鎌倉の中心部から金沢区に至る金沢街道は、今も昔も鎌倉の主要幹線道路であり、日々多くの人や車が通行するところです。 この道は鎌倉幕府が開かれる1192年よりもはるか前から使われており、鎌倉最古の寺とされる杉本寺に至っては鎌倉幕府が開かれる450年もむかしの天平6年(734年)の開基であることから、その頃にはすでにここに人通りがあった事が想像できます。 さて、この金沢街道を進んでいくと鎌倉女子大学の二階堂学舎から少しだけ鶴岡八幡宮によったところに、「歌の橋」という小さな橋が見えてきます。 街道ぞいながら、昼間でも木々がうっそうと生い茂り、どこか物悲しさを感じさせる橋でもあると思います。 この歌の橋…