【ビール】え?バカと呼ばれたビール!ブルッグスゾット【ベルギー・エール】
今回紹介するビールはブルッグスゾットです。 このブルッグスゾットはブルージュという町にあるドゥ・ハルヴ・マーン醸造所で造られているビールです。その歴史にもブルッグスゾットの意味にも面白いエピソードがありました。 <ブルッグスゾットにまつわるエピソード> ブルッグスゾットとは ブルッグスゾットとはブルージュのバカという意味があります。このような名前を付けられたのにはこんなエピソードがあります。 ブルージュのバカと呼ばれるようになったエピソード ある時、当時のオーストリア皇帝であるマキシミリアン公がブルージュにやってきました。それを知った市民たちはブルージュに精神病院を作るために資金援依頼のパレー…
【ビール】ラガービールの元祖!シュパーテン ミュンヘナーヘル【ドイツ・ラガー】
今回紹介するビールは「シュパーテン ミュンヘナーヘル」です。 このビールを造っているシュパーテン醸造所は1397年にはミュンヘン市に納税していたという記録があります。歴史ある醸造所なのです。 <シュパーテン ミュンヘナーヘルとは> 「シュパーテン ミュンヘナーヘル」は 世界で初めて誕生したラガービールです。つまり日本のビールである、アサヒビールや麒麟ビールなどのラガービールも、このシュパーテン ミュンヘナーヘルが誕生していなければ、存在していなかったのです。ある意味では日本ビールの父といっても良いビールではないでしょうか?ちなみに、日本では「シュパーテン プレミアムラガー」と呼ばれていることも…
【日本酒】機械化と手作業の融合!鏡山【埼玉・小江戸鏡山酒造】
今回紹介するの日本酒は鏡山です。 この鏡山は1999年に一度途絶えてしまった日本酒なのですが、その8年後に見事、復活をとげた知る人ぞ知る銘酒なのです。 <鏡山(日本酒)とは> <鏡山、復活のエピソード> <鏡山の復活に当たって直面した問題> <鏡山が復活するために決めたこと> 参考サイト <鏡山(日本酒)とは> 鏡山は元々、1875年に鏡山酒造として創業しました。創業してからは1999年までの長い間、川越の地で愛飲されていた日本酒です。現在は小江戸鏡山酒造さんが醸している日本酒が鏡山なのです。ちなみに鏡山の由来は、創業者の一人が滋賀県の出身で、故郷の名峰である鏡山をしのんで蔵と銘柄の名前に鏡山…
第5位:ネス湖の水が仕込み水のウイスキー 第4位:バグパイプが隠し味? 第3位:世界一周したウイスキー 第2位:魔女が酒質を決めている!? 第1位:隠し味は人肉!? 今回はこてっちゃんがウイスキーについて調べていて「面白いと思った隠し味」のウイスキーエピソードをランキング形式で紹介します。独断と偏見でベスト5の紹介となっていますのでお楽しみいただけたら幸いです。もし興味の湧くエピソードがありましたら読んでみてください。 第5位:ネス湖の水が仕込み水のウイスキー グレンアルビン // リンク このウイスキーを造っていた蒸留所はすでに閉鎖されていますが、仕込み水はあのネッシーが生息していると言われ…
【日本酒】冒険への第一歩!玉川 生もと 純米酒 コウノトリラベル【京都・木下酒造】
<玉川 生もと 純米酒 コウノトリラベルにまつわるエピソード> コウノトリの意味 「玉川 コウノトリラベル」の特徴 <玉川にまつわるエピソード> 玉川の意味 日本初!外国人杜氏の酒蔵 参考サイト 今回紹介するの日本酒は「玉川 生もと 純米酒 コウノトリラベル」です。 この日本酒はラベルに自然仕込と銘打っているのですが、その名の通り、まさに自然仕込みの日本酒なのです。そして、無濾過、生原酒のお酒でもあります。そんな「玉川 生もと 純米酒 コウノトリラベル」のお酒ですが、この日本酒には面白いエピソードが沢山あったのです。 <玉川 生もと 純米酒 コウノトリラベルにまつわるエピソード> コウノトリの…
【ビール】死者と一緒に楽しむビール!DAY OF THE DEAD BEER(デイ オブ ザ デッド )【メキシコ・エール】
