先の「なぜ、何のために」で、そうした疑問に答えるのは宗教だといいました。一方で、人間は生きるために「欲」を持って生まれてくるとも言いました。それでも宗教は欲を疑問の原因としてその欲を取り去るように求めます。多くの人は、欲に引っ張られて進路を選んで、そのまま一生を終えます。これは年とともに欲に引っ張られている人は減ってきますが、量質ともにわずかです。こう考えてくると、宗教というのは本来の人間の姿を否...
先の「なぜ、何のために」で、そうした疑問に答えるのは宗教だといいました。一方で、人間は生きるために「欲」を持って生まれてくるとも言いました。それでも宗教は欲を疑問の原因としてその欲を取り去るように求めます。多くの人は、欲に引っ張られて進路を選んで、そのまま一生を終えます。これは年とともに欲に引っ張られている人は減ってきますが、量質ともにわずかです。こう考えてくると、宗教というのは本来の人間の姿を否...
「なぜ、何のために」の後にはいろいろの言葉が続きます。なぜ、何のために生きるのか。なぜ、何のために苦しまなくてはならないのか。なぜ、何のために与えられたのか。など子どもの頃は「何のために」という言葉は、何か嫌な事、例えばお医者さんに行くなどの時に発する言葉です。嫌な事でもしなければならないときなどに使います。大人になってからは、その目的が分からないときなどに疑問に思うときに使います。何のために生き...
戦争なんてだれも望まない、それなのになぜ戦争は起きるのか。一部の戦争好きな人間が戦争をしているだけなのだ。こんな会話をよく聞きますね。本当ですかね。「戦争は嫌だ」と言っている人同士でもお金の話になると喧嘩になることもあります。隣の町同士でもお金の負担となると、争いになることもあります。隣の国同士でも領土の話になると戦争にもなります。こうして具体的問題になると争いになることが多いものです。そんなこと...
先の「宗教」という記事で「完了」と書きましたが、あまりにも簡単な内容で、理解ができないところもあったと思いますので、もう少しくわしく追加することにしました。毎日元気に動いている人もあれば、憂鬱な気分で過ごしている人もあります。宗教というのは後者のような人に必要なものですが、この二つの状態は深い関係があります。元気な人は、自分の希望の赴くままに行動しているわけですが、その行動の基礎には「欲」がありま...
宗教というのは、先の記事「マインドコントロール」とも関係が深いものです。丁度今旧統一教会の事で話題になっていますが、そこでの問題は寄付とか霊感商法とかで商品を買わされたのか、「信仰心」によるものなのか、それが問題になっています。例えば「信仰心というのは本当の自分の心だから、その心は尊重しなければならない」とよく言われますが、信仰がなくても「お金がほしい」という心も本当の気持ちです。本当の気持ちかど...
「マインドコントロール」という記事の最後に「こう考えてくると自分の意思なのかマインドコントロールされたものなのか、その境目が分からなくなってきます」と書いています。人間は心が無い状態では生まれないので、親の遺伝子などとしてある程度の心は与えられています。しかし、もっとしっかりした「自分の意思」を持つためには、その与えられたものを打ち破る必要があります。つまり自立する必要があるのです。十年くらい前に...
アバABBA - Ode To Freedom (Lyric Video)...
家内の話では「それやからあんたは皆に嫌われるのや」という。先日も「おらんようになってほしい」と言われたばかりなのです。もともと私は一人が好きな性格ですので「やっと一人りになれた」と思いたいですが、やっぱりはっきりそう言われると寂しいものですね。しかし、「嫌い」というのも人との関係の一つの形ですので、まだつながりはあるということです。もう、年も年ですのでいずれ一人で死ぬのですから、少し早いというだけ...
Dana Winner & Richard Clayderman - Je t'aime mon amour...
先に「お墓の話」という記事を書いたのですが、書き終わった直後に大事な事に気づきました。 それは「忠魂碑」とか「お地蔵さん」とか、お墓に類似したものがたくさんあることです。 「忠魂碑」というのは、明治維新以降、日清戦争や日露戦争などで戦死した、地域出身の兵士のために作られた記念碑ですが、戦死者の天皇への忠義を称えるものでした。戦後にGHQは「忠魂碑」を軍国主義的なものであると判断し、第二次世界大戦後...
後出しジャンケンの最も典型的な職業は「評論家」です。評論家というのはすでに出ている結果について、良いか悪いかを述べるわけですから、大きく間違えることは普通ならありません。良かったら良かった理由付け、悪かったら悪かった理由付けが評論家の仕事になります。ですから、それは「後付け」の仕事になります。先に行動して出ていた結果に後付けジャンケンしているのですから、当然後からの意見は先の意見よりはよい意見であ...
マインドコントロールとは、ウィキペディアによれば「操作者からの影響や強制を気づかれないうちに、他者の精神過程や行動、精神状態を操作して、操作者の都合に合わせた特定の意思決定・行動へと誘導すること・技術・概念である」とあります。 何か難しそうに聞こえますが、第三者が誰か他人の心に侵入して、その誰かの行動を第三者の思いへ誘導することのようです。本来人間は一人では成り立たない社会性を有した存在であり、「...
最近はお墓を持たない人が増えてきているようですが、お墓を持ってたら持てたで、いろいろの問題があるようです。それにしても、お墓というのは何のために有るのでしょうね。洋の東西を問わず、太古の昔からお墓はあったようです。何のためにお墓はあるのでしょうか。だれのためにあるのでしょうか。それは「死者を送るため」「死者と会うため」「死者と会話するため」とか、いろいろあるようですが、考えてみれば死者はもう死んで...
電子出版した「人間サイズの世界観」で「世界の構造」として1つの世界観を示しました。この「世界の構造」には自分の人生観はふくまれていません。しかし、仮の中立的な人間を乗せて、仮の行動をシュミレートしています。どのような人生観もこの「世界の構造」に乗せることはできます。ただ、それらの人生観の中身を掲載するには構造的に適していません。 この世界の構造は、世界観のみを書いたものです。多くのこれまでに...
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私の文章について、よく「中身が無い」とか「当たり前のこと」と批判される。当たり前のこととは「誰でも知っていること」であり「言うほどの事でもないこと」なのである。当たり前のことは、また価値のないことである。と言いたいようにも聞こえるが、しかし、中身が無いとは言われても、「間違っている」とは言われないのである。むしろ、学問の論文などは当たり前のことでなくてはならないと私は思っている。あるいは、「当たり...
「何とか主義」などと言いますが、この「主義」という言葉の意味は 「人や団体や政府が、主張や行動の指針にする原則や思想である」と辞書には書かれています。行動するときの目的や判断の基準を、ある価値観に求める、そのもとになるもののようですが、「価値観」ですので、人によって好みがあり異なります。どれが正しいということもないものです。「相対主義」という主義があり、一般的な意味では,唯一絶対の視点や価値観から...
