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  • フィンランドで教師として働く覚悟と不安

    「フィンランドで先生をするまでの道のり」 「いつかフィンランドで先生として働いて見たい。」 フィンランド留学中にふと心の中に芽生えた感情がありました。そして、今年の9月からフィンランドで働くことができる可能性が50%位まで上がってきました。本日のブログでは、これまでのハイライトとフィンランドで先生として働く中でのミッション、そして準備段階をまとめて行きたいと思います。 1. これまでのハイライト ① 留学中に芽生えてきた思い ② 2度目のフィンランド渡航で出会った奇跡 ③ 自分の人生と向き合う ④ 校長先生とのインタビュー ⑤ 勤務予定の学校訪問 ⑥ 結果の通知 ⑦ フィンランドの高校生の修学…

  • フィンランド人の「自分らしく生きるキャリアの描き方」

    「キャリア教育」は何のためにあるのか? 今、日本でも「キャリア教育」の必要性の声が上がってきています。今、日本の教育現場の課題感として、社会と学校との結びつきが薄く、子どもたちが社会と触れ合う機会の少なさを感じています。フィンランドでは、小学校から起業家教育やキャリア教育が行われています。本日のブログでは、フィンランド人のキャリアの描き方について、小学校段階から大人になるまでをまとめてみました。 1.小学校のキャリア教育 1)「Me and my city」で職業体験 2)社会科の授業でビジネスプランを立てる授業 2.中学校のキャリア教育 1)「Me and my city」でビジネス体験 2…

  • 教員採用試験がないのに、教員の質が高い理由とは?

    フィンランド教育が注目されている理由を現地の先生方に聞いてみると、「Opettaja:先生」という言葉が返って来ます。これは、先生自身が教育のプロとして誇りを持っていることを表しています。そして、フィンランドの先生は、国や地域、保護者から高い「信頼」を得ています。しかし、フィンランドには、日本のように教員採用試験のような試験は存在しません。 「ではどのようにして、教員を大学で養成・採用し、教員の質を高めているのでしょうか?」 1. 教育学部に入学するまで 1. 入学試験に関して 2. 教員養成課程について 1. 教育実習に関して 2. 取得免許状に必要な単位に関して 3. 教員採用に関して 1…

  • 学びのセーフティーネットが充実しているフィンランド教育

    「フィンランドでは、プレスクールから大学院まで無料で通える」 1. はじめに 2. フィンランド教育の余白 ・義務教育段階では、支援が必要な子に合わせて先生の配置。 ・10年生という学び直しのシステム。 ・中学校の中にフリースクールのような居場所。 ・高等学校は自分のペース(2年〜4年)で学習。 ・専門学校では、途中でコースの変更も柔軟に可能。 ・大学も自分のペース(4年〜7年)で学習。 ・一度職についても、専門学校で学び直しが簡単、キャリア変更も比較的容易。 3. 最後に 1. はじめに 本日のブログで考えたいのは、 「学費を無償化にすることだけで、子どもが安心して学習できる環境が整うと言い…

  • 「一人一人に合わせた教育を日本で実現するために」

    本日、Teach For Japanのインターンで「私と教育」というテーマでプレゼンを行いました。 ▼話の流れ 1. 私がフリースクールに立ち上げる経緯 2. 私のミッション 3. なぜ「教育」というキャリアを選んだのか? 発表後、インターン生から質問を受けて、改めて自分と向き合うきっかけになりました。 ▼私のビジョン 「一人でも多くの子どもが、その子に合った教育を受けられる社会の実現」 ▼私のミッション ① これからの子どもを育てる先生を育てること ② その子に合った教育が受けられる環境作り ▼ビジョンマップ ▼印象深かった質問 「なぜ一人一人に合った教育をしようと思ったのか?」 「フィンラ…

  • フィンランドのICT教育は日本の10年先をいっている

    フィンランドの一般的な授業の雰囲気の様子です。写真の中を見てみると、教室には、どんなに小さな小学校でも電子黒板、生徒一人一人にタブレット或いはラップトップが配布されています。元々は、フィンランドでも黒板と紙で授業を行なっていたのですが、これからの時代は情報を活用する力が求められるとして、10年以上前から授業は電子教科書を用いて行われるようになりました。日本でも近年、ICT機器が導入されようとしていますが、ICT機器をどのように活用したらいいのか分からないと悩んでいる教員の方は多いと思います。そこで、本日のブログでは、私が現地で実際に見てきたフィンランドの学校のICT活用実践についてご紹介してい…

  • 最適な教育環境でのプロジェクト学習

    1. フィンランドのプロジェクト学習 2. プロジェクト学習の概要 3. プロジェクト学習の過程 1週目:自分が作りたいものを決定 2〜3週目:作成計画を立てる 4〜15週目:作品を作る 16〜18週目:発表準備 最終週:プレゼンテーション 1. フィンランドのプロジェクト学習 フィンランドでは、1年のどこかで数週間に渡りあるテーマに沿ってプロジェクト学習をする事が義務付けられています。私が訪れた30校の学校の中でも、この小学校では、授業のほとんどがプロジェクトベースで行われていました。(2月:学びの集大成) 2. プロジェクト学習の概要 (技術・家庭のプロジェクト学習編) 子ども達は6ヶ月に…

