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「あれ、和志の父ちゃんやんな? いつものぐうたらちゃうやん。めちゃめちゃかっこええ。びっくらこいたぁ」目を見開く和志の傍に親父が歩いて来る。「親方って人はどの人だ?」「親方はあの方です」和志の代わりにヒデが答えた。親方もこっちに気づく。「アンタがこの坊主のオヤジさんかい?」「いつも和志がお世話になっております」深々とお辞儀をした。「アンタ建築のことは詳しいかね?」「はい、
ラストチャンス和志が家に帰ると一総の父親から巻き上げた金で買ったであろう酒の瓶がいくつも転がり、布団も引かずにタオルケットにくるまって眠っているオヤジがいた。「結局帰るところはここっきゃねぇしよ」和志は壁にもたれて座る。一総に触れた唇が熱い。「……くそっ」たった一度のキスでまたアイツをほしくなるなんてな……。あの家を出た意味ねぇじゃねぇか。「女でも……作るかぁ? ……なんてな。はは」日に焼けた畳にごろっと...
同情のキス?和志の受話器の向こうから救急車のピーポーピーポーというサイレンの音が聞こえた。そして一総の家の外からもサイレンの音 ―――【まさか……そんな】「和志、今どこ? どこにいる?」一総は携帯を持ったまま階段を掛け降りる。靴を履き玄関を飛び出した。「どこって……。うちの近くの公衆電話だけど」『どこのうちの近くって?』和志は後ろから聞こえたその声にそろそろと振り向いた。少し離れたところに携帯を持った一総が...
「和志が家を出る。和志が……」一総は学校へ向かいながら呪文のように呟く。【和志が俺の前から居なくなる?】ポロポロポロと自然に涙があふれてくる。立っていられなくて一総は塀にもたれかかった。そんな一総を行きかう生徒やサラリーマン達がチラチラ見ながら通り過ぎる。「……ノビタさん?」ふとその名前で呼ばれたことに反応して振り返ると杉野井 薫がそこに立っていた。「どうかしたの? ひどい顔してる」「やぁ、お2人さんおは...
「や……だっ」【違う。違うんだ和志。好きだよ。好きだからこそ……俺のことでこれ以上傷ついたりするのがもう耐えられない】和志は一総の蕾をほぐすように舐める。「あ……。く……」【このギクシャクした関係からバイバイするために俺達ほんとの
夜、両親が寝た頃、一総は和志の部屋の前にいた。ゴクンと唾を飲み込みコンコンとノックをすると「誰だ?」と和志が返してきた。「お、俺。ちょっと……いい?」【ノビタ?】大急ぎでドアを開けると伏せ目がちの一総がそこに立っていた。「散らかってるけど……入れよ」一総が頷いて部屋に入ってきた。「なんだよ、どした?」和志はちらっと時計を見る。PM10:30――初めてこんな時間に一総が自分の部屋を尋ねてきてくれて少しだけテンション...
「や、やめて。死んじゃう」一総が黒羽を見ると苦しむヒデを見てニヤニヤ笑っていた。その目に情なんてものはひとかけらもなかった。【違う。この人は同じヤンキーでも和志とは違う。ただの鬼畜だ】 その眼がギロッと一総を見た。一総の体は蛇に睨まれた蛙のように動けなくなった。その手が一総の胸倉をつかむ。そして再び地面にその体を引き倒した。両手で一総のシャツをブツブツブツっと無理やり開く。周りの男達がヒュー―ーと口...
鬼畜な男ガラガラガラ……と倉庫のシャッターが開き、背中を押されるように一総とヒデは中へ入った。外国印字の入った木箱が積んであるだけのそこはほんのりカビくさく湿っぽい。いきなり2人は後ろ手に両手首を縛られた。拘束されることにより、より不安が増していく。黒羽は一総のか細い腕を強く引いた。一総の体はいとも簡単に黒羽の腕に抱きこまれる。「やっ……離し……て!」一総は黒羽の腕の中でもがく。「か、一総に何すんねん」...
ピンポンピンポンピンポンと和志はバイクに跨ったまま、インターホンを連打した。「ちょっと何よっ、うるさいわねぇっ……ってアンタだったの?」「玲子のこと頼むわ」玲子がシートから降りる。「ちょっとなんなのよ。一総はミソ買いに行ったまま帰らないし、あんたはあんたで……」和志は涼子をじっと見た。「……一総になんかあったのね?」「俺の問題にヒデと一総が巻き込まれた。手出しすんじゃねぇ。……カタつけてくる」「和志。2人...
そう言って奴らの車を追いかけた。玲子は後ずさって和志の家の方へ駆け出す。「玲子!」「か……和志っ」和志は玲子を見つけると目の前にバイクを停めた。「ヒデは?」「ごめ……ごめん。私のせいで一総、ブラックエンジェルに連れてかれちゃった」【な、なんだって?】「アイツ……黒羽、どういうわけか和志と一総が付き合ってるの知ってた。女預かってるからいつもの埠頭の5番倉庫に1人で来いって和志に言えって言われて。一総、連れ...
『く……ろは……』和志は目を見開く。ヒデはたしかに【黒羽】と言った。和志は弾かれように上着をひっつかむと階段を駆け下りる。「和志? どこいくの? もうご飯よ」「ヤボ用っ」そう言って家を飛び出した。* * * * * *ヒデが掌からカツンっと落とした携帯をまるでサッカーボールのように蹴り上げられる。クルクルと回りながらそれは歩道の花壇に飛んでいった。「こっち来い...
ヒデはその場に頭を抱え込み倒れこむ。「ヒデッ、ヒデッ」玲子が手を伸ばすが停車した車の中に引きずり込まれそうになっていた。「やめろ……。玲ちゃんを……放せ」頭部から血を流しつつヨロっと立ち上がり男の腰にしがみついた。「なんだぁ?」そう言って男はヒデを引き剥がしその腹を蹴り上げた。げぇっとヒデは腹を押さえ転がる。 一総が清算を終え、スーパーから出るとなにやら人だかりができていた。「やあねぇ、暴走族のケンカ...
