「京の台所」として観光客に人気の錦市場(京都市中京区)が世界各地の歴史ある市場と連携し、オーバーツーリズム(観光過剰)対策や市場文化の保全継承に取り組む。友好提携を結ぶイタリア・フィレンツェ市の「サンロレンツォ中央市場」が呼びかけたネットワークに参加し、観光客との共存に知恵を絞る。国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界無形文化遺産登録も目指すそうです。錦とサンロレンツォの他に、デンマーク・コペンハーゲンの「トーヴヘーラネKBH」、ドイツ・ベルリンの「マルクトハレ・ノイン」、イスラエル・エルサレムの「マハネ・イェフダ」など11市場が参加し、錦市場はアジアで唯一となるそうです。いずれも屋根があり、食品や飲料を中心に扱う昔ながらの市場という。ネットワークの設立は、オーバーツーリズムの対処と伝統的な食文化の保護が...老舗も新参者も