  • 部活なしで、スポーツ人口が世界一のフィンランドの秘訣

    日本で今話題となっている「ブラック部活動」問題。「ブラック部活」とは、部活動により、教員や生徒の本来するべきことに支障が出ていることが現在問題になっています。部活動廃止の反対の声で多いのは、 ① 外部委託した時の安全管理問題 ② 部活動がなくなることで部活動で培っていた力をどのようにして育むのか この2つがよく挙げられる。しかし、世界に目を向けると部活動がなくても、一人あたりのスポーツ人口が世界一の国があります。フィンランドです。本日のブログでは、部活動がない環境の中で、どのような仕組みや考え方で「スポーツ人口世界一」を実現しているのかについてまとめてみたいと思います。また、フィンランドのスポ…

  • 日本人からみたフィンランド教育の課題

    「フィンランド教育=教育のユートピア」いつしか、このようなイメージが全世界で広がっているように感じます。実際にフィンランドの学校現場で6ヶ月間のインターンを通して見えてきた「フィンランド教育のウソと本当」(◀︎クリック)について前回のブログでまとめてみました。今回は、現地の先生から聞いた、教育の課題感を元に、日本人から見たフィンランド教育の課題について、まとめていきたいと思います。 1. 高校入試が存在しないことによる不平等 2. いじめ対応 3. 家庭教育力の低下 1. 高校入試が存在しないことによる不平等 フィンランドには、高校入試が存在しません。高校入試が存在しないことによるメリットが注…

  • 家族(奥さん)を大切にするフィンランド

    フィンランドは家族を大切にする文化があります。 「どれくらい家族のことを大切にしているのか?」 あるフィンランドの小学校で働く校長先生の働き方から、フィンランドの先生の働き方を見ていきましょう。 1. 全職員の中で一番早く帰る校長先生 2. 育児休暇をフルで消化する校長先生 3. 育児もしっかりする校長先生 1. 父親も育児に参加 2. 奥さんの趣味の時間の確保 3. 夫婦だけでゆっくりする時間 1. 全職員の中で一番早く帰る校長先生 金曜日の13時半になると、校長先生がとても急いで仕事を済まそうとしています。 私 :「他の先生が働いているのに、校長先生はもう帰るんですか?」 校長:「今日はこ…

  • We want to make a school which can make all kids happy.

    Hello and moi! I am running a free school in Okinagarabe, my name is Tomotaka Jige (@tomofinedu) and Hiroki Kamimae (@rungorungo_). We are working on setting up a free school with local people in order to create a "new school" where everyone can become happy on *Okinoerabu Island. ▼Location in Okino…

  • フィンランドから見た日本の学校教育の素晴らしさ

    ▲フィンランドの小学校の教室の様子 本日のブログでは、フィンランドの教育者から見た日本の教育についてまとめていきたいと思います。今世間では、フィンランド教育がブームになっており、日本からフィンランドに教育視察で行く人が年々増えています。「では、逆にフィンランドの人が日本の教育を見て、どんなことを感じているのか」を、私が現地に6ヶ月間滞在して直接聞いたことや、本日ご紹介するフィンランドと日本の教育の架け橋になっている方の意見をまとめていこうと思います。 1. 本日のインタビューアー 自己紹介 Niiloさんと私の出会い Niiloさんが考える日本の教育の良さ 2. フィンランド現地の小学校で取り…

  • フィンランド教育のウソと本当?

    フィンランド教育の12の真実 フィンランド教育の12の真実 概要 (1)フィンランドに一斉授業は存在しないのか? (2)フィンランドの学校には教室という括りがないのか? (3)フィンランドの子どもは好きな教科だけを学んでいるのか? (4)生徒は自ら目標設定を行うので、楽をする生徒がいるのではないか? (5)子どもは学習集団の中ではなく、興味関心の同じ人とだけ学ぶのか? (6)詰め込み教育が終わり、かつて秀才だった子の学力が落ちている? (7)子どもの主体性を尊重するあまり、子どもたちは無計画に学習している? (8)宿題が全くない? (9)テストや試験はない? (10)教師は時代の変化に全て一人…

  • 私の挑戦『フィンランド教育』をテーマに東京講演

    講演の背景 講演の概要 講演への想い 講演の背景 「講演をしてみたい。」 大学2年生の時、私は小学校の先生を志望していました。(今でも憧れは強いです。)しかし、私には小学校の先生になる自信が全くありませんでした。 「そもそも、日々を漠然と生きていて、何をして生きたいか分からない。」 「将来に向かって、一歩の踏み出し方が分からない。」 そんな時、私の人生は素敵な大人の講演会を聞いて右肩上がりに動き始めました。人が一生涯で出会う人の数は、3万人と言われています。 「人生の質は人との出会いで変わる。@出会った大人に共通する生き方」 「礼儀礼節を重んじる人は人のご縁に恵まれる。@朝倉千恵子氏」 「人と…

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