++++「ダメだ」「どうして?」「ルイを裏切ることはできない」「あなたとルイは兄弟よ。構わないわ」「ヒョリン…君の狙いはそれだったのか…?」++++「シン、見…
『昼寝』をしようと、確かに彼女はそう言った。しかし、その言葉の通りになるとは思ってもみなかった。シンは二人の大きなベッドでぐっすりと眠り込んでいるチェギョンの…
最近のシン王太子は、機嫌がいいと誰もが気づいていた。機嫌が良いと言う控えめな表現よりはむしろ、舞い上がっているといった少々大袈裟な表現でも構わないぐらいだろう…
―――シンは私のことをどう思っているの? 最近のチェギョンはそのことばかり考えている。自分たち二人が世に認められた夫婦であるという事実からすれば、なんとも間の…
シンは走った。良く磨かれ、ツルツルと滑る回廊も長い脚で一気に駆け抜ける。後ろからついてくる侍従長のハモンドに走りながら振り返り、「ハモンド!歩いて付いて来い。…
「緊張してるのか?」シンは朝食の席でチェギョンに向かって声を掛けた。朝、自分が起きる前にチェギョンがベッドを抜け出し身支度を整えていた時から、なんとなくそう感…
シンが自分たち王太子夫妻のリビングに入ると、チェギョンはラグに座り込んで何やら没頭していた。ソファの前のテーブルにタブレットが置かれ、床にはカタログらしきもの…
「チェギョン、こっちに来てごらん」シンに呼ばれたチェギョンは素直に夫の言葉に従い、暖炉の前のラグに座る彼に近づいた。そろそろ朝晩の冷え込みが厳しくなり、温かい…
「誰もいないかな」パーマー夫人には「ちょっとだけ散歩をしてくる」と告げて、チェギョンは以前迷い込んだ回廊に向かった。サンルームの扉を開け中を確かめると、彼女は…
シンは何を言っているのだろう。「チェギョン、聞いてる?」恥ずかしそうに前髪をかき上げ、夫が自分を見つめている。チェギョンは大きく目を瞬いた。「聞いてます」消え…
「ここは…どこ…?」やみくもに走ったチェギョンは、見覚えが無い場所に自分が立っていることに気づいた。この広い宮殿を一人で歩くことなどないに等しい。けして方向音…
トントントンとドアが叩かれる音で、チェギョンは我に返った。今朝からずっとこんなふうだった。気づくと昨晩、本当の意味で“夫”になったシンの事ばかり考えている。窓…
最初の最初から、シーンゆえ、こちらから、飛んでください…。 あ、ちなみに、すごく久しぶりに、オリジナルブログのほうも、エリーナ&ブラッドの話を更新しています …
チェギョンは震える体をぎゅっと抱きしめた。ここから逃げ出すことが出来たら、どんなにかいいだろう。結婚式の日の夜もそうだった。でも、あの時のほうが実際は良かった…
突然夫に抱きしめられ、チェギョンは息をのんだ。でもシンの抱擁はとても温かく、そして大きかった。チェギョンの深く閉ざした心の中までシンの優しさが染み込んでくるよ…
乗馬服を脱ぎシャワーを浴びてからシンはラフな洋服に着替え、妻の待つリビングへ向かった。ピンクのワンピース姿の妻を思い出し、自分は水色のシャツと白いパンツを選ん…
結婚して1か月がたち、様々な儀式もやっと落ち着いた。初夏の日差しを浴びる木々を、チェギョンは王太子夫妻専用のリビングの大きな窓から、ぼんやりと見ていた。「お疲…
深い眠りから覚めたチェギョンは、目を開けた時に広がる風景に戸惑った。―――ここはどこ? 見慣れない壁紙と見慣れない家具。それだけではない。目に映る風景だけでは…
シンの寝室はまるで彼自身を表しているかのように、余分なものを一切省いた、どこまでもシンプルな部屋だった。「ショールームみたいな部屋ね…」クスリと小さくシンが笑…
―――これで良かったの…?閉められた窓の外から聞こえる歓声のざわめきを感じながら、チェギョンはその小さな胸にもう何千回と問いかけた事柄を、再び取り出し、繰り返…