先日家内と車で山野草の取材に出たのですが、林の縁を走行していた時、緑の葉っぱのなかに赤っぽい花のようなものを見つけた。「あの赤いものは何や」と家内に訪ねると「この季節に赤い花の山野草はない」というのである。ここで「赤い花のようなもの」の正体を突き止めようというのではない。家内は山野草の知識はかなりのもので、当然ですが、私のかなう相手ではないが、今回のように私が見つけて新しい発見をすることがしばしば...
ウチの家内は私に「そんなことしたらバチが当たる」という。自分自身にも「バチが当たったんや」などといっています。そんなことをしたら「天国にはゆかれへんで」ともよく言っています。今、ちょうど旧統一教会のはなしがニュースになっていますが、その旧統一教会では、よく「地獄に落ちる」と言って脅していたようです。今生きている人間には、天国とか地獄と言われても、現実には空想の世界のことでしかない。「天国」と聞けば...
自分には心があって、その心の命じるままに動いています。そのはずです。しかし、過去にも記事にしたことがありましたが、「どちらが本心か」という記事を書いています。子どもの心理で、友達におもちゃをあげるかどうかの葛藤の話です。このおもちゃ面白いのであげたいが自分もそのおもちゃで遊びたいというようなときに、どちらが本心かというようなケースです。この例で判るように、このときの自分の心は、友達の存在でされます...
ブログの記事の内、存在論関連の記事を中心に、体系的に整理し、加筆・訂正した上、まとめて出版しました。タイトルは「人間サイズの存在論」です。副題として「(凡人の哲学2)」としていますが、これは2000年5月に出版した「凡人の哲学」に対応したタイトルです。今回はアマゾンより電子出版として出版したもので、下記 URLをクリックすると行けます。https://www.amazon.co.jp/dp/B0B9H7DYT8まだ私もよくわからないところがあって...
「目的」はこの世界のすべての人間の行動の源であり、その目的に従って行動しているのです。しかも、すべて同じ方向に行動しているとは限りません。全ての人がそれぞれの思い「目的」で行動しており、時には衝突することもあります。衝突はしなくても交差するのは当然であり、世界を縦横無尽に動き回っているのです。 その中で互いが交わり、切磋琢磨して世界を動かしているのであり、それぞれの「目的」を果たそうと動いて...
The Kelly Family - An Angel (Live @ Freilichtbühne Loreley 2018)
The Kelly Family – An Angel画像をもっと見るジャンル:Rock, Popスタイル:Soft Rock, Ballad年:1994年...
https://www.youtube.com/watch?v=Pd0om5B9dFs
カントリーミュージックのようで、調査中ですが、教えて下さると嬉しいです。...
この記事は、「科学の構造化の試み」の一つとして書きかけているもので、まだ書きかけで未完のものです。 Ⅴ、なぜトップダウン方式なのか ボトムアップ方式でも対象を構造体として捉えられます。従来から構造体として対象を捉える思考はありましたし、これまで述べてきた「世界の構造」もその1つと言われても間違いではありませんが、特に「トップダウン方式」とうたっているのは、世界全体と個の関係を安定的に維持するため...
私は毎年簡単な人間ドックを受けていました。しかし、今年からはそのドックを止めることにしました。止めた理由はもう死んでもいい年だからです。もう持病も一人前にたくさんあり、大量の薬を毎日飲んでいます。何か異常が有った時はクリニックに行って診てもらいます。人間ドックは異常がなくても異常を発見するためにするのですが、通院は異常が有った時に行きます。薬がなくなった時も診察は受けています。それでも人間ドックは...
この「世界の構造」は世界を映したものではなく、私が造りたい世界の形なのです。あるいは、世界を人間が理解するために必要な形なのです。ここまで無意識に造りあげましたが、まずは議論のための共通の土台が必要だったのです。 部品の数やそれらの結び方などにはご意見はあると思いますが、一番の問題はそれら部品を結んでいる「線」の意味です。例えば「自然」という部品ですが、感覚器官で感じ取ったとしても、「線」とい...
車で帰宅した時、隣でカラスが騒いでヤカマシイので、隣の玄関の方を見るとカラスがゴミ袋をひっくり返して、ゴミが道路にまではみ出す勢いなのです。箒を持ってきてゴミを片付けたのですが、家にもどって家内にその報告をすると「なに、そんな余計なことをして」と怒るのである。「どこが余計なことやね」と言うと「よその家の玄関までゴミ掃除をして」という。しかし、カラスが騒いでやかましいし、道路にまでゴミが飛び出してい...
これまでに「人間行動の位置づけ」というシリーズの記事を書いていますが、この「人間行動の位置づけ」というシリーズは、現実に人間がしている仕事を分類するという形で位置づけしました。しかし、ここで参考にした「人間行動の位置づけシリーズのⅤ「遊び」「癒し」」は仕事ではない「人間行動」であり、「事実」かどうかを判断しようとするこの記事には適したものです。 この「遊び」とか「癒し」のような対象は、人間の「心...
人間は「生きたい」という「欲」を持っています。生物ですので当然ですがこの「生きたい」という言葉には多くの意味が含まれています。単に死なないために生きるのではなく、さらにその先の希望や夢の実現まで追跡することが「生きる」ことと言えます。 その生きる土台としてこの世界があり、この世界の中のこの国でどう行動するか、それが生きる「目的」なのです。その行動の基には「心」があります。 私は以前に「愛国心に...
Oesch's die Dritten - Butterfly
Oesch's die Dritten - Butterflyスイスのファミリーバンドです。メラニー・オーズチさんのヨーデルが...
先日「マック」を買いに行った時の話です。家内が「ポイントがいっぱい貯まっているので、ポイントを使ってきて」とカードを渡してくれたのですが、「もし、カードにポイントが残ってなかった時のために、お金も用意しておいて」とも言われていたのです。ところが「XXXX(ポイントを処理する器械の名前らしい)」が故障していてカードが使えないというのです。「お金を用意して」という言葉をそこで思い出しました。忘れていたのです...
小銭が銀行へ持って行っても計算が有料で貯蓄にはならないのですね。私も小銭をポケットに入れておくのが嫌いで、すぐに貯金箱に入れるのですが、「もうそろそろ銀行へ持って行こう」と思っていたところへ「計算が有料化」とは貧乏人には辛いところです。この「小銭のを使わないと」とポケットにどっさり小銭を入れて使っていたところ、小銭を使ういい方法が見つかりました。その方法というのは、一部のスーパーで支払を機械ででき...
この記事は、出版予定の本の「まえがき」として書き直したものです。 私が生まれたときすでに世界はありました。このすでにある世界がどんな世界か、それを知るために自分に与えられているものがあります。感覚器官すなわち目や鼻や耳などいわゆる五官がそれで大切な手段の一つです。そしてその補助手段として行動器官すなわち手や足などがあります。 この感覚器官と行動器官の二つは、外界を捉える手段としてあるもので、心の...
