誰かを誘うのが、なんとなくめんどくさくて、ソロキャンプに行くことになった。 しかし、一人でキャンプの用意をするのもこれまためんどくさい。 めんどくさいづくしのまま、当日を迎え、本当は「夜明けとともに漕ぎだすぞ~」なんて意気込んではみたものの、朝9時、悠長に家でパジャマのままトーストをかじっていた。 「行かなきゃ後悔しそうだなぁ~」と、無理やりに家をでた。 キャンプの下準備に関して、妻の手際の良さは本当に感心する。 手早く何種類かの野菜を切って、ジップロックにいれて、 「コッヘルにでもぶちこんで鍋にしなさいよ」 キャンプ地に向かう道中、だんだんと気持ちが乗ってきた。 なんなら、もう少し早く出れば…
秋の乾いた風に乗った潮の匂いが鼻をくすぐる。前夜は、近くに釣りにきていた職場の先輩たちと焚き火を囲んだ。夜も更けて、日のそばで横になっているといつの間にか眠ってしまっていた。火も絶えたころ、寒さに目が覚めてシュラフにもぐり込む。6時半に目が覚めると、眩しい朝日と、海はこれ以上ないベタ凪だった。抜けおきに熱いコーヒーを入れて、のんびり昨夜の片付けをする。 朝のわずかな時間、カヤックで釣りに出て、今日の朝に合流する友人が来るまでの時間を過ごす。 昨夜の宴の友は、早々に釣りにでかけてしまって一人だった。午前10時に友人と合流。早速カヤックを出した。鏡のような水面を、カヤックは飛ぶように進む。外洋に面…
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