「シーンっ」若き王太子は自分の名を呼ぶ声がして、振り返った。白い宮殿の壁しか見ない。「シンったら、ここよ」顔を見なくとも彼にはわかった。王太子である自分を『シ…
ジェームズ国王の言葉に、チェギョンは固まった。シンはなんて答えるつもりなのだろう。兄の顔を見つめることができない。チェギョンは皿に視線を落とし、アスパラガスに…
このごろ、季節の変わり目の緩やかさが無くなってきたように感じませんか。 秋ってのがほぼなく夏→冬みたいな。 つい先日まで半袖着てたのに、急にウールのニットだの…
久しぶりに、(本当に久しぶりにだし)、FC2のブログにオリジナル版妖精ちゃんの話をアップしました。そのうち、こっちのブログversionでもアップします。 …
この夏に、半袖Tシャツを買いました。ってか、最近は無地のTシャツが多くてあんまり、柄入りのTシャツを買わないんだけど、たまたま、出先で見つけて、手ごろな値段だ…
お久しぶり振りのきつねです。 ブログが停滞中なのは、仕事もあるけども、実のところ、仕事のストレスをお話作ることで癒していた代わりに、アメドラに嵌ってるから~ …
「オスカーの国へ行く?」チェギョンが兄と父に向かって、オスカーから誘われたことを話した。案の定、父はニコニコとして「行ってきなさい」と許しの言葉を言ってくれた…
「お兄様…」チェギョンは大きな足音を立て、自分とオスカーが座るベンチへやって来たシンの顔を見て息をのんだ。普段の冷静な兄とは別人。まるで、頭の上から湯気が出て…
目の前のハンサムな王子を、チェギョンは伏せた睫毛の下からそっと見た。オスカー・ラングストン王子。兄のシン王子より少し背が低いようだけれど、充分に長身で、魅力的…
「チェギョン、ちょっといいかな?」「お兄様、なぁに?」チェギョンが振り返ると、彼女の自室の入口で兄のシンがドア枠にもたれて立っている。そう言えば、いつから兄は…
「え…結婚…?」兄は何を言っているのだろうか。チェギョンは大好きなシンの端正な顔を凝視した。黒に近い褐色の髪は緩くウェーブされ、男性にしては長めの髪。シンが真…
ユークロマプラス このシミけしクリーム私にはすごい効く シミを薄くするにはトレチノイン・・・肌のターンオーバーを早めるハイドロキノン…肌の漂白をするという、二…
「王女様、お行儀が悪いですよ。立派なレディはそのようなことは致しません」チェギョンは首を後ろに向けると、養育係のポケット夫人を睨みつけた。「んもうっ、そんなに…
もーーー かっこよすぎるし、この二人。おまけに、楽しんでるのがよく分かるでしょーーーーー(笑) 二人の入トーンのすごさに、鳥肌立つ。特に、ブルーノって、ラ…
にこやかに微笑むことなど、馴れているはずだった。常に人の目にさらされた人生を送ってきている。どこに人の目と耳があるか意識して暮らしている。それだと言うのに、今…
「え…」チェギョンは喉を詰まらせた。そして突然溢れだした涙。「う、嘘よっ…こ、こんなの信じない」メディアの見出しはどこもかしこも、兄のシン王子の結婚が決まった…
「なにやってるんだろう」この国の王女、チェギョン・フランシスは自分で自分を叱った。手に持った端末をぽたりと力なくベッドに置いた。大好きな兄のシン・フランシス王…
「チェギョン、行こう」「う、うん…。あの、ゼイン、またね」シンは妻の肩を抱き会員制のカフェテラスを出た。ゼインがチェギョンを見つめていることは知っている。そし…
「シン君、起きてっ」ドシンと背中に重みを感じる。うつ伏せで寝ていたシン・バンブスは顔を横にしたまま、わずかに上げた。睫毛が触れる距離に妻のチェギョンのブルーの…
額にあった小皺と、目尻の小皺が消えたー 眉間の皺も消えた だけど、目頭の下の小皺はなかなか頑固で、これは消えないかも・・・それでもかなり良くなりました。 小皺…