人間ドックで胃に「経過観察」という診断が出たので、医師の指示もあって胃カメラの検査を受けることにしました。予約を取って病院へ行ったところ「予診票」のようなものを書かされて、現在ある症状に丸をする項目があり、私は「咳が出る」に丸をしました。ちょうどオミクロン株の流行と重なり、pCR検査を受けるように指示されたのですが、結果が出るのが夕方になるとのことで、時間がかかることが判明したのです。胃カメラの検...
十年くらい前になると思いますが、「「ごめんなさい」と「ありがとう」の言葉に世話になろう」という記事を書いたことがあります。この二つの言葉があれば、たいていのことは解決するという趣旨でした。しかし、この言葉には「ごめんなさい」と謝れば、多少の事は許されるという甘い考えが隠れています。「ごめんなさい」という言葉に甘えていては、場合によっては相手に失礼になることもあるのではないかと思います。極端な言い...
構造化を考える前に、その構造体に組み込む部品を選ばなくてはならない。そのために社会現象としての「事実」と呼べるものは何か、それを特定しておく必要があると思います。アリの世界では働かない働きアリがいたりしますが、この働かない働きアリもアリの世界では重要な構成員なのです。人間の場合はどうなのでしょう。先に述べた人それぞれの「いろいろな行動」は、構造体に組み込むには少し抵抗がありそうなものかもしれません...
Helena Fischer Die Sonne kann warten
基本情報生誕1984年8月5日(37歳)出身地 ソビエト連邦クラスノヤルスク, ドイツラインラント=プファルツ州, ヴェルシュタインジャンルPop music職業Singerdancerentertainertelevision presenteractress活動期間2005–現在レーベルEMI、UniversalHelena Fischer Die Sonne kann warten...
社会学の構造化Ⅰで述べたように、自律的に意思決定する複数の主体が、互いに影響を及ぼしながら、逸脱するものがいても、全体としてある目的を達成する、これが「自律分散システム」と呼ばれているものなのです。アリの世界がどうであれ、人間は人間の社会の構造で成り立っています。少なくともアリの世界の真似をする必要はないと思います。人間と言えども間違いは犯すこともあり、生き物である限りは死ぬこともある。戦争もすれ...
何が「事実」か Ⅶ、「事実」は誰のもの2018年に書いた記事の中で「時間」についてこんなことを書いています。私は「時間はない」と言ってきました。哲学者の池田晶子さんも「時間はない」「あるのは現在のみ」と言っています。もう、少し前になってしまいましたが、「目的Ⅰ」という記事で「時間論はアウグスチヌスが唱えたのが最初だ」というご意見を頂いていました。「時間はない」という私の記事に間違いの指摘を頂いたのです...
何が「事実」か Ⅵ、「事実」確認の実際何が「事実」かⅤまで、「事実」と判断できる例を述べてきましたが、しかし、実際にその通りに確認しているかというとそうでもありません。これまでに書いて来た私の文章を思い起こしても、それほど真剣に「事実」かどうかの判断をしてきたとは思えないし、「そんなこと考えるまでもなく当たり前だ」と片づけていました。例えば、相対的存在の説明は、色の存在確認の例で説明しています。「赤...
Just an IllusionJuanita du Plessis, Franja du Plessis & Ruan Josh2019/4/5Juanita du Plessis(旧姓Naudé)は、ナミビアのウィントフックで4月26日に生まれたアフリカーンスのカントリーシンガーです。 彼女は彼女の歌Ska-Rumbaで知られるようになりました。 Du Plessisの歌のキャリアは、1998年に彼女のデビューアルバムJuanitaから始まりました。 その年、彼女は最高の歌手、最高のソングライター、そし...
今日、テレビやSNSなどで簡単に情報が入手できて、誰でも最新の流行に接することができ、時代について行くことはそれほど難しくなくなっています。そして、世間の常識はどうで、どうしなければつまはじきされることも分かっている状況で、自分の立ち位置が狭められてきて、「今はこうでなければ」と世間に染まってしまう状態です。「世界の構造」を築くにあたって、こうした背景にある社会を中心に置いて、その流れに沿った世界...
Rosanna Rocci - Chaka Chaka歌われている歌詞はイタリア語のようですが。内容はわかりません。雰囲気からは大変楽しい歌のようで、少し聴いただけでチャカチャカという歌詞が耳に残って歌に乗せられてしまいます。...
この記事は、「世界の構造 Ⅴ、「空間」「時間」の位置づけ」として書いたものです。「世界の構造」図Ⅲは、一つの「塊り」としてある世界を部分に分けて、再度図Ⅲとして組み立てたものですが、最初の「塊り」と同じものなのでしょうか。もし同じでないなら、この図Ⅲはいったい何なのでしょうか。個々の部品に名前がついていて、それを矢印で結んだもので、元の世界の塊とは見かけは全く異なります。これは「世界の構造」とし...
私は本来一人が好きな人間で、「シャベラナイ」のが普通なのですが、社会生活には不向きな性格です。社会から見たら欠陥人間ですよ。それを個性と言えば聞こえはいいですが、そのままに社会に出たら通用しません。私は、これまでに述べた性格に加えて、さらにプライドが高いのです。「シャベラナイ」性格でプライドを保ちつつ会話をするのは大変です。だから「シャベラナイ」は正確には「シャベレナイ」のかもしれません。どうした...
「シャベラナイ」私の欠点に、さらに「記憶力が悪い」という欠点が付け加わると、最悪の欠点が誕生します。「シャベラナイ」ことで外部の情報を取得できないだけでなく、記憶力がないことで折角の情報を蓄えられないのです。シャベラなくても情報は聞くことは可能ですが、それを蓄える力が乏しいのです。具体的に言うと、「記憶力が悪い」と言っても勝手なもので、自分にとって大切なことはしっかり覚えているのです。自分が関心が...
人間だけではありませんが、すべての生物と無生物との違いは、例えば科学では、生物学と社会科学、それに医学などは生物が対象で、それ以外は、無生物が対象であり、二つに分けることはできます。つまり、生きているかどうかでの区分です。この区分は外見的な見かけの区分ですが、もっと本質的な違いが生物と無生物の間にはあるように思います。生きていることの状態が、どれほどの差異なのかが知りたくて書き始めたものです。オー...
「私の性格の欠点Ⅰ」で「シャベラナイ」ことを取り上げましたが、この欠点が私の一番の欠点で、あらゆるところで私の性格形成に影響しています。人と話をするということは、単に情報を伝えるだけでなく、相手の情報を受け止めることでもあるのです。社会との関係を築くことであり、その中での自分の在りかを築くことでもあるのです。具体的には、言葉の習得や知識の習得、その中から社会情勢はもちろん、自分の表現力のアップから...
とりあえず、私の性格は変わっている。だから「変人」と言われていると思うのだが、直接言われたことはないように思う。言われていても忘れている可能性はかなりあります。私自身も「変人」と思っているので、どんどん「変人」と言ってもらいたい。直接にですよ。でないと伝わってきませんので。私の一番の「変人」はシャベラナイことです。シャベラナイでおこうと決意して、そうしているのではないのです。普通にしておればそうな...
