現役の社会科教員が日々のニュースの背景をわかりやすくお伝えします!
現役の社会科教員が日々のニュースの背景をわかりやすくお伝えします! たまに教育の記事も書いてます。
今年もお世話になりました。 このブログをご覧いただいている皆様、本当にありがとうございました。 ブログとキャリアの視点から、今年を振り返ってみます。 まず、ブログから 成果について 個人的に好きな記事と閲覧数の多かった記事ベスト3 キャリアについて まとめ まず、ブログから 成果について ブログをこの一年書いた成果は次の3つ。 継続力 つながり 自分自身のスキルアップ まず、この一年の成果はなんといっても継続したことです!継続力あっぱれ! 執筆しない月はなかった。 9月から3日に1記事のペースを崩さなかった。 毎日更新を目指すとネタ探しと「書かなきゃ…」という強迫観念から、むしろ書けなくなりま…
もう冬休みも半ばですが、ご紹介します。 冬休みに「読んだ本」「読んでいる本」「読みたい本」を紹介します。 多忙な日々の雑事に追われアウトプットの出来ない日々が続く。 そんな悩みは長期休暇が解決してくれる(かわかりません)。 希望を抱きながら、まとめたいと思います! 教育一般 「探究」する学びをつくる 思考する教室をつくる 概念型カリキュラムの理論と実践 社会科・公民科関連 社会科授業づくりの理論と方法 中学校社会科教育・高等学校公民科教育 ライブ!主権者教育から公共へ 学習課題探し 未来をはじめる 「人と一緒にいること」の政治学 大人のための社会科 日本のオルタナティブ 10代から考える生き方…
今日は、こちらの哲学カフェでお話しする機会を頂きました。 第2回チョークトークカフェは、今週末26日に行います!いまのところ15名ほどの方から参加の申し込みをいただいています🙌まだまだ受け付けていますので、お気軽にご参加ください〜⭐️ pic.twitter.com/TNi34IXyX5— チョークトークカフェ@教育をめぐる哲学カフェ (@ChalkTalkCafe) 2020年12月23日 テーマは「主体性」 自分の頭の中を整理したいので、事前に読んだこと・聞いたことを書き残しておきます。 というわけで、この記事は「主体性って何?」という哲学好きの方、「主体的・対話的で深い学びって何だろう?…
【大人のための哲学】ソクラテスの生き方と哲学②~無知を知ることが成長の始まり~
今回はソクラテスに学ぶシリーズ第2弾、あらゆる勉強に効く思考法についてです。 ソクラテスの生きた社会 ソクラテスが求めたこと 無知の知の効用 ソクラテスの生きた社会 ここからしばらくはソクラテスが無知の知に至るまでの歴史です。飛ばしたい人は飛ばして次の見出しへどうぞ。 ソクラテスは約2500~2400年前に活躍した古代ギリシャの哲学者です。 ソクラテスが生きた古代ギリシャにはポリスという小さな共同体が点在していました。 現在でいうと、市区町村が一つの国としてまとまっているイメージです。渋谷国や名古屋国、京都国って感じでしょうか。 その中でもソクラテスはアテネというポリスに暮らしていました。 さ…
【大人のための哲学】ソクラテスの生き方と哲学①~信念をもって生きるということ~
今回はソクラテスに学ぶ人生論です。 www.businessinsider.jp せっかくたくさんのお金を稼いでも、人を傷つけるお金の使い方をしてしまうこともあります。理想がなければ、道具は凶器になり得ます。 強靱な腕力も、自衛隊に入れば人の役に立ちますが、一方で人を傷つけることもできます。 達者な弁論術を持っていれば、弁護士として人を救うことも出来ますし、政治家として人を動かすスピーチが出来るかもしれません。 けれども、その口八丁手八丁で詐欺を働くことも出来るかもしれません。 正しさが心になければ、正しい行動もできません。 でも、そもそも正しさって何なんだろうか。 現代でも悩ましいこの難問に…
【大人のための哲学】分断社会を考えるヒントに~寛容の大切さを説き続けた哲学者ヴォルテール~
現代社会では、多様性が重視されています。 口で言うのは非常に簡単ですが、それを貫き通すことは難しいです。その証左として、ネット上での炎上やテロ事件、ヘイトスピーチの問題などは絶えることがありません。 自分の認められない価値に遭遇した時にも、それでも「多様性が大事だ!」と説き続けること、一貫し続けることは難しいです。 けれども、不寛容は時として社会に大きな害をもたらします。そうした時代だからこそ、寛容の大切さを説いたヴォルテールの思想が大きな意味を持つんじゃないかと思います。 ヴォルテールって誰? 啓蒙思想とは? ヴォルテールの哲学~寛容~ 現代における意義 ヴォルテールって誰? ヴォルテール(…
