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2019/01/15

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  • 番外編608. いやな空気

    昨日のブログでロシアの画像を使用したから、今日はウクライナの画像にしよう。というのも画像データベースのNASから今の紛争当事国同士を訪れたファィルを開いたからだが。日本のメディアは、今のアメリカ経済は景気後退だと報道していた。その理由は、FRBが金利を引き上げ続けている事で米国経済が低迷していること。さらにはシリコンバレーバンクと、主に暗号資産に資金提供をしていたジグネチャーバンクが破綻し、さらにヨーロッパに飛び火し老舗銀行クレディ・スイスも経営危機が叫ばれメガバンクUBSに統合された。次は黒字経営のドイツ銀行かと噂され・・・、金融危機拡大が報道されている事。こうなると実体経済を離れ、情報伝達が早いSNSを通じて人々の気分(センチメント)が素早く過敏に反応して世界経済が動いているようだ。では何故FRBは金...番外編608.いやな空気

  • 番外編607. あらぬ国からつけ込まれますよ!

    ウクランナ紛争でイギリスが劣化ウラン弾をウクライナに提供することに対し、ロシア政府は環境破壊であり、ならばロシアも核兵器使用の意図があるとするとする双方のニュース報道を聞いていた。さらに朝日新聞デジタル記事の冒頭を読むと意味不明の記述が登場する。以下に挙げる。「劣化ウラン弾、過去に日本でもロシアの批判は「どの口が言うのか」(牧野愛博2023年3月25日17時00分)・・・ウランを濃縮する時の副産物である劣化ウランは、硬くて重いため、弾芯に使うことで破壊力が高まる。核分裂しやすいウラン235の濃度は低いが、わずかながら放射能を帯びている・・・」・・・劣化ウラン弾は原発や核兵器で使用するウラン235を生成したときの廃棄物であり、核分裂を起こしにくいウラン238を主に使用している。朝日新聞の記述はウラン235と...番外編607.あらぬ国からつけ込まれますよ!

  • 番外編606. iMoveの編集

    YouTubeへの映像のアップも200本を超えた。大体1,000本以上の映像をアップしてからが一人前なのだろう。まだまだ先は長い。映像編集で主にしているiMoveというソフトが使いやすい。V-logならばこれで十分だ。このソフトのYouTubeの解説が優れものだった。若いお兄ちゃんが5分で解説します。余計な情報を省き基本技法だけを、映像制作しながら解説してくれた。その5分の解説要素の選び方が適切だったので私は脱帽した。そんなわけで映像編集は5分で覚えたソフトを使用している。あとは応用すればよいわけだ。それにひきかえWEB上に転がっているイラストレーターなどのソフトの使い方ガイドの実に面倒くさいこと。わざわざ目次までたてて事細かに解説するあの編集方法は実にいただけない。つまり全部読まないと解らないというわけ...番外編606.iMoveの編集

  • 番外編605. "generalization"

    このテーマは以前にも書いた。世界的にこれだけ数多くの画像がWEB上に投稿されているにもかかわらず日本は既に写真大国ではない。製造企業はカメラの性能だのレンズの解像力だの、プロユーザーやハイアマチュア志向の発想をしているうちに肝心なことを忘れていたからだ。このブログでも過去に書いたが、撮影機材の仕様はいつも持ち歩ける程度の大きさであり、サッと取り出し簡単に撮影出来て、共有やストックが簡単というのが大切である事を。だから「シャッターチャンスに遭遇した!。リュックから自慢の機材を取りだしレンズ交換してセッティングし構えた!、すでに被写体は眼前にはいない」。それでは機材仕様の蘊蓄以前に写真自体が撮れないことになる。撮影機材が、静止画のプロ・ハイアマチュアといった特殊解を目材して多大の技術と資金を投資し製品開発して...番外編605."generalization"

