【ビール】こてっちゃんが叱られる~ビールの泡の秘密~【雑学】
ねえねえ、こてっちゃんこの中で、人とのつながりを一番大切にしていそうな人ってだ~れ? とりあえず僕が行かせてもらっていいですか? アイコンの準備もあまりできていないらしいから、どうぞどうぞ。 (なんかメタいな。てか誰だよ)この時期になるとよく忘年会なんてあったりするよね? そうですね。(まぁ、今年は忘年会2回しかやってないけどな) 忘年会の最初の一杯って何を飲む? とりあえずビールですかね~ そうだね。瓶ビールが各テーブルに置いてあったりなんかしちゃって、それをグラスについで、乾杯するよね。 そうそう。自分以外の人に注ぐときに泡ばかりになって失敗することもあって申し訳なくなったりするんだよね~…
今回紹介するのは澤乃井です。 この蔵は1966年から他の蔵よりも早くから蔵見学を始めています。無料で酒蔵見学ができ、インターネットから予約ができるので興味のある方は行ってみると面白いですよ。 <澤乃井の蔵のエピソード> 澤乃井には元禄蔵、明治蔵、平成蔵の3つの蔵があり、それぞれ役割が違うので面白いです。 元禄蔵 ビンテージの日本酒が貯蔵されている。現代では考えられないほどの太い梁の組構造。元禄16年につくられて約300年間そのままの姿を保っている。壁は土壁なこと。また天井が高く作られているため、熱い空気は上にあがることから、夏でもエアコンを使わずに涼しさを保った構造になっている。 明治蔵 仕込…
【ビール】黄金の谷の伝説!オルヴァル【ベルギー・トラピストビール】
今回紹介するのはオルヴァルです。 このビールはトラピストビールと呼ばれるビールで、ノートルダム・ド・オルヴァル修道院で造られています。黄金の谷を意味するオルヴァルにはこんな伝説がありました。 <オルヴァルにまつわるエピソード~マチルドの泉の伝説~> 現在の修道院近くには旧修道院の廃墟となった場所があります。そこにはマチルドの泉というオルヴァルの醸造に使われる泉があるのです。 むかし、むかし、イタリアのトスカナ侯爵婦人であるマチルド未亡人がいました。そのマチルド婦人がオルヴァルを訪れたときに、谷にあった泉のほとりで休憩していると、泉の底に夫の形見の金の指輪を誤って落としてしまいます。そこでマチル…
【ウイスキー】わくわく、ドキドキ!ブレンデッドモルト ♯2【ブレンデッド】
今回紹介するのはブレンデッドモルト ♯2 です。 このウイスキーは世界No.1小売店に3回も選ばれた販売店で「マスター・オブ・モルト」という販売店でブレンドされた少量生産されているブレンデッドウイスキーなのです。 <ブレンデッドモルト ♯2にまつわるエピソード> マスターオブモルトとは 創業は1985年となっていて比較的新しい販売店です。このお店が面白いのは、このお店独自にブレンドしたウイスキーを販売しているということで、2015年には「ワールド・ベスト・ブレンデッドウイスキー」、「ワールド・ベスト・グレーン」、「ワールド・ベスト・フレーバード・ウイスキー」の3部門を制覇するという快挙も成し遂…
【ビール】日本のビールの歴史を塗り替えたブルワリー!サンクトガーレン【神奈川・エール】
今回紹介するのはサンクトガーレンです。 サンクトガーレンは神奈川県の厚木市にあるブルワリー(ビールの醸造所)です。このサンクトガーレンの醸造責任者の岩本伸久さんは日本人で初のクラフトビールを販売したたり、ビールの歴史を塗り替えるなど快挙だけでなく、とても波乱万丈な人生を歩んできた方なのです。 <クラフトビールが日本で造られるまでのエピソード> 日本が小規模醸造所を解禁していなかった1993年、岩本伸久さんの父である岩本光生さんが経営する飲茶店でビールづくりを始めました。 エールビールとの出会い 岩本光生さんはアメリカと日本で飲茶店をチェーン展開していたのですが、たまたま食事で入ったお店がブルー…
ワイン】あなたはこのワインの名前の意味に気づけますか?OROPPAS(オロッパス)【カリフォルニア】
