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  • Unit1 WEEK3 文化相対主義ってなんだろう?

    Unit1 他者とのやりとりにおいて認識と偏見が影響を与える いよいよUnit1の学習も中盤に入っていきました。今回のテーマは、倫理の授業とも関連してくるかなり難易度の高い授業になりそうな予感がしています。 Week1のリンクはこちら Week2のリンクはこちら Work1 Work2 Work3 ユニット1では、以下の知識とスキルの構造で概念型の探究を進めていきます。 Work1 中盤戦は以下のワークで始まりました。参考としているワークはこちらのリンクよりご覧ください。かなり面白い教材です。 ここでは、他の人の価値観に左右されないように学校全体を使ってお互いに5m以上離れてワークを行いました…

  • Unit1 WEEK1 バイアスってなんだろう?

    Unit1 他者とのやりとりにおいて認識と偏見が影響を与える いよいよUnit1の学習が始まりました。今回のテーマは、倫理の授業とも関連してくるかなり難易度の高い授業になりそうな予感がしています。 Work1 Work2 Work3 Work4 Work5 ユニット1では、以下の知識とスキルの構造で概念型の探究を進めていきます。 Work1 ユニットの導入では、次の1枚の写真で「See-Think-Wonder」をすることで入っていきました。 参考資料「What Are Microaggressions?」(リンク) 子どもたちは、この1枚の写真を見て、次のような考えや疑問が出てきました。 ▼…

  • Unit6 WEEK4 子ども発祥!ゴミ美術館プロジェクト!

    Unit6 アートの創造や鑑賞は自分自身や周りの世界の理解につながる いよいよUnit6の学習も総括評価課題に本格的に入っていきます。 ・総括課題「ゴミ美術館」 ・アイデアが生まれた背景 ・ゴミ美術館の会場準備(学校外アクティビティ) ・ゴミアートの伝えたいメッセージと設計図を考える ユニット6では、以下の知識とスキルの構造で概念型の探究を進めていきます。 ・総括課題「ゴミ美術館」 こちらがゴミ博物館のプロジェクトの総括課題になります。この課題のアイデアも子ども発祥で、昨年度の10月のユニットのアクションで生まれたものでした。このように、これまでに学んだことがユニットを超えたアクションで繋がっ…

  • Unit6 WEEK3 対話型鑑賞会に向けた準備&鑑賞会

    Unit6 アートの創造や鑑賞は自分自身や周りの世界の理解につながる いよいよUnit6の学習も形成的評価課題に本格的に入っていきます。 ユニット6では、以下の知識とスキルの構造で概念型の探究を進めていきます。 ▼ 形成的評価課題 1週間という限られた時間の中でUnit4でフォーカスした自己管理スキルを活かして、計画を立てプロジェクトを進めていきました。 ▼ 形成的評価課題の6つのステップ STEP1 ... アーティスト(画家)を決める STEP2 ... 同じアーティストが描いた作品から2つ選ぶ STEP3 ... リサーチの視点を考える STEP4 ... 複数の視点をリサーチする ST…

  • Unit6 WEEK3 対話型鑑賞会に向けた

    Unit6 アートの創造や鑑賞は自分自身や周りの世界の理解につながる いよいよUnit6の学習も形成的評価課題に本格的に入っていきます。 ユニット6では、以下の知識とスキルの構造で概念型の探究を進めていきます。 ▼ 形成的評価課題の6つのステップ STEP1 ... アーティスト(画家)を決める STEP2 ... 同じアーティストが描いた作品から2つ選ぶ STEP3 ... リサーチの視点を考える STEP4 ... 複数の視点をリサーチする STEP5 ... リサーチしたことをまとめる STEP6 ... 対話型鑑賞を深める3つの問いを考える また毎回のグループワークではリフレクションを…

