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2018/12/02

  • 妻の笑顔と無敵の私

    離れて暮らす妻がおよそ1年ぶりにわが実家にやってきた。これまで毎年お盆にはお墓参りに来てくれていたが、昨年は雨予報のため見送ってもらった。ひとりで暮らす高齢の母を世話するため私が実家に戻った3年半前から別居生活が続いている。昨春は耐火レンガ

  • ジャガイモがくれた幸福な時間

    2月末に種芋を植えた春ジャガイモの芽がようやく出そろった。そしてこのところの初夏のような陽気でよけいな草の芽も生えだしている。このくらいならばまだ気にならないと放っておくと、後で厄介なことになるので注意が必要だ。昨年は気付いたらジャガイモの

  • 妹と電気あんまごっこ

    小学生の頃、僕と2歳下の妹の二人で座敷で「電気あんま」を掛け合って遊んでいたことがある。「電気あんま」をご存知ない方のためにちょっと説明しておくと、それは体を仰向けにしたまま両足首を握り、相手の股間に足裏を押し当て、断続的に刺激を与えるもの

  • ドイツ人のドイツ人でよかったは何だろう?

    記事一覧掲載の画像はphoto by Lindsey K / Pexels「熱いお風呂に入ると日本人でよかったと思うけど、アメリカ人、ドイツ人のそれは何だろう?」。そんなツイートが僕のタイムラインに流れてきた。「熱いお風呂」以外にも「美味し

  • バターを上手く切り分けられた朝

    バターは1個がデカい塊を購入するようにしている。お安くはないので使い切りサイズに個包装された手間賃さえも支払うのがもったいないからだ。しかし包丁を使い自分で切り分けるのはなかなかに難しい。まな板の上に置き、銀色の包装紙を開き、刃を入れるが、

  • 布団の中で足がつる

    photo by photoAC夜8時過ぎに布団に入り、1時間ほど本を読み、仰向けになる。上手く眠りに入れそうと思ったのもつかの間、両足指がつりそうになる。一日中椅子に座りパソコン作業をしていたのがいけない。寝しなにグッと背伸びをして体をほ

  • 丁寧に生きる人

    まとまった休耕地を近隣の住宅団地の方々に家庭菜園としてお貸ししています。団地ができた当初に祖父が始めました。賃貸料はいただいておりません。賃借権の発生などいろいろ面倒なことが起こるのを避けるためすべて無償です。放ったまま荒れ地となり草刈りを

  • 干し柿を作る

    母の世話で一人実家に帰省して丸3年。この秋初めて干し柿を作りました。祖母が元気で僕もまだ幼かったころ。50年以上前のことです。古民家の母屋の軒先で祖母はよく渋柿の皮を剥いていました。それを祖父が2個対に紐で結び、竹竿に並べ掛けます。軒下の先

  • 彼女と僕の、あのころ

    出逢って3ヵ月で結婚を決めいっしょに住もうとなった僕らは、まだ結婚指輪の準備もまだだった。指輪を作りにいくと刻印する日付はいつにするかとお店の人が尋ねる。同居を始める日以外は何も決まっていなかったのでその日にした。新居となるアパートにはまだ

  • 母の一番下の妹

    Photo by Vie Studio / Pexelsこの冬で87歳になる母は4人姉妹の長女である。上に兄があるが、得意の洋裁で服を作ってあげたり実質的な世話役であったためか妹たちの信頼は篤い。なかでも7歳ほど離れた一番下の妹にはこのとこ

  • 妻の来訪

    妻と離れて暮らしています。ちょうど3年前、私は高齢の母の生活支援をするため単身実家に帰りました。それまで妻と娘と暮らしていた家はリフォームし、小さな子どもを一人持つ息子夫婦を迎えました。以来、3ヵ月ほどの間隔で、私が帰ったり、妻が実家に来た

  • 砥石と植木ばさみ

    祖父が現役の頃から使っていたものだろう。きれいな長方形であるはずの砥石は滑らかにえぐられ、その年季の数を物語る。1992年、行年83歳で亡くなったのでそれから少なくとも30年、いや使用期間を考えたらきっと50年はいっている。昔は稲刈りや草刈

  • 艶女と焼き鳥

    NHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人-修善寺-」を観た。アサシン善児が源頼家を殺害し損ね致命傷を負う。拾い子の弟子トウが使命を果たすが、善児もまたトウにより息の根を止められる。かつて善児により産みの親を殺されたトウの積年の恨みが爆発という凄ま

  • お盆記

    20年以上前のこと。実家のお盆は賑やかだった。まだ親父が元気で、叔母家族も一家で帰省してきていた。私と妹の家族それぞれの子が幼かったころは祖父母も含め総勢15名が築150年のちょっと傾きかけた古民家に集った。

  • 目覚まし瓜

    午前6時53分。日曜早朝のわが家に玄関のチャイムが鳴り響く。

  • 50年前の小学校の先生

    小学3年生で初めて男先生が担任となり、そのまま4年生に繰り上がった。すでに中年で経験豊富ゆえ子どものあしらいがうまかった。冗談を言っては笑わせ、共感のうちにみなのこころを導いていく、そんなタイプの先生だった。僕は4月5日生まれと学年一早かっ

  • 「花の子ども」を読んで

    最初の印象は「美しい」と言うのでしょうか。物語を構成するひとやもの、風景が瑞々しい存在感を放っています。それ自体の選択という手柄以外にも、それをひらたくかつ的確に表現した言葉の選択もまた一つの成果ではないかと思います。紙に記された文字が絵画のように連なり美しく佇んでいました。

  • 初めてのお裾分け

    血縁関係はないのですが、家が近いということで古い時代から村親せきとして懇意にさせていただいているお宅があります。僕の知るところでは先々代のご主人が家の者に邪見にされる(笑)と理由をつけてはわが家にたびたび茶を飲みに来ていたそうです。

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