不知火が大五を殺した経緯が説明されます。 大五と紗那の逢瀬を目撃した不知火。紗那は先に館に戻ります。 不知火は、大五が紗那を手に入れる事により御降家を乗っ取ろうとしているのだと考えます。 当主の息子である自分は後継者から外されたのに、捨童子の出の者になど御降家の跡目を渡してなるかと、不知火は背後から大五の首を水の術で切り落としてしまいます。 それなのに、大五の体は動き、不知火に術で攻撃してきます。 不知火は尚も大五の体を引き裂きます。 それでも蠢き続ける大五の肉片。 不知火は恐ろしくなります。 そこに妖の目を通して事態を知った幽羅子がやってきます。 幽羅子は怯えながら不知火に協力し、妖を使って…