  • Unit6 WEEK2 自己理解から他者理解へ

    Unit6 アートの創造や鑑賞は自分自身や周りの世界の理解につながる いよいよUnit6の学習も形成的評価課題に入っていきます。 ・グループで他者と協働するための自己理解ワーク ・チームでのキックオフミーティング ・G5とコラボした価値観ワーク ユニット6では、以下の知識とスキルの構造で概念型の探究を進めていきます。 こちらが形成的評価課題になります。 今回フォーカスするATLスキルはこちらです。 社会性スキル(好ましい対人関係の構築と協働スキル) 具体的には、自分とは違う考えを持つ人とも、それぞれの良さや強みを生かすことで、自分一人ではできないことができるようになることを目指していきます。そ…

  • Unit6 WEEK1 アート鑑賞

    Unit6 アートの創造や鑑賞は自分自身や周りの世界の理解につながる いよいよUnit6の学習に入っていきました。 導入1 フィールドトリップへ 導入2 ディクシット(DIXIT) ボードゲームでの対話型の鑑賞の導入 導入3 1つの絵をみんなで深掘りしてみる ユニット6では、以下の知識とスキルの構造で概念型の探究を進めていきます。 ユニットの導入では、実際に岐阜県美術館に行って、アートの世界に入っていきました。まずは「本物」に触れることでこれから学ぶ学習が自分たちの身近な世界とつながることを感じられることを大切にしています。 PYPは、 「本物」の学習こそが最も効果的であると確信しています。す…

  • Unit5 Week4 「ホルモンがもたらす身体の変化」

    Unit5 身体の変化は心の変化をもたらす ・イントロダクション1「人生における変化と疑問」 ・イントロダクション2「人生における変化と疑問」 ユニット5では、以下の知識とスキルの構造で概念型の探究を進めていきます。 ユニットの導入では、心の変化を少しずつ迎えている4年生が、自分自身の心の変化を捉える学びからスタートしていきました。そこから、エリクソンの発達課題を参考にしながら人生のステージごとの発達課題についてインタビューを元にリサーチを進めてきました。ここからは、心の変化から身体の変化にフォーカスした学びを進めていきます。この時のキーワードになるのが「ホルモン」です。私たちの見えないところ…

  • Unit5 Week2-3 それぞれの年齢の発達課題は変化する

    Unit5 身体の変化は心の変化をもたらす ・それぞれの発達段階の人へのインタビュー ・インタビュー結果で分かったこと(事実)を集める ・インタビューで集めた情報を元に一般化していく ユニット5では、以下の知識とスキルの構造で概念型の探究を進めていきます。 ユニットの導入では、心の変化を少しずつ迎えている4年生が、自分自身の心の変化を捉える学びからスタートし、キーコンセプトである「変化」にフォーカスし、年齢ごとの心の変化を捉える学びをスタートしました。 ここでは、それぞれの年齢ごとの発達の課題を捉えるために、自分たちの身の回りの人(家族や親戚や学校のスタッフやお友達)にインタビューを行いました…

  • Unit3 多角的な測定と美との関連性を探究

    Unit3 多角的な測定が形の定義にどのように役立つかを理解することで、芸術性と創造性が向上します。 ユニット3では、「個人的表現と文化的表現」というグローバルな文脈の中で、測定を行うことが図形を定義し、これについて理解することが芸術性や創造性に繋がることを探究していきます。私たちは、生活の中で何かものを買うときや作るときに機能性だけでなく見た目の美しさからも選択をしていると思います。 「私たちが何かを選択するときに美しさを感じるのはなぜか?」「美しさを感じるものにはどのような特徴があるのか?」私たちは無意識に美しいと感じる形があります。このユニットを通して、多角的に形を測定することを通して、…

  • Mathのカリキュラムづくりへの足跡

    今、私は「探究を探究する」ために国際バカロレア認定校で働いています。 私は、初等プログラム(PYP)での小学4年生の担任と中等部(MYP)の数学の担当をしております。初等部の探究カリキュラムのレポートはこちらのブログにまとめてあります。 PYPでは、教科横断的なモデルで学んでいた学習から、MYPでは教科学習と学際的な学習に焦点を置いたモデルへの学習に移行していきます。 2023年度は、MYPのカリキュラムの作り方に沿ってMathのカリキュラムを設計したカリキュラムに沿って実践していく1年目の年です。生徒と一緒に学びを作り上げていくという観点では、今は子どもたちと一緒に意味のあるMathのカリキ…