物理学は宇宙から素粒子まで、すべての物を対象とし、その対象を洩れなく扱って世界観を造り上げています。私がここで試みようとしているのは、人間サイズの世界観ですので、宇宙や素粒子などは対象ではないのです。物理学と私の言う人間サイズの世界とどこがどう違うかというと、人間サイズの世界というのは、人間の感覚器官や行動器官の及ぶ範囲のことで、力学で言えばニュートン力学がその対象なのです。具体的に言うなら、アイ...
ここまでは「世界の構造」として、人間の行動を捉えてきましたが、もっと日常生活に即した、「生きる」ということに焦点を合わせた詳細な構造に迫り、最終的には「悟り」の世界にたどり着きたいと思います。ここではもっと主観的に「この私」の生きる世界について考えます。同時に「世界の構造」では登場しなかった「時間」や「空間」についても、構造上に位置づけします。人間の生きる行為の構造化ですから、先の「世界の構造」の...
先に一度「自由意志」という記事を書きましたが、今回のこの記事はそれの訂正版です。新しく経済活動の「自由」について追加しています。「意志は脳の働き」であり、かつ「脳が物理法則に従う」ならば自由意志はない、とする仮説があります。いわゆる決定論です。逆に自由意志とは、自己の判断をコントロールすることができるという仮説です。「人間による一連の活動は、(1)意志によって、(2)行為が発生し、最後に(3)結果が生じる...
なぜ「世界の構造」なのか。この世界、自分が観て初めて「世界」があるのです。観ている自分とその対象は相対的に存在して「ある」あります。世界をみる視点は、自分自身でなければならなりません。自分が対象に何かを求めているかなのです。何を求めているか、距離なのか、時間なのか、どこに向かっているのか、どこまでなのか、どうしてどうなるのか、すべて、自分が発した疑問なのです。その疑問を解くために科学しているのです...
「僕は、人は、死んだ瞬間、ただの物質、つまりホコリと同じようなものになってしまうのだと思うよ。死の向こうに死者の世界とか霊界といったようなものはないと思う。死んでしまったら、当人は、まったくのゴミみたいなものと化して、意識のようなものは残らないだろうよ」(以上、伊藤栄樹『人は死ねばゴミになる』より)。現在の科学から得られる知識を総合すると、上記のような結論になりそうです。伊藤栄樹氏の言うように「死...
What's New - Red Garland Trio
私はだいたいビートが効いたリズミカルな曲が好きなんですが、最近、そればかりを聴いていると疲れてくるのです。そんなとき、ピアノ演奏のバラードなどが聴きたくなります。What's New はジャズのスタンダードナンバーですが、ピアノ演奏だと Bill Evans のものが知られてます。Bill Evans は大変人気のあるジャズピアニストですが、メロディーラインがギクシャクしていて、私はあまり好きではないのです。上の YouTube は Red Ga...
近年「宗教」についての議論が盛んになってきていますが、「宗教」をどのように位置づけするかで、宗教自体の扱い方が異なってきます。社会現象としての「宗教」は、生活のかなり広い範囲に及んでいますので、どこを中心に捉えるかで、全く異なったものにもなりそうです。「宗教」は、私が「世界の構造」で対象とした範囲をすべて含んでいると思います。つまり、世界のすべてであると言っても間違いではないでしょう。「宗教」は人...
この記事は、これまでに同タイトルで投稿していたものを大幅に書き換えたものです。出版予定の本の中の「構造化の試み」の一項目です。物理学は現在は体系的にまとめられて、個人の考えで変えるなんてことはあり得ません。その対象である物の世界の客観的な理論がほぼ出来上がっています。つまり、その物理学の成果には人間の感情などの価値観は含まれていないのです。人間の価値観が侵入してくるのは、その応用部門である工学の場...
Si amanece → LP Viva España (James Last)...
先の記事「悟り」で述べた「悟り」は、劇的な心の体験になるようですが、「悟り」はいつでもそういう典型的な形で現れるとは限らないようです。悟り方にいろいろの形があるように、悟った心の状態もいろいろのようです。他人の心は見えませんので、悟っていない私にとっては、何か手がかりがないと「悟り」の心を見ることはできません。悟ると死ぬのが怖くなくなると言われますが、それでは「死ぬのが怖いか」どうかを確認すれば、...
以前に「人間の位置づけ」と言うタイトルで書いた文です。「人間は原子より大きく地球や太陽よりは小さい存在です。人間はその原子と地球・太陽の間で生きています。だから、人間の体はその間で生きられるように創られています。外界との接触は感覚器官で行いますが、それにも限界があり、原子より小さいものや地球や太陽より大きいものや離れているものは正確には見えないのです。感覚器官に限らず手足などの行動器官にも同じよう...
https://www.youtube.com/w...
以前に「人間の位置づけ」と言うタイトルで書いた文です。「人間は原子より大きく地球や太陽よりは小さい存在です。人間はその原子と地球・太陽の間で生きています。だから、人間の体はその間で生きられるように創られています。外界との接触は感覚器官で行いますが、それにも限界があり、原子より小さいものや地球や太陽より大きいものや離れているものは正確には見えないのです。感覚器官に限らず手足などの行動器官にも同じよう...
宗教的に「悟る」と言う時の状態は、自分の力の限界を知ることだと思います。これは理屈で知った状態ではなく、感覚的に知るということのようです。例えば、心身ともに疲れている人の心の状態です。もう、自分にはどうすることもできない、自分の力ではどうにもならない、そんな状況に置かれたときの心の状態です。「すべて重荷を負って苦労している者は、私のもとに来なさい。あなた方を休ませてあげよう。(マタイによる福音書)」...
よくウィキペディアなど参考にさせてもらいますが、以下のような文が冒頭で書かれていることが多いです。 「この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。 出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。」私はウィキペディアなどにお世話になっていますので、大変助かっているのですが、私は「検証可能な参考文献や出典」があるかないかなどはあまり気にしていません。私は、書かれている...
この記事は出版予定の「凡人の哲学Ⅱ」の内容の一部です。これまで書いてきた内容に追加したものです。ここまで図Ⅲとして「世界の構造」のモデルを作ってみました。とりあえず、どんな形になるのかを示してみたのです。この図Ⅲに具体的な世界の現象を投入してみて、どんな動きができるかを示したつもりです。しかし、それで現実の世界がどうなるのかと質問されたら、何が答えられるのか具体的な内容が浮かんでこないのです。現在、...
これまで「私の哲学の方法、人生観と世界観の違い」というタイトルで、「哲学は世界観であるべき」という考えを書いていましたが、「人生観」と「世界観」は表裏一体のもので、私自身もそれに気づかずにいましたが、実質的に「世界の構造」をそのような扱いをしていたのです。改めて、全体をそのように書き改めて、特にこの記事「私の考え方Ⅳ、人生観と世界観」を書き換えました。 「人生観」とか「世界観」という言葉は、日本で...
