「ポテトサラダ」。 洋食では、ビフカツ、エビフライ、ポークジンジャーという主役を力強く支える千切りキャベツの横で、静かに出番を待っている“準脇役”的な存在である。 いてくれれば嬉しいが、いなくても、舞台にはさほど影響は出ない。 和食ではあまり姿を見せないが、セルフのご飯屋では、一番安い小鉢として、手に取ってもらえるのを待っている。 だが、「しらすおろし」や「わかめ酢」のような定番小鉢には…
世の中には、不思議・不可解なマーケットが存在する。 「世界一まずい飴」「世界一まずいグミ」「日本一まずいラーメン屋」「日本一まずいパン」。これらは、まずいことで注目されたにも関わらず、ブームとなって売れたのである。 「まずいというのは戦略で、本当は美味しいのでは?」という推測は的外れで、実際にまずい。 では、なぜ、まずいものが売れたのか。 「恐いもの見たさ」という心理があるように、「まず…
少し前から気になり始めたことがある。にぎり寿司の「かっぱ巻き」という存在。 誰が食べるのか? 店で食べるほどのものか? そんなもので腹を満たしても良いのか? 他にもっと旨い寿司があるだろう! あくまで私の個人的な感想なのだが、どうでも良い存在として扱ってきた。嫌いではないが、同じ金を払うのなら別のものを食べたい。 ある時、回転寿司のまわるレーンを見ていて、ふと気づいた。「かっぱ巻き」が3皿4…
料理の写真と実物がまったく違うのに、なぜ「ガスト」は集客できるのか?
ファミレス「ガスト」のテレビコマーシャルやポスター、メニュー表では、実に美味しそうな料理が紹介されている。だが、期待して注文すると、そこに運ばれてくる料理は、写真とは似て非なるもの。 このことはネットでもよく話題になる。“愕然とする”という表現が大袈裟ではないほどの別物が提供されるのである。 私も一度、あまりにも粗末なものが出てきたので、クレームを入れたことがある。だが、その後改善されている…
「ブランド牛」と聞くと、どんな名前を思い浮かべるだろうか。松阪牛・近江牛・神戸ビーフ・米沢牛・前沢牛・飛騨牛……。この程度しか浮かんでこないのではないだろうか。 だが、驚くことに、全国で200種以上の「ブランド牛」が存在するのである。誰も聞いたことがないような「ブランド牛」が、190種程度存在するということである。 「ブランド牛」でありながら、なぜ誰も知らないのか。 いきなり結論から言えば、1軒…
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