今回は今年の買い物の中でも、仕事が捗ったなあと感じる3つをご紹介します。 ただし、あくまでも「教員」目線でのチョイスになりますのでご容赦ください。 テレ東ビジネスオンデマンド ipad air YouTubePremium まとめ テレ東ビジネスオンデマンド txbiz.tv-tokyo.co.jp 情報収集しなきゃ…と思っても新聞を読むと結構時間がかかります。 その点、テレビならながら作業でも聞くことが出来ます。 こちら、テレビ東京の経済系番組が月500円で視聴し放題です。 アプリをインストールするかブラウザ、テレビとつなげて見ることも出来ます。 一月ワンコインでガイアの夜明けやWBSなどを…
【大人のための哲学】置かれた場所で あえて咲くという人生戦略~森鴎外に学ぶ、社会と自分の折り合いをつける考え方
この仕事でこんなことを成し遂げたい! そう期待に胸を躍らせて入った会社では想像と異なる仕事の連続。 その積み重ねは次第に心をむしばんでいく。 こんなはずじゃなかった… しかし、それでもすぐには物事は好転しません。 希望を失ったとき、人の心は簡単に壊れてしまいます。 それでも心の安寧を得るにはなんとかしなければならない。 そんなとき、森鴎外の考え方は一つのヒントをくれるかもしれません。 今回はその思考法をご紹介します。 森鴎外って誰? 諦念(レジグナチオン)と「かのように」 どうして良いかわからない人へ 森鴎外って誰? 森鴎外(1862年~1922年)といえば、明治を代表する文豪であり、陸軍軍医…
【大人のための哲学】自分の気持ち、押さえ込んでない?~素直な気持ちを肯定する本居宣長の思想~
こんにちは、しらすです。 コロナ禍で自分と向き合う時間が増え、自分が本当に何をしたいのか、どんな人生を歩みたいのかを真剣に検討する人が増えたと言います。 今まで、世間体や見栄、社会常識などは時にその人の気持ちを抑え込んでしまいます。 そんな方こそ、自分の気持ちをありのままに肯定してくれる本居宣長の思想が参考になるかと思います。 本居宣長とは? 本居宣長の思想~真心~ 真心を大事にするということ 本居宣長とは? 本居宣長(もとおり のりなが:1730-1801年)は江戸時代に活躍した国学者です。 国学というのは、ざっくり言えば日本古来の思想を追究しようという学問のこと。 『古事記』や『源氏物語』…
【大人のための哲学】自由になるために~フーコーが教えてくれる日常生活の金縛り~
子どもの時、本当はおかしいなあと思いつつ叱られたらいやだから、という理由でルールに従っていた経験はありませんか? ある行動をとりたくでも、なぜかできない。 金縛りのように行動を制限「してしまう」。 そんな経験があれば、フーコーの哲学がきっと役に立つはずです。 フーコーって誰? フーコーの思想~規律権力~ 規律権力は至る所にある フーコーの思想の意義 余談 参考 フーコーって誰? 本名はミシェル・フーコー かなりの秀才で高等師範学校(フランスのエリート養成機関です)に進学し、その後大学教員になっています。 フーコーは同性愛者でしたが、当時の社会では公言できず、非常に苦しんでいたようです。そうした…
先生はジョブ型?メンバーシップ型?~先生の採用と働き方のギャップについて~
今日はこういうお話です。 教員って採用前は科目ごとのジョブ型メインだけど、入ったらメンバーシップ型の仕事の割合高めですよね。でも学校組織の仕事を体験する機会が数週間の実習しかないから、ミスマッチが起きやすい。そういう意味では、長期インターンを導入した方が、離職者を減らすという点で効果あるかもね。— しらす (@dokomademoinaka) 2020年11月21日 ジョブ型?メンバーシップ型? 先生の働き方 実習よりもインターンシップを、そして業務の精選を 参考 ジョブ型?メンバーシップ型? 近年、雇用のあり方が変わりつつあります。 従来主流であったメンバーシップ型からジョブ型という雇用のあ…
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