こんにちは、ゆ~じ~です。 ここに来ている方なら「ばんえい競馬」というものがあることは恐らくご存知なのではないかと思います。 でも、どんなものなのかまでは良くわからない、って人も少なくないかとも思います。 ここでは、ばんえい競馬について触れてみることにします。 凄く簡単に言うとばんえい競馬というのは重たいソリを引かせてレースを行うというもので、実は世界中を見渡しても日本にしか存在しない特殊な競馬のスタイルとなっています。 かつては北海道の各地に競馬場もあったのですが、地方競馬の没落の影響をこのばんえい競馬も大きく受けたこともあり、次々に撤退、縮小してしまい、あわや廃止となるところでソフトバンク…
こんにちは、ゆ~じ~です。 今日は少し変わった視点からお送りしようかと思います。 近年では馬券はネットを使って購入する方が多くなっていますが、皆さんは競馬場に足を運んだことはありますか? かく言う私も土曜日、日曜日の殆どは仕事を行うことが多いですし、タイトルにもあるように札幌在住のため、気軽に行ける距離の競馬場と言うのは札幌競馬場しかありません。 因みに北海道なら函館競馬場や門別競馬場があるんじゃないの?って方に説明しておくと、函館競馬場までは車で5時間、門別競馬場でも3時間掛かる距離で、行ったこと自体はありますが、そう気安く行こうと思えるような距離ではありません。 ので、札幌開催は夏の短期間…
今回取り上げていくのはクロフネです。 父はフレンチデピュティ(その父デピュティミニスター)、母の父はクラシックゴーゴーという血統。 フレンチデピュティは日本で外国産馬としての活躍が多かったこともあり、後に輸入されて種牡馬として活躍を見せています。 母のブルーアヴェニューは競走実績は際立つものでもなく、父のクラシックゴーゴーも全くと言っていいほどのマイナーな種牡馬でした。 ただクロフネ自身、早くから抜群の動きを見せていたことなどが評価され、日本へと輸入。 初戦は敗れるものの、その後の2戦でスケールの違うスピードを披露し、連続でレコード勝ち。後に伝説的レースとして語り継がれることになる暮れのラジオ…
京都競馬場では春の高松宮記念を見据える馬達も出走したシルクロードステークスが行われました。 1番人気に推されたのは前走で同じ京都競馬場で行われていた京阪杯を完勝していた4歳馬ダノンスマッシュ。 重賞1勝の実績で4歳馬というには56.5キロの斤量は決して楽ではないとも思われましたが、いざ幕を開けてみれば堂々の勝ちっぷりを見せてくれました。 対照的だったのは2番人気のラブカンプーでしょうか。 戦前より陣営からは状態が良くないと明言されており、トーンも妙に低めだったのですが、そこはスプリンターズステークスで僅差の2着に粘った実績馬、調教もタイムを見る限りはそれなりに出ており、その走りが注目されていま…
フェブラリーステークスに向けて東京競馬場では根岸ステークスが行われました。 1番人気に推されていたのは東京競馬場では滅法強いサンライズノヴァ。 単勝2.5倍とやや抜けた人気に推されており、本番のフェブラリーステークスでの好走も期待されている馬ですが、勝ったのは連勝を続ける新星コパノキッキングでした。 騎乗していたO・マーフィー騎手はこれが日本の重賞初制覇となり、短期間の滞在ながら25勝を挙げる大暴れを見せて、日本を去ることになりました。 ではレースを見ていきましょう。 スタートではメイショウウタゲが出遅れ、人気のサンライズノヴァもいつものように出遅れ気味のスタートとなりました。 予想されていた…
27日、京都競馬場で行われるシルクロードステークスの予想を行っていきます。 高松宮記念に向けてのステップレースとなるレースですが、本番まではやや期間もあるため、さらに阪急杯やオーシャンステークスなどを使う馬も出てきそうですね。 現時点で人気になっているのは同じ京都芝1200mで行われた京阪杯で完勝したダノンスマッシュ。2歳時から活躍している馬ですが、単なる早熟馬ではなかったようで着実に成長を見せています。 このあたりは父のロードカナロアと同じような成長曲線を辿っているようですね。 同じく4歳馬のラブカンプーが現在2番人気。 スプリンターズステークスで押し切ると思われるほどの走りを見せているので…