今回紹介するビールは 「DAY OF THE DEAD BEER」です このビールはいつも仲良くしてくださっている、ばくさんのブログ記事で紹介されていて、大変興味深いビールだったので調べてみました。ちなみに、まだ飲むことはできていません^^; <DAY OF THE DEAD BEERとは> DAY OF THE DEAD BEERの意味は「死者の日」を意味しています。このビールはメキシコを中心とした伝統行事である「死者の日」を祝うために造られたビールなのです。ちなみに、この死者の日をテーマにしたディズニー映画である「リメンバー・ミー」がありますが、ディズニーシーではハロウィンイベントの期間中…
【ウイスキー】え?ウイスキーのダンヒル?ダンヒル オールド マスター【ブレンデッド】
今回紹介するウイスキーは「ダンヒル オールド マスター」です。 ダンヒルといったらイギリスを代表する高級ファッションブランドですが、実はそのダンヒルがウイスキー造りをしているのです。その時に造られたのが、この「ダンヒル オールド マスター」なのです。 <ダンヒル オールド マスターについて> ダンヒル オールド マスターは1978年にダンヒルが世界で有数の酒類メーカーであるI・D・V社に「どんなに費用がかかっても最高のウイスキーを造ること」という条件で依頼したことから誕生したウイスキーです。そんなダンヒル オールド マスターですが、1990年に英国輸出功労女王賞を受賞しています。 <ダンヒル …
【ウイスキー】最も色が薄いウイスキー?マノックモア【スペイサイド】
今回紹介するウイスキーはマノックモアです。 <マノックモアについて> マノックモアはウイスキーの中でトップクラスに色が薄いウイスキーとして有名です。色が薄いから、香りや味も薄いのかなと思う方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。香り豊かなウイスキーで、ユニークなモルトウイスキーとなっています。このマノックモアですが、最も色が薄いと紹介しましたが、実は他の樽詰め業者から出されたものは、樽の違いからなのか普通の琥珀色になっている面白いウイスキーでもあります。 <マノックモアの由来> マノックモアの意味はゲール語で「大きな丘」という意味があります。この名前は蒸留所の近くにマノックヒルという…
【日本酒】吟風?雄町?いやいや、大切なのは原料処理!相模灘【神奈川・久保田酒造】
今回紹介する日本酒は相模灘です。 現在の社長である久保田晃さんは、京都市立芸術大学で日本画を勉強していました。そんな芸術を学んできた人がつくるお酒は「米の旨味を生かしたバランスのいい食中酒」なのです。 <久保田酒造の土地柄にまつわるエピソード> とても綺麗な水 久保田酒造は相模原市緑区の山間にひっそりと建っています。蔵の上流の家では、未だに井戸水を使って生活をしているほど水が綺麗で豊富な場所なのです。久保田酒造さんはそのきれいな湧水を無加工で使用して酒造りを行っているのです。 裏の裏は表 地盤が固く米作には向かない土地柄なことから、神奈川県の米でなく、外から仕入れた米を使っている。神奈川県は、…
【ウイスキー】!アードベッグセレンディピティ12年【ブレンデッド】
今回紹介するウイスキーはアードベッグセレンディピティ12年です。 ※このウイスキーの広告を見つけることができなかったため、現時点ではウイスキーの写真なしです。購入次第写真を貼らせていただきます セレンディピティ、それは「偶然による幸運」 研究者の間では「偶然を成功に結び付ける能力」という意味 <アードベッグ セレンディピティの誕生エピソード> アードベッグはアイラ島で造られるシングルモルトです。そのアードベッグ17年を造るときに誤ってグレンマレイの12年をブレンドしてしまったのです。これでは商品にならないと廃棄しようとするのですが、試しに飲んでみたところ、とてもおいしいウイスキーになっていたの…