今回紹介するのはオロッパスです。 このお酒の名前には面白い由来があるのですが、わかった方はいらっしゃるでしょうか?今回はちょっぴり謎解き気分で考えてから読んでみると面白いかもしれません。 <オロッパスが造られるワイナリーについてのエピソード> このワインが造られているのはカリフォルニアのナパ・ヴァレーにあるセント・クレメント・ヴィンヤーズという120年の歴史を持つ小さなワイナリーで造られています。一時期はサッポロがこのワイナリーを所有していましたが、現在はベリンジャーが買収し入手が中々できないワインとなっています。 <オロッパスにまつわるエピソード> このワインは1987年にワイナリーをサッポ…
今回紹介するのは大山Gビールです。 このお酒は「くめざくら大山ブルワリー」で造られているビールで、大山の恵みをたっぷり受けて造られるクラフトビールなのです。 <大山Gビールを造る要素> 地蔵滝の泉 大山Gビールでは地下150mから大山の伏流水を汲み上げています。地蔵滝の泉から湧き出る水と同じで、この水は大山の雪解け水が400年もの年月をかけてろ過されて湧き出ている軟水なのです。元々は5mほどの滝だったのが豪雨で崩壊してしまったので現在の形になったのだとか。平成の名水百選にも選ばれていて地元の人も汲みに来る湧水です。 二条大麦であるダイセンゴールド この大麦は黒ボク土(火山灰からできた触った感触…
今回紹介するのはディンプルです。 このお酒を製造しているのはジョンヘイグ社なのですが、このヘイグ家はスコットランドの歴史にかなり関わっていたのでした。 <ヘイグ家についてのエピソード> ヘイグ家の始まり ヘイグ家の始まりである開祖のペイトリュース・デル・ハガはイングランド王国の開祖であるノルマン公ギョーム(在位1066~1087年)とともにフランスから渡ってきた貴族の一人でした。ペイトリュース・デル・ハガはその武勲から、報酬として領地が与えられ、900年にわたって多くの分家を輩出し、対イングランド戦争など様々な戦いにもヘイグ家の勇者たちが参戦。イングランドに併合された後も、軍人や勇者を輩出しス…
【日本酒】人生何が起こるかわからない!奥播磨【兵庫・下村酒造】
今回紹介するのは奥播磨です <純米酒造りにたどり着くまでのエピソード> 下村酒造の元々の経営方法 元々下村酒造さんは三倍増造酒(三増酒)を造っては灘に桶売りすることで何とか経営をしていましたが、他の酒蔵同様、日本酒の消費が減るにつれて灘が買ってくれる量が減っていきます。このままでは廃業していってしまうのでは、と思っていた時に転機が訪れるのです。 ※三増酒について知りたい方は下の記事をご覧ください www.bar-kottechan.work 差し伸べられた救いの手、そして厳しい条件 そんな状況の中、地元で良い提携先を探していた、大手酒造メーカーの剣菱から桶買いの話が舞い降りてくるのです。ただし…
【ウイスキー】日本の為にブレンドされたシーバスリーガル!シーバスリーガル ミズナラ エディション【ブレンデッド】
今回紹介するのはシーバスリーガル ミズナラ エディションです 皆さんシーバスリーガルというお酒を知っていますか?当ブログでもスコッチ界のプリンスとして紹介したお酒ですが、実はこのウイスキーには日本人に向けて造られたものがあるのです。それがシーバスリーガル ミズナラ エディションなのです。 シーバスリーガルの記事はこちら www.bar-kottechan.work <シーバスリーガル ミズナラ エディションにまつわるエピソード> 2013年10月に、コリン・スコット氏が日本人に喜んでもらえるように、国民の口に合っているテイストに仕上げて販売されたのがこのお酒です。面白いことにインスピレーション…
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BAR子てっちゃんのお店情報
