またまた『徒然草』の師匠モノである。 「またまた」といえば、かつて『パイプのけむり』という随筆があったことを思い出した。 これは正編の評判がよかったのか次々に続編が刊行されたが、これが「2巻、3巻」ではなかったのが面白かった。 『パイプのけむり』『続パイ
韓国ソウル再会旅行18-鐘路三街駅死の彷徨(大袈裟)-(河童亜細亜紀行240)
不幸中の幸いで美味しい朝食にありついた私たち一行である。 ここからは別行動になる。 私たち夫婦は知人のA社長に会いに南大門に、娘たち一行は昨日の続きで明洞に出かける。 娘たちは昨日と同じようにタクシーを捕まえて行ってしまった。 私たちは地下鉄で
韓国ソウル再会旅行17-アワビ粥を食べ損なって面目を潰す-(河童亜細亜紀行239)
翌日の朝は御一行の意向に従って鮑粥の店に行く。 鮑粥といえば釜山の「済州屋(仮名)」が日本人観光客には有名だが、ソウルにはないので仁寺洞の粥屋に案内すると予告していた。 「オネスト(仮名)」で検索して大体この辺りだろうなと当たりを付けておいたのだが、何せ空
韓国ソウル再会旅行16-仁寺洞の夜は更けゆく-(河童亜細亜紀行238)
黒豚パーティーはお開きとなったが、私とA君は10年振りの再会である。 ここでお別れという訳にはいかない。 ホテルの近くで飲み直すことにする。 一旦ホテルに帰って身支度をしてホテルのホールに降りると、A君がソファーに座って誰かに電話を掛けている。
韓国ソウル再会旅行15-済州島の黒豚を堪能す-(河童亜細亜紀行237)
A君の知人の店までの無限に思える道のりを歩いている私たちである。 A君はあるときは地下街に降り、あるときはまた地上に戻りして目的地に近づいているようだ。 地下街に入ったのは女性陣をトイレに行かせるためのようだ。全員が一斉にトイレに行く。気の利く男であ
韓国ソウル再会旅行14-宴会前に清渓川を通り過ぎる-(河童亜細亜紀行236)
全員集合した私たちは早速今晩の会食場所に向かう。 鍾路五街というところにあるA君の知人がやっている焼肉屋で、色々な部位を出してくれるということだ。 A君と私が先頭になり、一行をコンダクトする。 まず地下鉄で移動である。 乙支路入口という駅で乗るのだが、私
韓国ソウル再会旅行13-ロッテ百貨店に集う-(河童亜細亜紀行235)
西瓜ジュースに癒されて旧友A君との待ち合わせ場所である「寄って百貨店(仮名)」に向かって歩き始めた私たち夫婦である。 通りには色々な屋台が立ち並んでいる。 「クルカンジョン」というお菓子。翻訳のしようがないが、ハチミツ味のサーターアンダギーというところか。
韓国ソウル再会旅行12-4年振りの明洞で西瓜ジュースを貪る-(河童亜細亜紀行234)
ホテルでタクシーを呼ぶことを拒否された私たちは、大通りに出てタクシーを拾うことにした。 韓国でタクシーを止めるときは右手を遮断機のように横に上げて親指を立てるのが作法である。 ところが、なかなか止まってもらえない。客の乗っていないタクシーは結構走ってい
韓国ソウル再会旅行11-人が代われば態度も変わる-(河童亜細亜紀行233)
今回宿泊するホテルはまだCOVID-19の感染拡大が始まる前に泊ったことのあるホテルである。 一寸古くて「ウォッス!Let's (仮名)」はないが、部屋は清潔で、スタッフは皆日本語が喋れ、親切である(あった)。 立地も良い。 歩いて数分で鍾路三街という要衝の駅に着く。 こ
韓国ソウル再会旅行10-やっと仁寺洞に到着-(河童亜細亜紀行232)
空港鉄道の車窓の風景を見ているうちに一寸うとうとしてしまった。 目が覚めると列車はソウル駅に到着間近だった。 ここからはタクシーを拾わなければならない。地下鉄だとホテルの最寄り駅から結構歩いた記憶があったからだ。 ところが列車が着いたのは地下7階であ
韓国ソウル再会旅行9-空港鉄道でソウル駅まで行く-(河童亜細亜紀行231)
