公認会計士が仕事上使っているソフトについて、 必須なモノからあると便利なものモノものまで、徒然なるままに書いてみます。
Hagiyamaです。 -- 海外子会社の決算書を日本基準に調整する時、現地が計上している「のれん」について「のれん償却費」の調整仕訳を入力し・・・-- これはグローバル企業の連結経理チームでは、おなじみの光景かと思います。 これは、IFRSでは「のれんは非償却」としていることに因ります(その代わり、のれんに関する減損テストは毎年必ず実施します) では、なぜ日本基準ではのれんを償却するのに対して、
Hagiyamaです。 少し前に書いた「ネオ会計士」の記事について、今回はその続きを書きたいと思います。 (注:前回で書いた記事内容と繰り返しになりますが、「ネオ会計士」という言葉は私がこの場で勝手に言っているだけであり、一般的に使われているものではありません。「最近のネオ会計士の働き方は~」・・なんて唐突に言ったところで誰にも通じませんので、くれぐれもご留意ください) 簡単におさらいしますと、「
Hagiyamaです。 聞き慣れない言葉だと思いますが、今回は「セレンディピティ」(serendipity)について述べます。 セレンディピティとは、次のように定義されています。 「思いがけないものを発見する能力」(DS:スーパー大辞林)「何かを探している時に、探しているものとは別の価値があるものを偶然見つけること」(DS:ウィキペディア) セレンディピティは科学者や刑事など、何かを発見する能力を
「は・じ・めて・の~外資系企業~♪」(初の外資系企業業務の体験談)
Hagiyamaです。 このタイトルは消費者金融「ア〇ム」のCMで流れているメロディに乗せました。(実際に口ずさんでみると最後リズム悪いですね) 先日、会計士以外の独立されている士業の方数名と居酒屋で話す機会がありました。 そこで何かのきっかけでそれぞれの顧客の話題になり、私が「顧客に外資系企業はいますか?」と他士業の方々に訊ねてみたところ、その全員が「いない」というご回答でした。 なぜ外資系企業
「時価の算定に関する会計基準」の公表とIFRS13(公正価値測定)
2019年7月4日に公表された「時価の算定に関する会計基準」について、 IFRS第13号「公正価値測定」の内容を織り交ぜながら解説します。
Hagiyamaです。 IFRSにおいても株価の価値評価(バリュエーション)においても、「現在価値」については避けては通れない考え方です。 現在価値の基本的な考え方についてはインターネット上で溢れていますので(現在持っている1万円と将来の1万円は価値が違う等)、それらのウェブサイトに説明を譲るとして、、 ここでは巷の現在価値の考え方とは少し違った角度から、現在価値について検討したいと思います。 【
Hagiyamaです。 私は初対面の方から職業を聞かれた時に、公認会計士と税理士の両方を答えるようにしています。 すると、「すみません、会計士と税理士はどう違うのですか?」と聞かれることがたまにあります。 特に経理業務に携わっていない方からすると、こういう疑問があるのは当然のことのように思いますし無理もありません。 たとえば法律業務や行政手続に疎い方が「司法書士と行政書士の違いは?」と聞かれて、果
「間違ごぅとっとは正さんといかんたい! 長崎年金二重課税事件」を読んで
Hagiyamaです。 税理士業界では知らない人はいないと言われている、「長崎年金二重課税事件」についての本を読みました。 江崎鶴男税理士の強いなまりの長崎弁(?)で語られる口調にグイグイと引き込まれ、そこそこ量のある本なのに一気に読み切ることができました。 事件の概要は、亡くなった夫の生命保険金に相続税が課税され、そのあと妻が保険金を年金で受給するごとに保険会社から源泉所得税が課税されていたとい
Hagiyamaです。 74回目の終戦記念日を迎え、この記事を執筆しています。 最近は仕事で外国人(=日本国籍を持たない人)と話す機会が増えてきました。 その時に話す言葉は日本語だったり英語だったりするのですが、これがグローバル化社会なのかもしれません。 彼らの中には日本語を普通に話すことが出来る人も多く、普段のコミュニケーションに困ることはまずありません。 私の中で外国人の印象はというと、とても
