こんにちは。山のかご編み屋さんことkeitamaです。 新年の仕事はじめから はや1週間。 休みボケしてしまったのでしょうか?! 重い腰を上げて 教室の準備に取り掛かったわたくしです。 でも、ひとたび紙バンドを手にすれば楽しさに引き込まれ、 この令和2年1月から始まる教室のプランを練りました。 1年を通していろんな ”丸いかご” を編んでいくーーー 小物入れから始まって雑貨かご、キッチンバスケット、収納カゴもまるく、 丸いバッグ、アクセサリーケースやコインケース、みんな丸い形にして。 今年は『丸い底シリーズ』でいきましょう! ワクワクする1年になりそうです。 早速スケジュール表を作りました。 …
こんにちは。山のかご編み屋さんことkeitamaです。 思わぬことが起こりました。 この数日はずっと家にこもり、 ひたすらクリスマスの小物を作っていました。 肩が凝ったり、編みすぎて指が痛くなるのも なんのその・・・ しかしこのまま作り続けても全部は飾れまい・・・一息入れつつ、 ひとまずツリーを出してきて小物を配置してみようと思いました。 ところが・・・ ないのです! 肝心のツリーがありません。 しまってあるべき場所を2回も3回も探しても、何処にもないんです。 頭を傾げ、信じられないと思いでいっぱいでした。 そうなると今すぐに 飾りたくなるもので、 ふもとの店まで買いに走りました。 しかしこれ…
こんにちは。山のかご編み屋さんことkeitamaです。 教室で作るリースの飾り付けを考えていたわたくしですが、 ベルを作り始めればいろんなベルを作ってしまい、 松ぼっくりを作ってみたらまたしてもいろいろ作りたくなって・・・ あちらこちら わき道にそれてしまいましたが 何とかリースのデザインを決めることができました。 これで教室の方はひと安心、ということで 心おきなく脱線してミニリース制作に取り掛かりました! クリスマスツリーに飾れるくらいのミニリース。 先ずは丸く芯を作って、 2本幅にさいた紙バンドをぐるぐる巻いて・・・ こんなのを作ってみました。 紙バンドの余りひもをたくさん引っ張り出してき…
こんにちは。山のかご編み屋さんことkeitamaです。 教室でクリスマスのリースを作る日が迫り、 どうやって飾ろうかと考えていました。 ベルは絶対に付けたいと思うのですが、 何色にしようかしら・・・大きさは? リボンはベルに付けようかしら、それとも本体に? デコパージュペーパー貼ろうか、それともヒイラギの葉・・・ あれこれ作ってみるうちにたくさんのベルが!! 似たようなものばかりですが、これがまた楽しくて 止まらないのです! 教室で作るリースの飾り付けを考えているのだったと 思い直し、再びリースの飾り付けにもどりました。 ポインセチアを作って華やいだ感じを出したいけど、 木の実や松ぼっくりも飾…
こんにちは。山のかご編み屋さんことkeitamaです。 今年も残すところあと1ヵ月足らずとなりました。 今年のかご編み教室の締めの作品はリースです。 『クリスマスバージョン』か『お正月バージョン』を 教室のみなさんに選んでいただき、好きな方を制作します。 どちらもリースをデコレーションするのはとても楽しく、 飾ったところを思い描きながらの制作はより一層楽しさが増します。 『クリスマスバージョン』か『お正月バージョン』のどちらかを みなさんに申し込んでいただきました。 すると、両方作りたいという声の多いこと! ということは・・・1つは教室では作って1つは家で。 家でも作りやすいキットにしなくては…
こんにちは。山のかご編み屋さんことkeitamaです。 お裁縫のお道具箱があるように、わたくしには 紙バンドかご編み専用のお道具入れがあります。 ハサミ、ボンド、テープ、メジャー、せんたくバサミ、ものさし、 目打ちにPPバンド、筆にビンに色鉛筆などーーー かご編みに必要なたくさんの物が入っています。 講座に来てかご編みをされる方は大なり小なり、 どんなものでもいいのですが 道具入れが必要になるので、 新しく講座を始める時は まず かご編み雑貨を入れられる 小物入れを作ります。 もちろん、お菓子を入れてもハンカチを入れてもOK、 どんな雑貨を入れるのにも使えます。 初めての講座で作ったかごに 早…
