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  • 正活のすすめ

    正活のすすめ 正活とは.苦を乗り越えて平安.歓喜.悦楽.こよなき幸せを得る為の正しい生活のすすめ[八正道]であり、[苦集滅道]を理解する事による[楽集生道]の活き方のすすめである。 「四聖諦から正四聖諦へ」 世の中では婚活.就活.終活.妊活...と活き方について.色々な新語が造られているが、人は皆、喜び.快楽.幸せを求めて何かしらを拠り処(精神的支柱)として辛うじて便宜的な一時的な安定を得ては.再び不安定へと戻ってしまうという生活をくり返している。 苦しみを造り出しているのが、[何々的生活]という所有への愛着.執着である事に気付く事もなく。 【 中道 】 苦あれば楽あり、苦があるから楽が有るの…

  • 虚無主義と三無主義

    虚無主義と三無主義 仏教を浅薄.短絡.偏った主観で捉えてしまうと虚無主義的・厭世主義的・禁欲主義的な教えへと迷い込み、観念色を強めて自分(自分達)の覚りに拘るあまり.民衆を顧みようとしない存在意義を履き違えた集団へと変質してゆく。 お釈迦様の入滅後の教団に対し.愛想を尽かして袂を分かった大衆部や.大衆迎合的ではあるが.民衆の安らいを第一と考えて信仰色を強めた新興仏教として大乗仏教が興ったのも、時を経た僧伽(サンガ)と仏道の在り様が、虚無的.厭世的.禁欲的だという誤解.錯覚を乗り越える事が出来なかったからではなかろうか。 それは現実主義的であるべき仏教を.虚無主義的.観念的に捉えてしまったブッダ…

  • 自由な世界

    すぐ横に.自由で穏やかで美しい安らぎの天地があるというのに、何故に多くの人は心の牢獄に捕われた囚人生活のまま.自由な天地を見る事も味わう事もなく心の牢獄の中で.大切な一生を終えてしまうのだろうか…その心の牢獄は.自我意識を経格子(たてごうし)に.欲望への愛着を横格子にして人の心を牢獄の中に押込め、人の心を貧しく殺伐とさせてゆく処。井の中の蛙は大海を知らぬように、水中の魚は狭い水中を世界だと思っているように、心の牢獄に捕われている囚人達は、牢獄を世界だと勘違いしているのだろうか、すぐ横に自由で穏やかで美しい安らぎの天地があるというのに.自由な世界を.見る事も.感じる事も.味わう事もなく.囚われの…

  • 天上天下唯我独尊

    「天下天下唯我独尊」とお釈迦様が、誕生されて直ぐに七歩あゆまれ仰ったと.実しやかに伝わっていますが.仏教を多少でも理解していれば.それが有り得ない.偽りである事は自明の理だと思うのですが、疑わずに鵜呑みにする事に飼い慣らされてしまった盲目的で無思考な人が多いので.敢えて検証してみたいと思います。 ●先ず.生まれたばかりで言語習得もしてない時に、幾らお釈迦様でも仰っしゃる訳がないだろう・・・という見解が一般的見解です ●又、お釈迦様以前の七仏のお一人の仰ったお言葉を.お釈迦様のお言葉とされたという見解も、仮にも仏とされた方が仰る理由がないので故事つけに過ぎないでしょう。 ●前向きに捉えた説に、[…

  • 顕貴(ときめき)の日々

    ●暗夜行路 人間は、一寸先は闇の中を手探ぐりしながら、盲目的に生きてゆく存在です。 明日をも知れない身の上であり、今、目の前のドアを無警戒に開けた途端、前に殺人鬼が刃物を持って待っている可能性(確率)も無いとは言えず、豆腐の角に頭をぶつけて死んでしまう確率もゼロではないのです… ●無明 そんな暗夜行路に立ち向かって行かねばならない盲目的で[不安定な存在]である人間は、その暗闇を照らしてくれる灯り(拠り処)を必要としてるのです。 ●ドゥッカ(生存苦) 盲目的存在には、生きる事自体が苦(ドゥッカ)なのであり、その不安定性.不完全性.苦しみ.悩み.迷い.恐怖.心痛.悔い.哀しみ.儚さ.弱さ.脆さ.空…