「目的」に向かって生きているはずが、その行く先が見えなくなってくることがあります。「このままでいいのか」という疑問が湧いて来るのです。よく何のために生きているのかと問う人があります。動物のように生きるためだけでは納得できないからでしょうか。もっと崇高な人間らしい理由がほしいのでしょうか。力、欲望、時間、可能性、それらが導いて「ここになぜいるか」とか「死んだらどこに行くのか」とか、そういう疑問にたど...
S Club 7(エス・クラブ・セブン)は、イギリスのダンスボーカルグループ。男性3人と女性4人、計7人からなる。アメリカでは人気を得ることができなかったが、本国イギリスでは絶大な人気を獲得した。活動を続けていく中、メンバーのポールが脱退し、メンバーが6人となってしまったため、S Clubとして活動を続けるが、2003年4月21日にロンドンでコンサートを行なった際にステージでグループの解散を発表した。WikipediaよりReach - ...
日頃の車の整備が出来てなくて、ラジエーターから煙が出て、エアコンが効かなくなりました。急遽、走行していた近くのお世話になっているモギトリセンターに行って見てもらいました。日頃の整備不足は分かっていましたが、ラジエーターというのは複雑な構造をしているのですね。走行していると前から風が当たってラジエーターが冷えるのは分かってましたが、そのラジエーターの中に冷却液が入っていて、その冷えた液がエンジン内を...
哲学とは限りませんが、どんな学問でもできるだけ多くの人に理解してもらうために、できるだけ易しい言葉で表現されることが望ましいです。一方で学問は正確である必要性から、使う言葉の定義がなされることが多いです。私は哲学をするとき、特に哲学専用の言葉を使うことはせずに、人類が長い歴史の中で作り上げてきた現在の生きた言葉の中から、出来るだけ易しい言葉で単純に表現できるものを選んで使っています。しかし、議論と...
人類の進歩と調和現在の社会には道具があふれています。街にもあふれているし、会社にもあふれています。家に帰っても道具があふれています。高速道路の入口や出口は予め確認しておかないと迷います。認知症の人が逆走するのは当然と思えますし、最近の携帯電話(スマホ)などいろいろのことができて便利ですが、それだけ使いこなすのには技術 (知識)が必要です。スマホを使っている家内がときどき「どうしたらいいか分からない」と...
この記事は出版予定の「凡人の哲学Ⅱ」の一部です。科学の構造化の試みⅠ、物理学の構造化これまでに述べてきた「世界の構造」で物理学の世界を捉えようとすると、その対象となる「物」は「自然」の中に含まれていることになります。これでは物理学を構造体としてシステム論的に捉えることはできません。また、その「物(自然)」は「感覚器官」で捉えられるものですが、その「物」もいろいろあり、その違いで捉える感覚器官も異なって...
この記事は2005年に書いた二つの記事を転載したものです。思春期を迎えるころに、人は誰でも「自我」に目覚めます。日常生活に紛れていると、自分も他人と同列に並べてみていますが、或る日突然、この世界の中で体の内側から見ている人間は、自分だけであることに気づきます。世界の中心は自分にあり、自分はこの世界の中で一人であることに気づくのです。そしてここに存在することの意味を問い、この世界が何であるかを問いはじめ...
この記事は出版予定の「凡人の哲学2」(タイトル未定)の序論です。これまでに発表済みの内容をまとめたものですが、新しい内容も含んでいますので、再度掲載したものです。哲学的な思索を始める切っ掛けは「世界の不思議」である。何が不思議かと言えば、この世界に生まれ出たこと、そして「なぜ死ぬのか」である。この本には、その謎を解くカギが書かれてある。死の恐怖からの救済もある。ギリシャ時代の哲学者は、この世界を成り...
一つ例を言うなら「帰納法」に対して「絶対に正しい」とは言えないと「反証可能性」など新しい基準を作ったりする。「帰納法」では哲学者は納得ができず、完ぺきではないのである。私たち一般人なら絶対でなくても「知っている限りほぼ正し」ければそれで通用させる。もしそれで問題が出てくれば、「例外もあるよ」とか「それはまた別問題」と「ほぼ正しい」話で通用するのである。科学の実際はというと、新しい事実が出てきて、こ...
よく「言い訳はするな」と上司などから叱られている姿を見かけることがあるが、この「言い訳」というのは悪いことなのかなと、ふと思いました。「言い訳せずに素直に聞け」ということなのでしょうが、これは上司の考えの押しつけですよね。統率を必要とする軍隊やスポーツなどではリーダーの指示に従わないと成り立ちませんが、組織によっては、構成員の個性も大事なケースもあると思う。また、「言い訳」は失敗した理由の説明であ...
先の記事「私にとって幸せとは」に「熟慮を重ねた結果の記述でしょうね」と質問をされたので、咄嗟に「熟慮はしてないですが八十年も生きてると教えられることも多い」とお答えしました。しかし、この記事の場合は「熟慮」したかどうかとは関係なく、変更したブログタイトル「はだかの王様」の趣旨に従い、もう一枚「欲」という衣を脱いでみたら見えてきたものなのです。「欲」を脱いだら見えてきただけで、熟慮は必要はなかったと...
Somewhere in Time/The Old Woman
ジョン・バリーThe Old Woman (From
jon and vangelis - i hear you now
ジョン・アンド・ヴァンゲリスの「I Hear You Now」で、アルバムは79年『 Short Stories:ショート・ストーリーズ』です。元イエスのジョン・アンダーソンとシンセ・コンポーザーのヴァンゲリスが70年代末から80年代にかけてユニットを組んでいて、そこそこ英国でもヒットがあった時期がありました。...
自分にとって良いことがあったときなど、自分は「幸せだ」と思います。逆に言えば自分にとって悪いと思えるときに、自分は「不幸だ」と思います。それが普通ですが、私は自分にとって良いか悪いかという判断は二の次にして、まずは「それが自分に与えられたもの」として受け止めます。それが生きる目的であり、生きる仕事場です。「自分は幸せか」なんて、それほど明確に考えたことがありません。成功とか失敗とか、善とか悪とか、...
これは2018/06/28に書いた記事のタイトルなのですが、先日この記事にコメントを頂きました。私は文字通り「敵を愛しなさい」と受け取り、記事としましたが、頂いたコメントはその言葉の背景を詳しく書いてありました。私はこの「汝の敵を愛せよ」という言葉を現代の言葉として、私は「人を敵と味方に分けて考えてはいない」と書いたのです。人間は沢山の人と社会を作って生活しています。いつでも良い関係とは限りません。いろいろ...
The Winner Takes It Allスウェーデンの世界的ポップグループ アバの7thアルバム「Super Trouper」のリードシングルとして、1980年7月にリリースされた曲です。現在も人気を保っているようで、沢山のカバーがYouTubeにでています。これはその一つです。話したくないわこれまでの私たちの事なんてまだ胸は痛むけれどもう、過ぎた事私はできる限りの手を尽くしたあなただって同じもう何も言う事は無いいい手も残っていないの勝...