「そんなに心配なんやったら俺等ちゃんと一総が店に着いたか見届けてから帰ろっか?」「ヒデ、そうしてくれるか?」「ほんといいのに」「まぁまぁ一総、ほぼ帰り道やし。んなら行こか?」そう言ってバイクを押す。「お前らも気ぃ付けて帰れよ?」「へーい、じゃあな和志」「和志、また会いにくるねー」「すぐ帰るから」そう言って和志は3人と家の前で別れた。「どうだ? 様子は」黒羽が車で現れる。「あそこです、和志の家。ちょ...
標的「和志ー、一総ー」学校帰りに2人が振り返るとバイクに2ケツしたヒデと玲子が手を振っていた。何週間ぶり?「お前らどうしたんだよ。出てきてていいんか?」「だって閉じこもっててもつまんないしぃ。和志に会えないし?」玲子は相変わらずの和志命っぷりだ。「ヒデに連れて行ってって頼んで連れてきてもらっちゃった」それを聞いて和志はヒデの背中をポンポンと叩く。「お前も苦労すんなぁ?」「……あい」「一総も相変わらず...
【※男女の性交表現あり】「おい、和志はあれからヒデの前には現れねぇのか?」あの日から数日。黒羽はなかなか和志の尻尾がつかめずにイラついていた。「はい。いっそヒデの野郎をしめて居所吐かせましょうか?」「……まぁいい。最後の手段に適当に泳がせとけ。ただし、尾行は今までどおりつけろ。いつ和志のやつが現れるかわからんからな」「はい」黒羽は後部座席で煙草を吸う。その隣で黒羽の女が黒羽の腕にしがみついていた。「...
和志はまだ夢見心地のノビタの唇にチュッと軽くキスをして、ティッシュで後始末をした。「親父さん心配すっから早めに帰るぞ?」「……うん」黒羽が余韻に浸る間もなく、2人は手を繋ぎ黒羽の方へ歩いてくる。思わず黒羽は木の後ろに隠れ木になりきった。和志と一総はその横を通りすぎる。黒羽はホッと胸をなでおろした。すると和志がピタッと止まり、「ん?」と振り返る。「どうか……した?」「いや……なんか人の気配を感じたような……...
和志の手が一総のシャツの中をまさぐる。2つのかわいい突起を親指の腹で擦りあげると一総は小さく喘いだ。シャツをめくりあげ、弄っていた場所にキスをする。チュッチュッと音を立てて吸い上げると一総がギュッと和志の頭を抱きしめた。「ノビタ、硬くなってるぞ?」ジーパンの上からカタチを確かめるように擦られる。「……だって和志が、な……舐めたりするから」「俺、どこをどう舐めた?」「し、知らない」一総は手の甲で顔を隠す...
目撃者和志の思いもむなしく、奴らはすでにそばにいた。埠頭の倉庫の物陰に1台の黒塗りの車。「ノビタ、帰るぞ?」「え? もう?」「一総、そうした方がいい」「う、うん……」【なにかあったの?】確かになにやらヒソヒソ深刻そうな話を2人でしていた。俺には分からない話。「じゃあな。お前も気をつけろよ」「おう! 一総またな」「うん。玲子さんによろしくね?」和志は一総をバイクに跨らせヘルメットを被せる。そして留め金を...
族狩り平和な日々が過ぎて行ったある晩 ―――「よぅ」「和志。それに一総も。ひっさしぶりぃ」ヒデが手を振る。「ご無沙汰してます」和志のバイクから降り、いつもの埠頭の5番倉庫のシャッターの前に座り込んだ。「おこんばんは。なんや一総の親父さんって心配症なんやて?」「ええ。前ここに来た時も帰りが遅いって泣かれちゃって」「一総だけじゃないぜ? 俺にも泣きついてくるし」「へぇ、マジかいな?」ヒデが煙草を燻らせなが...
「ひどいや和志」そう言って一総はウェットティッシュで顔を拭く。「わ、わりい」和志はそんな一総の腰を後ろから抱きこめかみにキスをする。「あ、ちょっと……」かわいい乳首を指先ではじくとみるみるツンっと固くなっていった。「あ……ん、くすぐったいって」そして首筋を軽く吸う。「あ、ダメ。痕……つく」「少しくらいいいだろ?」「体育の着替えの時、困るだろ?」「じゃあ見えないところだったらいいよな?」「え? ちょっ……和...
昔ヤンキー好きだったわぁ。やんちゃな男に惹かれたもんだ。中1で髪の毛ブリーチしてよく校長室に親共々呼び出されてた。なつかしいなぁ。なので和志のようなキャラは藤崎にとって凄く思い入れが強いです。エロくてケンカ強くて人情味のある熱いところはもう、どストライク。やばい、ほんと自分の書く小説もどきに出てくる男達は脇役も含め、藤崎の好みが出すぎちゃってとめられないっなんでこんな格好をしているかはこの後のお話...
「ありがとうございました。あの……お名前は?」「N高2年、上原和志だ。夜・露・死・苦」「ウエハラ……カズシ。僕は……」「やべっこんな時間じゃねぇか。じゃあなっ。お前なんでんなことしてるのかわかんねぇけど……もっと自分大事にしろよな。やるんなら
目力のある男和志は杉野井 薫と出会った時の話をしてくれた。あれは1週間くらい前……俺も覚えている。和志が一人でいつものようにヒデさんや玲子さんに会いに行った日だった ―――「やっべー早く帰んねーと」またあの親父さんの熱い抱擁攻撃を受ける羽目になるぜ。現在am1:00。「仕方ねぇ、近道すっか」和志は大通から左折して入り組んだ住宅地を通っているとふと手前の横道から1人の青年が飛び出してきた。「やべっ!」和志は思い...
