戸川、晩秋の日の出

    今日の明け方は多分今季最低の7℃。昨日もあちこちで初雪や初氷が報じられた。埼玉の東端の三郷は、県都さいたま市よりも東京や千葉の天気予報が当てになる。この一ヶ月、秩父の観音巡りなどで足が遠のいていた江戸川へ日の出散歩。日の出時刻はずいぶん遅くなって6時20分。位置もだいぶ南へと移った。流山橋の袂で日の出となる。天頂には半月が輝く。久々の江戸川、晩秋の日の出

  • 怠け者の森林経営

    朝日朝刊「列島NOW]から。「怠け者の森林経営」と言われる「杉3本巣植え」はある女の子の一言で始まった。1ヘクタールに3千本の杉を植え、間伐を繰り返し、最終的には2千本を捨て(間伐)千本だけ残すのが普通。子供たちが山で遊びながら学ぶ「森の保育園」を開いて来た秋田の林業家の佐藤さん。「かわいそう、なぜ捨てるのに植えるの?」と、間引きされた杉の幼木を見た女の子の一言が胸に響いた。これをきっかけに佐藤さんが始めたのが「杉3本巣植え」だ。3本の杉を近接させて、他の3本たちとは距離を置いて植える。その間は自然のままで間伐もしない。よって広葉樹も茂る混合林である。台風で他の間伐林が倒木してもこの「杉3本巣植え」の混合林では倒木しなかった。混合林が風邪を弱め、杉3本が助け合うからである。間伐や下草刈りの手間を省いた「怠...怠け者の森林経営

  • 長瀞と宝登山神社

    この秋、秩父観音巡りを始めてから延べ十日目。満願の翌日は酒蔵巡りか三峰神社と思っていたが、三峰神社行きの急行バスが遅いので、前日皆野駅から眺めた宝登(ホド)山(神社)に変更。夜明け前、ホテルから武甲山を眺める前夜も通った市役所前の御旅所に朝日が差す団子坂を下って御花畑駅へ。高校生で少しだけ座席が埋まる上りで20分、長瀞(ナガトロ)駅に着く。ロープウェイの始発時刻はかなり先。逆方向の荒川に出て名勝「長瀞の岩畳」を約十年ぶりに眺める。日が高くなると船着き場も明るくなるゆっくりと岩畳みを散策してから長瀞駅に戻り宝登山神社へ向かう。約1キロの長い坂道である。秩父山塊では珍しい独立峰の宝登山。その登山口にある宝登山神社の祭神は、大山祇神(オオヤマヅミノカミ)、火産霊神(ホムスビノカミ)、そして神武天皇である...長瀞と宝登山神社

  • 秩父神社へお礼参り?

    秩父三十四、日本百観音の満願成就の後は秩父観光。まずはいつも脇を通るだけだった秩父神社へ。お寺さん(観音)に気を遣ったわけでもないが、最後の「お礼参り」にとっておいた。秩父神社は「知知父国」の総鎮守として知知父彦命が祖神を祀ったのが始まりとされ、後の関東武士集団、秩父平(良文)氏が奉じた妙見信仰を習合し、長く「秩父妙見宮」と呼ばれたが、明治政府の神仏分離で秩父神社に戻った。生憎と拝殿正面は補修作業のためシートで覆われるが、徳川家康の寄進と言う社殿は見事である。境内の紅葉と菊花展が艶を競う。秩父神社社殿の彫物の多くは左甚五郎の作、これは「つなぎの龍」。例によって脇から入り正面に抜ける。お休み処・社務所である平成殿と道路を挟んで「秩父まつり会館」が建つ。いつも秩父夜祭のアップテンポンのお囃子が響いている。ちょ...秩父神社へお礼参り?

  • 秩父温泉「満願の湯」を楽しむ

    秩父三十四観音、そして「日本百観音結願」の精進落としである。水潜寺から2キロ、皆野町営バスで上って来たワインディングロードを歩いて下って秩父温泉「満願の湯」に着く。入湯は10時からなので、それに合わせてゆっくりと下って来た。駐車場にはポツポツと車が着き始め、意外にも若者のグループが目立つ。平日の真昼間、つくづく平和な日本だと思う。食事処が始まる11時までゆっくりと紅葉を眺めながら満願の湯に浸かる。ph9.3という全国有数の高アルカリ温泉はヌルコリである。もちろんカメラは持ち込めないので満願の湯のHPから。秩父は日本最初の銅が産出されたところ。銅鍋を京都の御所まで運んだ荷役夫たちがキビめしを食べていたところ、通りかかった帝が「その黄金のようなものは何じゃ」と言ったことから「黄金めし」。その黄金めしと蕎麦など...秩父温泉「満願の湯」を楽しむ

  • 秩父三十四観音、そして日本百観音満願成就!