27日、日曜日には東京競馬場にて根岸ステークスが行われます。 フェブラリーステークスに向けての最終ステップレースとも言えるこのレース、昨年はこのレースで強烈な末脚を繰り出したノンコノユメがその勢いのまま、フェブラリーステークスでも再度鬼脚を炸裂させて優勝していますね。 そのノンコノユメに僅かな差で敗れたサンライズノヴァが今年もこのレースに出走、昨年同様の1番人気が予想されています。 また、昨年は9着、一昨年は10着だったラブバレットが岩手競馬の騒動もあり、JRAに移籍しての初戦ともなります。 また、3年前にこのレースを制し、フェブラリーステークスをも制したモーニンもここに出てきています。 では…
今回はルーラーシップについて幾つかの観点からその特徴を見ていくことにします。 父はキングカメハメハ(その父キングマンボ)、母は1997年の年度代表馬エアグルーヴ(その父トニービン)という良血馬となります。 国内では最高クラスの良血馬ということもあり、1億8000万円という高額で募集されています。 2歳末にデビューし、初戦で勝利したものの、その後はその高い資質をスムーズに発揮することが出来ないレースが続き、ダービーでも5着に終わっています。 しかし、その後はエアグルーヴ産駒らしく豊かな成長力を示していくことになります。 3歳末の鳴尾記念で重賞初制覇を達成、続く日経新春杯も制覇。 その後、G1でも…
競馬に於ける調教師というものにどのようなイメージを持たれているでしょうか。 競走馬を育成、レースに出走する、というのが調教師のお仕事。 そんなイメージを持っている人も多いでしょう。 もちろん、それが仕事なんですが、それに伴って色々な業務があるんですが、ここでは簡単にそのことについて触れてみることにします。 まずJRAの調教師というものは誰でもなれるものではありません。 非常に難しい試験をクリアしなければならないところから始まります。 はっきり言うとちょっとやそっと座学をしたくらいでは合格は出来ません。 日頃から競走馬に関り、膨大な知識を身に付けなければならないものであり、厩務員や調教助手、騎手…
今日は中山開催の最終日。 中山競馬場ではG2アメリカジョッキークラブカップ、中京競馬場では同じくG2の東海ステークスが行われました。 予想を掲載していた東海ステークス。 破竹の5連勝で条件戦を瞬く間に勝ち上がってきたインティが単勝1.5倍の圧倒的な1番人気。それに続いて前走名古屋グランプリでミツバ、グリムを破ってきた4歳馬チュウワウィザードがやや離れた人気となっていました。 スタート自体はそれほどでもありませんでしたが、二の脚が早かったインティが好枠も生かして馬なりですんなりと先頭に。 グレンツェント、スマハマが続いていく展開に。 チュウワウィザードもやや前目の位置となり、有力馬が前に集まる状…
私自身、1競馬ファンですが、それと共にゲームも好きな人間です。 当然、競馬ゲームも色々とプレイしてきました。 そんな中でいくつかの競馬ゲームについて触れてみたいと思います。 ファミリージョッキー 競馬に関するゲームと言えばここから始まったんじゃないでしょうか。 ただ、「競馬ゲーム」と、言うよりはレースアクションゲームといったところでしたね。 プレイヤーは騎手の立場で馬を操作して、レースに勝っていくというものでした。 平地競走では単調過ぎるためか今にして思えば珍しい障害競走でしたね。 取り上げておいてこんなことを言うのも何ですが、昨今の「競馬ゲーム」という概念からは少し外れていますね。 ダービー…
20日に中京競馬場では東海ステークスが行われます。 ここでは東海ステークスの予想を行っていきます。 暮れのチャンピオンズカップと同じ舞台、距離で行われるこのレース、来月のフェブラリーステークスを見据える上で重要なステップレースとなります。 昨年は快速テイエムジンソクが持ち前のスピード能力を生かした逃げで、後続の脚もろとも潰して押し切る強い内容の競馬を見せました。 今年も出走を予定しているコスモカナディアンが懸命に食らいついて2着と善戦しましたが、テイエムジンソクにはまだ余力が感じられ、差し切れそうなレースではありませんでしたね。 そこから遥か6馬身離された3着には今年も出走予定のモルトベーネ。…