和志は一総の上に被さるように上体を起こし、一総を見つめた。「かず……し」「またそんな目で見る。みんなお前のその目にやられちまうんだぜ? きっと……」和志は一総のおでこにキスをする。胸の奥がジンジンしてくる。一総は和志の唇を親指で触れた。「和志が……き」「聞こえない」「和志が……好き。大好き」「ノビタ」和志の唇が一総の唇を捕らえた。「ん……和志……」「俺も……お前が好きだ」互いの舌を絡めあう。和志の手がシャツの中...
秘密の場所再びバイクを走らせる。一総はバイクのせいにして和志の背中に頬を押し当てた。バイクは街外れの高台をひたすら上った。民家もなくただ木と草しかないような寂しい道を走る。「着いたぜ」和志はそう言ってバイクから一総を下ろした。「……ここ?」【なんにもないけど……】 「こっち来いよ」一総は和志の方へ歩いて行った。「わぁ……」高台から見下ろす街の夜景。特に今日は空気が澄んでいるせいかキラキラ光ってとても綺麗...
「あほっ、コイツ限定やっちゅうねん」「よしよし、玲ちゃんはわいが慰めちゃるで?」「ヒデが? いやや、いやや。和志がいいっ、うわーん」玲子は一総の顔をぐいっと掴み、じぃぃぃぃっと見つめる。「れ、玲子さん……」いきなり玲子は一総の唇にブチュウッとキスをした。「……!」「玲子っ、お前いきなり何してんっ」「れ、玲ちゃんっ」一総は思考が停止してフラつき、そんな一総を和志がすぐさま支えた。「だってフラれたんやで?...
和志の告白ドゥルルルルルとふかすバイク音に一総はかなりビビっていた。【バイクって乗ったことないんだよなぁ】「ほら」「わっ」和志がひょいっと投げたメットをあわてて受け取った。「あぶねぇからお前はかぶってろ」「う、うん」「なにしてる? 手ぇだせよ」特攻服の和志が一総に手を差し伸べる。一総は大きな和志の手を握った。ぐいっとひっぱられ、和志のバイクに乗せられる。一総は遠慮がちに和志の特攻服のはじっこをもっ...
もっと知りたい「ちなみに体形は変わってないのよ。あ、高志さんも着たい? 新しいの仕立ててあげる」「え? 僕……似合うかな?」「似合うわよ、なんてったって私のダーリンなんだから」 「涼子さん……」「高志さん……」2人は和志が居るにもかかわらずチュッと口づけをする。【なにやっとんじゃい】相変わらずの親のバカップルぶりに和志はアホらしくなる。まぁなんとかババアの怒りの矛先も逸れたようだし……「ま、いっか」そんなこん...
母親大暴走!?ダイニングでは遅い夕食を和志が食べていると「で?ほんとのところどうなのよ」と涼子がテーブルの向かいの椅子に座る。「……なにが」「ごまかしたってバレバレ。アンタのウソなんてすぐにわかるっての」「……勘ぐるなって」煮物をつつく和志の手を涼子が掴んだ。「一総くんの手首と足首に縛られた時にできる痣があったわ」「……めざといな。学校の保健医に拉致られて監禁されてたんだよ。……それだけ」「な、なんですって...
車の中で「ノビタ見つかったから。……あぁ。大丈夫だって、今担任に送ってもらってる。もうすぐ着くから。……あぁ」和志は担任の車の後部座席で体を綺麗に拭き、シーツにくるまれたまま眠る一総に膝を貸していた。そしてドアに肘をつき、外を見ながら膨れている。「……なんで止めたんだよ。あんなやつ、殺したって足りねぇ」「バカなことを言うな」「辞職なんて……そんだけじゃ足りねぇ。スッキリしねぇ」そう言って和志は一総の髪をな...
くっくっくっと和志が笑いだす。「……何がおかしいんだ?」【気でもふれたか?】「証拠、見つけたぜ? 移動していなければノビタはこの家にいる」「な、なにを根拠にそんな……」「これだよ、これ」和志は親指と人差し指で何かをつまんでいる。ボタンだった。「うちの制服のシャツのボタン一見普通に見えるけど、よくよく見たら1つ1つ彫り物がしてあるんだぜ? なんでこんなところにこれが転がってるんだ?」神谷の顔が引きつる。和志...
ノビタの行方「ですから上原くんとは送る途中で別れたんですよ」「でもその上原一総が未だ自宅に戻っておらんようで行方不明なんですよ、神谷先生」「私も学会があったものですから、ついそのまま帰してしまってその先のことはちょっと……。なんなら私が学会に出たかどうか調べてもらっても構いませんよ?」そう言われ担任は顎に手を当ててウームと首を傾げる。「どこか寄るとか言ってませんでしたか?」「さぁ……」和志はそんな2人...
私の天使【※性暴力表現あり】一総を床に座らせベッドにもたれかけさせた。大人の重量感たっぷりのグロテスクなモノを一総の目の前に出す。一総は目を伏せ震えながらそれに舌を伸ばした。神谷は腰を突き出す。「んぐ……」押し入ったモノが一総の口内を犯す。神谷は眉間に皺を寄せ苦しそうに咥える夢にまで見た愛しい青年に自分のモノを咥えさせている、そんな情景に身を震わせた。「あぁ……最高の気分だ」【私の天使】神谷はじっくり...
【※性暴力表現あり】「いきなり私の大きなモノを入れるのもなんだか可哀想だからね。あのアイコラ青年のように気持ちよくさせてあげるからね?」そう言うと神谷は一総のパンツに手をかけてきた。「や……うっ」【やだ。和志……助けて】一総の縮こまったモノを手に取り微笑む。「可愛いらしいなぁ本当に。体はこんなにウブそうなのに……」神谷は一総のモノを弄ぶ。【や、やめて。触らないで】「っやぁ……」気持ちとはうらはらに一総のモ...