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BAR子てっちゃんのお店情報
お久しぶりです。こてっちゃんです!面白いお酒を知ったので紹介していきたいと思います。久しぶりなので、書き方を忘れてしまっていますがお手柔らかに。 今回紹介する日本酒は零響-Absolute 0-です。以前紹介した伯楽星を作っている新澤醸造店が作っているお酒ですね。 以前、伯楽星の記事で「ワインのように100万円でも楽しめるような、いくら払っても飲みたいと思わせるような酒造りに挑戦」と紹介しましたが、この零響はその一つの答えを出したようなお酒なのです。 ちなみにお値段は「零響(れいきょう) - Absolute 0 - 500ml」が38,5000円もするとんでもないお酒になっております。 【日…
今回紹介するビールは水曜日のネコです 水曜日のネコはヤッホーブルーイングで造られているビールです。このビールはローソンなどのコンビニでも売られていて、その特徴的なパッケージデザイン、名前から印象に残っている人も多いのではないでしょうか?今回はそんな水曜日のネコの誕生エピソードと名前の由来を紹介したいと思います。 <水曜日のネコの誕生エピソード> 水曜日のネコの開発は女性をメインターゲットにした「ベルジャンホワイトを造ってほしい」というマーケティング部門の要望から始まりました。それに対して醸造責任者である森田正文さんの答えは「できない」だったのだとか。というのもベルジャンホワイトは無濾過の酵母入…
今回紹介するビールは「サッポロ 開拓使麦酒仕立て」です。 このビールはサッポロビールから数量限定で2021年2月2日から販売されています。買える場所はファミリーマートのみなのですが、このビールが販売されるまでには面白いエピソードがありました。 サッポロ 開拓使麦酒仕立てのエピソード 突如決まる発売中止 このビールは、もともと1月12日に発売予定のビールでした。しかし、1月8日に商品デザインの一部に誤表記が見つかるのです。その誤表記というのがLAGERというつづりをLAGARとしてしまうミスでした。 もちろん、ただ表示をミスしただけなので、成分や味などには何の問題もなかったのですが、「デザインも…
みなさんはウイスキーをプレゼントに送る時にどうやって選べばいいかわからないことがありませんか?そこで今回はプレゼントを選ぶうえで、ふさわしいエピソードのあるウイスキーをまとめてみました。このウイスキーたちと一緒にメッセージを添えてプレゼントをしてみてはいかがでしょうか? 旅立つ人へ贈られたウイスキー!ベル 出会いと別れのウイスキー!トマーティン 152歳まで生きた老人が由来のウイスキー!オールドパー 素敵な恋のエピソードがあるウイスキー!フォアローゼズ 挑戦する人への敬意が込められたウイスキー!ヘネシーナジェーナ 70歳で夢を実現させたウイスキー!アランモルト 偉大なる祖父を超えるために造られ…
今回紹介するビールは富士桜高原麦酒ヴァイツェンです。 このビールは富士桜高原麦酒で造られているビールで、このブルワリーの定番銘柄の受賞歴は150を超えるというのだから、とてつもない話です。そんな定番銘柄の一つである富士桜高原麦酒ヴァイツェンがつくられるまでには面白いエピソードがありました。 <手間暇かけて行われる糖化作業> 普通、エール系ビールの糖化は一定温度で行う1ステップの方法か、途中で一度だけ温度を変える2ステップの方法が一般的です。ですが、富士桜高原麦酒では5~6ステップの段階を踏んで、酵素が発酵工程で働きやすい環境を整えるのです。その方法はドイツで学んできた昔ながらの造り方で、この「…
今回紹介するウイスキーは山崎です <山崎とは> 山崎は、いまやYAMAZAKIとして海外のウイスキーマニアにも広く知られているシングルモルトウイスキーです。 山崎蒸留所で生産されているウイスキーなのですが、この山崎蒸留所は国産ウイスキー第一号である「白札」を発売した蒸留所であり、日本最古の歴史を持つモルトウイスキー蒸留所なのです。 <山崎誕生エピソード> 山崎は1984年に創業者である鳥井信治郎氏の次男の佐治敬三氏が誕生させたブランドです。当時は、高度経済成長が頂点を極めつつあった時代でした。そんな、価値観が多様化する時代には個性の強いシングルモルトが好まれると考え、日本を代表するシングルモル…