  • 番外編604. 私の嫌いな時間帯

    誰しもがそうであるかもしれないが、私にも嫌いな時間がある。日曜日の夕方以降だ。翌日は、朝早く起きて仕事にゆかなければならないからというのが一番の理由かもしれない。かって私も横浜から名古屋の大学へ通うときは、朝一番の通勤電車に乗り新幹線で名古屋にゆき、それから30分バスにのり朝9時の授業に間に合わせた事が3年ぐらい続いた。その後同僚の先生の配慮で時間帯をずらしてくれたのかもしれない。自由の身になっても、いまだに日曜日の夕方以降が嫌いな時間帯である。この時間になるとうつ病状態になる。何よりも京都人がでかける地元の店は休みだし、なすすべがない時間帯だ。しかし、日曜日の夕方以降を心地よくすごした経験もある。それがフィリピン・ブラカンにいたときだ。暑いから教会のミサが夕方からおこなわれる。そのためにシャワーを浴び新...番外編604.私の嫌いな時間帯

  • 番外編603. AIの回答にNOという評価

    トップ画像は、以前にもブログで取り上げた方法で、私が撮影した画像にphotoshopの雲を挿入した。この場合の著作権がどうなるかといえば、photoshopの雲画像は誰でも自由に使えるから著作権フリーだ。従ってトップ画像は、私の著作権と主張してもよいだろう。例えばAIは膨大な画像データを保有し、言葉で指示すれば画像を合成して回答してくれる。2022年にミュンヘン大学のグループが開発したStableDiffusion(注)というプログラムは、「乗馬する宇宙飛行士」と言葉で指示した出力画像が公開された。この場合の馬と宇宙飛行士を撮影した画像は著作権フリーと推測しているが、依拠している膨大な画像データの中には著作権画像も含まれており、無断使用された事をメディア(NHKニュースウォッチ9,2023年3月16日)が...番外編603.AIの回答にNOという評価

  • 番外編602. 今の私のクリエイション・ツール

    今の私のクリエイションツールを2つあげた。映像機材とドローイング画材である。映像機材は目下の所小さく軽くが目的だから、当然APS機材に3本のズームレンズと1本のマクロレンズだけ。この小ささの心地よさってあるとおもう。この先、手を伸ばし機種を更新してもAPSサイズは選択肢が少なくSONYのカムコーダFX30止まり。これは冷却ファンがつけられているのがベストだが、やはり熱暴走はするようだ。フィリピンの炎天下で毎日発生した熱暴走の経験があるから、やはり撮影機材には冷却ファンがあったほうがよい。APS映像で推奨されている焦点距離18-105mmGレンズ(私が利用頻度が高い、フルサイズ換算28〜135mmをカバーしているのが魅力的だが・・・)は市販されたのが2013年!。従ってオートフォーカスが遅い。因みに画像のツ...番外編602.今の私のクリエイション・ツール

  • 番外編601. 大仰なインスタグラム

    フィリピンのNIKKAから調理中の画像が送られてきた。ライスペーパーラッパーだそうだ。レタス、マンゴー、キュウリ、カニをライスペーパーの皮を使ってくるんでスパイスソースでもつけて食べるのだろう。食べかけの蜜柑が添えられているところが笑えるが。ともかくそんな仕組みが解ればフィリピンのよくある夕飯だった。これをWEBサイトで検索するとフィリピン風春巻きとあり、食材や調味料や調理方法が次第に手が込んできて・・・大仰な話となり、近所のスーパーで手に入らない調味料が増え、結局そんな手間がかかるレシピを探るのはやめた。つまりレシピ通りにつくっても面倒くさいし美味しいとは限らないことに気がついたからだ。というのもこうした大仰な設えの典型がインスタグラムだ。『料理の写真を撮ります。ではライティング、トレペで光を散らそうか...番外編601.大仰なインスタグラム

