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2019/03/23

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  • ● 「鰥(かん)」にして「独」 本:『武士の介護休暇』(﨑井将之著)

    2024年河出新書 天平宝字元年(757年)に施行された『養老律令』には、次のような年齢区分が記されている。 3歳以下 ・・・・・黄(おう) 4歳~16歳 ・・・・・小 17歳~20歳 ・・・・中 21歳~60歳 ・・・・丁 61歳~65歳 ・・・・老 66歳

  • ● 大したことじゃない? 漫画:『ゴーマニズム宣言SPECIAL 日本人論』(小林よしのり・作画)

    2024年扶桑社 よしりん、こと小林よしのりの漫画を読むのは久しぶりである。 少年時代から30代前半まで、ファンの一人として、『東大一直線』、『おぼっちゃまくん』、『異能戦士』、『最終フェイス』、『ゴーマニズム宣言』を面白く読んできた。 90年代の薬害エイズ裁判

  • ● 本格ミステリー3条件 本:『カー短編集1 不可能犯罪捜査課』(ディクスン・カー著)

    1940年原著刊行1970年創元推理文庫(宇野利泰・邦訳) 本書の扉ページの紹介文にこうある。 「発端の怪奇性、中段のサスペンス、解決の意外な合理性の三つが本格推理小説に不可欠な三条件」云々。 ディクスン・カーの小説は、まさに上記の条件を満たしたものばかり。 と

  • ● とらぬタヌキの学芸員 漫画:『ただいま収蔵品整理中!』(作画・鷹取ゆう)

    2021年河出書房新社 ソルティは現在、奈良大学通信教育学部で文化財歴史学を勉強している最中であるが、卒業に必要な単位とは別に、博物館学関係の9科目19単位を取得すれば、卒業と同時に博物館学芸員の資格を取ることができる。 学芸員資格を持っていれば、定年後に博物館

  • ● シオニズムの行方 本:『ユダヤ人の歴史』(鶴見太郎著)

    2025年中公新書 『柳田国男入門』という本を書いた鶴見太郎(鶴見俊輔の息子)とは、同姓同名の別人。 民俗学だけではなく、ユダヤ史もやるのかと驚いてしまった。 (本人プロフによると、まれに印税の誤振り込みがあるという) 副題の通り、「古代の興亡から離散、ホロ

  • ● リアル除霊 ドキュメンタリー:『結界の寺』(企画・演出 平野貴之)

    2025年日本95分 タイトルとドキュメンタリーという点にだけ惹かれて、池袋シネマ・ロサの先行上映に足を運んだ。 どういう映画なのかまったく調べずに。 俗人禁制の寺での修験者の厳しい修行の模様を描いたフィルムを、漠然と想像していたのだが、蓋を開けたら全然違った

  • ● 日本最大の坐禅肖像彫刻@深大寺

    東京調布の深大寺と言えば、蕎麦と国宝の釈迦如来倚像で有名であるが、令和に入って今一つの名物が誕生した。 日本最大の坐禅肖像彫刻、元三大師像である。 もっとも、像が造られたのは鎌倉時代であり、蒙古襲来(元寇)との関係が推測されている。 強大な法力を持ち「

  • ● 映画:『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』(ダニエル・クワン&ダニエル・シャイナート監督)

    2022年アメリカ140分 第95回米国アカデミー賞の作品賞、主演女優賞、助演男優賞、助演女優賞、監督賞、脚本賞、編集賞の7部門を受賞した話題作。 ついでにソルティ創設の「ウミウシ映画」殿堂入りの栄誉を与えたい。 とにかく今までに観たことのない類いの映画である。

  • ● 本:『日本の地名 おもしろ探訪記』(今尾恵介著)

    2013年ちくま文庫 子供の頃から地図を見るのが大好きだった著者が、風変わりな地名をもつ日本各地の土地を訪ね歩く。 青森県の「不魚住・十三・馬鹿川」、秋田県の「心像(こころやり)、雪車町(そりまち)」、神奈川県の「〆引・伯母様」、長野県の「東京・日本記」、滋

  • ● なんなら、奈良13(奈良大学通信教育日乗) 民俗学の周辺

    4月中旬に提出した民俗学のレポートが早、返って来た。 「奈良大学通信教育学部 文学部 文化財歴史学科」の名が表に入っている角2封筒を開ける瞬間、年末ジャンボの当選番号を確かめる時のように、ドキドキする。 自分なりに精一杯がんばって書いたつもりではあるが、「

  • ● 2025春の奈良旅3 古代まつり

    前回飛鳥に来たのがいつだったか思い出せない。 いや、藤原京を飛鳥に含むとすれば、3月の奈良大学通信教育スクーリングで訪れている。 が、ソルティの中では、やはり、聖徳太子や推古天皇や蘇我氏が活躍した頃の政治・文化の中心地を飛鳥とみなしたいのである。 つまり

  • ● 離婚後300日問題 映画:『市子』(戸田彬弘監督)

    2023年日本126分 同棲中の恋人からプロポーズを受け、幸せ絶頂だったはずの若い女性が、翌日置き手紙も残さず、行方知れずになった。 その女性の名は川辺市子。 残された恋人長谷川義則は、市子から生まれも育ちも家族のことも聞いていなかった。 警察に失踪届を出し調べ

  • ● 2025春の奈良旅2 花まつり

    地図で言えば、奈良の都の右下あたり。三重県に接している宇陀市。 その大半は森林である。 2日目は宇陀の古刹・室生寺と、同じ路線にある観音様で有名な長谷寺(桜井市)に足を延ばした。 両寺とも、満開の花に迎えられた。2日目(4/26)晴れ09:45 近鉄大阪線・室生大

  • ● 妖怪ウォッチ 漫画:『猫楠 南方熊楠の生涯』(水木しげる・作画)

    1991~1992年講談社『ミスターマガジン』初出1996年角川ソフィア文庫 副題はちょっと言葉足らず。 内容に即していうならば、「南方熊楠の生態と生涯」であろう。 これは、日本一の妖怪博士・水木しげるによる「妖怪クマグス」に関する記録である。 その特徴は次のように

  • ● 2025春の奈良旅1 国宝まつり

    鈴木亮平に誘われ、ゴールデンウィーク直前に3日間の奈良旅。 奈良のイケメンならぬ、イケ仏たちに会うがため。1日目 国宝まつり 斑鳩の里(法隆寺~法起寺~法輪寺) 奈良国立博物館・超国宝展2日目 花まつり 室生寺の石楠花 長谷寺の牡丹3日目 古代まつり 飛鳥

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