お久しぶりです。こてっちゃんです!面白いお酒を知ったので紹介していきたいと思います。久しぶりなので、書き方を忘れてしまっていますがお手柔らかに。 今回紹介する日本酒は零響-Absolute 0-です。以前紹介した伯楽星を作っている新澤醸造店が作っているお酒ですね。 以前、伯楽星の記事で「ワインのように100万円でも楽しめるような、いくら払っても飲みたいと思わせるような酒造りに挑戦」と紹介しましたが、この零響はその一つの答えを出したようなお酒なのです。 ちなみにお値段は「零響(れいきょう) - Absolute 0 - 500ml」が38,5000円もするとんでもないお酒になっております。 【日…
今回紹介するビールは水曜日のネコです 水曜日のネコはヤッホーブルーイングで造られているビールです。このビールはローソンなどのコンビニでも売られていて、その特徴的なパッケージデザイン、名前から印象に残っている人も多いのではないでしょうか?今回はそんな水曜日のネコの誕生エピソードと名前の由来を紹介したいと思います。 <水曜日のネコの誕生エピソード> 水曜日のネコの開発は女性をメインターゲットにした「ベルジャンホワイトを造ってほしい」というマーケティング部門の要望から始まりました。それに対して醸造責任者である森田正文さんの答えは「できない」だったのだとか。というのもベルジャンホワイトは無濾過の酵母入…
今回紹介するビールは「サッポロ 開拓使麦酒仕立て」です。 このビールはサッポロビールから数量限定で2021年2月2日から販売されています。買える場所はファミリーマートのみなのですが、このビールが販売されるまでには面白いエピソードがありました。 サッポロ 開拓使麦酒仕立てのエピソード 突如決まる発売中止 このビールは、もともと1月12日に発売予定のビールでした。しかし、1月8日に商品デザインの一部に誤表記が見つかるのです。その誤表記というのがLAGERというつづりをLAGARとしてしまうミスでした。 もちろん、ただ表示をミスしただけなので、成分や味などには何の問題もなかったのですが、「デザインも…
みなさんはウイスキーをプレゼントに送る時にどうやって選べばいいかわからないことがありませんか?そこで今回はプレゼントを選ぶうえで、ふさわしいエピソードのあるウイスキーをまとめてみました。このウイスキーたちと一緒にメッセージを添えてプレゼントをしてみてはいかがでしょうか? 旅立つ人へ贈られたウイスキー!ベル 出会いと別れのウイスキー!トマーティン 152歳まで生きた老人が由来のウイスキー!オールドパー 素敵な恋のエピソードがあるウイスキー!フォアローゼズ 挑戦する人への敬意が込められたウイスキー!ヘネシーナジェーナ 70歳で夢を実現させたウイスキー!アランモルト 偉大なる祖父を超えるために造られ…
今回紹介するビールは富士桜高原麦酒ヴァイツェンです。 このビールは富士桜高原麦酒で造られているビールで、このブルワリーの定番銘柄の受賞歴は150を超えるというのだから、とてつもない話です。そんな定番銘柄の一つである富士桜高原麦酒ヴァイツェンがつくられるまでには面白いエピソードがありました。 <手間暇かけて行われる糖化作業> 普通、エール系ビールの糖化は一定温度で行う1ステップの方法か、途中で一度だけ温度を変える2ステップの方法が一般的です。ですが、富士桜高原麦酒では5~6ステップの段階を踏んで、酵素が発酵工程で働きやすい環境を整えるのです。その方法はドイツで学んできた昔ながらの造り方で、この「…
今回紹介するウイスキーは山崎です <山崎とは> 山崎は、いまやYAMAZAKIとして海外のウイスキーマニアにも広く知られているシングルモルトウイスキーです。 山崎蒸留所で生産されているウイスキーなのですが、この山崎蒸留所は国産ウイスキー第一号である「白札」を発売した蒸留所であり、日本最古の歴史を持つモルトウイスキー蒸留所なのです。 <山崎誕生エピソード> 山崎は1984年に創業者である鳥井信治郎氏の次男の佐治敬三氏が誕生させたブランドです。当時は、高度経済成長が頂点を極めつつあった時代でした。そんな、価値観が多様化する時代には個性の強いシングルモルトが好まれると考え、日本を代表するシングルモル…
