青森美術館めぐり⑧「十和田市民図書館・アート広場・トワーレ・松本茶舗」
十和田市現代美術館を後にし、近くの観光スポットを回ります。 チェ・ジョンファ 「フラワー・ホース」 美術館から徒歩5分程度で建築家、安藤忠雄設計の十和田市民図書館へ。十和田市民図書館は外側から見るとシンプルで積み木を並べたような感じ。中に入ると木が多く使われていて温かみがあり、窓から差し込む光も明るく、ここなら冬も快適に本が読めるような気がしました。 図書館の近くの桜の広場にあるカリヨン(馬蹄モニュメント)。この時は鐘は鳴ってなかったです。 官庁街通りには馬モチーフがいっぱい。 十和田市現代美術館から歩いて徒歩数分。とんかつTONTONで奥入瀬ガーリックポーク使用のカツサンドを食べました。一口…
青森美術館めぐり⑦【会期終了】十和田市現代美術館『AKI INOMATA Significant Otherness シグニフィカント・アザネス』感想など
展覧会を知ったのは2019年の1月。 美術系雑誌の付録の展覧会の年間スケジュールを見て、 今年は何があるのかな~とペラペラめくっていたところ、 透明な殻を背負ったやどかりの写真が目に飛び込んできました。 (↑こちらは館内で撮影したものです) 「美術館で生き物が作品となって生きたまま展示されている!!」 これはわりと、というか、かなり驚きの出来事でした。 私が浅学なだけかもしれませんが、他の美術館ではそんなことを やっている美術館は聞いたことがなかったのです。 十和田市現代美術館は何でそんなことができるんだろう? とても気になって美術館の公式サイトを見て回りましたが 「この美術館は生き物が展示で…
いよいよ、やってきました十和田市現代美術館! 入り口前にはチェ・ジョンファ『フラワー・ホース』 ガイドブックなどでは、この花でできた馬の写真をよく見るので、 この馬が目に入った時、うわぁ、来てしまったぞ~!と胸が高鳴りました。 美術館のある官庁街通りは、戦前、旧陸軍軍馬補充部が設置されていたそうで だから馬なのか~と納得。『フラワー・ホース』を近くで見ると「ひょぉっ!」 と声を上げたくなるくらい濃く、色鮮やかな四季の花々で埋め尽くされています。 そして、常設展最初の展示室にはこの方! 十和田市現代美術館と言えばこの女性像。 ロン・ミュエク『スタンディング・ウーマン』です。 高さは4メートル近く…
15時半ごろ、 青森駅から高速バスで十和田市内へ。 約1時間半のバス旅です。 北国の民家ウォッチングと変わったもの探しの楽しい時間です。 十和田市に着き、ホテルに荷物を預けて夜の街の散策へ。 隈研吾設計の市民交流プラザ「トワーレ」。 ホールでは学生さんや社会人らしき方が勉強していました。 十和田市のアーケード街。 そしていよいよ、十和田市現代美術館前へ。 美術館の向かいの公園のようなアート広場にある作品がライトアップされていました。 (今冬のアーツ・トワダ ウィンターイルミネーションは 2019年12月6日から2020年2月14日まで) インゲス・イデー「ゴースト」 高橋匡太「いろとりどりのか…
青森美術館めぐり④「二日目・青森市内観光」アスパム、ワ・ラッセ、A-FACTORY
タイトルは美術館めぐりですが、今回は観光に振り切ってお届けします。 ようやく青森ランチの話が出ますよ~。 午前中に善知鳥神社、青森県立郷土館、棟方志功記念館を回り、 ねぶたん号で青森駅まで戻り、駅から徒歩数分のA-FACTORYへ。 A-FACTORYは1階に青森のお土産とシードル工房など、 2階はレストランなどがある観光施設。 窓の外のレンガ色っぽい建物がのちほど訪れるワ・ラッセです。 シャモロックとリンゴのガレットと アオモリシードル(ノンアルコールのアップルソーダ)。 ガレットはもちもち、リンゴはシャキシャキ! シードルも美味しい。 レストランはランチだけでなく夜も営業しているそう。 お…
青森美術館めぐり③「二日目・青森市内観光」善知鳥神社・青森県立郷土館・棟方志功記念館
青森市内のホテルを出た私は、歩いて15分から20分ほどの善知鳥(うとう)神社 に向かいました。 小雨が降り、傘をさして融けかけの雪の中を歩くのはなかなかに手ごわい! 善知鳥村は青森市の昔の地名。 地元の方は、うとう鳥の親子の情愛を題材にした善知鳥舞を思い出す方も多いのかも。 棟方志功も子供のころ境内で遊んだそう。 善知鳥神社からまた歩いて10分~15分で青森県立郷土館へ。 バスを待つ間の30分程度で3階分の展示を大急ぎで見て回りました。 青森に住んでいたら小中学校の授業で当たり前のように習うことが分かりそうな 気がして、どうしても行ってみたかったのです。 クマやキノコを発見。 縄文時代からかご…
『ローカルカラーは何の色?-写真家・向井弘とその時代ー』 青森県立美術館
この展覧会、楽しめるだろうか。 常設展を抜け、特別企画の展示室にやってきた私はちょっと立ち止まった。 正直に言うと写真は詳しくない。 ましてや青森県の『ローカル』な写真家たちの写真展。 むむう。これは足早にさっと観るべきか。 常設展と同じチケットで観られるためとりあえず、とふらりと展示室へ 進む。 青森県美は廊下があまりなく、部屋と部屋がずっと続いていくような展示室の つくりになっているため、引き返すよりも進む方が迷わなそうだとも思ったのだ。 見ていくと、青森らしさってなんだろう? と考えて写真を撮り続けた人たちの、 静かで熱い写真の展覧会だった。 1931年(昭和6年)に香川県で生まれた向井…
「青森空港行きは視界不良のため引き返すことがあります」繰り返されるアナウンスののち飛行機は無事羽田を飛び立った。 道中揺れが続き、機内サービスのコーヒーもでずに悲しみにひたる。あぁ、でも飛んだし、このまま着くだろう、そう考えたのが甘かった。 一度で着陸できなかった飛行機はまた高度を上げ始める。窓の外は白い雲で覆われ、全く大地が見えてこない。下りられないジェットコースターだ。二度目の着陸が出来なかった場合羽田に戻るのだろうか。それだけは勘弁だ。平日でビジネスマンの多い時間帯の飛行機でざわつくことはないが、みな静かに耐えている。 深呼吸してもうさすがにヤバいかもと座席の紙袋に手を伸ばした時、ようや…
2020年1月上旬、福岡から青森へ。 ブログの管理人ヨシトが2泊3日の一人旅に出かけました。 目的は青森にある2つの美術館、青森県立美術館と十和田市現代美術館です。 旅=美術館巡りなので、旅のメインはいつも美術館!なのです。 福岡もしくは近隣の県から青森に行ってみようかな、 九州の人が青森に行くのってアクセスや必要なものってどんな感じなんだろう、とか 福岡や九州には縁は無いけれど、青森の美術館の話には興味がある!という方は お読みいただけるといいかもしれません。 全部書いてからブログをアップしようなどと考えていたのですが、 大きすぎる目標に怯えまくり、いつまで経ってもパソコンを開いては 別のこ…
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