  • Fieldwork800. 京都色曼荼羅・渉成園枳穀邸

    私は桜の植え方に美意識がある。望ましくないのは、道や川沿いに一列に植えてある桜並木である。桜は色合いからゆけば、新緑の緑のなかに点景として1つ植えられてこそ生きる。従って高台寺は庭園の隅に枝垂れ桜が1つだけだし、清水寺だって点在して植えられている。そんな美意識で被写体を探すと・・・、まず世界文化遺産クラスなら二条城があるが、ここは密植である。なにしろ管理しているのは京都市だから美意識はない。あとはマンネリ化している東寺。ここも広い境内であるが京都駅からは少し遠い。それにいずれも入場料が高く・・、えっ、二条城1,600円!?・・・と法外に高いからパスだ。七条でマッサージを受けた帰りに、東本願寺涉成園の夜間拝観はみたことがない。ならば期待薄だがここだな。しかし予想に反して、秒単位の時間で変化するカラーフィルタ...Fieldwork800.京都色曼荼羅・渉成園枳穀邸

  • Fieldwork799. 咲き揃う京都・清水寺

    清水寺も春の夜間拝観をおこなっている。清水寺にも桜はあるが、境内は圧倒的に紅葉が多い。だからここは紅葉の寺に分類されよう。秋が美しいのである。とはいいつつも私も桜でも撮りますか気分で出かけた。ビジターは着物姿などの外国人が圧倒的に多い。ここは地形のアップダウンがあるので、ランジスケープが変化していて面白いし、なんでも撮れそうな愉しいところだ。境内は三脚、一脚は使えないが、自撮り棒やジンバルはOKだ。だから自撮り棒をかざしてスマホ画面が空に浮かぶ様は現代の風景だ。それにしても眼前に京都の街を望む舞台の前面で自撮り棒をかざす必要は無いと思うけど・・・。撮影する側にとって境内に撮影のベストスポットがいくつかあるのもここの良いところだ。といってそれは教えないよ!!。貴方が感性を働かせて境内を歩けば、必ずベストスポ...Fieldwork799.咲き揃う京都・清水寺

  • Fieldwork798. 桜雲の京都・桜人高台寺へゆく

    2023年3月29日は、頭上を雲のように桜が多い満開である。この日はついていない日だった。歯医者にいったら奥歯が折れていると言われた。あらっ、詰め物がとれたんではないのか。それにしても折れた歯は記憶になかいから飲み込んでしまったわけだ。医者から金属ではないので便と一緒に出ますよと言われた。洗濯物を取り込んでいたら立てかけてあった大きな姿見が倒れた。グッと嫌な音がした。ひっくり返したら鏡が盛大に割れていた。幸い怪我はなかったが、13年使用した家具がなくなるのは悲しい。まったくついてない一日だったから、美しい風景でも見て気分を変えよう。夜の8時半に高台寺の夜間拝観に出かけた。駐車場に観光バスが7台も止まっている。・・・となると境内は人混みか。そこで高台寺の大変眺望が良い喫煙コーナーで、使わないけどジンバルをセ...Fieldwork798.桜雲の京都・桜人高台寺へゆく

  • Fieldwork797. 彼岸の頃に満開のソメイヨシノ

    お彼岸の頃、世間並みに伏見へお墓の掃除に出かけた。帰りに私鉄の駅まで歩く道すがら伏見北堀公園に寄り道をした。この先に、そう太閤秀吉が大茶会を催したあの伏見城があった。京都人が評価しない城に伏見城がある。ここはもともとレジャーランドがあり、遊戯施設の一つとして全国の城の様式をコピーしてつくられたのが今の伏見城である。もちろん秀吉時代の伏見城とは建てられている位置も様式も異なっているから、これはイミテーションである。今は建築の耐震強度が不足しているので建築内に入ることはできない。しかし伏見城はこの丘陵の稜線にスクッと立ち大変目立つ大きなランドマークである。彼岸桜という樹種がある。お彼岸の頃に咲く早咲きの桜だ。しかし今年はそればかりじゃなく、ソメイヨシノも満開だ。そうなると彼岸桜なとといってはおれない。イミテー...Fieldwork797.彼岸の頃に満開のソメイヨシノ