今回紹介するウイスキーはチェイヴェックです <チェイヴェックの意味> チェイヴェックは「チェイヴェック ナン イーラン」が正式名称で、ラベルに描かれている漁船の名前です。意味は「島の可愛い娘」で、スラングで「グラス1杯のウイスキー」という意味もあります。 <チェイヴェックが造られた目的> ラベルに書かれている文字ですが、実は英語ではなく全てゲール語です。というのも、このチェイヴェックを造られた目的の1つが、いまや約1%の人にしか使われなくなってしまったゲール語普及があるのです。というのもそもそも、スコットランド人の祖先の一部はアイルランドから渡ってきたゲール族なのです。「ゲール語がこのまま廃れ…
今回紹介するウイスキーはリズモアです <リズモアとは> リズモアとはローン湾に浮かぶ、風光明媚で気候温暖として有名な小島の名前で、ゲール語で大きな庭園を意味しています。その名の通り、色とりどりの花に覆われて白砂の海岸と緑に囲まれた美しい島なのです。 <リズモア島にまつわる恐ろしい伝説> スコットランドにキリスト教を布教した聖コロンバとその弟子の聖モルアグは、リズモア島にキリスト教を布教したいと長い間考えていました。そんな二人は、ある日マル島からリズモア島へそれぞれの小舟に乗って漕ぎ出します。すると次第に競争となり、聖コロンバの方が先に島につきそうになります。すると、聖モルアグは突然持っていた斧…
今回紹介するウイスキーは響です <響とは> 響はサントリーの創業90周年を記念して、サントリーの粋を結集した傑作を出したいという思いから生まれたウイスキーで、1989年に発売されました。数あるサントリーのウイスキーの中でも最高峰の位置づけです。様々なタイプで熟成されたシングルモルト原酒が見事に組み合わさり、まさに味と香りのハーモニーを奏でているのです。 <響に込められた思い> 響きという名前には、ウイスキーづくりを通して、世界中の人々や、かけがえのない自然と共生していきたいという思いを表す「人と自然と響きあう」というサントリーの企業理念が込められています。また、当時チーフブレンダーを務めていた…
今回紹介するウイスキーはダルユーインです <ダルユーインの由来> ダルユーインとはゲール語で緑の谷間という意味です。その名の通り、蒸留所のそばまでドラムウッドやキャロンの森が広がる、緑に囲まれた谷間にあります。 <ダルユーインの歴史> ダルユーイン蒸留所は1852年にウィリアムマッケンジーという農夫によってスぺイ川の支流であるキャロン川を跨ぐように建てられます。その11年後に対岸にストラススペイ鉄道が開通したこと、さらにはスペイ川に架かる橋が建設されたことから、製品の輸送が簡単になり、また原料である大麦も鉄道によって運ぶことができ、生産を順調に伸ばすのです。 1891年にはスカイ島のタリスカー…
今回紹介するウイスキーはクレイモアです <クレイモアの由来> クレイモアとはハイランドの戦士たちが使ったという両手で持つ巨剣のことで、敵をなぎ倒すために使われた剣です。そのあまりの大きさに二人で担いで戦場に運んだとも言われているのです。 <クレイモアと名づけられた理由> そんなクレイモアですが昔から愛国心と勇気の象徴として見られてきたもので文献上には13世紀の頃から登場するほど歴史が古いのです。ちなみにスコットランド独立の英雄であるウィリアム・ウォレスがイングランド軍を破ったスターリングブリッジの戦いで手にしていた武器がクレイモアだったのです。こういった理由からクレイモアと名づけられたのでしょ…