こんにちは。山のかご編み屋さんことkeitamaです。 今年の紅葉は例年と様子が違い、葉に色がつく前に チリチリと枯れてきていましたので残念に思っていましたが、 今頃になって山々は黄色に色づき始めました。 窓枠の向こうに見える葉は光を放っているかのごとく 輝いていて、部屋の中までも明るく映します。 もみじの赤い色もあちらこちらで目に留まるようになりました。 景勝地とは程遠い里山で、人知れず鮮やかに染まりゆく木々。 今年も無事に見られるのを嬉しく思います。 思いを込める手仕事というのがあります。 針仕事はその代表的な存在ですーーー刺繡をしたり、刺し子を施したり、 着るものを作ったり編んだり・・・…
こんにちは。山のかご編み屋さんことkeitamaです。 すっかり寒くなってきたので暖房器具を出しました。 毎年、本格的に寒くなる前はファンヒーターでしのぎますが、 そのとたん、早々にtomoeがやって来て・・・ こんな状態に! 暖かいところをよく知っています。 去年はこんな所で! ポットの上です 。 こんなに狭い場所でも暖かさを感じたいんですね。 さて、先日久しぶりに友人が遊びに来ました。 知り合いの方からもらったと言うエコクラフトの本と 紙バンドを持って来てくれました。 ランチを食べながら積もる話をたくさんした後で ささやかではありますが、お礼としてプチかごを作りました。 ランチの間で積もる…
こんにちは。山のかご編み屋さんことkeitamaです。 このところ セーターが恋しいと思うほど朝晩は寒くなり、 すっかり日も短くなりました。 さて、先日 鴨長明の『方丈記』の講読を聞いていたときのことです。 教授の解説に妙に納得してしまった部分がありました。 安元の京都の大火事は、戌の刻に出火したとのこと。 教授が解説で、「戌の刻とは午後の8時頃だが、現代の午後の8時とは 比較してはいけない。当時の生活は今のように電気がないから、 夜明けとともに起きて働き、日が暮れれば寝るという生活。 午後の8時はもう真っ暗で夜中です。その時刻の出火は 真夜中の出火ということになり・・・」と言うのを聴いて、 …
こんにちは。山のかご編み屋さんことkeitamaです。 先日お茶会がありました。 誰でも参加できる気軽な催しでしたが、 お茶をたてて下さる方はみなさん、お着物でした。 立ち振る舞いは美しく、さり気なく華やかな空間でした。 淡い黄色に散りばめられた銀色のもみじ・・・ 穏やかで落ち着いた雰囲気の 茶色の着物に描かれた秋の草花模様・・・ 着物姿っていいなぁとうっとりしてしまいました。 うっとりしたところで、着物姿に似合うかごバッグを編んで みようと思い立ち、 こうかしら、それともこんな感じ・・・? と頭をひねり、こうなりました。 夢中で編みましたが、秋らしくないかしら? しまった感じの表情は気に入り…
こんにちは。山のかご編み屋さんことkeitamaです。 忙しくしているうちに季節は進み、日中は暑いながらも 朝晩は寒く、山を歩いているともう秋だなあと感じます。 今日はこんなに美しい葉を見つけました。 紅葉が始まり、これからしばらく目を楽しませてくれそうです。 さて、先日の講座のときのことです。 受講生の方が、前回に完成させた『大きな手さげかご』を 早速使用して持って来て下さいました。 皆さんが 色とりどりの『大きな手さげかご』を作られたわけですが、 作ったものを使ってもらえるというのは本当に嬉しいことです。 それだけでも嬉しいのに、 「これ、作ってみたんですけど...」 と、かごの中から も…
こんにちは。山のかご編み屋さんことkeitamaです。 数日前のことになりますが・・・ 肌寒さに目が覚めると、部屋の中には月の光が明るく差し込んでいました。 AM4:30分頃でした。少し前ならすでに夜が明けていたのに、 今の時期はまだ暗い・・・ 中秋の名月から一日二日過ぎていても美しい月を見られるだろうと思い、 外に出てみました。 虫たちの大合唱の中、西の空に傾いた月が 黒い影のような山の木々の上に 金色に輝いていました。 すると、突然ひびきわたる夜鷹の鳴き声・・・そちらに目をやると 南の空にはオリオン座が! 残暑で暑いと言っているけれど、目に触れないところで 冬が出番を待って待機してているの…
こんにちは。山のかご編み屋さんことkeitamaです。 講座の準備におわれているうちに窓の外は虫たちの声が ひときわ大きくなり大合唱になっているではありませんか! 少し前まではカエルの合唱だったのに、季節の移り変わりは早いものです。 今夜も外では夕立で湿った草の中で、 キリギリスやコオロギが鳴いています。 前回の記事でおばあさんの、「リスがなくやろう?」の話を 書きましたが、当時わたくしは、リスが鳴くとは知りませんでした。 (ウサギのように鳴かないと思っていたのです・・・ウサギの ブヒブヒというか、グーグーというか、鼻息のようなのは鳴き声でしょうか?) 今、山の声に耳を傾けてみると確かにリス(…