今回紹介するウイスキーはチェイヴェックです <チェイヴェックの意味> チェイヴェックは「チェイヴェック ナン イーラン」が正式名称で、ラベルに描かれている漁船の名前です。意味は「島の可愛い娘」で、スラングで「グラス1杯のウイスキー」という意味もあります。 <チェイヴェックが造られた目的> ラベルに書かれている文字ですが、実は英語ではなく全てゲール語です。というのも、このチェイヴェックを造られた目的の1つが、いまや約1%の人にしか使われなくなってしまったゲール語普及があるのです。というのもそもそも、スコットランド人の祖先の一部はアイルランドから渡ってきたゲール族なのです。「ゲール語がこのまま廃れ…
今回紹介するウイスキーはリズモアです <リズモアとは> リズモアとはローン湾に浮かぶ、風光明媚で気候温暖として有名な小島の名前で、ゲール語で大きな庭園を意味しています。その名の通り、色とりどりの花に覆われて白砂の海岸と緑に囲まれた美しい島なのです。 <リズモア島にまつわる恐ろしい伝説> スコットランドにキリスト教を布教した聖コロンバとその弟子の聖モルアグは、リズモア島にキリスト教を布教したいと長い間考えていました。そんな二人は、ある日マル島からリズモア島へそれぞれの小舟に乗って漕ぎ出します。すると次第に競争となり、聖コロンバの方が先に島につきそうになります。すると、聖モルアグは突然持っていた斧…
今回紹介するウイスキーは響です <響とは> 響はサントリーの創業90周年を記念して、サントリーの粋を結集した傑作を出したいという思いから生まれたウイスキーで、1989年に発売されました。数あるサントリーのウイスキーの中でも最高峰の位置づけです。様々なタイプで熟成されたシングルモルト原酒が見事に組み合わさり、まさに味と香りのハーモニーを奏でているのです。 <響に込められた思い> 響きという名前には、ウイスキーづくりを通して、世界中の人々や、かけがえのない自然と共生していきたいという思いを表す「人と自然と響きあう」というサントリーの企業理念が込められています。また、当時チーフブレンダーを務めていた…
今回紹介するウイスキーはダルユーインです <ダルユーインの由来> ダルユーインとはゲール語で緑の谷間という意味です。その名の通り、蒸留所のそばまでドラムウッドやキャロンの森が広がる、緑に囲まれた谷間にあります。 <ダルユーインの歴史> ダルユーイン蒸留所は1852年にウィリアムマッケンジーという農夫によってスぺイ川の支流であるキャロン川を跨ぐように建てられます。その11年後に対岸にストラススペイ鉄道が開通したこと、さらにはスペイ川に架かる橋が建設されたことから、製品の輸送が簡単になり、また原料である大麦も鉄道によって運ぶことができ、生産を順調に伸ばすのです。 1891年にはスカイ島のタリスカー…
今回紹介するウイスキーはクレイモアです <クレイモアの由来> クレイモアとはハイランドの戦士たちが使ったという両手で持つ巨剣のことで、敵をなぎ倒すために使われた剣です。そのあまりの大きさに二人で担いで戦場に運んだとも言われているのです。 <クレイモアと名づけられた理由> そんなクレイモアですが昔から愛国心と勇気の象徴として見られてきたもので文献上には13世紀の頃から登場するほど歴史が古いのです。ちなみにスコットランド独立の英雄であるウィリアム・ウォレスがイングランド軍を破ったスターリングブリッジの戦いで手にしていた武器がクレイモアだったのです。こういった理由からクレイモアと名づけられたのでしょ…