目が覚めると飛行機はもう仁川まで来ていた。 1時間ちょっとのフライトである。 着陸。 早速入国手続きと、行きたいところだが、LCCはそうは問屋が卸さない。ここから地下鉄にのってメインのターミナルに行くのである。 長い長い渡り廊下を通ってやっと入国手続
韓国ソウル再会旅行8-出発の機内で-(河童亜細亜紀行230)
手荷物検査も終わり、出発ロビーで「デオ林檎(仮名)」を使って韓国語の勉強をしているうちに搭乗時刻が来たので機上の人になる。 バスで随分運ばれてから階段を登る。 またも「羽根の上」、別名「貧乏席」である。 前回ソウルに行ったときは、「最悪の日韓関係」と云わ
韓国ソウル再会旅行7-手荷物検査はいつもドタバタ-(河童亜細亜紀行229)
やっと手続きの時間になり、列に並んだ私たち一行である。 私以外のメンバーは女性である。 かつ、皆さん初めてもしくは久しぶりの海外であるから、普段よりかなり派手な出で立ちである。 妻の知人たち3人はレインブーツを新しく買ったらしく、嬉しそうに見せびら
韓国ソウル再会旅行6-福岡空港の土産物-(河童亜細亜紀行228)
逸る心を抑えつけながら車を走らせ、福岡空港に着いた。 もう既に発券窓口には行列が出来始めている。 私達も並ぼうとしたのだが、私達の便名を聞いた職員さんから阻止されてしまった。私達の乗る飛行機の搭乗手続きの開始までまだ1時間くらいあるそうだ。 仕方がない
韓国ソウル再会旅行25-妻が空港保安室に呼び出される-(河童亜細亜紀行)
空港に着いた私たちは搭乗予定の「エアのプーさん(仮名)」の窓口に行き、スーツケースを預ける。物凄い重さだが、1つ当たり15kgになるように既にホテルで調整済みである。私たちが泊まったホテルには荷物の重さを計れる機械が設置してあるのだ。今回接客の悪さばかり強
韓国ソウル再会旅行5-再会する人(日本人)-(河童亜細亜紀行227)
もう一人の再会する人は日本人である。 大学時代からの旧友で、長年韓国の南北問題に取り組んできたジャーナリストである。 彼については何度か書いたことがある。 私が最初に渡韓した時の相棒も彼であった。まだ'88ソウルオリンピックが開催される前である。 南大門
韓国ソウル再会旅行4-再会する人(韓国人)-(河童亜細亜紀行226)
いよいよ旅行初日。 私たち家族は6:00に起きて身支度を整える。 スーツケースに入れる荷物や手荷物については前夜に既に準備完了である 。 スーツケースを二階から降ろして車に積む。 重いっ! 階段を下ろす時に二の腕が攣りそうになる。 一体何が入っているのか。
韓国ソウル再会旅行3-旅のお供はマイベストDマウントレンズ-(河童亜細亜紀行225)
ツアーの立案と手配というツアコンとしての仕事が終わったら今度は自分が旅を楽しむための準備である。 まず持って行くカメラとレンズの選定だ。 後で旅の想い出をブログにまとめるためにも写真は欠かせない。 「スマホで撮ればいいじゃん」と思うかもしれないし、私自
韓国ソウル再会旅行2-ツアコンは大変だ-(河童亜細亜紀行224)
さて、同行6人の韓国ツアーの立案と手配を命じられた私は、早速これに取り掛かった。 「命じられた」と書いたが、勿論これは日本で普通に行われている無言の圧力による事実上の命令であり、これに対する私の忖度の結果である。日本人のお家芸と云ってよい。 実はその時既
韓国ソウル再会旅行1-4年振りの韓国旅行決定!-(河童亜細亜紀行223)
もう生きている間は韓国に行くことはないのではないかと薄々思っていた。 一つはCOVID-19の感染がなかなか収束しないことだったが、それ以上に感染によって異常なくらいに高まった内向き意識と排外主義のせいである。 感染症が排外主義の絶好の栄養であることは歴史を
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またまた『徒然草』の師匠モノである。 「またまた」といえば、かつて『パイプのけむり』という随筆があったことを思い出した。 これは正編の評判がよかったのか次々に続編が刊行されたが、これが「2巻、3巻」ではなかったのが面白かった。 『パイプのけむり』『続パイ