  • 数学で金融リテラシー教育

    Unit2の総括課題で、社会の中の不平等や格差について探究を進めてきました。 チェックインワーク:単利と複利の考え方を掴む ワーク1:お金を預けるの投資信託?銀行? ワーク2:奨学金の利子率って大事なの? 私自身も、生涯の資産形成の格差が日本全体で広がっていることに課題意識をもち、資金形成格差がなぜ起きるのかを調べてみました。 もちろん、職業による賃金格差も大きな要因としてあるのですが、資金形成をうまくできている人とできていない人では、金融リテラシーの差によって、生まれているものもあるのではないかという仮説も出てきました。 そこで、数学の授業の中で現在扱っているパーセンテージの考え方を少し応用…

  • Unit5 Week1 自分自身の心の変化を詩と模様で表現する

    Unit5 身体の変化は心の変化をもたらす いよいよUnit5の学習に入っていきました。 ・感情を表す語彙を広げる活動 ・喜怒哀楽で自分の感情の変化を言語化する活動 ・詩の特徴を掴む ・詩で表現した言葉を模様で表現してみる ・詩の鑑賞の時間 ユニット5では、以下の知識とスキルの構造で概念型の探究を進めていきます。 ユニットの導入では、心の変化を少しずつ迎えている4年生が、自分自身の心の変化を捉える学びからスタートしていきました。 ・歌の歌詞と自分の感情-経験を結びつける そこで、12月のHoliday Concertで歌った「オトナになるって」の動線で、歌詞の中で心に残った歌詞と、なぜ印象的に…

  • Unit5 テーマ概要

    ユニット5では「私たちは誰なのか」をテーマに探究していきます。 ▼ 私たちはどのような場所と時代にいるのか?(*PYPのつくり方参照リンク) 自分自身の性質、信念と価値観、個人的・身体的・精神的・社会的そしてスピリチュ アルな健康、家族・友人・コミュニティー・そして文化圏を含めた人間関係、権利と 責任、人間であるということはどういうことなのか、ということに関する探究。 では、具体的にユニットの概要について紹介していきます。 ▼ ユニット⑤の概要 ▼ 教科の枠を超えたテーマ:who we are 私たちは誰なのか ▼ セントラルアイデア:Changes that people experienc…

  • Unit4 テーマ概要

    ユニット4では「私たちはどのような場所と時代にいるのか」をテーマに探究していきます。 ▼ 私たちはどのような場所と時代にいるのか?(*PYPのつくり方参照リンク) 場所と時間への適応、個人の歴史、家と旅、人類による発見・探検・移住、地球規模 そして地域レベルの観点から見た個人と文明の関係性と相互的な関連性に関する探 究。 では、具体的にユニットの概要について紹介していきます。 ▼ ユニット④の概要 ▼ 教科の枠を超えたテーマ:where we are in place and time 私たちはどのような場所と時代にいるのか ▼ セントラルアイデア:Significant events and…

  • 人権感覚を育むクラスづくり<メモ書き>

    人生で初めてクラス担任を持つ中で、クラスの担任の役割として子どもたちに人権感覚を育めるような機会をつくる重要性を感じ始めています。 オランダのイエナプランのサークル対話 「人権感覚を育むとはどういうことか」改めて自分の中でもゆっくり考えながら、実践していきたいと考えています。そもそも人権感覚とは何かの定義を文部科学省の資料から考えてみました。 ▼ 第1章 学校教育における人権教育の改善・充実の基本的考え方(参照リンク) 人権感覚とは、人権の価値やその重要性にかんがみ、人権が擁護され、実現されている状態を感知して、これを望ましいものと感じ、反対に、これが侵害されている状態を感知して、それを許せな…