チェギョン14歳の時のことをシンは話し始めた。「あのとき、チェギョンは『発表会に出るのが嫌だな』ってしょっちゅう嘆いただろ?」「そう言えばそうね」妻が思い出し…
「チェギョン!チェギョン・ボーナム!」「ゼイン?」名前を呼ばれてチェギョンが振り返ると、昔、近所に住んでいたゼインが立っていた。チェギョンが彼を“幼馴染のゼイ…
「ねえ」妻のチェギョンが、シンの耳元で小さく囁いた。珍しく何も予定のない休日。使用人たちも、「今日はのんびりするように」と臨時の休暇を与えた。ブランチをシェフ…
無印週間だったのでひさびさに店舗に行ってきました。ぎょえーレジ待ちがすごい行列 土曜日だったので当然ですが。 さてさて、どんな商品があるのかなーとブラブラ見て…
「ほら、入って」「う、うん…」シンに背中を押されて、チェギョンはスイートルームに足を踏み入れた。ライトグレーと白を基調にした室内は、階下の喧騒が嘘みたいに静ま…
最近、Instagramで見つけた「 Pacific Ocean Blue パシフィックオーシャンブルー 」という鎌倉のアメカジぽいブランドが気になっておりま…
コロナもあり、娘の中学受験もあり週1回は行っていた、デパート ブラブラもずっとしてなかったのですが 春めいてきたので、今月は何回かデパート巡りをしております …
「昨日は大変だったね」弟ユルの言葉に、シンは眉をあげた。仕事の打ち合わせでユルと同じ会議に出ていたのだ。皆が会議室を出て行くと、ユルがニタニタと笑いながら、近…
アメンバー記事ですが、お話の記事ではありません。 ホント、くだらない、私の愚痴です。アメンバーを申請してくれれば、承認します。
「じゃあ、今日は会場で落ち合おう」「う、うん」シンがチェギョンを見つめると、妻は何故だか頬を赤くしている。「熱でもあるのか?顔が赤いよ」「ちょっとこの部屋が暑…
ぎゃん( *´艸`)甘すぎるわ、ブルーノ・マーズ(ついでにジャスティンも)
もう、甘い言葉のオンパレードなブルーノ・マーズですが。これは、また素敵な曲がリリースされましたね~ もうね、一日に何度も聞いてしまう そんでもって、このミ…
去年の今ごろは、急に学校が休校になり新年度は普通に始められるのか?とやきもきしていたことを思い出す まさか来年もマスク生活をしてるとはあの時は思いもよらかなっ…
「チェギョン、体調でも悪いの?」ジュリエッタがチェギョンの空になったティーカップに紅茶を注いだ後、心配そうに口を開いた。「来た時から青白かったわ」マリーがチェ…
原作のラストってどんなんだった?って思って、記憶をさかのぼる…。 漫画の方は、シンに年の離れた弟が生まれるんだよ んで、チェギョンとシンは、愛し合っていたん…
ほぉぉぉぉー とうとう、宮もリメイク版の制作が決定かぁあれから15年誰がキャスティングされるか、早くも盛り上がっている模様ですが 私的には「あらーそしたらこの…
私は、北欧を代表する食器のアラビア・イッタラが好きでしてね愛用しています 毎日使っています その中で、ティーマのシリーズが使いやすくて好きです しばらく、買っ…
シンが鏡の前で母校の友人たちとの会へ出かけるために、レジメンタルのネクタイ―――もちろん、出身大学の柄(レジメンタル柄は、本来私立大学のスクール柄でフォーマル…
「ポピー・ルイーズ…?」チェギョンの心臓は痛いぐらいに音を立て、同時に胸が誰かに力いっぱい鷲づかみされたように苦しい。喉の奥がしまって声も出せない気がする。「…
【ずっと君だけを】より 待ち合わせのホテルの一室で、夫のシンの後姿を見たチェギョンは、小走りに彼に近寄りその背中に抱き付いた。「シン君」「早かったね」「だっ…
「これでいいかな?」チェギョン・バンブスは後姿を姿見でチェックした。黒いワンピースは、お気に入りの一枚。張りのある生地で、スカートがふわっと大きく広がっている…