今回紹介するウイスキーはスペイキャストです。 今回は写真がなしです。 <スペイキャストの由来> スペイキャストとはスペイ川で発達した釣りの技法で、フライのキャスティング方法のことです。スペイ川は有名なサーモンの釣り場で世界中から多くの釣り人が集まるサーモンフィッシングのメッカなのです。このスペイ川は、スコットランド一の急流なこと。両側が高い土手になっているため、竿を高く振り上げるオーバーヘッドキャストができないことからできた投げ方なのです。ちなみにこの投げ方を修得するには5~6年はかかるといわれるほど複雑な投げ方なのです。 <なぜ、釣りのキャスティング方法が由来になったのか?> サーモンフィッ…
今回紹介するウイスキーはベイリー・ニコル・ジャーヴィーです <ベイリー・ニコル・ジャーヴィーの由来> ベイリー・ニコル・ジャーヴィーは、ウォルタースコットの小説であるロブロイに登場する人物の名前が由来になっているのです。ロブロイは実在する人物なのですが、このベイリー・ニコル・ジャーヴィーは創造した人物で、ロブロイの従兄弟という設定になっています。 <ベイリー・ニコル・ジャーヴィーのエピソード> ロブロイの物語の中でベイリー・ニコル・ジャーヴィーがロブロイを訪ねてアバフォイル旅篭で武装した山賊に襲われるのですが、火かき棒で応戦して見事追い払うというシーンがあります。もちろんこの話は架空のストーリ…
今回紹介するウイスキーはダフトミルです。 <ダフトミルとは> ダフトミル蒸留所は、正式にオープンしたのが2006年と比較的新しく、農家の古い建物を改造しただけの小さな蒸留所です。創業者はフランシスとイアンという兄弟です。本業は農家で、大麦や小麦などの穀物とジャガイモなどの野菜類、そして牛を飼うミックスファームを行っています。 <蒸留所を建設した理由> ウイスキーが好きな二人はあるとき、「畑でとれた大麦を使ってウイスキーを造ったら面白い」と考えたのだそうです。そして、本当に蒸留所を建ててしまったのでした。考えるだけでなく実行に移してしまうのがなんともすごい話ですね。 <ダフトミルのウイスキー造り…
今回紹介するのはブレアアソールです <ブレアアソールの由来にまつわるエピソード> ブレアアソールの創業は1798年でもともとは「オルト・ダワー」を意味するオルダワーという名前だったのです。ちなみに、このオルトダワーはゲール語でカワウソの小川を意味していて、現在も蒸留所の敷地内に流れている仕込み水にも使われている川なのです。ブレアアソールに改められたのは1825年以降のことで、蒸留所名のもととなったのがアソール公爵で、この公爵が住んでいる場所がブレア城なのです。このアソール公爵という人物ですが、イギリスで唯一、私兵(軍隊)を持つことを許されている大貴族で、ブレア城には昭和天皇が皇太子時代に滞在し…
今回紹介するのウイスキーはバルミニックです すみません。今回は写真は無しです。 <バルミニック蒸留所とは> ジェームズマクレガーが建てたバルミニック蒸留所は、正式に認可蒸留所としてスタートしたのが1824年のことです。ですが、このバルミニック蒸留所の地であるクロムデイルは密造酒づくりのメッカの地。このバルミニックも1824年以前から密造を行っていたのでした。そんなバルミニックですが、実は免許を取得したのにはこんなエピソードがありました。 <密造ををやめて認可蒸留所となったエピソード> ある時、マクレガー農場を訪れた税吏が盛大な歓待を受けます。その時に税吏が外にある不審な小屋を見つけます。実はこ…
今回紹介するウイスキーはタムドゥーです <タムドゥーとは> タムドゥーはゲール語で「黒い塚」「黒い小丘」という意味です。タムドゥーはスペインやイタリア、フランスで良く飲まれている食後酒としても適したスペイサイドを代表するウイスキーです。またフェイマスグラウスやダンヒル オールド マスターの中核をなしているウイスキーでもあります。 <タムドゥー蒸留所の特徴> タムドゥーの特徴はサラディン式モルティングという製麦法を採用していることです。このサラディン式モルティングは、伝統的なフロアモルティングが仕込める大麦の量がせいぜい10~12トン程度であることに対して、一度に220トンもの大麦を仕込むことで…