神谷はグラスに冷たいお茶を注ぐとポケットからカプセルの薬を出し中身だけをお茶にまぜた。「さ、今飲ませてあげるからね」そう言って両手首の先にあるベッドに括り付けていた紐を解いて一総の上半身だけを起こし、グラスを口に押し当ててきた。一総は喉はカラカラに乾いていたけれどギュッと口を閉じ、顔を逸らした。「案外強情なんだなぁ、キミは」そう言って神谷はお茶を口に含み、一総の髪を引っ張りもう一つの手で顎をあげさ...
淫乱と言われてとあるマンションのエレベーターのドアが開くと降りてきたのは神谷と神谷に抱かれている一総。そこは神谷の自宅だった。鍵を取り出し中へ入る。一総をベッドへ寝かせ、クローゼットの奥から荷造り用のビニール紐を出しタオルを巻いた一総の手首をひとまとめにしてきつくベッドの頭上の柵にしばりつけた。そして足首を同じように片方ずつ縛り、左右のベッドの足に縛り付ける。一総は完全に自由を奪われた。「おとなし...
「ったくよぉあのセンコー話長すぎんだって。センコーだからぶっ飛ばすわけにもいかねぇしよ」和志は走って保健室へ向かうところだった。和志が通り過ぎていく渡り廊下の外ではちょうど神谷が一総を助手席に乗せ、車を発進させたところだった。和志は保健室につくとドアの扉を叩き開けようとするがドアには鍵がかかっていた。【はぁ?】再びドアを殴る。【まさか中で……】============================『いいよ、上原の中……気持ちい...
白い封筒一総は食事を終え、部屋で宿題をしようとカバンの中身を取り出した。ノートをめくると書き進めていた最後のページの間に白い封筒を見つけた。宛名もなければ差出人の名前もない。「ん? なんだろ……これ。俺の机に誰かが入れていったって事だよなぁ」なんだか気になるので思い切って開けてみることにした。ペーパーナイフを差し込み開くとそこには1枚の便箋と数枚の写真。あやまってヒラヒラとその中の1枚を床に落とし、...
「ノビタの体冷たいなぁ。続きは湯船の中で」お湯をかけ泡を流したあと、一総の中に入れたまま抱きかかえて湯船に入った。「これで寒くないだろ?」「あ……もう抜いて……やだ。おかしく……なる」「かわいいぜ……ノビタ」和志は一総の顎に手を添えてチュウッとキスをした。その時 ―――「一総? 和志くん? お父さんも一緒に入っていいかい?」ギョッ!! 【父さん】【親父っ】脱衣所ですでに鼻歌を歌いながら洋服を脱ぎ始めている高志...
「い、いいってほんとに。あっ」スポンジを和志に奪われる。「ほら、後ろ向けって」「え、う……ん」和志は一総の背中をスポンジで擦った。首の後ろも丁寧に洗う。【あれ? 意外にまとも?】「ありがと。俺も和志の洗ってやる」「あとでな。まだ洗うとこあるからさ?」そう言って一総の両脇から素手で胸のあたりをなで始めた。「ち、ちょっと前は自分で……あっ」中指と人差し指で乳首を挟みクリクリと弄る。「ノビタ寒いのか? 乳首立っ...
お風呂で一総は夕食前に宗司に頼まれた生徒会の内容を分かりやすくまとめていた。「こんな感じかな。明日朝一先輩のところへ持っていこう」「ノビター」「わっ!」びっくりして椅子からひっくり返った。「何やってんだ? お前」「急に入ってくんなよ。ノックくらいしろって。ビックリした」「ババアが夕食もう少しかかるらしくて先に風呂……入っちゃっえってさ」「あ……そう。わかった」一総は着替えの用意を始めると和志が後ろから抱...
視線男ならだれしも嗅いだ事のある、雄のすえた臭い ―――男は息を荒げながらパンツのファスナーを開け、自分の半勃ちのモノを握りしめ先ほどの2人の熱いSEXを思い出しながら擦りあげる。そして括っていたコンドームから「どっちがどっちの精液だ?」と言いながら2人の精液を掌でブレンドし、その手でさらに自分のモノを扱いた。「上……原く……ん、もうイクよ」そう言ってフィニッシュを迎えて掌に吐き出したモノを見て微笑んだ。「ふ...
「う……ノビタ」「んぐ……」【最近してないせいか、いつもより和志の……大きいよぅ】「くっ……やっぱノビタの中でイキてぇ」しばらく一総の口の中で我慢していた和志はたまらずに呟いた。「ふぇ? ……あ、ち……ちょっと。うそぉ」和志は一総の口からモノを出すと一総のベルトを外しパンツと下着を少しずらした。「か……和志、話がちがう」「お預けお預けでもう限界っ」「そ、そんなぁ」和志はポケットの中からコンドームとジェルを取り出...
昼休みの情事「俺達もそろそろ出ないと。お母さんいってきます」「いってらっしゃーい。がんばってねー」「待てよ、一総っ」「和志、あんまり一総くんに迷惑かけんじゃないわよ」一総の後を和志が追う。「そう言えばやっと制服できたんだ?」一総は和志のブレザー姿を見て微笑んだ。「おう。俺のあの学ラン仕立てた近所のおばちゃんに刺繍頼んでたから時間かかってな。どうだ?」そう言うと和志は裏地をペロンとめくって見せた。「...
朝の風景「それが一緒に宿題して寝るくらい仲良くなるなんて意外だったなぁ。涼子さんが朝食作ってくれているから一緒におりておいで」そう言って部屋を出て行った。一総は胸を撫でおろす。【父さんが天然だってこと、すっかり忘れてた。おかげで助かったけど。しかし和志のヤツぅ。バレたらどうすんだ?】「おいっ起きろって。和志」おでこにデコピンを食らわせる。「っで! なんだよもぉ」「なんだよじゃないよ。なんで俺の部屋に...