  • Fieldwork796. 京都・花冷え

    2023年3月24日の京都は曇りのち雨の予報。例年より2週間は早く咲いた桜は七分咲き。しかし北からの冷たい風が吹き込み花冷えの古都だった。これで桜が散ってはつまらないから撮影にでかけた。小雨が降りそうな曇天だから景色は冴えない。だからホワイトバランスをタングステンモード、すなわち電球の設定にしておいた。花冷えの空気の表現か。薄暮の頃なら天気は関係ない。だが空気は澄んでいるのが救い。円山公園のしだれ桜も4日前はつぼみだったのに、一気に咲き出した。だからボヤボヤしていると桜の見頃を過ぎる。これだけ咲いてしまうと早く撮影しておかなければと気分は急ぐ。この時間は夕飯時だからお腹がすく。ならばダイエットに神経を払う立場としては脂肪分過大で要警戒のマクドナルドに駆け込む。一番カロリーの低そうなメニューでも久しぶりに食...Fieldwork796.京都・花冷え

  • Fieldwork795. 京都・桜始開(さくらのはじまり)

    桜始開という文字列がこの時の空気に近いようだ。夕食後私の散歩コースにでかけた。マニュアルレンズをつけて三脚を持参して。しかしこの中国製三脚のクイックシューは別のホディにつけていたことを思いだした。それがなければ使えない。クイックシューはすべてのホディに付けてこそ意味があるのだが追加部品を調達できないようだ。このあたりのダメなところが中国製たる所以だ。ならば頭を切り替えてソフトで手ぶれ補正をすることにして手持ち撮影の練習だ。というのも桜の名所が多い京都の寺は、三脚や自撮棒など足のついた物はすべて禁止のところが多いからだ。そのかわり撮影は簡単に終わった。そして閉店時間迫るマクドナルドで珈琲だ。ここは擦れたお姉ちゃんや巨乳の外国人など、大勢のビジターがいて賑わっている。そして少し退廃的空気が漂うのだが、今の私に...Fieldwork795.京都・桜始開(さくらのはじまり)

  • Fieldwork794. 京都・さくらつづき

    エアロビクスの教室の後、私の散歩コースを遡行した。時間は夜9時を過ぎていた。この頃になるとビジターなく三脚を立てて好き放題の撮影しどきである。こんな素晴らしいタイミングを逃す手はない。惜しむらくは撮影後にお腹がすく。こんなときに限って脂肪分満載のマクドナルドでディナーにしたいが、撮影が終わる頃には閉店。そこが悲しい。撮影後にマクドナルドが食べたくなる。多分体が疲労しているのだろう。さて、いつもなら4月の始めに咲き始める桜だが10日以上早く桜が咲き出していた。こうなると暑い夏が早くやってきて日本列島に居座り続けるわけだ。だから「さくらつづき」は、桜が咲く4月頃のことを言い表すが、開花時期が早まっているので、言葉の定義通りに運用出来ない季語である。ふーーん・・・、PP10のカラープロファイルを使用しているため...Fieldwork794.京都・さくらつづき

  • Fieldwork793. 京都・春火鉢

    春火鉢とは、春になっても置いてある火鉢のこと。暖かい春の日が続いたかと思ったら突然1日だけ寒い日がやってくる。だから寒い日もあるかもしれないというので火鉢をだしたままにしていた。そんな春火鉢の日に撮影した。しかし桜が咲き始めていた。今日は歩くビジターの後ろ姿を借りて街の空気を描こうと努めた。従って動きがないカットは、ものすごく短く編集してみた。一寸テンポが速かった。いつも同じ散歩コース。というのも京都の中で祇園界隈が古都の空気を唯一残しているからだ。実をいうと京都の古都が面的に残されているエリアは、伝統的建造物群保存地区ぐらいしかない。それは祇園、小さいけれど上賀茂と嵯峨野だけである。あとはお寺さんを別にすれば、街の中に一寸だけ残された民家といった具合いに点在しているだけ。これらをのぞけば古都の空気は消え...Fieldwork793.京都・春火鉢