アンデルセンの童話の「はだかの王様」はだまされて裸にさせられ、笑いものにされた王様の話ですが、私はその上に自分も身も心も裸になって、世界を見たとき見えたものをこのブログで書きたいと思ったのがタイトル変更の理由です。脳には知識が詰まっています。まずそれを捨てます。心には欲が詰まっています。それも捨ててみる。身体にはカヨワイですが、力が備わっています。それも捨ててみる。家の中には、食料や衣類やそれから...
「ISawYou Dancing」は、スウェーデンのグループ、ヤキダの曲です。 1994年に彼らの最初のスタジオアルバム、プライドからのリードシングルとしてリリースされました。[1] この曲は、エース・オブ・ベースのジョナス・バーググレンによって書かれ、プロデュースされています。 デンマーク、フィンランド、アイスランド、イスラエル、マレーシア[2]、ノルウェーでトップ10ヒットを記録しました。...
青信号で左折できない信号(見たこと、聞いたこと、感じたこと 6)
今回は全く違反をしたという意識がなかった。交差点を左折したのであるが、対向の右折車線にいたパトカーが、サイレンを鳴らして自車を追いかけてきたのである。他に車はなく、自車を追いかけているのが分かったので、「何をしたのかな」と思いながら停止した。パトカーも自車の後ろに停止して、警察官が降りてきて「たまたま見ていたので」と言いながら自車が違反したのを見てしまったというのであるが、どういう言い方をされたか...
女性らしい仕事、男らしい仕事 (見たこと、聞いたこと、感じたこと 5)
「女性らしい仕事、男らしい仕事」普通に使う言葉です。しかし、オリンピックの誰やらが辞めるとか、そんな話を聞くと、そんな言葉はうかうか使えなくなります。女性差別であり、男性差別になるからです。しかし、この言葉は女性の個性を認めるものであり、男性の個性を認めるものでもあるのです。今回の女性差別発言は、同時に個性の問題でもあります。「女性は~」と限定しているから問題なのです。「女性解放」という大きな目標...
Rod Stewart - Rhythm of My Heart
Rod Stewart - Rhythm of My Heart ...
コロナ禍で最近体験したことですが、初めてお会いする人の顔が覚えられないことです。もともと私は人の名前と顔を覚えるのが苦手でした。でも、それだけ時間が掛かるだけでしたが、今回のコロナ禍ではマスクをすることが普通になっており、顔は目が見えるだけでさらに覚えにくいのです。今回のは初めて会う人ですが、これまでに四回会っています。私はすべて同じ人物と思っていたのですが、最近会ってみて「目の印象がこれまでと違...
ガソリンスタンドのガソリン価格の表示についてです。私はいつも思うのですが、「どれが本当の価格か分からない」とね。いくつも表示があって、「高いのか安いのか」と判断している内に通り過ぎてしまいます。表示が一つなら迷いませんが、たいていは2つ以上書いてあります。たいてい安い方の価格は条件がありますが、最近は高い方も条件が有って「現金価格」などと書いてあります。私はクレジットカードでガソリンを購入しており...
家内はよく「ブログを止める」という。いろいろ面倒なことなど、理由を並べて「止める」という。「もっと適当に気楽にブログしたら」というのですが、「そんなことはできない」というのです。「このまま続けるか、でなければすっぱり止める」というのですが、「どうして選択肢が、止めるか続けるかの2つしかないのか」「その真ん中の状態で続けることができないのか」と聞いても「できない」というのです。同じことが、コロナ対策...
最近、家内の機嫌が非常に悪い。そして私に対して「何を考えているのかわからない」と言う。そんなことはないはずで、言いたいことは言っているし、「妄想録」というのも書いている。もっともこちらは妄想でフィクションではあるが。何を考えているのか分からないのは、むしろ家内の方で、もって回ったような言い方をよくするのである。家内には「はっきり言ったら」「はっきり言われないことは分かりようがない」といつも言ってい...
前回までの「英語、教えてください」では、あまり「教えてください」ぽくない記事でしたが、その理由は「英語が全く分かってない」からです。どこをどう質問したらいいか分からないのです。私としては英語が分かっている人から見たら「そんなのこうしたら簡単に解決」と思われているのではないかと思っているのです。あまりにも簡単すぎて、指摘するのをためらっている人もありそうに思うのです。下の例で具体的に質問しますので、...
出版予定の本のタイトルは「ボケーッと生きてきた、その結果見えてきたもの」です。このタイトルの翻訳結果は「I've lived crazy what you see as a result」日本語に再翻訳すると「私は狂ったように生きてきた、結果としてあなたが見るもの」でした。単語としての「crazy」はかなり多義な単語で、使用している翻訳サービスのソフトでは、形容詞として、クレイジーの他に、突拍子もない、逆噴射、狂しい、名詞として、気違い...
今回もゼノンのパラドックスについての記事についての翻訳の件です。下の①が原文ですが、その翻訳文が②です。さらに③はその②の日本語への翻訳です。③の2行目は明らかに原文①の内容とは異なっており、いろいろ訂正を試みましたが、私の力では①には至らず、やむを得ず③の2行目を削除し、3行目の頭に「ニュートン力学の」を付け加えました。それが④です。その英語訳が⑤で、その⑤の日本語訳が⑥です。英文法が分かっておれば、もっと原...
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先の「なぜ、何のために」で、そうした疑問に答えるのは宗教だといいました。一方で、人間は生きるために「欲」を持って生まれてくるとも言いました。それでも宗教は欲を疑問の原因としてその欲を取り去るように求めます。多くの人は、欲に引っ張られて進路を選んで、そのまま一生を終えます。これは年とともに欲に引っ張られている人は減ってきますが、量質ともにわずかです。こう考えてくると、宗教というのは本来の人間の姿を否...
「なぜ、何のために」の後にはいろいろの言葉が続きます。なぜ、何のために生きるのか。なぜ、何のために苦しまなくてはならないのか。なぜ、何のために与えられたのか。など子どもの頃は「何のために」という言葉は、何か嫌な事、例えばお医者さんに行くなどの時に発する言葉です。嫌な事でもしなければならないときなどに使います。大人になってからは、その目的が分からないときなどに疑問に思うときに使います。何のために生き...
戦争なんてだれも望まない、それなのになぜ戦争は起きるのか。一部の戦争好きな人間が戦争をしているだけなのだ。こんな会話をよく聞きますね。本当ですかね。「戦争は嫌だ」と言っている人同士でもお金の話になると喧嘩になることもあります。隣の町同士でもお金の負担となると、争いになることもあります。隣の国同士でも領土の話になると戦争にもなります。こうして具体的問題になると争いになることが多いものです。そんなこと...
先の「宗教」という記事で「完了」と書きましたが、あまりにも簡単な内容で、理解ができないところもあったと思いますので、もう少しくわしく追加することにしました。毎日元気に動いている人もあれば、憂鬱な気分で過ごしている人もあります。宗教というのは後者のような人に必要なものですが、この二つの状態は深い関係があります。元気な人は、自分の希望の赴くままに行動しているわけですが、その行動の基礎には「欲」がありま...