    俗界では岸田内閣二人目の大臣が更迭されたことも知らず、秩父の三十四観音(札所)巡りの結願の寺、三十四番水潜寺を訪れた。日沢山水潜寺は秩父市の北隣、皆野町にある。手元のガイドブックは「結願の寺こそ札立峠越えの苦行の道」を勧めるが、破風山(627m)の山頂近くを通るアップダウン、熊の出没などを鑑み無難に路線バスの利用とする。しかし、一番の理由は「沢を一本丸太で渡るところも多い」である。元々バランス感覚はよくないが、最近は駅の階段、特に下りでは手摺を頼るほどバランス感覚には自信がない。晩秋の夜明け前、5時過ぎの一番電車での出立を「苦行」として、いつもの西武線ではなく高崎線、秩父鉄道経由で皆野駅へ、始発の皆野町営バスに乗る。荒川を渡り3つ目のバス停で皆野高校生7、8人が降りると以降の乗客は私一人。乗る時に同年代の...秩父三十四観音、そして日本百観音満願成就!

  • 秩父観音巡り、結願へリーチ

    2日目(延べ8日目)の朝、三十三番菊水寺を詣でて秩父三十四観音巡りの結願にリーチとなった。菊水寺への行程である。西武秩父駅から朝一番の路線バスで小鹿野町泉田の交差点に着き、北に向かって歩き出す。ようやく山の峰を外れた朝日が顔を出す。裾野まで見える武甲山、それだけ離れたということだ。里山の家々は「五寸勾配」の屋根を頂く雪国仕様である。赤平川を渡る奈倉橋からの紅葉が良いが、川面までは随分と高く、自殺を思い留ませる表示が両側の袂に掲げられる。2キロ半、約40分ののんびりとした早朝ウォークで菊水寺のある集落に着いたようだ。その参道前の標識、三十二番も三十四番も昔の巡礼なら、いずれも峠越え二里(7~8キロ)の行程である。山門はなく参道の奥に直接本堂が見える。千鳥破風の向拝(庇)の奥、両翼が張り出した堂々とした造りで...秩父観音巡り、結願へリーチ

  • 皆既月食&秩父三十二番観音巡り

    小型デジカメでは皆既月食は暗すぎてこれが限界である。慌ててほとんどお蔵入りの一眼レフを引っ張り出したが生憎の電池切れ。少し戻り始めてやっとピントが合った。さて、秩父観音巡り7日目の午後、三十二番法性(ホッショウ)寺である。小鹿野の街中から大日峠越えをして法性寺に向かうのが「巡礼道」だが、先日の荒れた「ハイキングコース」に凝りて、反対側、長若バス停から緩やかな坂道、2キロの巡礼とした。西武バスから町営バスへの乗り継ぎ時間を利用して、小鹿野の中心街を1キロほど散策。街道沿いの宿場町の風情である。ここでも武甲山が頭を覗かせる。秩父と言えば味噌漬けの豚肉が有名。「わらじかつ丼」の発祥地がここ小鹿野である。酒屋の隣が小鹿野観光案内所。中に食堂があり「わらじかつ丼」もメニューにある。残念ながら観音そばを食べた後でパス...皆既月食&秩父三十二番観音巡り

  • 秩父観音巡り、三十一番観音院

    秩父観音巡りも終盤。4回目の一泊二日で三十一番から三十三番を巡り、結願へリーチとなった。二日目、一気に結願も可能だったが、「楽しみは後で」とした。まずは今回の最初の観音様、三十一番の「観音院」への行程である。西武秩父駅から小鹿野行の路線バスの終点、栗尾がスタート。2.7Kmで比高120メートルを上る一貫した坂道である。バス停近くの小さな祠に毘沙門天などを従えた小さな十一面観音像が置かれる。諸般の事情でここで参拝という人のため、あるいはここ以降の山中は女人禁制だった可能性もある。坂道の途中の猟師小屋と狩人駐車場。ホンマかいなと思って通り過ぎると後ろで車が停まり、中から2匹か3匹の猟犬の鳴き声が聞こえる。心中察しられたかと思うタイミングである。1キロほど上ったところに「たらちね観音(宝珠院)」。ここは帰りに余...秩父観音巡り、三十一番観音院

  • (仮称)三郷流山橋、あと半年

    新しい橋の工事も後半年。流山市側の見物(視察)の続き。周辺も整備されるが、流山消防署への近道は以前のまゝ消防署脇を通って県道5号の交差点へ流山おおたかの森からの道路がそのまゝ新しい橋へ県道から橋の袂へのスロープ千葉県道5号の新しい風景今日明日、秩父館音巡りの終盤へ、よって明日はお休みとなる。(仮称)三郷流山橋、あと半年