  • Fieldwork792. どちらかといえば春霞の始まり

    今日の映像が即日アップされるのはYouTubeだけ。というのもこのブログは3か月ほど書き貯めて予約投稿にしています。だから今の時期は初夏ですが、私のブログ上はまだサクラの季節が始まっていないとする遅れた季節感覚です。最近の私のブログは、1/3が官能小説、1/3がフィールドワークの映像、1/3がエッセイと3テーマが展開しています。本当はブログと映像のタイミングを合わせたかったが気づいたときは遅く、後の祭りでした。だから、そのまま走っています。今日の映像撮影日は3月7日、日中の気温は15℃近くまで上がり意外に春が早い感じの頃でした。明日は20℃近くまで気温が上がる天気予報。ランドスケープは、少しボヤッとしている春霞みの始まり。そんな日が春はしばらく続く。そうなると酷暑の夏も早いのだろうか!?。途中で映像関係者...Fieldwork792.どちらかといえば春霞の始まり

  • ドローイング736. 小説:小樽の翠648.幕間 春の空気を描こう

    5月にアップしたブログ(2023年5月1日)だから春の風景が欲しい。小樽もこの頃春の兆しがあるだろう。ならば春の色で。今回は感性に従って描こう。だから下書きはしない。そして色を置くところだけ筆で水彩紙を湿らせておく。最初に背景となる彩度の低い色から置いてゆこう。水を含んでいるから、絵具は表面張力で適当に広がってゆく。さらに色を加えれば、それらが混ざり合って違う色になったりするのも面白い。すべては水次第だ。このあたりが透明水彩絵具の素晴らしいところだ。そして色を置いたら完全に乾くまで放置。急ぐときはドライヤーで乾かす方法もある。透明水彩絵具は、水彩紙の湿り具合や乾き具合によって描くテンポが違うのだ。特に奥の風景に、手前の風景と描き加えるときは、下地を完全に乾かそう。もし水が必要ならば筆で必要な箇所に水分補給...ドローイング736.小説:小樽の翠648.幕間春の空気を描こう

  • ドローイング735. 小説:小樽の翠647. 幕間 クロッキーの着彩

    5月9日のブログでアップしたイラストの制作過程を映像化しました。人物のこのブログ・官能小説:小説小樽の翠ではクロッキーで描いたスケッチを多用してイラストを描いている。そのクロッキーは数年の間に3,479枚のストックがあり、100人を越えるモデルさんの裸婦を描いていた。というのも私は男性は勉強していないので描く気分ではないからだ。昨日のブログでも書いたが人物を描く基本は、人体デッサンにある。コスチュームの人物を描くにしても、下書きは人体が描けていないと人物画にならない。人体の理解のないまま、コスチュームを描くと風船になるということは昨日のブログでも述べた。だから人体のデッサンぐらいは、少し勉強を続けている。人体を描く以前に芸用解剖学の理解が必要になる。体表面の筋肉は体の動かし方によっては表出するからだ。皮下...ドローイング735.小説:小樽の翠647.幕間クロッキーの着彩

  • ドローイング734. 小説:小樽の翠646.幕間 人物画について

    例えば綺麗な衣装(以後コスチュームと呼ぶ)を着ている女性の姿は、よくモデル会のモチーフにされるが、衣服であるコスチュームを描きたかったのはわかるが、それが風船のように膨らんでいる絵画になっている。コスチュームには人体の一部が現れている。それら現れた断片を繋いでゆくと1つの人体になるとするリアリティが人物画には必要です。そのためには、人体デッサンの解剖学の勉強が必要になります。通例人体デッサンは裸体です。それはギリシャ彫刻ミロのビーナスの紀元前の時代から始まっている人間の美意識といえるかもしれません。人物画は最初に裸の人体を下書きとして描く。その上にコスチュームを描く。こうすることで人体が衣服をまとった人物画になる。フランスのドラクロワの絵画を思い起こして欲しい。この絵画のリアリティは、最初に人体のデッサン...ドローイング734.小説:小樽の翠646.幕間人物画について