宗教というのは、先の記事「マインドコントロール」とも関係が深いものです。丁度今旧統一教会の事で話題になっていますが、そこでの問題は寄付とか霊感商法とかで商品を買わされたのか、「信仰心」によるものなのか、それが問題になっています。例えば「信仰心というのは本当の自分の心だから、その心は尊重しなければならない」とよく言われますが、信仰がなくても「お金がほしい」という心も本当の気持ちです。本当の気持ちかど...
「マインドコントロール」という記事の最後に「こう考えてくると自分の意思なのかマインドコントロールされたものなのか、その境目が分からなくなってきます」と書いています。人間は心が無い状態では生まれないので、親の遺伝子などとしてある程度の心は与えられています。しかし、もっとしっかりした「自分の意思」を持つためには、その与えられたものを打ち破る必要があります。つまり自立する必要があるのです。十年くらい前に...
アバABBA - Ode To Freedom (Lyric Video)...
家内の話では「それやからあんたは皆に嫌われるのや」という。先日も「おらんようになってほしい」と言われたばかりなのです。もともと私は一人が好きな性格ですので「やっと一人りになれた」と思いたいですが、やっぱりはっきりそう言われると寂しいものですね。しかし、「嫌い」というのも人との関係の一つの形ですので、まだつながりはあるということです。もう、年も年ですのでいずれ一人で死ぬのですから、少し早いというだけ...
Dana Winner & Richard Clayderman - Je t'aime mon amour...
先に「お墓の話」という記事を書いたのですが、書き終わった直後に大事な事に気づきました。 それは「忠魂碑」とか「お地蔵さん」とか、お墓に類似したものがたくさんあることです。 「忠魂碑」というのは、明治維新以降、日清戦争や日露戦争などで戦死した、地域出身の兵士のために作られた記念碑ですが、戦死者の天皇への忠義を称えるものでした。戦後にGHQは「忠魂碑」を軍国主義的なものであると判断し、第二次世界大戦後...
後出しジャンケンの最も典型的な職業は「評論家」です。評論家というのはすでに出ている結果について、良いか悪いかを述べるわけですから、大きく間違えることは普通ならありません。良かったら良かった理由付け、悪かったら悪かった理由付けが評論家の仕事になります。ですから、それは「後付け」の仕事になります。先に行動して出ていた結果に後付けジャンケンしているのですから、当然後からの意見は先の意見よりはよい意見であ...
マインドコントロールとは、ウィキペディアによれば「操作者からの影響や強制を気づかれないうちに、他者の精神過程や行動、精神状態を操作して、操作者の都合に合わせた特定の意思決定・行動へと誘導すること・技術・概念である」とあります。 何か難しそうに聞こえますが、第三者が誰か他人の心に侵入して、その誰かの行動を第三者の思いへ誘導することのようです。本来人間は一人では成り立たない社会性を有した存在であり、「...
最近はお墓を持たない人が増えてきているようですが、お墓を持ってたら持てたで、いろいろの問題があるようです。それにしても、お墓というのは何のために有るのでしょうね。洋の東西を問わず、太古の昔からお墓はあったようです。何のためにお墓はあるのでしょうか。だれのためにあるのでしょうか。それは「死者を送るため」「死者と会うため」「死者と会話するため」とか、いろいろあるようですが、考えてみれば死者はもう死んで...
電子出版した「人間サイズの世界観」で「世界の構造」として1つの世界観を示しました。この「世界の構造」には自分の人生観はふくまれていません。しかし、仮の中立的な人間を乗せて、仮の行動をシュミレートしています。どのような人生観もこの「世界の構造」に乗せることはできます。ただ、それらの人生観の中身を掲載するには構造的に適していません。 この世界の構造は、世界観のみを書いたものです。多くのこれまでに...
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私の文章について、よく「中身が無い」とか「当たり前のこと」と批判される。当たり前のこととは「誰でも知っていること」であり「言うほどの事でもないこと」なのである。当たり前のことは、また価値のないことである。と言いたいようにも聞こえるが、しかし、中身が無いとは言われても、「間違っている」とは言われないのである。むしろ、学問の論文などは当たり前のことでなくてはならないと私は思っている。あるいは、「当たり...
「何とか主義」などと言いますが、この「主義」という言葉の意味は 「人や団体や政府が、主張や行動の指針にする原則や思想である」と辞書には書かれています。行動するときの目的や判断の基準を、ある価値観に求める、そのもとになるもののようですが、「価値観」ですので、人によって好みがあり異なります。どれが正しいということもないものです。「相対主義」という主義があり、一般的な意味では,唯一絶対の視点や価値観から...
先日家内と車で山野草の取材に出たのですが、林の縁を走行していた時、緑の葉っぱのなかに赤っぽい花のようなものを見つけた。「あの赤いものは何や」と家内に訪ねると「この季節に赤い花の山野草はない」というのである。ここで「赤い花のようなもの」の正体を突き止めようというのではない。家内は山野草の知識はかなりのもので、当然ですが、私のかなう相手ではないが、今回のように私が見つけて新しい発見をすることがしばしば...
ウチの家内は私に「そんなことしたらバチが当たる」という。自分自身にも「バチが当たったんや」などといっています。そんなことをしたら「天国にはゆかれへんで」ともよく言っています。今、ちょうど旧統一教会のはなしがニュースになっていますが、その旧統一教会では、よく「地獄に落ちる」と言って脅していたようです。今生きている人間には、天国とか地獄と言われても、現実には空想の世界のことでしかない。「天国」と聞けば...
構造化を考える前に、その構造体に組み込む部品を選ばなくてはならない。そのために社会現象としての「事実」と呼べるものは何か、それを特定しておく必要があると思います。アリの世界では働かない働きアリがいたりしますが、この働かない働きアリもアリの世界では重要な構成員なのです。人間の場合はどうなのでしょう。先に述べた人それぞれの「いろいろな行動」は、構造体に組み込むには少し抵抗がありそうなものかもしれません...
基本情報生誕1984年8月5日(37歳)出身地 ソビエト連邦クラスノヤルスク, ドイツラインラント=プファルツ州, ヴェルシュタインジャンルPop music職業Singerdancerentertainertelevision presenteractress活動期間2005–現在レーベルEMI、UniversalHelena Fischer Die Sonne kann warten...
社会学の構造化Ⅰで述べたように、自律的に意思決定する複数の主体が、互いに影響を及ぼしながら、逸脱するものがいても、全体としてある目的を達成する、これが「自律分散システム」と呼ばれているものなのです。アリの世界がどうであれ、人間は人間の社会の構造で成り立っています。少なくともアリの世界の真似をする必要はないと思います。人間と言えども間違いは犯すこともあり、生き物である限りは死ぬこともある。戦争もすれ...
何が「事実」か Ⅶ、「事実」は誰のもの2018年に書いた記事の中で「時間」についてこんなことを書いています。私は「時間はない」と言ってきました。哲学者の池田晶子さんも「時間はない」「あるのは現在のみ」と言っています。もう、少し前になってしまいましたが、「目的Ⅰ」という記事で「時間論はアウグスチヌスが唱えたのが最初だ」というご意見を頂いていました。「時間はない」という私の記事に間違いの指摘を頂いたのです...