こんにちは。山のかご編み屋さんことkeitamaです。 前回に引き続き、布持ち手のかごバッグですが、 やっぱり、瑠璃色のバッグ、編んでしまいました。 今回は1段ごとに紙ラタンひもの追いかけ編みを編んでみました。 海に 輝く波のように見えると言ったら、大げさでしょうか。 布の持ち手は紺色を取り付けてみました。 これもまた、真っ白な雲をイメージして白色の持ち手を付けようか、 深海をイメージして紺色にしようか、迷った末の決断です。 教室の当日も生徒さん方と一緒にひとつ作品を作るので その時は・・・何色を作りましょうか。 よくよく考えなければなりません! 今日もお付き合いいただき、ありがとうございまし…
こんにちは。山のかご編み屋さんことkeitamaです。 この数日、朝晩の空気がかわってひんやりと涼しくなりました。 お盆の少し前にツクツクボウシが鳴き始め、 少し遅れてミンミンゼミ。虫だって負けずとキリギリスが声をあげ、 そうかと思えば、コオロギの鳴き声が聞こえてきました。 暑い暑いと言っていても、少しずつ秋が近づいています。 そう言えば、ちょうどこんな時期だったと思います。 以前、散歩の途中で近所のおばあさんにご挨拶した時に おばあさんが「最近夜、リスが鳴くやろ?」とおっしゃいました。 わたくしは本当に驚いて、「リスって鳴くんですか?」と 目を見開いて聞き返してしまいました。 「聞いたことな…
こんにちは。山のかご編み屋さんことkeitamaです。 何年か前から、人気のデザインのティッシュケースを作っています。 ひとつ作れば それこそ丈夫なので何年も使えます。 自分で使うのもよし、プレゼントにしてもよし、で とても喜ばれます。 作る方にとっても楽しく、もらう方にとっても嬉しい一品です! 持ち手を付けたり、編み方を変えたり、あるいは飾りをかえたり・・・ 毎回少しずつデザインを変えますが、サイズは基本的には同じです。 最近の 講座で作った作品はこれです。 これは、色違いです。花飾りも好みで増やしてあります。 このティッシュケースのどこに人気の秘密があるかと言いますと・・・ 使い道がたくさ…
こんにちは。山のかご編み屋さんことkeitamaです。 毎日毎日、ギラギラと太陽が照りつけ暑いことで・・・ 日陰を見つけて歩くものの、やはり、暑いです。 山暮らしでも耐え難いものです。 とは言え、犬は元気です。以前記事にちょっとだけ 書いたことがありますが、15歳の老犬sheraの元気なこと! 散歩なんて言わなくても、玄関に向かって歩いていくと 「時間ですね!」という感じで走り寄ってきます。 家の外に出ればピョンピョン跳ねて、のびのびと走り出します。 後期高齢者くらいのおばあさんなのですが、 子犬のような無邪気さです! 酷暑というのに、犬のsheraも 山の木々もへこたれてません。 ということ…
こんにちは。山のかご編み屋さんことkeitamaです。 以前の記事、『大きな雑貨かご6つ!これは、編み甲斐がありました!』 で紹介した大きな雑貨かごを講座で編むことになりました。 講座で作る作品は、進み具合を見ながら大体 わたくしから提案させて頂きますが、 「もし、作ってみたいものがあれば教えてください。」 とお伝えしています。 はじめにリクエストがあったのは、大きな手さげかごでした。 講座の材料を運ぶために、いつも2,3種類のかごを持ち歩いていましたが、 それが人気でした。 その頃はまだ講座が始まって間もなかったので すぐには編み始められませんでしたが、この前ついに念願の大きな手さげかごを …
こんにちは。山のかご編み屋さんこと、keitamaです。 今朝は最近では珍しく、爽やかな風がそよいでいました。 久しぶりに山の散歩に出かけ、驚きました。 なんと、山の道下の土手にススキの若い穂が出ています! まだ、お盆を迎える前だというのに。 そしてその向こうには黄色い女郎花ーーー 群生せずにこちらに一本、あちらにまた1本と まばらに咲いている姿ははかなく、可憐です。 7月はかご編み三昧でしたが・・・要するに毎日のように せっせとかご編みをして忙しく過ごしていたわたくしです。 この時期は、 「お中元というのも堅苦しいので、 親しくしている方に気軽にかごバッグや雑貨入れなどを贈りたい」 と、注文…