  • 喪中はがきの季節

    今年初めての喪中はがきが届いた。後輩の御母堂で享年九十五歳とある。「好奇心旺盛で毎日元気に過ごしておりましたが突然でした」とも書かれる。大往生と言えよう。数年前、自分より若い人への年賀状に「卒業」と書いた。同年配の友人や先輩方には出し続けている。どちらが先に「卒業」と書くか、ゲーム感覚である。年に1,2通「卒業」の年賀状が届く。 一昨日、久しぶりに江戸川の流山市側を歩いた。陽射しが強く暑いと感じる日だった。完成まであと半年の新しい橋が近づく。いわゆる「むくり」(反り)がよくわかる路面の仕上げだろうか土手下に降りる千葉県道5号からのスロープが見える 喪中はがきの季節

  • 埼玉ローカル3題

    昨日と今日の地方版から埼玉のローカルな話題を3つ。1.東松山スリーデーマーチ日本最大のウォーキング・イベントが今日から3日間比企丘陵で開催される。4年ぶりの「通常」開催で5万人の参加を予想。NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で北条に滅ぼされた比企一族、畠山重忠ゆかりの地ということで、伊豆から宿敵・北条一族も招いたイベントも予定される。2.大宮公園「舟遊(シュウユウ)池」のかいぼり(掻堀)民放のテレビ番組でも知られる「池の水を全部抜く」かいぼり。舟遊池では12年ぶりという。武蔵一宮「氷川神社」に隣接する県営大宮公園は約68ヘクタールという大公園。その中心の舟遊池は面積1万8千㎡、平均約2mの水深。最近では汚れが目立ち、名物だったボート遊びも20年前から中断されている。半世紀近く前、奥方とのデートでボートに乗...埼玉ローカル3題

  • 転び方教室、秩父編

    「人間の身体は、転ばないようにではなく、うまく転ぶように作られていく(那須耕介遺稿集「つたなさの方へ」) 赤ん坊は歩けるようになるまでさんざん転ぶが、やがて、転びかけるととっさに手をついたり、体を捻ったりして衝撃を和らげるようになる。歩けるというのは、上手な転び方をわきまえているということだと(50代半ばで早逝した)法哲学者は言う」昨日の朝日朝刊コラム「折々のことば」(鷲田清一)から先日、秩父の山中で無様に転んだ。下手をすれば尾根から谷へ落ちるところだった。浮石や折れ枝だらけの細い尾根道、三百段の石段登りのあとだったから、脚が上がっていなかったのだろう。でも、転ぶかも知れないと思いつつ歩いていた。木の根に躓いた瞬間、谷底へ向かいそうな上体を咄嗟に前方に捻ることが出来た。自慢しようと思ったが、老いて赤子に還...転び方教室、秩父編

  • 秩父の楚々とした花たち

    先月十月は秩父観音巡りに精を出したこともあり、一日平均歩数が一万一千歩を越え、換算距離も約230キロとなった。伊能ウォーク隊の足跡を辿るバーチャル日本一周の第四ステージも岡山県に入り岡山市の手前まで到達。この先は瀬戸内海を渡り四国一周、約1100キロとなる。八十八ヶ所の霊場を巡るつもりで頑張ろう。 三十番札所まで終わった秩父観音巡りから、秩父の花たちを。秩父市役所脇二十六番長泉寺近く、サボテン?二十三番音楽寺近く「蝶が舞う花の丘」で二十六番長泉寺へ向かう巡礼道で二十四番法泉寺近く、季節外れの紫陽花が一輪秩父の楚々とした花たち

  • 秩父観音巡り、六日目

    ソウルの悲劇、映像が繰り返し流れる。密着した人の群れが一体となって不規則に揺れる。「一体になれ!」、指揮者の号令で先頭隊列60人が互いの胸と背を付けて密集する。腰を落とし、前の奴のベルトを奴の腰の前で掴む。1970年6月某日、街一番の交差点の真ん中、規制にかかるジュラルミンの楯の壁を押す。ジリジリと交代する敵の隊列の後ろに応援が入り力が拮抗する。密着した胸が苦しい、限界だ、死ぬんじゃないのか。ふと圧力が弱まり一気に前に進む。押し勝った。敵の隊列の後ろはガードレールを越えてもんどりうって転がっている。大きな交差点が解放され、広い通り一杯に広がった後続隊列が続々と駅に向かう。 さて、秩父観音巡りの6日目。二十四番と二十五番、三十番を回る。明け方は濃い霧で、宿から見る羊山公園の上に昇る朝日も霞むだろう。霧の日は...秩父観音巡り、六日目

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