バレちゃった?一総は自室で宿題と予習復習をしていた。ふと時計を見る。「もう22時かぁ」手を組んでググッと上に伸びをした。【今日はこの辺にしておこうかな】時間割を揃え、明日の準備をしてベッドに入る。眼鏡を外してサイドボードへ置き電気スタンドを消した。そして一総は目を閉じる。少ししてすぅすぅと規則正しい寝息を立て始めたそんな中、薄暗い部屋の入り口の方の廊下から一瞬光が洩れる。「クックックッ 22時以降はア...
今日は小説中心にうPりました。さすがに眠いのでそろそろ寝るのだよ。本日も来て下さった方ありがとうございました。おやすみぃー...
なにこの俺得っっっっイイネと思ったらポチッとお願いします。やる気に繋がります。にほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村TOPへ戻る...
一総はなんなく和志の指を受け入れていることに赤くなる。和志は中の方までよく塗りつけた。「なんか気持ち……悪い」「少し我慢しろ。すぐによくなる。確かこの辺に……」和志はいつの間にか2本に増やした指で中を探る。「あんっ」急に一総の体に電気が走り一総は喘ぎ声が出てしまった。思わず自分の手で口を抑える。【な、なに? 今の自分の声……?】「お、ここか」そう言ってその場所を和志は何度も指の腹でひっかくように擦り上げる...
気に食わねぇ男一総のやつこんな奴にぽーっとしやがって。おもしろくねぇ。「アンタ……こいつのなに?」いきなり和志は宗司につっかかる。「キミは? キミこそ彼のなんなのかな? この辺では見かけない制服……のようだけど、どこの学校?」「なんだぁ?」睨みをきかせる和志を冷たい眼で宗司が見下ろした。【いけすかねぇ野郎だぜ】「ちょっ……ちょっと和志っ。先輩すみません、コイツその……俺の弟で……」口をもごもごさせ、言いにくそう...
憧れの先輩一総はカバンを掴んでダイニングを出ようと大股で歩く。すると「待てよ」と和志は一総の腕を掴んだ。「なんだよ、離せって」「俺、学校の場所しらねーんだけど」「……」 【……そうでした】一総はガクッと頭を垂れる。「……って事で着替えてくっから待っててくれ」「急いでよ?」【なんなんだよもぉ】数分後 ―――「おーまーたー」しばらくすると和志が制服を着て現れ、一総は和志を見てギョッとした。「な、なんなんだよそ...
部屋を覗くとあちこちにバイク雑誌が転がり、壁にはなんちゃらっていうグラビアアイドルのエロエロチックな水着のポスター。男の子らしい部屋っちゃあ部屋だけど……一総はとにかくベッドにシャツとパンツ姿で転がっている和志を揺り動かした。「遅刻しちゃうだろ? おいっ、起きろよ。和志っ」うー……んと言って寝返りをうつ和志の耳元で「起きろっ」と言う。「うっせぇなババァ」「うわっ」手で思い切りはねのけられ一総は床に尻も...
新しい生活しかし、そういう嫌な事って言うのは何故だかすぐにやってくる。「荷物これで最後?」「……ああ」一総は仕事中の両親の代わりに和志と最後の荷物を抱えあげ、階段を上がると和志もその後に続いた。【あーあ、疲れたなぁ。体力には俺、自信ないんだよなぁ】気を抜いた瞬間、一総は足元がフラついてバランスを失いグラッと体がよろめいた。「わわわっ」「あぶねぇっ」和志がとっさに一総の腰をあいてる方の手で支える。その...
「初めまして、涼子です。いつも高志(たかし)さんからあなたのことを聞いてたの」そう言って微笑む母親になる女性・涼子は後ろに流した長めの茶色い髪をスッと指で掻き上げた。女性というものにあまり慣れていない一総は思わず下を向いた。「偶然なんだけど、和志も一総くんと同じ高校2年生で同級生なのよ?」【え……そうなの?】「マジ? ノビタって高2? 中坊かと思ってた」和志は一総をもう一度よく見てへーっと驚いた。【ど……...
兄弟になる男一総(かずさ)の気分は最悪だった。父親が職場で知り合ったバツイチの女性と再婚すると言ってきた。それを聞いたのが3日前――ー父親の人生だし一総ももう中学2年生だ。口出しするようなお子様でもない。しかも1人っ子で一総の中でも兄妹っていうものにあこがれていた時期もあった。可愛い妹、もしくは綺麗なお姉さん。妥協して出来の良いお兄さんなんてものが出来たらそれはそれでなんだかいいかも……なんて思っていた。...
【俺とアイツの恋愛協定】を加筆修正するにあたって最初から最後まで読んでみました。ちょっと……後半になればなるほど我ながら面白かった。予想外。正直10年ぶりに読んだのですが前半部分しか頭になかった。中盤からラストまで2作目にしてはお前がんばったなと当時の自分をほめてやりたくなりました(笑)あとちょっと一瞬バズったのもなんでか分かりました。これはなおし甲斐がある。夕食食べてから修正うPをスタートしますね。...
表紙絵、出来上がりました。こちらのお話はBL王道中の王道の義兄弟のお話。全然接点のないタイプの違う高校生が両親の再婚で兄弟に。藤崎の書いた2作目にあたるお話です。もし良かったら読んでやって下さい。小説はコチラ←イイネと思ったらポチッとお願いします。やる気に繋がります。にほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村TOPへ戻る...
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男はツライよ!? ―愛のレッスンABCー 無事に終わりました。読んでくださった方いらしたらありがとうございました。次の小説なのですが藤崎が2作目に書いた【俺とアイツの恋愛協定】と言うお話です。このお話はBL王道中の王道の
肌色過ぎてもう…(;'∀')イイネと思ったらポチッとお願いします。やる気に繋がります。にほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村TOPへ戻る...