何が「事実」か Ⅵ、「事実」確認の実際何が「事実」かⅤまで、「事実」と判断できる例を述べてきましたが、しかし、実際にその通りに確認しているかというとそうでもありません。これまでに書いて来た私の文章を思い起こしても、それほど真剣に「事実」かどうかの判断をしてきたとは思えないし、「そんなこと考えるまでもなく当たり前だ」と片づけていました。例えば、相対的存在の説明は、色の存在確認の例で説明しています。「赤...
Just an IllusionJuanita du Plessis, Franja du Plessis & Ruan Josh2019/4/5Juanita du Plessis(旧姓Naudé)は、ナミビアのウィントフックで4月26日に生まれたアフリカーンスのカントリーシンガーです。 彼女は彼女の歌Ska-Rumbaで知られるようになりました。 Du Plessisの歌のキャリアは、1998年に彼女のデビューアルバムJuanitaから始まりました。 その年、彼女は最高の歌手、最高のソングライター、そし...
今日、テレビやSNSなどで簡単に情報が入手できて、誰でも最新の流行に接することができ、時代について行くことはそれほど難しくなくなっています。そして、世間の常識はどうで、どうしなければつまはじきされることも分かっている状況で、自分の立ち位置が狭められてきて、「今はこうでなければ」と世間に染まってしまう状態です。「世界の構造」を築くにあたって、こうした背景にある社会を中心に置いて、その流れに沿った世界...
Rosanna Rocci - Chaka Chaka歌われている歌詞はイタリア語のようですが。内容はわかりません。雰囲気からは大変楽しい歌のようで、少し聴いただけでチャカチャカという歌詞が耳に残って歌に乗せられてしまいます。...
この記事は、「世界の構造 Ⅴ、「空間」「時間」の位置づけ」として書いたものです。「世界の構造」図Ⅲは、一つの「塊り」としてある世界を部分に分けて、再度図Ⅲとして組み立てたものですが、最初の「塊り」と同じものなのでしょうか。もし同じでないなら、この図Ⅲはいったい何なのでしょうか。個々の部品に名前がついていて、それを矢印で結んだもので、元の世界の塊とは見かけは全く異なります。これは「世界の構造」とし...
私は本来一人が好きな人間で、「シャベラナイ」のが普通なのですが、社会生活には不向きな性格です。社会から見たら欠陥人間ですよ。それを個性と言えば聞こえはいいですが、そのままに社会に出たら通用しません。私は、これまでに述べた性格に加えて、さらにプライドが高いのです。「シャベラナイ」性格でプライドを保ちつつ会話をするのは大変です。だから「シャベラナイ」は正確には「シャベレナイ」のかもしれません。どうした...
「シャベラナイ」私の欠点に、さらに「記憶力が悪い」という欠点が付け加わると、最悪の欠点が誕生します。「シャベラナイ」ことで外部の情報を取得できないだけでなく、記憶力がないことで折角の情報を蓄えられないのです。シャベラなくても情報は聞くことは可能ですが、それを蓄える力が乏しいのです。具体的に言うと、「記憶力が悪い」と言っても勝手なもので、自分にとって大切なことはしっかり覚えているのです。自分が関心が...
人間だけではありませんが、すべての生物と無生物との違いは、例えば科学では、生物学と社会科学、それに医学などは生物が対象で、それ以外は、無生物が対象であり、二つに分けることはできます。つまり、生きているかどうかでの区分です。この区分は外見的な見かけの区分ですが、もっと本質的な違いが生物と無生物の間にはあるように思います。生きていることの状態が、どれほどの差異なのかが知りたくて書き始めたものです。オー...
「私の性格の欠点Ⅰ」で「シャベラナイ」ことを取り上げましたが、この欠点が私の一番の欠点で、あらゆるところで私の性格形成に影響しています。人と話をするということは、単に情報を伝えるだけでなく、相手の情報を受け止めることでもあるのです。社会との関係を築くことであり、その中での自分の在りかを築くことでもあるのです。具体的には、言葉の習得や知識の習得、その中から社会情勢はもちろん、自分の表現力のアップから...
とりあえず、私の性格は変わっている。だから「変人」と言われていると思うのだが、直接言われたことはないように思う。言われていても忘れている可能性はかなりあります。私自身も「変人」と思っているので、どんどん「変人」と言ってもらいたい。直接にですよ。でないと伝わってきませんので。私の一番の「変人」はシャベラナイことです。シャベラナイでおこうと決意して、そうしているのではないのです。普通にしておればそうな...
物理学は宇宙から素粒子まで、すべての物を対象とし、その対象を洩れなく扱って世界観を造り上げています。私がここで試みようとしているのは、人間サイズの世界観ですので、宇宙や素粒子などは対象ではないのです。物理学と私の言う人間サイズの世界とどこがどう違うかというと、人間サイズの世界というのは、人間の感覚器官や行動器官の及ぶ範囲のことで、力学で言えばニュートン力学がその対象なのです。具体的に言うなら、アイ...
ここまでは「世界の構造」として、人間の行動を捉えてきましたが、もっと日常生活に即した、「生きる」ということに焦点を合わせた詳細な構造に迫り、最終的には「悟り」の世界にたどり着きたいと思います。ここではもっと主観的に「この私」の生きる世界について考えます。同時に「世界の構造」では登場しなかった「時間」や「空間」についても、構造上に位置づけします。人間の生きる行為の構造化ですから、先の「世界の構造」の...
先に一度「自由意志」という記事を書きましたが、今回のこの記事はそれの訂正版です。新しく経済活動の「自由」について追加しています。「意志は脳の働き」であり、かつ「脳が物理法則に従う」ならば自由意志はない、とする仮説があります。いわゆる決定論です。逆に自由意志とは、自己の判断をコントロールすることができるという仮説です。「人間による一連の活動は、(1)意志によって、(2)行為が発生し、最後に(3)結果が生じる...
なぜ「世界の構造」なのか。この世界、自分が観て初めて「世界」があるのです。観ている自分とその対象は相対的に存在して「ある」あります。世界をみる視点は、自分自身でなければならなりません。自分が対象に何かを求めているかなのです。何を求めているか、距離なのか、時間なのか、どこに向かっているのか、どこまでなのか、どうしてどうなるのか、すべて、自分が発した疑問なのです。その疑問を解くために科学しているのです...
「僕は、人は、死んだ瞬間、ただの物質、つまりホコリと同じようなものになってしまうのだと思うよ。死の向こうに死者の世界とか霊界といったようなものはないと思う。死んでしまったら、当人は、まったくのゴミみたいなものと化して、意識のようなものは残らないだろうよ」(以上、伊藤栄樹『人は死ねばゴミになる』より)。現在の科学から得られる知識を総合すると、上記のような結論になりそうです。伊藤栄樹氏の言うように「死...