キャリア5年弱、現在回復率70%の化学物質過敏症患者が綴る、化学物質過敏症と戦う人のための情報提供ブログです。自分の症状と回復状態、症状改善のために取り組んできたこと、使っている生活用品の紹介を、患者目線でお届けします。
【レベルⅢ(重度)】動悸・目の痛み・失神~化学物質過敏症の症状~
私が化学物質過敏症になってもっとも苦しんだ3つの症状、それは「動悸」「目の痛み」「失神」でした。 この中に、ラスボス感漂う症状が一つ混じっていますね…。そう「失神」です。しかし、ぱっと見てあまり重篤な感じがしない「動悸」と「目の痛み」も、ラスボスに負けず劣らず自分にとっては苦痛でした。 以下、その内容を記しますので、(気をしっかりもって)ご一読のほどを。 ◆動悸 実は、化学物質過敏症に罹患して一番恐怖を感じたのがこの症状です。心臓の拍動を強く自覚するこの症状、一時的に出る分にはやり過ごしてしまえば良いのですが、これが延々と続いて一向に収まる気配がない…。脈拍数も普段よりかなり多かったため、心臓…
「レベルⅠ(軽度)」を過ぎ、次のステップ(イヤなステップだ…)で私が感じた症状が、「頭痛」「胃痛」でした。 この症状が出て来ると、日常生活や仕事への影響が大きくなります。 ◆頭痛 「レベルⅠ」で書いた「痺れ」が酷くなってくると、この症状が現れます。特徴としては、偏頭痛のように頭の一部がキリキリと痛むタイプではなく、頭全体が脈打つと同時に激しく痛む感じで、風邪で高熱が出ている時の症状に似ています。 常時この状態になると、仕事をしていても思考力は極端に低下しますし、継続的に身体を動かすことも難しくなります。私の場合はオフィスワークをしているのですが、「レベルⅡ」状態でのクオリティは通常時の7割程度…
【レベルⅠ(軽度)】痺れ・めまい・倦怠感~化学物質過敏症の症状~
私が、化学物質過敏症になって初めて感じた症状がタイトルに書いた3つ、「痺れ」「めまい」「倦怠感」でした。 今でこそ馴れっこになってしまって激しい苦痛を感じることはあまりなくなりましたが、罹患した当初は原因不明の症状に対する恐怖感もあり、かなりの苦痛を感じていたことを今でも覚えています。 ここではそんな3つの症状について、以下に書いてみたいと思います。 ◆痺れ 全ての症状のうち、初めて感じたのがこれでした。鼻腔の奥から始まり、徐々に目の周辺、頬骨付近へと広がり、最後には顔全体がパンパンに腫れあがったように感じる謎の症状。罹患当初は空気の悪い場所から離れると症状が改善していましたが、まもなく恒常的…
2014年11月20日に、私が北里研究所病院で受けた検査の結果を以下に記します。 自分の個人情報、それもセンシティブ情報にあたるものをどこまでさらして良いものか、と思わなくもなかったですが、あまり他人が利用して得になる情報でもないですし、ご覧になる方の参考になればと思い開示することにしました。 なお、全文を掲載するとかなりの分量になりますので、主な部分のみを抜粋します。 ◆病名 #1 化学物質過敏症(タバコ煙過敏含む) #2 中枢神経機能障害(中枢性眼球運動障害:#1に伴う) ◆附記 化学物質過敏症の暫定診断基準を満たす(旧厚生省・アレルギー研究班作成)。タバコ煙抽出物に対するDLST(薬剤性…
【私が化学物質過敏症を発症した原因と考えるもの】その⓹~体質
私が化学物質過敏症を発症した原因と考えるもの、その5つ目は「体質」です。 え、それを言ってしまうんですか…?そう思われる方もいらっしゃるかもしれません。 これが原因であれば、発症は避けては通れなかったという話に…。しかし私には、残念ながら心当たりがあるのです。 その心当たりは、今からウン十年前、私がまだ小学生だった頃にさかのぼります。 当時私は、参観日なるものが大の苦手で。。いえ、これは自分の母親に見られるのがイヤ、というような話ではありません。イヤだったのは教室の後ろに居並ぶ、母親たちの化粧の匂い…。参観日の後は、いつも原因不明の体調不良に悩まされていました。 ちなみに、この匂いについて文句…
【私が化学物質過敏症を発症した原因と考えるもの】その④~運動不足
私が化学物質過敏症を発症した原因と考えるもの、その4つ目は「運動不足」です。 理由は、 運動不足により代謝機能が低下して汗をかかなくなり、体内に化学物質が蓄積されてしまったと考えているからですが、そもそも身体を動かすことが多かった私が運動不足になったのは、ヒザを大ケガしてしまったためです。 具体的には、左ヒザ前十字靭帯の部分断裂。この10年で2回も同じ個所をやってしまい、現在の靭帯の太さは当初の太さの4分の1程度になってしまいました。結果、通算2年近くを松葉杖をついて生活することになり、運動不足の状態に陥ったのです。 ちなみに、自分の代謝機能が落ちていることを感じた具体的な出来事がありました。…
【私が化学物質過敏症を発症した原因と考えるもの】その③~即席めん
私が化学物質過敏症を発症した原因と考えるもの、その3つ目は「即席めん」の食べ過ぎです。 土曜のお昼と言えば即席めん。 それが、私の子供のころの食生活でした。 これはおそらく、自分の家だけの文化なんだろうな…と漠然と思っていたのですが…先日たまたまTVでマツコ・デラックスがそういう家庭だったことを話していて、全国的にそういった家庭があったんだ、と知った次第です(出身地が全然違う地方なので)。 ちなみに私はマツコさんより一回り年上。即席の袋めんは「サッポロ一番みそラーメン」「明星チャルメラ」ぐらいしか見かけませんでした。 しかし当時の私は、その袋めんが大好きで。母親の料理が美味しくない、というわけ…
【私が化学物質過敏症を発症した原因と考えるもの】その②~香水
私が化学物質過敏症を発症した原因と考えるもの、その2つ目は「香水」、フレグランスの使用です。 これは、どちらかと言うと自業自得の部類に入ってしまうのですが、一時期私は、フレグランスを使用していた時期がありました。たまたま通りかかった店舗で勧められた、あるフレグランスの香りを気に入ってしまって。 7~8年は使用していたでしょうか。同じ製品をずっと変えることなく、毎日手首の同じ場所に付けていました。 * そもそも手首につけるのは、香りが拡散しやすいので間違いなのだそうですが。 しかしそのうち、私の嗅覚ではその香りがだんだん感じ取れなくなっていきました。 最初は、フレグランスが劣化して香りが落ちたの…
【私が化学物質過敏症を発症した原因と考えるもの】その①~洗濯洗剤
私が化学物質過敏症を発症した原因と考えるもの、その1つ目はずばり「洗濯洗剤」です。 洗濯洗剤については、最近ではテレビ等でも取り上げられることも増えてきました。特に「香害」などと言われ槍玉に挙げられているのが、香りを添加したタイプの液体洗剤。 しかし、私が使用していたのはそのタイプのものではありません。 私が使用していたのは、小さなボトルに入った香りが添加されていない一般的なタイプ。それまでの大きなボトルから一気に小さくなって、買った後の持ち運びや、置き場所を取らない便利さから使い始めたものです。使用を開始してから、まだ10年にはならないでしょうか。 その液体洗剤が突如牙をむいたのが、私がタバ…
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