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罠【※性暴力表現あり】【竹中……?】イチはおろおろしていると再びノックの音 ――「何やってんだ。俺だ、竹中。早く開けろよ」ハルは震えながら
うずく体「ハル」ハルが振り返るとイチが立っていた。「イチ……」「ちょっと……いい?」そう言って先を歩く。「おい、どこいくんだ?」「ユキの事で話があるんだ」【ユキの事で?】イチに誘導されながらA棟へ向かう。「亮司さん。はい、あぁーん」その途中で未来が座り込んでいる佐渡山にスプーンで焼きプリンを勧めていた。佐渡山はチラッチラッと周りを見て誰もいないか確認するとあーんと口を開ける。「おいしいですか?」「んま...
【そろそろデカさに馴れた頃。動く……か?】佐渡山はゆっくり引き抜く。「あ……あぁ」【なに……これ】内臓を引きずり出されるような感覚。それなのにゾクゾクとする体。そしてカリの部分まで引き抜くと一気に根元までグッと押し込んだ。「ああぁっ」【太いモノが……入ってくるぅ】圧迫感にプルプル震える未来。佐渡山は目を瞑り、その行為を少しずつリズムをつけて何度も繰り返す。そのたびに未来は小さく喘いだ。少しずつだが縮こまっ...
ハルさえ居なければ「ハル、おはよ」さわやかな顔でユキは微笑む。「んー……あいてて」【畜生。なんでユキの野郎、あんなにヤリまくって普通でいられんだ? 俺なんてケツいてぇわ腰いてぇわ。ボロボロだっちゅうのによ】 「ったく好き勝手にヤりやがって」ヒョコヒョコとへんな歩き方で食堂へ行く。「おぅ、ハルこっちこっち」ユキが手をあげた。「わかってるっちゅうに」椅子にゆっくり座るハルにユキは耳打ちをした。「ごめん。...
「それも……そうか」「そ、そうだ」ハルの上から退くとユキはハルのシャツを脱がせる。「なら、来い」そう言ってベッドに仰向けに寝てハルに手を差し伸べた。「は……はい?」「だぁかぁらぁ、主導権……にぎりたいんだよな? ほら、来いよ」【そそそそ、それって俺が? ……ユキをってことか?】 「初体験……したい……だろ?」ユキがにんまり笑いハルの腕を引くと自分の上に跨らせた。「よ、よし……。やってやる」そう言うとハルはユキの唇に...
主導権は俺ハルは少しホッとする。「あ、でも苗字一緒……」「一応イチは母親と住んでるけどイチはうちの戸籍に入ったままなんだ。財産分与の問題とかいろいろあるし、それが親父にとってのイチへの償い?」「なる……ほど。戸籍上では今もちゃんと兄弟なんだな……」イチはハルとユキの部屋の前に膝を抱えて座り込んでいた。ドアを見る。中ではきっと……ハルを抱き枕にして眠るユキの姿が目に浮かんできた。----------------------------...
ユキの過去電気を消すとユキはハルの手を掴みそしてベッドに導いた。「ハル……」そう言ってハルの体に腕を回しその首筋にキスをするとハルはギュウっと目を閉じる。ユキに開発されたその体はユキに触れられるだけで胸の辺りがジンとするようになっていた。---------------------------------------------------『昔みたいに一緒に寝ようよ。ユキ、僕を抱き枕にしなきゃ眠れなかったじゃんか』-------------------------------------...
「ならこれは返さない。俺が預かっておく」そう言って竹中はポケットにキーホルダーをしまった。「お、おいっ」「返してほしかったら……考えとけよ」そう言って部屋を後にした。ハルは自室に戻ると椅子に座りイラついていた。【あいつ……竹中が持っているとこまでわかったのによりにもよって……】------------------------------------------------------『返してほしかったら……犯らせろよ』----------------------------------------...
キーホルダーの在処「やっぱり……亮司さん、赤城くんの方がいいんですね」「え? いや、そんなんじゃねぇよ」「失礼します」そう言って未来は制服を手にしてシャツ1枚の姿で部屋を出て行く。「お、おいっ。お前そんな恰好でC棟走ったらまた犯られちまうって」佐渡山はチッと舌打ちをする。【めんどくせぇな】そんなことを思いつつ、未来の後を追いかけ、可愛くヤキモチを焼く未来を愛しいと思う佐渡山だった。* * ...
ラブラブ「ユキのキーホルダーとハルのキーホルダー。ペアなんでしょう? 見せて」そう言って手を出す。「大事なものなんだったら肌身離さず持ってるんでしょ? さあ。早くっ」「……見せねぇ。なんでお前に見せなきゃなんねぇんだ?」「なんで? まさか持ってない……とか? その辺にほっぽっててなくしたりしてないよね?」イチはハルをチクチク攻める。「まぁまぁ。ハルの見せたくない気持ちもわかるし。いいじゃんもう」【なん...
「お前の……せいじゃねぇ」奴らのキスマークの上から新たにマーキングする。「あ……」ピンク色の小さな乳首を舌で転がすと華奢な体がフルフル震えてのけ反った。【くそ……。かわいすぎる】ベルトを外しパンツを下げ、下着の上から手で触ると可愛いモノがビクンっと脈を打ち始めた。「んぁっ……亮司さ……」先端に向かって擦りあげると下着の丁度先端が当たる部分がじんわり濡れてきた。親指の腹でグリッと擦る。「あ…だめ、イクっ」「え…...
お前が欲しい「何してる? 入れ」「はい、 お邪魔します」未来は遠慮がちに中に入る。佐渡山の部屋に入るのはあの日以来だった。「これ……冷たいうちにどうぞ」そう言って未来の小さな両手に乗った焼きプリンを差し出す。「1個……食えよ」「え? でも……」「食ったことないだろ?」「そう言えば……手に入れることに必死になって食べたことなかったです。……じゃあ遠慮なく頂きます」そう言うと蓋を開け、スプーンですくって口に入れ...
