大学時代の今は亡き恩師:茨城大学教育学部教授 金澤直人・つる子 御夫妻に贈る句
もう一人の私へ すずき・のりこ いつも影のようについてくる もう一人の私よ 君にも父と母はいるだろう 兄弟もいるよね そして友達も だけど 君はいつも一人で 目を見開き 口を大きく開けて 爪を研ぎすませながら 何をし...
● 北 野 邦 生(きたのほうせい)略歴 ・北の星川柳社 主宰 ・日本現代詩歌文学館振興会会員 ・北の星川柳社「川柳作句講座」講師 ・2001年4月~2009年11月NHK学園「川柳講座」講師 ・2004年6月~2007年12月「月刊営業人川柳大賞」選者 ・1999年3月~...
鈴木則子(茨城県) 竜宮より真紅のバラのプレゼント べルの音どの髪飾り付けましよか 髪飾り付けて花咲くベルの音 こだまして山のロザリア届く春 海に出てカナリヤ歌を思い出す 無言にて一家を背負うカタツムリ 夢の中ガラスの靴を履いている 綿雲の笑顔に涙光ってる 七色の花のワル...
元乙女2019.1.8 北は雪西は菜の花お正月 天災は忘れる間なくやってくる 留守の間に戸袋ひよに乗っ取られ 須田五郎2019.1.7 気が和む田舎の良さを老いて知る 年の瀬は笑顔満載ローカル線 見送りしとぼとぼ帰る婆さんと 新井秀夫2019.1.1 子らと酌む八十路の春の...
新井秀夫 9.3 五年経てシンゾウだけが強くなり 民の声聞いたら五年持たぬ筈 酷暑でも芝遊びには精を出し ままならぬ世に長らえて八十路かな 佐藤 文 9.3 一瞬の花火の技で夏終わる ベッドから雲の流れの変化見る 冷房を部屋の角度で移動する 深川美恵子8.28 暖簾揺れて風...
鴨の群れ休む岸辺を遠回り(岡山・吉田俊光) 怒られて屁とも思わぬ無神経(愛知・原田範如) 目覚めれば夜か朝かと首傾げ(神奈川・石川雄朗) 表札の文字は丸文字新世帯(東京・坂本ひろの) あるじより大きな顔で歩く犬(秋田・高橋弘典) 心から叫ぶ言葉は「愛してる」(秋田・高橋 輝...
【川柳北の星】会員作品 -2- 背を向けてびっしり並ぶ未読本・・・水谷新一郎 鳩の杖貰って年の重さ知る・・・伊藤静江 花束に隠れて笑う母米寿・・・今野登美子 折り紙の記憶をたどる孫達と・・・古井浩子 3時です休憩しようダイエット・・・指宿憶良 来る年はひげを頼りに明けてくる...
【川柳北の星】会員作品 -1- 今日という一日終えて以下余白・・・岩藤 忍 腕を組む二人を送る春の駅・・・坂口美智子 芽吹く春気分のままにピンク着る・・・平田朝子 寝転んだ芝生に悩み置いてくる・・・幸野谷十全 信じ合う垣根に四季の花が咲く・・・北野邦生 飛ぶ鳥という勢いを見...
(北野邦生著「川柳作句入門」より一部紹介) ■ 川柳文芸の発祥 そもそも川柳文芸の発祥は…といっても、歴史的に深入りする必要はありませんから簡単に説明します。 今のように「川柳」と呼ばれるようになったのは明治になってからで、江戸時代には「前句付(まえくづけ)」と呼ばれていま...
<北の星川柳社&投句募集案内> 1.北の星川柳社:総合案内 http://park18.wakwak.com/~kitanohoshi/ 2.北の星川柳社:書籍案内 http://park18.wakwak.com/~kitanohoshi/syosekiannai.htm...
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