  • Unit4 Week6-7 歴史上の出来事は現代に与える影響

    Unit4歴史上の出来事や人物が今の暮らしに影響している いよいよ、形成的評価課題を経て総括的評価課題に入っていきます。総括的評価課題では、形成的評価課題でリサーチした戦国時代の重要な出来事(楽市楽座の政策、鉄砲の戦いへの導入、関市の刀の保護と戦への導入)に加えて、私たちの住んでいる岐阜市の歴史の出来事と今の私たちの暮らしへの影響について9つのテーマを加えて探究をしていきます。 総括評価課題でフォーカスするATLはリサーチスキルに加えて、自己管理スキル(管理調整スキル)にフォーカスして行っていきます。 背景としては、1学期からこれまでは協同的な学びとプロジェクト型の学びにフォーカスをして行って…

  • Unit4 Week5 歴史は解釈である

    Unit4歴史上の出来事や人物が今の暮らしに影響している ・形成的評価課題 ・形成的評価課題 いよいよ、今回のユニットでフォーカスするリサーチスキルを磨く学習活動に入っていきます。 ▼ リサーチスキル(情報リテラシースキル) 考案および計画、データの収集および記録、統合および解釈、評価およびコミュニケーション 「歴史は解釈である」ことを理解することは、子どもたちが社会を生きていく上で重要だと考えています。実際に世の中にあふれている情報は、事実と解釈が混じった情報でが多く、解釈を事実と思い込んでしまうことは起こりうると思います。また、何か問題が起きたときに、事実ではなく自分の解釈で伝えてしまうこ…

  • Unit2 世界の中の不平等や格差を数字で紐解く(G6)Part2

    Unit2 社会の不平等や格差は、数量の等価形式を使用することでより明確になる ユニット2では、公平性と発展というグローバルな文脈の中で、社会の中にある不平等や格差を数字で紐解いていきます。私たちは、何となく生活の中で不公平という言葉を使っていると思います。私たちが使っている不公平という言葉の根拠にあるものは何か?社会の中に複雑に絡み合っている問題を数字を使って事実を示すことができることをこのユニットを通じて子どもたちに体感してもらえたらと思っています。 概要 Statement of inquiry社会の不平等や格差は、数量の等価形式を使用することでより明確になります。 Global con…

  • Unit4 Week3-4 戦国時代の道具再現プロジェクト

    Unit4歴史上の出来事や人物が今の暮らしに影響している ・実寸大での刀・鉄砲づくりを通した歴史的事実のリサーチ ・寸尺で数学 ・実寸大での刀と鉄砲づくり ・実寸大での刀・鉄砲づくりを通した歴史的事実のリサーチ ここから劇で使用する小道具づくりに入っていくのですが、まずはどんな小道具をどれだけ作るのかを全体で話し合うところからスタートしました。 ▼ 必要な小道具 ・刀・鉄砲・楽市楽座の制札etc... ここからは刀チームと鉄砲チームに分かれて「本物をつくる」ことをミッションにリサーチを開始しました。 「ところで信長はどんな刀を使っていたのだろうか?」 信長が使っていた刀をリサーチし、刀の長さが…

  • Unit4 Week3-4 岐阜にゆかりのある歴史をリサーチで紐解く

    Unit4歴史上の出来事や人物が今の暮らしに影響している ・実寸大での刀・鉄砲づくりを通した歴史的事実のリサーチ ・寸尺で数学 ・実寸大での刀・鉄砲づくり ・実寸大での刀・鉄砲づくりを通した歴史的事実のリサーチ ここから劇で使用する小道具づくりに入っていくのですが、まずはどんな小道具をどれだけ作るのかを全体で話し合うところからスタートしました。 ▼ 必要な小道具 ・刀・鉄砲・楽市楽座の制札etc... ここからは刀チームと鉄砲チームに分かれて「本物をつくる」ことをミッションにリサーチを開始しました。 「ところで信長はどんな刀を使っていたのだろうか?」 信長が使っていた刀をリサーチし、刀の長さが…