  • ドローイング733. 小説:小樽の翠645.幕間 パレットの話

    ブログ5月4日でアップさせたイラストの制作過程を映像化しました。今日は画材の話を書いておこう。絵具をストックしておいたり、溶いたり、混色してりするパレットはクリエイションの大切なツールだ。小学校の授業・図画工作の時間に絵を描き終えたら、児童達は自分達のパレットを熱心に洗っていた記憶にある。しかしその先生が美大出身ならばパレットを洗いなさいとは言わないはずである。プロの画家ならば誰でも知っているが、バレットは洗わないのが原則。私の昔の知人の東京藝大出身の某先生は、水彩絵具を描き出してからもう何十年もパレットは洗わないという話を聞かされたことがある。バレットには低彩度の絵具が山盛りになって残されていたのである。これを洗ってしまえば微妙な色が出来なくなるからだ。画家によっては廃業ものである。パレットには絵具が複...ドローイング733.小説:小樽の翠645.幕間パレットの話

  • ドローイング732.小説:小樽の翠644. コウさんの忍薬

    深夜のナースステーションのお菓子タイム。だから翠のところへ晃子さんとコウさんがやってきた。晃子「どどっ!、どうなったん!!、ヒヨドリの服部君とは!!!」コウさん「ウン、ウン、正式に結婚しちゃったん(*^▽^*)」翠「ハアッー!?」晃子「つまり婚姻届けを出したんだ!!!、めっちゃ早いじゃん、どんなんして?」コウさん「この間ね、服部君に妊娠したよって話ししたら、彼は唖然としていたの。それでこれが婚姻届けよって出したらサラサラと書いて印鑑押してはい!、おしまい!!」晃子「何でそんなに簡単なん?」コウさん「休みの日に彼のアパートにいったの。ウフフ!、休日エッチかなって期待していたもん。でね彼のアパートが学生時代からのままで、トイレ・キッチン共同の三畳一間だったの。いまどきそんなのがあるんだと思って私びっくりしちゃ...ドローイング732.小説:小樽の翠644.コウさんの忍薬

  • ドローイング731.小説:小樽の翠643. ツカモッチャン先生とデッサンの話

    小樽のストリートで、ツカモッチャン先生と鉢合わせした。小春や明菜や美希姉ちゃんなど7人の子供達を育てた。それに翠の息子のマサヒロ君も小学校の頃からツカモッチャン先生の美術準備室に居候させてくれた。もちろんその頃から美術の手ほどきを受けたぐらいだから、マサヒロ君はいまやデザイン事務所を経営するまでになった。ツカモッチャン先生「この間大学の美術系の先生との交流会があってね。そこで大学の先生が今の学生達はデッサンを描かない傾向が顕著なんだって嘆いていたですよ。なんでも受験で実技試験科目を外すと突然志願者が増加するんだって」「デッサンを描かない学生達が美大にきてどうすんだろうね?」ツカモッチャン先生「私のように教員になるだけならいいでよ。でもクリエイションする意識まで失われたら芸術の人間じゃないですねぇー」「クリ...ドローイング731.小説:小樽の翠643.ツカモッチャン先生とデッサンの話

  • ドローイング730.小説:小樽の翠642. ブリリアンブルーバイオレットな話

    さて、ブリリアンブルーバイオレットの絵具が切れちまった。サップグリーンと一緒に混ぜるとグレーや黒になるから重宝するんだ。帰りに画材屋へよってゆこうか。アルバイトで明菜ねえちゃんが店守番をしている。といってお客はあまりこないので手持ち無沙汰だ。「オッス!、彼氏は元気かい!!」明菜「もっち、ラブラブだよん。あのねえ!、この間高校の上級生の女友達と話をしていたんだ・・・」「スカーレット・レッド作戦かい!、何を!?・・・」明菜「そうよ。上級生が一斉に男子学生にアタックしていた時の話ね。でっ彼女が言うには、彼女たちの親の世界よ。あるときフッと気がついたんだってさ・・・」「仮面夫婦の子供達ですか・・・」明菜「そうなんだ。彼女たちは仮面夫婦の子供だから親から愛されていない事がわかったって。人間ってそんなもんかなぁー・・...ドローイング730.小説:小樽の翠642.ブリリアンブルーバイオレットな話