古文初学者向けの『徒然草』で忘れていたものがあったので一つ。 それは「公世の二位のせうと」という話である。 これは歴史的仮名遣いの良い勉強になる外に、話としてもなかなか面白い。 まず、初学者は「せうと」が読めない。 これはローマ字で考えると分かりやす
『枕草子』で「春はあけぼの」と並んで定番なのが「うつくしきもの」である。 「うつくし」は例によって先生が、「古文の『うつくし』は『美しい』ではありません。『可愛い』です。」と声を張り上げそうだが、これまた「をかし」や「あはれなり」と同じく生徒に印象付け
久し振りに『枕草子』である。 しかもド定番の『春はあけぼの』。 この段はほとんどの人が中学の時に習っていて、かつ、暗誦させられて今でも諳んじられる人もいるかもしれない。[原文] 春は、あけぼの。やうやうしろくなりゆく山ぎわ、すこし明かりて、紫だちたる雲の
教科書に載っている『徒然草』はなぜか人生訓や説教じみたものが多い。 前回取り上げた「友とするに悪しきもの七つあり」なども教訓と云えなくもない。 これまたよく教科書に取り上げられる52段「仁和寺にある法師」もまた最後は教訓である。[原文] 仁和寺にある法師
青春は悩み苦しむ時期である。 「自分とは何者なのか」「自分はどうやって生きて行けばいいのか」 いわゆるアイデンティティについて、初めて真剣に考える時期だからである。 自分の長所だけではなく、短所をも、これまでそうしてきたような直感的な把握ではなく、初め
久々の『徒然草』である。 古文初学者の教材としてよく用いられるものに109段「高名の木登り」がある。 [原文] 高名の木登りと言ひし男、人をおきてて、高き木に登せてこずゑを切らせしに、いと危ふく見えしほどは言ふこともなくて、降るるときに軒たけばかりになりて、
高校生の古文入門編として、「児のそら寝」と共にもう一つよく使われる『宇治拾遺物語』が「絵仏師良秀」である。[原文] これも今は昔、絵仏師良秀といふありけり。家の隣より火出で来て、風おしおほひてせめければ、逃げ出でて、大路へ出でにけり。人の描かする仏もおは
高校で古文を習う時、入門として最初に教わる教材として、『宇治拾遺物語』が使われることが多い。 特に多いのは「児のそら寝」である。[原文] 今は昔、比叡の山に児ありけり。僧たち、宵のつれづれに 「いざ、かいもちひ せむ。」と 言ひけるを、この児、心寄せに聞
無情の雨で二つの花は散ってしまった。 どういうものか牡丹札の撮影は雨に祟られる。 それでもまだ1個だけ牡丹が咲いている。 これに今年最後の望みをかけて「牡丹に蝶」撮影は休日である4月19日(韓国では学生革命の日である。全然関係ないけど)の午後一杯を使って行わ
牡丹スカ札と「牡丹に青丹」の作成が終わり、いよいよ次は「牡丹に蝶」の撮影開始である。 というより、私は今年の牡丹が咲いた瞬間からあわよくばまず「牡丹に蝶」を撮影するつもりであった。 それ以外の札はそれからでも十分間に合う。 ところが、花が咲いたのはいつ
3年越しの執念が実り牡丹スカ札を手にした私であったが、本命の「牡丹に蝶」を作成する前にもう一つの課題が残っていた。 「牡丹に青丹」である。 現在までに私が最も出来が良いと思っている青丹札は「紅葉に青丹」である。 リアル写真で花札を作る29-紅葉青短の芸術-(
全国のリアル花札ファンの皆様(推定100名)、お待たせしました。 我が「(株)リアル花札本舗(架空)」が2年振りに放つ新商品、「牡丹スカ札」でございます。 思えば、植木屋に騙されて添付の写真とは似ても似つかないピンクの牡丹を買わされたのが2年前。 しかも花が咲い
垓下を約800騎で脱出した項羽は、漢軍の5000騎に追跡され、20数騎まで数を減らして烏江(うこう)という河の畔までやって来る。 ここを越えたらもう江東である。かつて会稽の郡守殷通を殺して兵を挙げたところだ。[書き下し文] 是(ここ)に於(おい)て項王乃(すなわ)ち東(ひ