  • Unit4 WEEK1

    Unit4歴史上の出来事や人物が今の暮らしに影響している いよいよUnit4の学習に入っていきました。 まずは、子どもたちが歴史の学習を「ジブンゴト」として捉えられるように、私たちの住んでいる地球にとって重要な出来事について考えるところからスタートしました。 まず、子どもたちに3mの紙テープを見せて、この3mの長さが地球が誕生してから現在までの時間を表しており、この3mの長さの中で人類が誕生した場所はどこかについて発問を行いました。 子どもたちは全学年で宇宙について学習をしてきているので、地球が誕生したのは約46億年まであることは知っていました。人類が誕生したのはどこかについて尋ねると、様々な…

  • Unit3 WEEK6 学んだことをアクションへ

    Unit3 水の利用と管理は、地域の開発と持続可能性に影響を与える いよいよ学んだことをアクションに繋げる準備段階である総括的課題をスタートしました。今回のユニットでは、水の利用と管理について学んだことをアクションに繋げるために「私たちが住んでいる岐阜市では、きれいな水がどのように循環しているのか」について整理していきます。 ▼ これまでのユニットの歩み ① 水の重要性の体感するためのアクティビティ・私たちは1日にどれだけ多くの水を学校で利用しているのかを調査 ② 水の利用可能度と地理的な影響を体感するアクティビティ・自然(山)のろか機能を学ぶためのろか実験・水の循環を学ぶための海水を淡水化す…

  • Unit2 世界の中の不平等や格差を数字で紐解く(G7-9)

    Unit2 社会の不平等や格差は、数量の等価形式を使用することでより明確になる ユニット2では、公平性と発展というグローバルな文脈の中で、社会の中にある不平等や格差を数字で紐解いていきます。私たちは、何となく生活の中で不公平という言葉を使っていると思います。私たちが使っている不公平という言葉の根拠にあるものは何か?社会の中に複雑に絡み合っている問題を数字を使って事実を示すことができることをこのユニットを通じて子どもたちに体感してもらえたらと思っています。 ・概要 Statement of inquiry社会の不平等や格差は、数量の等価形式を使用することでより明確になります。Global con…

  • 客観的に身近な複雑な課題と向き合うために必要なこと

    9月のLearner Profileは「考える人」です。「人はどのようにして考えているのか?」という考えることについて考える時間から始まりました。 「私たちはどのように考えているのか?>リンク」 そしてこのこの写真を見て「何が足りないんだろう?」「考えるだけでいいのか?」という問いについて考え始めました。 「行動が必要。」という考えが生まれ、行動を実践してみました。 今私たちは「行動するだけでいいのかな?何かが足りないと思うんだよね。」という更なる問いについて考えています。 そんなことを考えている時でも、学校で生活していると様々な問題が起きます。 今日起きた問題... 自分たちが遊びたい対象を…

  • Unit2 WEEK4 水の利用可能度と地理的影響を探究

    Unit3 水の利用と管理は、地域の開発と持続可能性に影響を与える アクティビティ1 環境調査 いよいよ探究も中盤を迎え、これから総括評価の課題に取り組む準備を進めていきます。子どもたちの中で「岐阜市では水道水の水はどこから来るのか?」という疑問に対して、最初は海という意見が出てきていたのですが、実験を通して川や山という考えが出てきました。ここからは、さらなる問いとして「水道水の元となる岐阜市の川はきれいなのか?」という疑問を調査し「100年後もきれいな水を守っていくための私たちの責任」について考えていきます。 アクティビティ1 環境調査 本日は、岐阜市役所の環境保全課の「環境調査(水辺の生物…

  • 学びの備忘録

    自分自身が気になった/納得したキーワードや学びの備忘録として雑に集めていきます。 探究 1. 今自分自身は探究型学習:概念型学習=8:2のバランスでしていることに気づく。IBのカリキュラムで目指しているのは、概念型探究であり、そもそも探究型学習と概念型学習を分つものは何か?概念型学習をベースに探究的な学びは生まれるのか?そもそも何を持って探究的な学びというのか?私の中で探究的な学びのベースとなっている参考リンク 2. キーコンセプト(重要概念)と関連概念を切り口として3つの探究の流れを探究し、セントラルアイデア(一般化)させ、異なる文脈や状況に転移できることを目指す。今の自分はアクションだけに…