昨晩の事です 毎晩、布団乾燥機で布団を温めて寝ている我が家 娘の布団があったまったので、他の布団に乾燥機を移動させようと、持ち上げた瞬間 腰にびびびびびびっと…
「シン君っ」「チェギョンか」シン・バンブスがデスクから顔を上げると、彼の妻が嬉しそうに戸口で手を振っている。「どうしたんだ?」「急に来たらダメ?」妻のお得意の…
「全く、油断も隙もないな」シンは窓に映る自分に向かって呟いた。手に持ったブランデーをちびりと飲む。「何が?」後ろからチェギョンが抱き付いてきた。シンは窓ガラス…
「どれにする?」チェギョンは目の前に置かれた陶器に夢中になった。大好きなグフタフスベリのアンティークが所狭しと並んでいるのだから。予定よりうんと短く――――1…
「シン君、まだ一緒にいて」シンがベッドから抜け出そうとすると、チェギョンが彼の手首を掴んできた。「起こしてしまったね。チェギョンは寝てていいよ」「シン君も、寝…
「愛してる、チェギョン」シンの言葉が体中に浸みわたっていく気がした。寒々と凍りそうになっていたチェギョンの体が、彼の言葉で息を吹き返していくような感覚。「シン…
「今日はこれぐらいにしておこう」シンの一言に部下たちが頷いた。雪と氷に覆われた国。室内の温かさがありがたい。滞在先のホテルのロビーで肩についた雪を払いながら、…
「もう起きるの?」海外へ出かける朝、シンがいつもより早くベッドを抜け出す気配でチェギョンは目が覚めた。シーツを掴み体を隠しながら、彼女は起き上がった。下着1枚…
「えっ?1か月も出かけるの?」思わず金切り声になりそうな自分を、チェギョンは必死に抑えた。折角シンと自宅のダイニングで夕食を共にしているというのに、高揚した気…
「今日も出かけるの?」ジャケットを羽織りながら、書斎のドアを閉めていたところで、妻のチェギョンの声がした。シンが声の主の方へ顔を合わせると、黒いリブニットに薄…
「どこにいたらいいの?」チェギョンは素足のままスイートルームの寝室の中をウロウロとした。+++++シンと一緒に、軽食を摘まみ今日の挙式と披露宴について、あれこ…
こぺんぎん、こぎつねの中学受験、わが家は3学年離れているため、こぺんぎんが、受験終わると同時に、こぎつねの受験生活が始まった・・・ 中学受験は、普通、3年生の…
マリーが言ったことは、本当なのだろうか。チェギョンはあれからずっと考えていた。「チェギョン、あなた、シンを愛しているのね」あの時、咄嗟に「違う」と答えることだ…
こんな弱小ブログのすっごくどうでもいい記事を、見つけるってすごいと思うけど(笑) 雑貨と家具のサイトから、この記事に載せているHASAMIの急須について、レビ…
いや、全く更新しない月があるなんて、私には珍しかったのですが。我が子の受験でして。息子のときは、ペンギンも頻繁に帰ってきたんだけども、今年はまさかのコロナまー…
クリスマスの話を書きかけていたのですが、仕事で疲れ果てて、結局、書き上がらず…。来年のクリスマス用にするわ~(笑) ついさっき、年賀状を印刷 ペンギンさんが単…
赤いダマスク織りのワンピースを着た女性と、シンが“とても親しそうに”話し込んでいた。チェギョンは二人が気になって仕方がなかった。シンと参加した彼の友人たちのパ…
気がついたら、クリスマスじゃん!!(笑) 今年は、コロナってこともあって、なんだか、クリスマスっていう気分でもないよね。さて、最近、私のお気に入りの『Dan+…
「最近ふさぎ込んでるね」シンが声をかけると―――かなりの勇気がいる言葉だ。結婚が嫌だと言われたら、どうしたらいいだろうか―――、チェギョンが顔を上げた。その可…
チェギョンの目の前には、目がちかちかするほど沢山のドレスが広げられている。「一口にウエディングドレスと言っても―――」デザイナー直々の説明も、チェギョンはどこ…