こんにちは。山のかご編み屋さんこと、keitamaです。 梅雨が明けた途端に夏、全開です。 山の中はむせるような草いきれ・・・ 太陽がギラギラと照りつけるも、何食わぬ顔で 木々は生き生きと茂りっています。 この暑さでは山の散歩もサボりがち・・・ しかし実のところ、暑さを理由に大きな顔をして かご編みに熱中することができるのです。 知り合いの方の 知り合いの方が、 「事務所で使いたいんだけど、ハガキや封筒を入れるピッタリのサイズの 入れ物がなかなか見つからない」と困っていたそうで、 「そういうサイズに合わせて作れるでしょうか?」 と相談を受けました。 「それはもう、お手の物です!紙バンドの得意分…
こんにちは。山のかご編み屋さんこと、keitamaです。 注文品のかご作り、作品作り、講座等々、慌ただしく過ごしていたら、 なんということでしょう⁈ もう、梅雨あけの時期に! 辺りではセミの声が にぎやかになり、夜はカエルの大合唱です。 時が経つのは早いもので、真夏の陽射しが すぐそこまで来ています。 すっかりご無沙汰してしまいました。 今回の注文は夏に活躍するかごが中心でした。 かご そのものが夏っぽいのですが、先ずは配色でしょうか。 やはり、涼しそうなものや、ビビットなカラーが人気でした。 中でも、わたくしのお気に入りは こちら 基本的な編み方を組み合わせて作りましたが、 涼しげでシックな…
こんにちは。山のかご編み屋さんこと、keitamaです。 今回、またしても、紙バンドって自由だなぁと思いました。 本当に好きな形、好きなサイズ、好きな色で何でも編めてしまうのです。 知り合いの方で、すてきな俳画を描いていらっしゃる方がみえます。 花をこよなく愛されていて、 手入れの行き届いた見事な庭に、季節によって咲く花々。 その折々に、時間をかけてスケッチされるそうです。 そして愛おしむように、ひと筆、またひと筆、心を込めて色をのせられた 貴重な絵を見せていただきました。 牡丹の花が語りかけてくるようです。 絵の展示会があると作品を会場に搬入します。 絵を大切に運ぶのはもちろんですが、額が傷…
こんにちは。山のかご編み屋さんこと、keitamaです。 初級コースでコサージュを作り、バッグに付けました。 大き目のコサージュがアクセントとしてバッグを引き立てます。 たくさんのモノを収納出来る使いやすいバッグです。 コサージュの作り方は、 芯の部分、 12本幅の紙バンド 1.5cm×10本 これを1本幅で8mmの高さまで切り込みを入れます。 これは手間がかかりますが、よく切れるハサミなら切りやすいです。 こんな感じです。 下の部分にボンドをつけてクルクルっと巻きます。 後の9枚も同じようにカットして重ねて巻いていくと芯が出来ます。 そして、花びら(1) 4本幅 10cm×20本 花びら(2…
こんにちは。山のかご編み屋さんこと、keitamaです。 知り合いの方でウクレレ教室に通っている方がいらっしゃいます。 「毎回、楽器と楽譜を持ち、自分のカバンを持って行くから 荷物が多くて持ちにくくて・・・何とかいい方法はない?」 とのことでした。 そこで、楽譜を入れる専用のかごバックを編んでみました。 A4サイズに合わせて編みました。 縦32cm×横30cm×高さ33cmです。 持ち手の高さまで入れると高さは48cmになります。 この方はマクラメ編みが大好きなので真ん中に入れました。 裏側はこんな感じです。 お渡ししたところ、バッグにご自分で編んだ飾りをつけて 使っていらっしゃいました。これ…
こんにちは。山のかご編み屋さんこと、keitamaです。 先日、枇杷をひと枝いただきました。 淡いだいだい色は 何とも優しい色合いで、見ていると 心がふんわりとあたたかなイメージで満たされます。 ひとつ取って食べると、淡い甘みの柔らかな味。 貴重なものをいただきました。 山道を歩いていて 何年くらい前だったか、 ひとり生えの枇杷を見つけました。 鳥が種を落としたのか、何かの動物が食べたのか・・・ ヒノキ、スギ、ナラ、クリ、ケヤキ、シイ、カエデ、サクラにカキ、 数えたらきりがないほどこれらの木々は生えてきますが、 枇杷がひとり生えするのを見るなんて とても珍しいです。 散歩をするたびに、「ちゃん…