  • ドローイング729.小説:小樽の翠641. ヒヨドリの巣立ち

    看護師の深夜のお菓子タイム。翠と晃子さんがコウさんのゲット話を肴にして・・・。晃子「でっ、服部君とはうまくいってるんだぁー・・・」コウさん「もう網に引っかかったヒヨドリみたいに・・・」・・・コウさんに陥落させられた研修医の服部君は、頻繁にデートを重ねている。なにしろ童貞殺しコウさんの手練手管に翻弄されて、男になったばかりの服部君は有頂天のまっただ中にいる。コウさん「服部君のペニスをぜいをつくして手練手管で刺激して虜にしちゃったもん・・・」翠「もう離さないって感じ!?・・・」コウさん「虜になっている間は、他の女の人にも眼はゆかないと思う。これで1年は持つかな!?」翠「服部君って研修に来たときは『僕は、患者と話すのが苦手だから臨床なんか大嫌い!。研究者を目指しますぅーー』っていってたよ、毎日『早く大学へ戻りた...ドローイング729.小説:小樽の翠641.ヒヨドリの巣立ち

  • ドローイング728.小説:小樽の翠640. 青い成熟

    アチキは、毎週小樽公園の定点スポット。スケッチを描き終えると眼前の中学校の3時のチャイムが鳴り、わーっと歓声が上がって生徒達がぞろぞろで出てくる。生徒達と逆の方向へ歩いてくるのが小春だった。小春「背が伸びないかなぁー。成長期だから伸びるはずなんだけどさ。毎日鏡でチェックしているんだけどなぁー」「でも、少し伸びたんじゃない。そんな感じもする」小春「あのねぇー、私達のクラスで今恋人づくりが密かに流行っているの。これ秘密よ!」「女の子に魅力を感じる年頃だもんなぁー」小春「今ねえ、友達の夏樹に性教育してんの」「寝た子を起こすという奴ですか・・・」小春「寝かせないという奴。私の友達の夏樹は茂君を恋人にしようとしているのね。ところが茂君が女の子に興味がないのよ。でね夏樹が『恋人になろうよ!』って茂君にいうわけ。すると...ドローイング728.小説:小樽の翠640.青い成熟

  • ドローイング727.小説:小樽の翠639. 陽だまりの情事

    健さんの小屋は裏に深い森が続いている。少し山里から離れているので、静かな空気が漂っている。小屋の前の下屋に小さな陽だまりがあって手作りの木製の長椅子で文さんを抱きかかえながら休日の午後を過ごしている。健さん「どれどれ元気かなぁー?」そういって健さんの指が、文さんのウェアをかき分けて下に滑り込んでゆく。クロスの上から文さんの胯間をなぞっている。文「ああっーん、もう好きなのねぇー!」健さん「文のパンツをかき分けて腿から次第に胯間に指を滑らせてゆく時の感触が男の至福の時さ」健さんの指が文さんの腿から遡上しショーツの上から胯間の割れ目を縦に撫でていてる。グイッと割れ目に指を沈めてみる。文「ああっん、それっ、感じちゃうよ・・・」健さん「面白いよな。女って撫でると悶え出すというのがさ・・・」文「男の人だってペニスの先...ドローイング727.小説:小樽の翠639.陽だまりの情事