  • Unit2 世界の中の不平等や格差を数字で紐解く

    Unit2 社会の不平等や格差は、数量の等価形式を使用することでより明確になる ユニット2では、公平性と発展というグローバルな文脈の中で、社会の中にある不平等や格差を数字で紐解いていきます。私たちは、何となく生活の中で不公平という言葉を使っていると思います。私たちが使っている不公平という言葉の根拠にあるものは何か?社会の中に複雑に絡み合っている問題を数字を使って事実を示すことができることをこのユニットを通じて子どもたちに体感してもらえたらと思っています。 ・概要 Statement of inquiry社会の不平等や格差は、数量の等価形式を使用することでより明確になります。 Global co…

  • Unit2 WEEK2-3 水の行方を辿り「水の循環」を知る

    Unit3 水の利用と管理は、地域の開発と持続可能性に影響を与える アクティビティ① アクティビティ② 探究①で水の重要性について学んできた子どもたち。探究①では、私たちは暮らしの中でどのような時に、どれくらいの量の水を使っているのかを探究してきました。では、私たちが使っている水はどこから来て、使った水はどこに流れていくのか?今日から水の行方と循環を学ぶ旅が始まります。 まずは、事前に家の中や家の周りを歩きながらで、自分たちが使用している水がどこから来てどこに流れていくのかを見つけて、写真をとってきてもらいました。 アクティビティ① まずは、水の循環について、子どもたちがどのような知識や理解を…

  • 数学でビジネスプランを考える

    Unit2 パーセンテージ (%) Unit2では、パーセントを使って社会の中で起きていることを分析していきます。最初の導入としては、ビジネスとパーセントについて考えるアクティビティを行いました。 中学生は、スポーツデイの屋台で自分たちで販売商品を決定し、仕入れ、販売額の決定をして、実際に商売を行います。今年行われたスポーツデイでの中学生の原価率は35%でした。 では、ビジネスをするときにどれくらいの利益を見込んで販売をしたら良いのでしょうか?今回は、オレンジジュースビジネスを5人の中学生に考えてもらい、ビジネスプランをchatGPTに判断してもらいました。(制限時間は30分) ▼ chatG…

  • ボードゲームで数学

    ボードゲームで数学。海外の学校現場の授業で用いられるボードゲーム。 カリキュラム 説明書を読み解き、解説書を作る 対戦表を考える どのようにボードゲームで授業を展開していけばいいのかを考えていたときに、参考になるサイト(リンク)を見つけたので、ボードゲームで数学を実践してみることにしました。 カリキュラム 夏休み明けて最初の1週間ということもあり、思考のウォーミングアップも兼ねて取り入れてみることにしました。また、国際バカロレアの数学では4つの評価基準が定められており、4つの評価基準がどのようなものなのかを確かめるために、4つの評価基準を参考にしながらカリキュラムを考えてみました。 「知識と理…

  • Unit2 WEEK1 身近な水の探究

    Unit3 水の利用と管理は、地域の開発と持続可能性に影響を与える いよいよUnit3の学習に入っていきました。 まずは、子どもたちが水の学習を「ジブンゴト」として捉えられるように、暮らしの中にある水を探すところからスタートしました。 子どもたちは、生活の中で使用している水の写真を土日に集めてきてくれました。(一部紹介)中には、どれくらいの水の量を使っているのかを調べてきた子もいました。 授業の中では、まずは子どもたちが「水」についてどのような知識を持っていて、水についてどのような見方をしているのかを書き出してもらうワークを行いました。国際バカロレアのPYPのカリキュラムでは、子どもたちが既に…

  • Unit3 テーマ概要

    ユニット③では「この地球を共有すること」をテーマに探究していきます。 ▼ 世界はどのような仕組みになっているのか?(*PYPのつくり方参照リンク) 限られた資源を他の人々そして他の生物とどのように分け合うかということに取り組むうえでの、権利と責任について、コミュニティーとは何か、そしてコミュニティー内およびコミュニティー間の関係性、機会均等の実現について、平和そして紛争解決についての探究。 では、具体的にユニットの概要について紹介していきます。 ▼ ユニット③の概要 ▼ 教科の枠を超えたテーマ:Sharing the planetこの地球を共有すること▼ セントラルアイデア:The avail…