こんにちは。山のかご編み屋さんこと、keitamaです。 大きな手さげカゴの講座が始まりました。 これは初級コースの大きな手さげカゴですが、 このかごを編むのに多分、10~12時間かかると思います。 自宅で制作する場合はなかなか集中して時間が取れないので、 いろんな雑事の合間に編んで3~4日、 お勤めされている方などは、もっとかかるでしょう。 1回の講座の時間は3時間で、2回の講座で完成予定です。 講座時間内に出来なかった部分は宿題となりますが 3時間集中して編むとかなりのところまで進みます。 作るかごが大きいのでひとつのパーツも大きく、 横ひも1本100cm以上ですし、側面編みひもですと も…
こんにちは。山のかご編み屋さんこと、keitamaです。 保育園からの依頼で現在教室にある棚にサイズに合わせて 引き出しのように使える大きな雑貨入れを編んで欲しいとの 依頼を受けました。 全部で6個です! これは相当な作業でしたが、とても編み甲斐がありました。 保育園で遊ぶ子どもたちのことを考えながら、わくわくするような かごにしたいと思い、色とりどりの紙バンドを使いました。 サイズは、縦43cm×横43cm×高さ23cmです。 これだけ大きなものになるとかなりの強度が要求されます。 さて、どんな作り方が適しているかしら・・・ 強度とコストパフォーマンスを考え、こんなデザインにしてみました。 …
こんにちは。山のかご編み屋さんこと、keitamaです。 大きな朴の木の葉が茂る季節が来ました。 とても大きくなる木で 葉も大きければ、花もまた大きく、 つぼみも大きく、白くて厚みのある花びらが開いたところは圧巻です。 木の高いところに花が咲くので 気付きにくいのですが、 辺りに ほの甘い いい香りがふわりと漂うので、 あぁ、今咲いているんだと分かります。 山道を歩いていて手が届きそうな所にある朴ノ木を見つけました。 大抵は大木ばかりで、うーんと高い所にしか葉がありませんが、 これなら、葉を収穫?できるかも と思う高さの木を見つけました。 しかしこれが、やはり 近づいて見ると背が高いのです。 …
こんにちは。山のかご編み屋さんこと、keitamaです。 初級者の講座で小物入れを編みました。 <追いかけ編み>に加え、覚えると便利な<引き抜き編み>と 取り付けると どんなものも可愛らしく見えてしまう<花結びボタン>を 課題に入れました。 <追いかけ編み>も<花結びボタン>も、 編み始めの部分でみなさん、ちょっと苦労していらっしゃいましたが、 覚えてしまえば大丈夫です。 受講生の方から、コスメグッズを入れたいとの声がありましたので レースを使って乙女チック?な感じを加えてみました。 バラバラして まとまりにくい化粧品のボトル類ですが、 このかごに入れれば、可愛らしく並べて使うことが出来ます。…
こんにちは。山のかご編み屋さんこと、keitamaです。 今回は300cmほど余った紙バンドを使って ランプシェードを作ってみました。 中はこんな感じです。 季節がよくなり、夕方から夜にかけて 外で過ごす時間がふえてきました。 西日が射して山の木々がオレンジ色に染まる時間。 日が沈み、夕暮れ時に空に浮かぶ ピンク色の雲が 形を変えながらゆっくりと流れていく時間。 金色に輝いていた山々の稜線が やがて来る夜の青さに向かって 静かに変化していく時間。 どの時間も美しい時間ですが、 そのあとにやって来る夜の時間もまた格別です。 そこで、ランプシェードの登場です。 山の夜は真っ暗です。 まわりを取り巻…
こんにちは。山のかご編み屋さんこと、keitamaです。 今回は『ママ講座』という所から依頼を受けました。 『ママ講座』というのは、まだ小さいお子さん(0歳から2歳くらい) のお子さんを連れていらっしゃるママさんたちが、 子育て支援員さんのサポートを受けながらされる講座です。 そこで、1時間くらいで出来る小物入れを編みたいということでした。 1時間・・・ 内容はかなり制限されます。 もちろん、普通であればそうでもないのですが、 おかあさんたちは何しろ 大忙しで とても大変です。 前回は2回コースで手さげかごを編みました。 みなさん、しっかり最後まで編み上げ、コサージュも 付けました。 せも、作…