  • ドローイング726.小説:小樽の翠638.早春の北海道

    文さんの店で・・・健さん「今日はお店が休みだから俺の山小屋にこないかい?。少し風は冷たいけど雪はないし春めいているよ!」そんなわけで、文さんは健さんの軽トラで山の草原でお泊まりデートだ。文「二人で出歩くなんて初めてよね!」健さん「そうだったな。これまでどこもつれてゆかなかったし、俺の山小屋だけど住めるようにはなっているよ。人気はないから静かだよ。」・・・郊外に軽トラをはしらせると広々とした風景が北海道らしい。そんな広い空間の中を軽トラがトロトロと走り抜けてゆく。文「わあ、こんな綺麗なところなの?」健さん「これがいつもの景色だよ。文の所は都会だからなぁー。今までつれてこなかったなぁー」文「私もお店があるからあまり外へ出たいとは思わなかった。高校の修学旅行以来かなぁー」健さん「えっ、そんなに?。俺は彼方此方を...ドローイング726.小説:小樽の翠638.早春の北海道

  • ドローイング725.小説:小樽の翠637. 健さんと文さんの夜

    日勤が終わり夕方晃子さんは、文さんの店で腹ごしらえをしてゆく。文「今日も札幌デートかなぁ?」晃子「大当たり。ステーキでスタミナ付けなきゃ。山は雪解けだから健さんは仕事が暇になったんじゃないの?」文「もう一ヶ月帰ってないから。そろそろ燻製のステーキを抱えて帰ってくる頃かなぁー!?。それに絶倫の健さんだもん。もうあっちが限界じゃないかなぁー・・・」そんな健さんの絶倫話で盛り上がっていた。・・・夜半に店を閉めようとしていると、軽トラックから健さんが降りてきた。燻製の肉を抱えて。健さん「おおっ、文!、元気してたかぁー」文「寂しかったよん!!!」そういって健さんに抱きついてしばらく1つのシルエットになっていた。文「あらやだ!、固くなっているよ!!」健さん「文を抱いていると待ちきれなくて起つんだよ」そういって健さんは...ドローイング725.小説:小樽の翠637.健さんと文さんの夜

  • ドローイング724.小説:小樽の翠636. 春のまったりとした時間

    翠も夜勤の後は休日。遅く眼が覚めた。翠「あら、今年は雪の青姦しなかったん」「今年は、寒かったから、出かけそびれたですぅー」翠「吹雪の中での青姦なんてどんなんだろうね」「多分二人の体に雪がドンドン積もり雪の中に埋まってしまうかなぁー」翠「うーーん、そりゃちと低体温症になりそうだな」「いった脱力感でウトウトしてそのまま天国かも・・・」翠「じゃあ暖かいお家で・・」そういってスウットを脱いで膝立ちでアチキにすり寄ってきた。翠「乳首を甘噛みして・・・」特に乳首に味があるわけではないが、女はどうしてこれが好きなんだろうな。細い体を抱きよせて翠の胸に耳をあてて鼓動を聞いている時って、言葉にならない快感がある。女には、前向きな性格と後ろ向きな性格とがある。特に経産婦になると、セックスも前向き性格になるみたいだ。それに翠は...ドローイング724.小説:小樽の翠636.春のまったりとした時間

  • ドローイング723.小説:小樽の翠635. 男はつらいよ!

    北国小樽にも短い春が来た。連休が明ければ桜も咲く頃だろう。しかし今年は少し開花が早いのかもしれない。・・・夕べ翠は準夜勤だったから夜中に帰ってきた。病院から歩いて帰れる翠が重宝するわけだ。もちろん湯上がりの翠の薄桃色のボディを愛でていたわけだが・・・。翠「アチキー、今日も元気かなぁー」「OK、経産婦って未産婦より燃えない?」翠「多分、万事躊躇しないから燃えるかもしれない。子供を一人膣を通過させると体が落ち着くんだよね」「ふうーーん、いつもバッチリ潤っているけど・・・」翠「でしょう。やっぱ迷いがない分、体が大胆になるんだよ。それでいて気分は女を忘れない」「女にあんまし恥を欠かせないでよ!、ってセリフを思いだした。翠が積極的に迫ってきて、疲れたアチキは寝るといった時だったかな・・・」翠「そんなこといったっけ・...ドローイング723.小説:小樽の翠635.男はつらいよ!

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