今回紹介するウイスキーはスペイキャストです。 今回は写真がなしです。 <スペイキャストの由来> スペイキャストとはスペイ川で発達した釣りの技法で、フライのキャスティング方法のことです。スペイ川は有名なサーモンの釣り場で世界中から多くの釣り人が集まるサーモンフィッシングのメッカなのです。このスペイ川は、スコットランド一の急流なこと。両側が高い土手になっているため、竿を高く振り上げるオーバーヘッドキャストができないことからできた投げ方なのです。ちなみにこの投げ方を修得するには5~6年はかかるといわれるほど複雑な投げ方なのです。 <なぜ、釣りのキャスティング方法が由来になったのか?> サーモンフィッ…
今回紹介するウイスキーはベイリー・ニコル・ジャーヴィーです <ベイリー・ニコル・ジャーヴィーの由来> ベイリー・ニコル・ジャーヴィーは、ウォルタースコットの小説であるロブロイに登場する人物の名前が由来になっているのです。ロブロイは実在する人物なのですが、このベイリー・ニコル・ジャーヴィーは創造した人物で、ロブロイの従兄弟という設定になっています。 <ベイリー・ニコル・ジャーヴィーのエピソード> ロブロイの物語の中でベイリー・ニコル・ジャーヴィーがロブロイを訪ねてアバフォイル旅篭で武装した山賊に襲われるのですが、火かき棒で応戦して見事追い払うというシーンがあります。もちろんこの話は架空のストーリ…
今回紹介するウイスキーはダフトミルです。 <ダフトミルとは> ダフトミル蒸留所は、正式にオープンしたのが2006年と比較的新しく、農家の古い建物を改造しただけの小さな蒸留所です。創業者はフランシスとイアンという兄弟です。本業は農家で、大麦や小麦などの穀物とジャガイモなどの野菜類、そして牛を飼うミックスファームを行っています。 <蒸留所を建設した理由> ウイスキーが好きな二人はあるとき、「畑でとれた大麦を使ってウイスキーを造ったら面白い」と考えたのだそうです。そして、本当に蒸留所を建ててしまったのでした。考えるだけでなく実行に移してしまうのがなんともすごい話ですね。 <ダフトミルのウイスキー造り…
今回紹介するのはブレアアソールです <ブレアアソールの由来にまつわるエピソード> ブレアアソールの創業は1798年でもともとは「オルト・ダワー」を意味するオルダワーという名前だったのです。ちなみに、このオルトダワーはゲール語でカワウソの小川を意味していて、現在も蒸留所の敷地内に流れている仕込み水にも使われている川なのです。ブレアアソールに改められたのは1825年以降のことで、蒸留所名のもととなったのがアソール公爵で、この公爵が住んでいる場所がブレア城なのです。このアソール公爵という人物ですが、イギリスで唯一、私兵(軍隊)を持つことを許されている大貴族で、ブレア城には昭和天皇が皇太子時代に滞在し…
今回紹介するのウイスキーはバルミニックです すみません。今回は写真は無しです。 <バルミニック蒸留所とは> ジェームズマクレガーが建てたバルミニック蒸留所は、正式に認可蒸留所としてスタートしたのが1824年のことです。ですが、このバルミニック蒸留所の地であるクロムデイルは密造酒づくりのメッカの地。このバルミニックも1824年以前から密造を行っていたのでした。そんなバルミニックですが、実は免許を取得したのにはこんなエピソードがありました。 <密造ををやめて認可蒸留所となったエピソード> ある時、マクレガー農場を訪れた税吏が盛大な歓待を受けます。その時に税吏が外にある不審な小屋を見つけます。実はこ…
今回紹介するウイスキーはタムドゥーです <タムドゥーとは> タムドゥーはゲール語で「黒い塚」「黒い小丘」という意味です。タムドゥーはスペインやイタリア、フランスで良く飲まれている食後酒としても適したスペイサイドを代表するウイスキーです。またフェイマスグラウスやダンヒル オールド マスターの中核をなしているウイスキーでもあります。 <タムドゥー蒸留所の特徴> タムドゥーの特徴はサラディン式モルティングという製麦法を採用していることです。このサラディン式モルティングは、伝統的なフロアモルティングが仕込める大麦の量がせいぜい10~12トン程度であることに対して、一度に220トンもの大麦を仕込むことで…