こんにちは。山のかご編み屋さんこと、keitamaです。 今、山の所々で ヤマボウシが咲いています。 このヤマボウシ、花は空に向かって、見て!と 言わんばかりに咲いています。 若い木はまだ花をつけず、 花をつけるころは木の丈が大きくなっていて、 葉の上に飛び出して咲くようなその花は、 見上げても歩いている視点からは葉に遮られよく見えません。 庭木だと本当によく映えるこのヤマボウシは、あらゆる木々が 雑多に茂る山の中でひかえめに咲いているのです。 それがあるとき、散歩道の途中にヤマボウシの大木を見つけました。 もう、大感激です!6~7mはあります。 木を見上げ、葉の間にチラリとのぞく白い花びら・…
こんにちは。山のかご編み屋さんこと、keitamaです。 雨が上がったので散歩にでかけました。 しっとりと濡れている木々・・・ 空には雲の切れ目からうっすらと青い空ものぞきはじめていますが、 歩いていると方々から 葉から落ちた雨のしずくがまた葉の上に落ちて あちらこちらでパラパラパラ・・ パラパラパラ・・・と 雨上がりの余韻を感じさせます。 湿った空気につつまれて山道を歩いていると 霧に浮かびあがるように やさしいピンク色の花が咲いています。 ささゆりです。 うつむき加減に咲くこのささゆり、数日前はまだ 青いつぼみでした。 ひと雨降ったら、あっという間に開花していました! 見張っていないと⁈見…
こんにちは。山のかご編み屋さんこと、keitamaです。 しばらく前になりますが、ある方から相談を受けました。 娘さんが3年間使ったがごバッグがあるのだけれど・・・ 今はもう使うことはないが、思い出がいっぱい詰まっていて 捨てることも出来ない、どうしたものかということでした。 見せていただくと、3年間電車通学に使われていた というだけあって それはそれは使い込まれたものでした。 写真ではよく分かりませんが、 全体に薄汚れて 持ち手は茶色に黄ばんでいました。 底部分のかどの紙バンドは 2本幅の3本縄編みでしたが、 擦れてちぎれているところもありました。 不思議なのは、使っている時は古くなってきて…
こんにちは。山のかご編み屋さんこと、keitamaです。 今、野ではアザミが花開き、辺り一面を彩っています。 赤紫色の この花を生けるのには どんな形の花器がいいかしら・・・ いろいろ考えてこんなのを編んでみました。 背の高いアザミに合わせて、花器も筒状に。 素朴で落ち着いた感じにしてみました。 紙バンドとループひもを使った、 思い立ったらすぐに編んでしまえるデザインです。 段ボール紙を丸くカットします。 わたくしは直径6.5cmにしましたが、中に入れるビンの大きさに 合わせるといいと思います。 《紙バンドで花瓶(ビンじゃないけど)を作ってみました》の 記事を参照していただけると嬉しいです。 …
こんにちは。山のかご編み屋さんこと、keitamaです。 2年程前のことだったでしょうか。 知り合いの方に頼まれて手さげかごを作りました。 デザインと色指定で作りましたが、とても気に入って下って いつも使ってくれていました。 先日、持ち手の取り付け部分が取れそうになったと カゴを見せてくれましたので、他の部分もチェックしてみると、 底のかどの部分も擦れて傷んでいました。 大切に使ってくださっているので、ぜひ修理したいと思い、 持ち帰らせていただいたのです。 竹細工の手さげかごのように、気に入ったものは直しながら ずっと使っていただけたら、そんなに嬉しいことはありません。 ところがしかし・・・ …
こんにちは。山のかご編み屋さんこと、keitamaです。 大きな手さげカゴの講座がついに始まります。 この講座に向けて時間をかけて準備してきましたが、 最後の山場となるキット作りが終わりました。 そしていよいよ明日 第1回目、講座の初日を迎えます。 楽しみでワクワクしています! キットはこんな感じに出来上がりました。今回はズシリときます! 講座が始まる前に、早く来た人から見本を見つつ、 その日自分が作る作品の色を選びます。 みなさんいつも どの色の組み合わせにしようかと あれやこれやと手に取って、決めた と言っては やっぱりこっちの色にしようかと迷い・・・ 受講生のみなさんがそうやって選んでい…
こんにちは。山のかご編み屋さんこと、keitamaです。 かご編み教室の体験コーナーで 何度かストラップ作りをやりました。 ミニバッグ、キャンディ、ケーキ、花、動物など、 いろいろな機会に 多くの方々が参加してくださいました。 今回初めて新しいバージョンとして ケーキとキャンディを考えて作ってみました! これが、かわいい!と大人気に!! 子どもも大人も、子どもの付き添いのお父さんも、 中学生も、おばあちゃんも。 本当にたくさんの方々に体験していただけて、 出来上がってくる個性あふれる作品を見ていると、 今度はどんなのができるかなぁと ワクワクして楽しかったです。 そして、こちらは 棒つきキャン…
