発達障害?神経発達症? 結局どうなってんの?
ポイント 脳の働きの特性により生じる困り感が”生きにくさ”へとつながる場合に、神経発達症(発達障害)と診断されることがある。 発達障害と神経発達症が同じ意味で用いられることが多いが厳密には異なる。 今後は障害としてではなく神経学的多様性の一部として、神経発達症に統一される。 発達障害?神経発達症? コミュニケーションがとれない。落ち着きがない。読んだり書いたりできない。 そういった特徴の相談は、小児科外来で最も多い相談内容のひとつです。これまで、発達障害という病名がメディアや書籍などで取り上げられ、社会的な認知が進みました。慣れ親しんだ発達障害という病名の後を追うように、神経発達症という病名を…
2022/09/19 19:05