今日もたくさんの小説、過去絵コソコソ夜中にあげまくりました。まだまだあるから多分だけど明日頑張れたら頑張る(;'∀')今日はあと16件しか書き込みできんから小説のみかな???イラストあげるとしたら日付変わってからでーす。そんなこんなで疲れたので寝ます。おやすみー(^◇^)...
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みんなかがみんを可愛がりたいのだよ……って誰だ、噛みついてるやつwwwイイネと思ったらポチッとお願いします。やる気に繋がります。にほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村TOPへ戻る...
忘年会を連想してかきかき。受けのエロい顔に満足( *´艸`)イイネと思ったらポチッとお願いします。やる気に繋がります。にほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村TOPへ戻る...
藤崎のタイプ…( *´艸`)イイネと思ったらポチッとお願いします。やる気に繋がります。にほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村TOPへ戻る...
当時仲良くして頂いた小説書きさんの小説に出てくるキャラクターをかきかきイイネと思ったらポチッとお願いします。やる気に繋がります。にほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村TOPへ戻る...
男はツライよ!?……楽しんで頂けているでしょうか?書いた当初の人気度で言えば1番人気はやっぱりハル。藤崎の中でもやっぱりダントツ、ハルなのよねぇ。何、コイツかわええ///ってなっちゃう。酷い目にあっても未来の事を助けて結局自分がピンチになっちゃうとことか、ピンチさえも「どうしよう、どうしよう」じゃなくて「やってやらぁ」みたいなとこ。……だいぶ好きよ?抱くと可愛くなっちゃうところも(・∀・)イイ!! ユキがうらやまし...
「ハルの中に……出してい?」「そ……んなこといちいち聞くなよ」ユキは激しく腰を動かしハルのペニスを手で扱いた。「ハルッ」「あっぁぁ」ハルはユキの手の中に放出しユキはハルの中に放出した。しばらくじっと余韻に浸りユキが中から引き出すとドロドロっと密部から体液が溢れ出す。それをユキが綺麗にティッシュで拭きとった。「ハル……大丈夫か?」「腰……くだけそ」「ごめん……な?」そう言ってハルのおでこにキスをした。2人は洋...
「ハル、ハルハルハル」ハルが振り返るとベッドの中でユキが「おいでおいで」と手招きをする。仕方なくユキの前に寝っ転がるとハルの体に巻きつく腕。首筋にチュッと口づける。ハルは目を瞑った。舌で舐めながらハルの耳タブを甘く噛む。「くっ」「ハルってほんと耳……弱ぇよな?」「わかってんならやめろよ」「わかってるからやめない」んだよ」耳の穴に舌を差し入れるとゾクゾクゾクッと体が震えた。「やめ……」ユキの手がシャツの...
動きだした心入浴時間が終わると青年は誰にも気付かれないようにC棟に現れた。様子を伺ってはは裸足で廊下を走る。もしこんな格好で見つかったらそれこそ部屋に連れ込まれかねない。「佐渡山さんの部屋は……あった」青年は深呼吸をするとドアをノックをする。「誰だぁ? って……お前、どチビ」「こん……ばんは」「……なんだよ。こんな時間に」【なんだか懐かれてるみてぇだなぁ】「あの……これ……渡したくて」青年は焼きプリンを差し出...
代償は……【※性暴力表現あり】思わず声をあげると周りに見られ赤くなり口を押さえる。いつもならなるべく目立たないように過ごしていた。自分でもなんでこんなに佐渡山の焼きプリンにこだわるのか……≪好きになってしまったから≫【しょうがない。今日は諦めよう】トボトボと歩いているとふと腕を掴まれた。「お前、そんなにこの焼きプリンほしいのかよ?」* * * * * * ...
「おかえり、ハル。荷物持ってやるよ」「い……いい」「貸せって」そう言ってハルから鞄を取り上げユキは微笑む。「行こうぜ?」「……」 ユキは誰にでもそうやって笑いやがる。俺だけにじゃなくて……みんなに優しい。ハルはなんだかモヤモヤしていた。部屋に着くと荷物を置いてユキが振り返った。「ハルっ」そう言って抱きつきベッドへ押し倒す。「お……おいっ」「エッチなことはしないって。こうしてるだけ。……ならいいだろ?」「ま、ま...
焼きプリンの真意「ハル――。何故だ、何故に行くぅぅっ」佐渡山がうおおおおおおと吠える。「せ……世話になったな、佐渡山。昨日の事はホント感謝……してる。い、行くな?」「何故にお前は俺の気持ちを引っ掻き廻すぅぅ」ぬおおおおおおおっと男泣き。「あの……兄貴? だいぶしょっぱなの頃のイメージと違っちゃってますよ?」「うるせっ」ハルの後姿に手をかざし佐渡山はその場に座りこむ。「あ……あの……」「……なんだっ。俺は今ハートブ...
「あっ……そんなにしたらで、出ちまうって」「何回でも出せよ」そう言って目を瞑り喘ぐハルを眺めながらユキは舌をより激しく動かした。「あ……も……出……る」体を震わせてハルは白濁をユキの口の中に放った。ユキはそれをゴクンっと飲み干す。そして綺麗に舐めとるとその後の密部を舐め始めた。「や……」「今度は俺の番……ね」そう言って柔らかく解したそこに固くなったペニスを押し当てた。ハルは、ハァハァと息を荒げながらユキを見、...
好きだハルが蹴りを入れるとその前に鼻血をブッと出す男達。背中あわせになりユキが言った。「頼むからせめてトランクスくらい履けよ。 ……刺激が強すぎるって」「あ……わりい」 * * * * * * 静かな部屋にキスをする音が響く。「ハル……」「ユ……キ……」ユキの唇がハルのいたる場所にキスをする。おでこ、瞼、頬、首筋そして手の甲に ――「もうハルの嫌がることはし...