  • 仮りの名

    今日交えし人、我が名を尋ねたり… 我れ[多々方と名乗りたる現象です]と、答え胸元を指差したるが、今の新しき皮膚も幾日か過ぎれば垢と落ち行き入れ替わり、内なる組織も幾日かを過ぎれば老廃物となり入れ替わり、骨も又.同じく土に戻りし入れ替わるものなれば、我れを指したる我れはなし。 心も同じく、刺激情報に対して、因果律(縁起)に遵って環境.状態.確率性に影響されて生じさせてる五蘊作用(五集合要素)の概念(潜在意識)を、表層(脳)が想念と思考で再認識して言語化しているだけの現象に過ぎない。 名前というものも今の現象を現す仮の名に過ぎず、結合要素(五集合要素)の結び目を解かれて自在な一滴に戻るとき、性質と…

  • 心の次元

    思考とはコンピュータ的(物質的)なものであり、意志.衝動.形成力(業/カルマ)とは心的次元により形成されるものである。 この世界(現象世界)は一源の根源エネルギー(梵)世界(彼岸・安定世界)の一点に生じた揺らぎ(インフレーション・不安定性)により、途方もなく高密度な膨張(ビッグバン)により形成された世界(宇宙)であり、今も尚.加速度的に膨張を続けている。 不安定性の発生により生じた安定化運動でもある膨張とは、同時に次元の分裂でもあり、この世界(現象世界)は次元分裂により発生した11の次元により形成されていて各次元の形状により全ての運動は形成されている。 全ては不安定性の安定化運動である。 この…

  • 超越瞑想

    ⭕内観と内々観 「人の心のその中は仏も住むが鬼も住む」 人の心、そこには整合性もない無数の自己がすんでいる。 ダークサイドを含め.それら無数の自己をよく知り理解してゆく事で.心は自然に制御されてゆく。 自分の心とは自分を騙し誑かそうと走り逃げ回る.気まぐれで捉えどころのないもの。 それにより人は根拠なく自分を自惚れさせたり間違った見解を哲理の如く崇め手放す事が出来ず浄化と進化を阻害するもの。 「己の愚を知るが.真の賢者なり」 内観とは、禅定・瞑想・観照などと同義語であり、ヨ-ガ(瑜伽)を含めて世間に溢れている型に拘りすぎたり、神秘体験や超能力や第三の目などの獲得といった精神的倒錯した観念を持込…

  • 今ある幸せに気付く

    人は皆、喜び.幸せを探し求めて生きているしかし喜びや幸せは探し求めるものではない (チルチルとミチルも[幸せの青い鳥]を求めて世界中を探し回ったが何処も居なかった)喜びや幸せとは、気付くもの。既に沢山の喜びや幸せを持っているのに気付けずに、愚痴や不満ばかり言う人がいる愚痴や不満の中にいては新しいものなど創り出せる筈もない愚痴や不満な日々は楽しくも喜びも持てず、愚痴や不満.で益々不幸になってゆく 加速度をつけ.負のスパイラルに陥ってゆく自分の不幸の責任を社会や他人のせいにする物質文明.競争社会.情報化世界の中では顕著な現象●幸せは気付くもの 今ある幸せが活力を生みだす前向きに生き、他人を思い遣っ…

  • 路傍の如来の説法−5〈残暑の頃の集い②〉

    青年が突然に路傍の如来への改宗とも言える帰依をするのを見て、件の青年と連れ立って来たのであろう.以前から集いに参加していた青年が立ち上がり口を開いた。 「彼れは.路傍の如来のお話に感激のあまり突然に路傍の如来へ帰依する事を決めたのでしょうが、実は.僕たちが今日伺った一番の目的は[現世利益について]でして、路傍の如来が説かれる仏教の現世利益が今ひとつ解らない処があるのです。 路傍の如来は明確に苦行を否定されて居られますが、路傍の如来の生き様はストイックな禁欲主義的な苦行の実践者そのものに見えてしまうのですが、路傍の如来が説かれる[来世の利益]については随分と理解できたつもりですが、路傍の如来は[…

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