公認会計士が日ごろからのデータのバックアップについて思うところを書き綴ります。
matsumotoです。今回は、これまでと打って変わってわたくしが現在愛用している仕事道具について、お話してみようと思います。 なぜ仕事道具のお話をするのだろうと思ったそこのアナタ、 よくぞ聞いてくださいました!実はというと、私の仕事のスタイルと深い 関係があったりしますので、そこからお話したいと思います。 公認会計士の仕事のスタイル さて、「仕事のスタイル」というと、どのようなイメージをされるで
matsumotoです。今回は、これまでと打って変わってわたくしが 現在愛用している仕事道具について、 お話してみようと思います。 なぜ仕事道具のお話をするのだろうと思ったそこのアナタ、 よくぞ聞いてくださいました!実はというと、私の仕事のスタイルと深い 関係があったりしますので、そこからお話したいと思います。 公認会計士の仕事のスタイルとは さて、「仕事のスタイル」というと、どのようなイメージを
Hagiyamaです。 世の中を見ると、急速にキャッシュレス化、つまり現金を全く使わない場面が増えていると感じます。 店のレジではクレジットカードが使え、自動販売機では電子マネーで飲み物が買え、また最近ではスマートフォンのアプリで支払うことのできる場所も増えてきました。 私も一昨年にイギリスに行った時、あらゆる場所でカード払いができ、ほとんどポンド紙幣に触ることなく過ごすことが出来ました。 現金で
Hagiyamaです。 世の中を見ると、急速にキャッシュレス化、つまり現金を全く使わない場面が増えていると感じます。 店のレジではクレジットカードが使え、自動販売機では電子マネーで飲み物が買え、また最近ではスマートフォンのアプリで支払うことのできる場所も増えてきました。 私も一昨年にイギリスに行った時、あらゆる場所でカード払いができ、ほとんどポンド紙幣に触ることなく過ごすことが出来ました。 現金で
歳取ってから感じる勉強の大切さ(会計士補の実務補習所時代を思い返す)
Hagiyamaです。 日曜日、事務所近くにあるそこそこ大きな喫茶店に入ったところ、スーツ姿の若い男女集団が複数いました。 彼ら彼女らは、方々の場所でこんなことを話していました。 「連結が~」「持分法投資損益が~」「内部統制が~」「関連当事者が~」「税効果の分類が~」「別表4が~」「財務情報分析が~」 ・・・ 日曜日なのに?なぜ会計用語?しかもみんななんだか楽しそう・・ 私は面食らって一瞬固まって
「公認会計士を目指すのはやめとけ?」自動化される業務の今後10年
Hagiyamaです。 ネット上のとある資格比較サイトを眺めていたら、「会計士を目指すのはやめとけ」という記事を見ました。 そこで、ここでは度々述べている会計士の将来性について述べたいと思います。 英国オックスフォード大学で人工知能の研究を行っているマイケル・A・オズボーン教授の論文 「雇用の未来 -コンピューター化によって仕事は失われるのか- 」によると、 公認会計士業務のうちの一つである「簿記
Hagiyamaです。 今回は主に会計士向けの記事ですが、独立論にも触れています。 私は公認会計士の独立を支援するという目的で、独立開業支援PT(プロジェクトチーム)に参加しています。 独立PTでは年に数回、会計士向けに独立開業に関するノウハウを伝えるという研修会を行っているのですが、今年3月に行った研修会について私の執筆した記事が東京会CPAニュース2019年6月号に記載されましたので、こちらに
matsumotoです。 今回は、弊所が実際に関与した事例(IFRSベースの財務DD)についてお話ししたいと思います。 ※顧客との守秘義務の関係上、この記事内容の一部をフィクションとしています。予めご了承頂ければと存じます。 財務DDの概略 IFRSの話に入る前に、まずはDDの概略について。M&Aの場面において、買手は買収対象会社の調査を実施します。 買収対象会社が本当に「買う」に値する会
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