「EZダービー」。このタイトルを知っている方が今、どれだけいるだろうか。 20年程前、携帯電話は電話としての機能に加えてメールやインターネットが出来る機能ができ、そのシェアを大きく伸ばしている時期でした。 ある程度、携帯でアクセス出来るサイトも多くなり、簡易的なゲームなども出回るのにそう時間は掛かりませんでした。 そうした時期にタイトルにもある「EZダービー」は現れました。 ダービースタリオンのブレイクの数年後であり、競馬ゲームというジャンルが確立されていた頃の話であり、それが携帯ゲームになるのも当然のなりゆきだったかもしれません。 私がEZダービーの存在に気付き、その世界の扉を叩いたのはそれ…
ここでは種牡馬ステイゴールドを幾つかの視点から取り上げていくことにします。 父は日本競馬界に伝説を残したサンデーサイレンス(その父ヘイロー)、母の父にディクタスという血統を持ちます。 サンデーサイレンスの早期の産駒であり、また小柄な馬体であったことから社台サラブレッドクラブの出資募集は3800万円と比較的安価な価格で募集が掛けられていた馬でした。 2歳末にデビューを迎えるも、その気性の激しさなどもあって勝ち上がるまでに6戦を要しています。 その後、徐々にレースを覚え、力もつけながら4歳時のダイヤモンドステークス2着でようやくオープン入りを果たすと、天皇賞(春)で2着したのを皮切りに宝塚記念でも…
こんにちは、ゆ~じ~です。 ここのところ、昨年のリーディング情報であったり、各種牡馬のデータだったりを掲載してきましたが、ちょっと一息入れる形でこの半月に競馬界にあった出来事などについて私見も交えて触れていこうと思います。 アマーティ、レース後に急死 12日に行われたフェアリーステークス。三浦皇成騎乗のアマーティでしたが、3コーナーで突然失速、何とかゴールに入線するも直後に馬場に倒れ、そのまま命を落としました。 急性心不全とのことでした。 三浦騎手によると「急に手応えがなくなった」とのことで、なるべく無理をさせないようゆっくりスピードを落とし、ゴール直後に下馬したのですが、その直後に倒れてしま…
3日間開催の最終日、メインは3歳重賞京成杯でした。 シークレットラン、ランフォザローゼス、ダノンラスター、ラストドラフトと4頭が拮抗した人気となっていたこのレースでしたが、制したのはその中で4番人気、キャリア1戦のノヴェリスト産駒ラストドラフトでした。 では、ここから早速レースの回顧に行ってみることにしましょう。 概ね揃ったスタートから先手を奪っていったのはカテドラルでした。 これに続いていったのがラストドラフト。 少し間隔を空けつつ、カフジジュピター、シークレットランらが追走していく展開に。 カテドラルの1000m通過タイムは1:01.2。 各馬が動きを見せ、ペースが上がったのは残り800m…
今年最初のG2、日経新春杯が京都競馬場で行われました。 勝ったのは1番人気に推された4歳馬グローリーヴェイズでした。 グローリーヴェイズはこれが待望の重賞初勝利となりました。 この勝利で賞金も確保出来たことで、レース選びにも幅が出ることになりました。 では、レースを振り返ってみることにしましょう。 スタート地点から1コーナーまでは距離がある京都芝2400mですが、外から気合を入れて先頭に立ったのはアイトーンでした。 サラス、ロードヴァンドールなどの後続もアイトーンから離されることなく追走。 600mまで2ハロン続けて10秒台のラップとなり、最初の600m通過タイムはマイル戦以上とも思える34.…
こんにちは、ゆ~じ~です。 14日は中山競馬場で京成杯が行われます。 昨年はジェネラーレウーノが優勝、その後に皐月賞3着、セントライト記念を制するなどの活躍を見せています。 皐月賞と同条件で行われるレースですが、時期的なものもあってかそれほど皐月賞に直結していないレースなのですが、2010年には後にダービーや天皇賞を制したエイシンフラッシュなども出ていますね。 ホープフルステークスと条件が被ることもあり、今後も一流どころの出走はそう多くはないかもしれませんが、今回の出走馬の中に秘められた素質を持つ馬はいるのでしょうか? では予想に行きましょう。 ◎ ダノンラスター 〇 ナイママ ▲ カテドラル…