[書き下し文] 項王則ち夜起(た)ちて、帳中(ちょうちゅう)に飲(いん)す。美人有り、名は虞(ぐ)、常に幸せられて従う。駿馬(しゅんめ)の名は騅(すい)、常に之(これ)に騎(き)す。是(ここ)にて項王乃ち悲歌忼慨(ひかこうがい)し、自ら詩を為(つく)りて曰く、「力は、山を抜き、
遂に天下二分の和睦が結ばれた。 最初の形勢からするならば信じがたいことである。 和約は鴻溝を境として東を楚、西を漢とするものであった。鴻溝は黄河と淮河を結び南北に走る運河である。 項羽が約に従って東に帰ろうとしたとき、突如として漢軍が背後から襲い掛かる
その後も楚漢は戦っては項羽が劉邦を走らせるという状態が続いたのだが、次第に争闘が長期に亘った影響が出てくる。 それを象徴するのが次の場面である。[書き下し文] 漢王、則(すな)ち兵を引きて河(かわ)を渡り、復(ま)た成皋(せいこう)を取り、広武(こうぶ)に軍し、敖
遂に反項羽の烽火を上げた劉邦だったが、これを項羽は一蹴する。これぞ鎧袖一触である。[書き下し文] 項王乃(すなわ)ち西のかた粛(しゅく)より晨(あした)に漢軍を撃ちて東(ひがし)し、彭城(ほうじょう)に至り、日中(にっちゅう)に大いに漢軍を破る。漢軍皆走り、相随(あい
劉邦のいなくなった咸陽に項羽が入った。 劉邦は咸陽入りしたときにその煌びやかな財宝に眼が眩んで略奪しようとしたのだが、部下の張良や樊噲に諫められて泣く泣くこれを封印したのだ。 しかし、項羽にはそうした部下がいなかった。 何故いなかったか、それを示すの
自分が先に秦都咸陽に入ったことで項羽が激怒していることを知った劉邦は、側近の張良に云って旧友で項羽の叔父の項伯にとりなしてもらい、項羽と面会する。後に「鴻門(こうもん)の会」と呼ばれる。[書き下し文] 沛公(はいこう)、旦日(たんじつ)、百余騎を従え来たりて項
「後3人…」と、「ボルボ13(仮名)」のようなことを呟いてみる。 数多いるかぐや姫の求婚者のうち、主に身分と財力でエントリーされた5人のうち既に2人が脱落した。 次は阿部御主人(あべのみうし)である。 この人は先の二人のような皇族ではないが、なにせ右大臣である。
「石つくりの皇子」がぶつぶつ云いながら退場した後は、「くらもちの皇子」の登場である。 姫が皇子に課したのは「蓬莱の玉の枝を持ってくること」である。 蓬莱というのは日本から見て西側の大陸にある理想郷である。 ただし、大陸の人たちから見れば東の涯にある理
さて、取り敢えず現実を知った人たちが後景に退いてもなお求婚する5人の人たちに、かぐや姫はそれぞれ難題を出す。 まずは「石つくりの皇子」に対する課題、「仏の御石の鉢」である。 これは釈迦牟尼が生前愛用していた光り輝く椀のことらしい。 私がまだ18歳くらいの時
さて、竹取の翁と媼の子供となったかぐや姫はすくすくと育つ。 これがどれくらい「すくすく」だったかといえば、三月くらいで成人の大きさに育ってしまったのだ。 すると翁は早速姫の成人の儀式を始める。 考えてみれば三か月の幼女をいきなり成人させてしまったのだか
「竹取物語」といえば古くから日本人に親しまれてきたおとぎ話である。 だが、話の内容はといえば、竹取の翁が竹の中に小さなお姫様を見つけたこと、そしてそのお姫様が月に帰って行ったことしか知らない人が 多いのではないだろうか。 これは「金太郎」が小さい頃熊に跨
さて、「大和物語」の第149段「沖つ白波」である。 題名は勿論幼馴染の妻の夫の無事を願う歌から取っている。 「沖つ白波」は「筒井筒」の幼馴染の話をすっとばし、いきなり[原文] 昔、大和の国葛城の郡に住む男・女ありけり。で始まる。これについては現代誤訳は要らな
さて、「業平、人としてどうよ」という部分にやってきた。[原文] まれまれかの高安に来てみれば、初めこそ心にくくもつくりけれ、今はうちとけて、手づから飯匙取りて、笥子のうつわものに盛りけるを見て、心憂がりて行かずなりにけり。[現代誤訳] たまーに例の河内の