優しい愛撫【※性暴力表現あり】暴れるハルを押さえつける男達。1人に尻タブをグイッと広げられる。ハルは恥ずかしさにマットに顔を埋めた。ユキはハルの蕾に舌を伸ばす。「ユキ、やめろ。んっ……」ハルは思わず声を漏らした。ユキは愛おしそうにハルの下の口を舐めあげる。久しぶりのユキの優しい愛撫 ――次第にハルから吐息が漏れ始めた。「ん……あ、あ……」ハルは両手で声が漏れないように自ら口を押さえる。舌先でつつくとヒクヒク...
ナイフ「そういう態度がムカつくんだよっ」そう言って殴りかかる男をユキはすかさず屈んでよけ、ボディブローを食らわせた。「ちょっと。顔狙うのって反則じゃない?」「うるせぇっ」ブンッと大ぶりする相手の手を掴んでひねりあげると、うしろから別の男が腕でユキの首を締めあげた。「ぐっ」ユキはひねりあげた腕を離して首を締め上げる男の腹にひじ打ちを食らわせる。男が離れユキは「ゲホッゲホッ」とむせかえった。ハルは急い...
【※性暴力表現あり】しかしそのおかげで両手が自由になった。ハルは両手のモノをギュウウウっと力任せに握りしめる。「ギャッ」そう言って痛がり転がる2人。そして素早く両手を組んでハルのモノを弄っている男の後頭部を殴りつけた。「てめぇっ」ハルにしゃぶらせていた奴が口から引っこ抜いて、ハルの腹の上に乗っかる。「くそっ」【足縛られてて動けねぇ】「てめぇ、調子に乗んなよっ」思い切り顔を何発か殴られる。口の中が切...
怒り【※性暴力表現あり】「あ、ユキさん。あいつ……あいつ等です」青年が指差す方向を見るとユキはゆっくりと取り巻きの方に向かって歩く。「赤城のやつ今頃ひーひー言って泣いてんじゃないの?」みんなであはははと笑う。それを聞いて青年は青くなった。「赤城く……」青年を下ろすとユキは奴等に向かって走った。 * * * * * * 「んんっ…ぐっ」ハルは口の中にハン...
「あのさぁハル……赤城くん。いるかなぁ?」ユキは1年F組を尋ねる。「赤城は……」「あ、ユキさん」そう言って一樹がやってきた。「あ、ハルの友達だよな。えっと一樹くん。あのさぁハルは?」「今日は気分が悪いって休んでます。あの……何かあったんですか?」「なんで?」「実は昨日夜遅くに赤城くん、僕の所にきたんです」「一樹くんのところに行ってたのか……」「やっぱり何かあったんですね? 赤城くんの目……真っ赤でした」ユキは一...
ユキはベッドの上で2つのキーホルダーを並べて眺めていた。「マジ……かよ」----------------------------------------------------------『ずばりお前に聞く。俺とハルは恋人同士だったのか?』『はい?』『だぁかぁらぁ。付き合ってたのかって聞いてるんだ』『……』『正直に話しやがれ!』『くっ首締まるっ。話す、話すから落ち着けって。お前とハルは愛し合ってたよ』『愛し……あってた?』『ああそうだ。今みたいにチャラチャラした生...
「ちょっ、おい、ハルっ。そんなに強く引っ張ったら……」ブツッ……と[Y]の部分が取れ、ハルの指の間からこぼれ落ちそれは床に転がる。「あーあ。見ろ取れちまったじゃねぇか」そう言ってユキが拾い上げた瞬間頬に痛みが走った。「……って」そう言ってハルを見るとハルの目から涙が溢れ出ていてユキは驚いた。「わ、わりい。でもこれつなぎ目が壊れただけだからすぐ直るって。俺がちゃんと直してやるか……」「嫌いだ……お前なんか。ユキ...
キーホルダーあれからしばらくしてやっと少しずつ1人寝に慣れ始めたハルは布団の中で早々にウトウトとし始めた。少ししてからカーテンがかすかに動く。そしてハルの布団の中に入っていく人物。ハルの後ろにひょっこり顔を出す男……ユキだった。「今日も我慢できなかったぜ」そう言ってハルの体に手を回しぎゅっと抱いてみる。骨折していた左腕もギプスが外れやっと両手が使えるようになっていた。【なんでこんなにしっくりくるんだ?...
次の瞬間ハルの平手がユキの頬を殴っていた。「……ってぇ」「テメェふざけんじゃねぇ」そう言ってハルは大浴場の方に歩いて行った。【なんだよ。キスくらいでおおげさだな】 しかしなんだったんだ? あの感覚は……* * * * * * ユキは取り巻き達と談話室にいた。【あーなんか部屋に帰りにくいなぁ】ハルのヤツずいぶん怒ってたしな。湯船の中でも俺のこと睨んでやがった。「ユ...
その腕の持ち主はユキだった。ハッとユキが我に返り腕をはずす。「あれ? 俺……なんで?」ユキがハルを見ると驚いているのがわかる。「なんだよてめぇ。一度降りた土俵に戻ってくる気じゃ……ンガンガー」思わず榑崎が佐渡山の口を押さえる。「土俵? なんのことだ?」「なんでもないよ? ほら、キミのかわいい天使たちが向こうで待ってるよ?」「あ……ああ」そう言って不思議そうな顔をしてユキは歩いて行った。【しかしなんで俺……ハルの...
「んん……ユキさん」「しー。ハルに聞こえちゃうだろ?」ヒソヒソと聞こえる囁き声。ハルはがばっと布団を被る。「あいつはユキじゃねぇ。ユキであって俺のユキじゃねぇ」ユキに貰ったキーホルダーを握りしめ呪文のように唱える。それでも別の男に甘く囁く声は……まぎれもなくユキの声だった。 * * * * * * 「ユキさん……」食堂で取り巻きにチヤホヤされているユキを見ている...
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