英雄たちの選択 昭和の選択 平和を手放した日 ~幣原喜重郎 国際協調外交の誤算~
(2023日) 昭和31年9月の満州事変に際し、幣原は自身で対応できると踏んでいた。 5か条の基本的大綱での直接交渉を下げて、連盟に入ってもらうことにする。 駐日米大使フォーブスが機密だとの念押しを伝えなかったためスティムソン国務長官談話から新聞記事となる。 外相幣原が軍事機密を外国へ漏洩し軍へ指図する形になったことで激怒とした軍人を抑えることができず中央は関東軍に錦州攻撃命令を出したという。 幣原はこの動きを止めることができず若槻内閣総辞職で12月13日より表舞台から去った。 幣原を追いかけているので省略され、そこから15年間戦争し続けたかのような印象だが、 どうやら参謀総長への委任命令という形で錦州攻撃を中止させ、 12月10日に国際連盟理事会で匪賊討伐権を認められたようだ。 ポーツマツ条約で得ていた旅順・大連と長春以南の鉄道利権だったが、 「満蒙権..
2023/08/11 00:00