「17の純愛」を貫いて一緒になった業平とその妻であったが、二人を「現実」「生活」が襲う。[原文] さて、年ごろ経るほどに、女、親なく、頼りなくなるままに、もろともに言うかひなくてあらむやはとて、河内の国、高安の郡に、行き通う所出できにけり。[現代誤訳]さて、
冒頭の絵と内容が全く関係ないことをお詫びします。 さて、「伊勢物語」の中で最大の問題作、第23段「筒井筒」について語らねばならない時がやってきた(別に義務じゃないけどね)。 この「筒井筒」は昔は問題作でも何でもなかった。 戦前の昭和歌謡「湯島の白梅」にも
さて、業平一行は更に旅を続け、武蔵国と下総国の国境にやってきた。 武蔵国は今の東京、埼玉、神奈川に跨がっており、下総国は千葉県と茨城県に跨がる領域である。 今では全国でも一番人口が密集している地帯だが、業平が生きた時代にはドの付く田舎である。 ここ
河童国の東上りは前回で終わってしまったが、人間国の東下りはまだ続く。 一行は歩きに歩いて駿河の国まで来た。今でいう静岡県である。 「宇津の山」というところに至ると、一行の行く道はどんどん人気の無い心細い道になってゆく。 「えうなき者と思いなし」(自分を役
河童国の東上りは前回で終わってしまったが、人間国の東下りはまだ続く。 一行は歩きに歩いて駿河の国まで来た。今でいう静岡県である。 「宇津の山」というところに至ると、一行の行く道はどんどん人気の無い心細い道になってゆく。 「えうなき者と思いなし」(自分を役
「業平、都辞めるってよ」の報に「え、一人で行くってヤバくね?」「ヤベーよ!」と色めき立った不良貴族たち(決めつけるな)に連れ添われて、東へと向かう列車で、じゃなかった、勿論その頃にはそんなものはないので、徒歩で東へと向かった業平一行は三河の国、八橋と云うと
「業平、都辞めるってよ」の報に「え、一人で行くってヤバくね?」「ヤベーよ!」と色めき立った不良貴族たち(決めつけるな)に連れ添われて、東へと向かう列車で、じゃなかった、勿論その頃にはそんなものはないので、徒歩で東へと向かった業平一行は三河の国、八橋と云うと
冒頭の絵と内容が全く関係ないことをお詫びします。 私の本職(前職?)の言語聴覚士国家試験の過去問に次のような問題がある。 第16回PM8 40歳の男性、商社の営業課長。几帳面な性格。休日も出社して仕事をしていたが、2週間前から不眠、全身倦怠感、食欲減退がみら
冒頭の絵と内容が全く関係ないことをお詫びします。 私の本職(前職?)の言語聴覚士国家試験の過去問に次のような問題がある。 第16回PM8 40歳の男性、商社の営業課長。几帳面な性格。休日も出社して仕事をしていたが、2週間前から不眠、全身倦怠感、食欲減退がみら
「芥川」と云われれば多くの人は芥川龍之介を思い出すであろう。 ただ、伊勢物語第6段に同名の話があり、私は平安朝に関する知識が深く「王朝物」と呼ばれる小説群を残した芥川龍之介はこの段から自分のペンネームを取ったのだろうと長いこと思っていた。 芥川龍之介の「
「芥川」と云われれば多くの人は芥川龍之介を思い出すであろう。 ただ、伊勢物語第6段に同名の話があり、私は平安朝に関する知識が深く「王朝物」と呼ばれる小説群を残した芥川龍之介はこの段から自分のペンネームを取ったのだろうと長いこと思っていた。 芥川龍之介の「
どういう風の吹き回しか国語の教師をしている。 教師は授業をしなければいけないから授業の準備をする。 今年の3月までは医学の授業をしていたから準備では医学のことを調べていたが、今は国語のことを調べている。 これまでに「羅生門」「宇治拾遺物語」「竹取物語」の
どういう風の吹き回しか国語の教師をしている。 教師は授業をしなければいけないから授業の準備をする。 今年の3月までは医学の授業をしていたから準備では医学のことを調べていたが、今は国語のことを調べている。 これまでに「羅生門」「宇治拾遺物語」「竹取物語」の