こんにちは。山のかご編み屋さんこと、keitamaです。 このところ、講座で作る大きな手さげかごのデザインと試作に 明け暮れる日々でしたが、やっと決まりました! これからやって来る夏に向けて 遊びのシーンでも、部屋において物入にしても、 爽やかさが感じられたらと思います。 落ち着いた雰囲気のかごを好まれる方も多いので 見本として2種類作りました。 でも、ブラウンを主のカラーにしても やはり、ブルーは明るい印象になりました。 オレンジ系やピンク系、白黒系なんかも作りたかったけど・・・ かごが大きいと見本を幾つも作るのはむずかしいです。 本当は、受講生のみなさんが材料を見て 出来上がりをイメージし…
こんにちは。山のかご編み屋さんこと、keitamaです。 これは、前回の記事で紹介したいtomoeです。 こんなところでもリラックスすることが出来るようですが、 何と言っても好きなのは手さげかごの中です。 かご編みをしようと材料の紙バンドを用意すると すぐさまやって来て、 匂いを付け、 毛づくろいを始めて・・・ 自分の場所みたいに思っています。 そして、かごが置いてあろうものなら・・・ あっという間に。 サイズが合わなくても。 とにかく、入らずにはいられない様子です。 何がそんなにtomoeを惹きつけるのでしょうか。 かごの底での爪とぎも忘れません。 大切な手さげかごだというのに・・・ かと言…
こんにちは。山のかご編み屋さんこと、keitamaです。 今日はわたくしの家にいるねこ、tomoeの話です。 大抵の猫って狭い所が大好きですが、それにもれず tomoeも、段ボール箱を見つければすぐに入り、 引き出しや扉が開くと素早く入り込むので、 気づかないまま閉めてしまうことも。 なんか、遠いところで鳴き声がするけど・・・ と声に聞き耳を立てると閉じ込められていた、 ということもしばしばあります。 そんなtomoeは、理由は分からないけれど 生後9~10ヵ月くらいで飼主に捨てられたそうで、 わたくしのところで飼ってほしいと頼まれてやって来た ねこでした。 手を差し出すと引っ掻くし、ガブリと…
こんにちは。山のかご編み屋さんことkeitamaです。 前回の記事で、紙バンドの余りひもを使って ハンガーに巻き付けてアレンジしてみましたが、 今回は再度、紙バンド絵手紙に挑戦してみました。 いろんな方が紙バンドで見事な立体的な花を作られていますが、 平面的に草花や木々を、作ることが出来たら・・・ 初めはほんの小さな一部分を切り取るところから。 余りひもの使い道としては、大したことはないけれど 作っているときの楽しさはとても大きなものです! 今朝、山道の散歩をしていたら、山椒の木に出会いました。 朝露にしっとりとしたその葉からいい香りがするかしらと 顔を近づけると なんて小さな、山椒の幼い実!…
こんにちは。山のかご編み屋さんこと、keitamaです。 ひとつカゴを編むごとに、"紙バンドの余り"は必ず出て来ます。 講座で作った時も、受講生のみなさんに 「ほんの小さな切れ端でもいろいろな使い道がありますから 取っておくといいですよ」と話すのですが・・・ かごバッグにつけるコサージュはもちろん、 ストラップ、マグネットなどなど、講座の合間に作ったりもしますが、 実のところ、わたくしはミニチュア物を作るのが 得意ではないのです。 もちろん、見る分には大好きです。 その根気と仕事の美しさに感激し、 あまりの精緻さにため息さえ漏らしてしまうのですから・・・ もっと簡単で大量に消費できないかしら …
山のかご編み屋さんこと、keitamaです。 お昼頃、1本の電話がありました。 社会福祉協議会の関係で お年寄りが集まるサロンでかご編みを教えて欲しい とのことでした。 なんと、年齢は80代から90代の方々で 最高年齢は96歳だそうです! 以前、老人会からの依頼で70代後半から80代の 方たちとやったことがありますが、今回はそれ以上です。 通常、初心者の方とはこんな感じの作品を 2~3時間かけて完成させます。 今回は1~2時間での完成ということなので 少し小ぶりのかごを提案してみました。 これならゆっくり時間をかけても完成出来そうです。 ところが、ある方が大きな作品を作りたいと 要望があるとの…