チェギョンは隣に立つ婚約者を見た。シンと婚約してから、チェギョンは彼の知らなかった一面を次々を知ることになった。絡まる指と指。シンの指はとても長くて美しい。彼…
「チェギョン」名前を呼ばれてチェギョン・ボーナムは振り返った。「シン君」驚いた。ついさっきまで父と母が何度も「婚約を承諾していいのか」と確認してきた“その相手…
ジャスティンとショーンのコラボなんか夢の二人だよね~ショーン・メンデスは「第二のジャスティン・ビーバー」などと言われておりますが(笑) 第二のジャスティン…
「チェギョン、ここへおいで」「うん、シンお兄様」シンが声をかけると、小さなチェギョンが近寄ってきた。白い丸襟に水色のワンピース。童話に出てくる少女のように可愛…
仕事が一段落するはずだったのに。 どういうわけなのか??←見通しが甘い(笑)全然、一段落しない… 仕事は湧き水のように、やってもやってもどこからともなく、湧き…
「じっくり話もしたいし、宮殿へ戻ろう」シンはチェギョンの髪を撫でながら囁いた。反抗する気をなくした彼女は、ぐったりと体を預けてくる。「うん…」「それとも、マー…
せっかく、ブログ用の話を書きかけてたのに。なんと。木曜日の夜、帰宅するとWi-Fiが機能せず。最初はいつものエラーだと思ってたんだけど。なんと、光回線のルータ…
以前、「こんど買ってみようかなー」と言っていたプレシャンプーを買って使ってみたよ 『シャンプーの洗い方を変えてみた』最近、紫外線を浴びてることもあって、髪の…
「はぁぁ」シン・サヴェージは、愛車のハンドルに額を付けてため息を漏らした。少々大きな。 ――――何が何だか訳が分からない。 「くそっ」仕事がないためラフにして…
おはようございます 朝からどうでもいいことを・・・ 今朝、制服に着替えていた息子 私は普段、出勤のために息子より早く家を出るのねだから、息子が新しく買った制服…
父である国王のプライベートな客間でティータイムをすることになった。シンはテスに警戒していた。 ―――とにかく、テスをチェギョンに近づけないことだ。 ソファに座…
更新の頻度が下がっておりましたが、ちょびちょびと読みに来てくださった読者の方々、ありがとうでーす 仕事が立て込んでてねー休日も朝から山盛り仕事片付けていて、自…
「ねぇ、あそこにいらっしゃるのは、妃殿下よね?」視線だけチラリとそちらに向けたテスが、笑いを堪えながら声を落としてシンに囁いた。「今日の会にはお出ましにならな…
シン・ジェラードが友達のパトリックのホテルについた時、恋人のチェギョン・リンジーは既に窓際のソファに座っていた。彼女はテーブルに乗っている大好物のトライフルで…
「だから、言葉通りの意味だよ、チェギョン」父であるジェラルドは、にっこりと笑う。こんなときにあんなふうに愛嬌を振り舞うことができるのは、父ぐらいだろうと彼女は…
「いい気持ち」チェギョンは大きく息を吸った。冷たいけれども、新鮮な空気が肺に広がる。美味しい空気に囲まれているけれども、彼女の心は一向に爽やかになってくれない…
「殿下!」ノックに返事をする前に執務室のドアが乱暴に開き、侍従長のドレイクがしかめ面をしたその時、飛び込んできた侍従の表情で、シンはドレイクを手で制した。「な…
更新中の「時計と魔法」ではなく、妖精ちゃんの短編を一つ。思いついて書いてみたので、タイムリーな時に更新したかったから~ 「シンくぅぅん、は、早く帰って来てっ…
今、小説版の「銀河英雄伝説」という物語を読んでいます。 大変人気のある小説でしてね。すでにアニメ化が2回されています。未来の宇宙世界で繰り広げられる2国の軍…
「え?ワタシが、ですか」突然のご指名。ブルックリン女官長が、本日不在なり。なんでも、珍しく風邪を引いてしまわれたそう。完全無欠の欠点のない女官だと思ってたけど…
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