  • Learner Profile「Thinker」私たちはどのように思考しているのか?<レゴ®シリアスプレイ®>

    「私たちはどのように思考しているのか?」 モーニングMTGで校長先生から子どもたちに問いかけられた問いです。 子どもたちの多くはなんとなく「脳みそを使って思考している」ことを知っていますが「じゃあどうやって脳みそを使っているの?」と聞かれると大人でも「あれ、どうやって使っているんだっけ?」と答えられなくなると思います。 私たちの学校では、毎月1つずつ、国際バカロレアが示しているLearner Profileを意識しながら、自分たちの学校生活や暮らしに取り入れています。そこで、子どもたちと一緒にLEGOブロックを使って、「私は、どのように思考しているのか?」を表現してみる学習活動(レゴ®シリアス…

  • LEGOでチームビルヂング

    いよいよ2学期がスタートしました。 1ヶ月間の長い夏休みを終えて、この1週間はどのようにして2学期をスタートしたのかについてまとめていけたらと思います。 まずは、クラスで大切にしたいことをまとめてあるエッセンシャルアグリーメントを2学期はどのようにブラシュアップするのかを考えました。まずは、今あるエッセンシャルアグリーメントをLEGOブロックを使って表現するチームビルディングのアクティビティを行いました。 ▼ G4のエッセンシャルアグリーメント ① タイムマネージメント② 自分の意見を言い、相手の意見を聞く③ チャレンジして、失敗しても恥ずかしがらずにふりかえる。④ 工夫して、みんなが良い気持…

  • Global Teacher Program 5th フィンランドでの学び

    2023年8月10日〜8月18日@フィンランド DAY1 日常から非日常へ DAY2 やってみる DAY3 自分自身の内側にフォーカスしてみる 日本全国から、フィンランド教育を探究するために、15名の人がフィンランドに集まりました。 ミッション 「幸せな自立」を育む教育を探究し思いをカタチにする一歩を踏み出すきっかけとなる 探究のメッセージ 「教育」、それは、人々の「幸せ」のために存在するのではないでしょうか?5年連続、世界幸福度ランキング1位のフィンランド。フィンランドの教育は本質を捉え、一人一人が幸せに生きる力を育むことを大切にしています。プログラムでは、多様な教育現場、現地の人々との関わ…

  • フィンランド滞在ブログ in 2023夏

    [:contents] フィンランド滞在ブログ DAY1「子どもの自由に遊ぶ権利と親の責任のバランス」 DAY2「フィンランドの休暇の考え方」 DAY3「暮らしの中にある良い循環」 DAY4「変化に対応する学校現場のリアル」 DAY5「SNSがもたらすフィンランドにおける課題」 DAY5-2「それぞれの国のバックグラウンドを知ることの大切さ」 DAY6「フィンランドが男女平等になった背景とは」 フィンランド滞在ブログ 2023年8月4日から3年ぶりにフィンランドの教育を体感するために現地に来ています。現地で率直に感じたことを徒然なるままに書いていきます。 DAY1「子どもの自由に遊ぶ権利と親の…

  • English Green Camp in 沖永良部島

    2023年7月27日から28日に奄美群島にある沖永良部島でイングリッシュグリーンキャンプを実施しました。イングリッシュグリーンキャンプを実施するのは、今年度で3回目となり、学校教育課と協働しながらプログラムの運営を行っています。 イングリッシュグリーンキャンプでは、国際バカロレアのPYPのカリキュラムの作り方を参考にしながらプログラムの設計を行っています。 ▼ イングリッシュグリーンキャンプのセントラルアイデア(子どもたちに伝えたい伝えたいメッセージ) 「私たちのアクションは人々の価値観や行動に影響を与える」 「Our small action will influence people’s …

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