こんにちは。山のかご編み屋さんことkeitamaです。 今日の山道は、水分をたっぷりと含んだ空気、 辺りは白っぽく薄い霧の中を歩いているみたいでした。 木の影もいつもと違うように見え、緑は深く 静かで別のところに来ているみたい‥‥ その時、目の前を素早く横切っていくものがありました。 なんと、リスです! その素早さったら‥‥ 気が付いたら、もうアッという間に 木の上にいて、枝から枝へ飛び移り、 よく見たくて目で追ったのですが、すぐに見えなくなってしまいました。 少し小さめの、子どものリスでした。 それはもう一生懸命で、 精一杯の力を尽くして逃げて行ったんでしょう、慌てなくてもいいのになあ。 と…
こんにちは。山のかご編み屋さんことkeitamaです。 今朝、山道を散歩していると どこから香ってくるのかーー ほんのり甘く、それでいて爽やかさも感じられる いい匂いが漂って来ました。 辺りを見回すと、これはと思う花が見つかりました。 スイカズラです。 山のいろいろな木に巻き付いて絡まり、 木からしたらかなり迷惑?でしょうが、 花も美しければ、ツルの上でしなやかに揺れて咲いているさまも 目を引きます。 この花を生けるのにはどんな花瓶が似合うのかしら‥‥ こんなのはどうでしょう。 アクセントに持ち手を付けてみました。 紙バンドで作ってあるので中にはガラスの小ビンが入れてあります 。 いろんなサイ…
こんにちは。山のかご編み屋さんことkeitamaです。 6月上旬の講座で作る"大きな手さげカゴ"の試作品を 作っていますが、デザインがなかなか決まらず 今、4つ目を作ってるところです。 少し、落ち着いた雰囲気にしてみました。 ひとつ目、 ふたつ目、 みっつ目‥‥ 入れたい編み方が他にもいろいろあるけど、 "作りやすくて、使いやすくて、持ってて楽しい” そんなことを考えているとなかなか決まらないものです。 受講生のみなさんの数年越しの希望とあれば力が入ります。 満足のいく作品を作ってほしい! 段々と日にちが迫ってきたから、頑張ります。 今日もお付き合いくださり、ありがとうございました。
こんにちは。山のかご編み屋さんことkeitamaです。 今日も日課の愛犬?との散歩で(この犬は元気あふれる14歳で、 語ることがたくさんあるのですが、それはまたの機会に) 山道をトコトコと歩いていました。 朝日がまぶしく爽やかな山の朝、あら、こんなところに ハハコグサ 野に咲く花って愛らしく、一生懸命で‥‥心惹かれます。 これを絵にすることが出来ればいいのにと思うのですが、 絵を描くことにずっと憧れているにもかかわらず、悲しいことに わたくしには全く画力がありません。 そうだ、紙バンド使えないかな‥‥ あれやこれや考えて、こんなふうにしてみました。 紙バンド絵手紙です。 (つたない絵でスミマセ…
こんにちは。山のかご編み屋さんことkeitamaです。 かご編み教室で以前から受講生さん方が作ってみたいと リクエストがあった"大きな手さげカゴ"。 実はこれ、始めはわたくし自身のミシンにサイズを合わせ、 専用持ち運びカゴを作ったのがきっかけでした。 大は小を兼ねるとはよく言ったもので 使い勝手が良く、いろいろなシーンで使えます。 かご編み教室の道具やたくさんの材料を運ぶのにも とても重宝しています。 大きさはこれくらいで‥‥どんな手さげカゴにしましょうか。 配色はどうしよう、どんな編み方を入れようか、ただ今試行錯誤中です。 今日もお付き合いくださり、ありがとうございました。
はじめまして。山のかご編み屋さんこと、keitamaです。 紙バンドのかご編み教室の講師をしています。 何を作ってみようかなと、ああでもない、こうでもないと 考える毎日です。 紙バンドのかご編み教室では、 こんな感じのものを受講生のみなさんと作っています。 毎日の散歩では、山の中で移り変わる自然を感じつつ 山菜を摘んだり、季節の花を楽しんだり‥ 日々、そんな感じで過ごしています。 ワラビを摘めば、わらび摘みようの目籠のようなものを編んでみようかしら‥‥ と思い、山桜が花を咲かせれば、それを生ける花瓶(ビンじゃないけど)を 作ってみようかと思い‥‥ いろいろ考えてみんなで作るのをとっても楽しみに…
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