どうも、ゆ~じ~です。 厳寒の京都ではハンデ戦、日経新春杯が行われます。 この時期のハンデ戦ということでG1を狙うためのステップレースと言うよりはここをきっかけに一線級を見据えていきたい、そんな馬達が集うレースとして定着していますね。 今年のメンバー達もそうした顔触れとなっており、条件戦を勝ち上がってきた馬や今後の活躍の為にも賞金を加算しておきたい馬が出走してきますね。 トップハンデは昨年のこのレースで3着し、日経賞で初重賞制覇をG2勝ちで飾ったガンコで57キロとなっていますね。 一方でイキの良い4歳馬も5頭が出走。その中でも菊花賞で不利な展開の中で最速タイの上がりを記録して5着に入ったグロー…
ここでは種牡馬キンシャサノキセキについて見ていこうと思います。 父はフジキセキ(その父サンデーサイレンス)、母の父プレザントコロニーという血統。 フランスG1リュパン賞勝ちで日本でも種牡馬として重賞勝ち馬も出したグルームダンサーを叔父に持っています。 フジキセキがオーストラリアでシャトル種牡馬として種付けされて当地で9月に生まれ、後に日本へと輸入された外国産馬です。 そのため、半年近く遅い誕生日ながらもNHKマイルカップでは3着と比較的早い時期からその資質を発揮し、その後もオープン、重賞戦線で活躍していたのですが、この馬の強さが際立ち出したのは5歳時頃から。 高松宮記念で2着、函館スプリントス…
ここでは種牡馬オルフェーヴルについて触れていくことにします。 父はステイゴールド(その父サンデーサイレンス)、母の父メジロマックイーンという血統で有馬記念や宝塚記念を制したドリームジャーニーを全兄に持ちます。 この配合パターンには他にゴールドシップやフェイトフルウォーなども出ており、良く「黄金配合」などと言われていますね。 2歳時にはその素質の高さの片鱗は見せるものの、気性の激しさのあまり、その強さが十分に発揮されず、スプリングステークスでようやく初重賞勝利。 その後、皐月賞、ダービーと圧倒的な強さで完勝、さらに神戸新聞杯を挟んで菊花賞でも後続を相手にせず楽勝し、クラシック三冠を達成、さらには…
こんにちは、ゆ~じ~です。 先程、2018年のJRA賞が発表されました。 まずは、各部門の受賞馬を見ていくことにしましょう。 年度代表馬 アーモンドアイ 最優秀2歳牡馬 アドマイヤマーズ 最優秀2歳牝馬 ダノンファンタジー 最優秀3歳牡馬 ブラストワンピース 最優秀3歳牝馬 アーモンドアイ 最優秀4歳以上牡馬 レイデオロ 最優秀4歳以上牝馬 リスグラシュー 最優秀短距離馬 ファインニードル 最優秀ダートホース ルヴァンスレーヴ 最優秀障害馬 オジュウチョウサン 上記の通りとなりました。 では、各部門について触れていくことにしましょう。 最優秀2歳牡馬は朝日杯フューチュリティステークスを4戦無敗…
こんにちは、ゆ~じ~です。 昨日は明け3歳のマイル重賞、シンザン記念が行われました。 昨年はこのレースで凄まじい末脚を繰り出してアーモンドアイが他馬を瞬く間に差し切って優勝、この勝利をステップに後の大活躍に繋がることになります。 1番人気に推されたのはマイル戦で連勝してきた関東馬アントリューズでしたが、6番人気までが単勝10倍を切るオッズが評価の分かれぶりを示していました。 では、レース回顧に入りましょう。 結果的に勝ったのは新馬戦を勝っただけの1戦のキャリアしかないヴァルディゼールでした。 すんなりとスタートを決めて、スッと好位に取り付くも少しポジションを下げて中団やや後方寄りに位置。 外か…
どーも、ゆ~じ~です。 新年最初の開催が終了しました。 ここでは中山金杯及び京都金杯の回顧を行っていきます。 まずは中山金杯。 勝ったのは中山巧者で知られるウインブライトでした。 スタートを出たなりでそのまま中団外目を追走。 3コーナー手前でステイフーリッシュとタイムフライヤーが早めに仕掛けて先団に取り付くものの、焦らず待機し、仕掛けたのは4コーナー。 馬群の外目からジリジリとしぶとく伸びを見せ、直線の坂に向いても他馬の脚が止まる中で最後までその伸びは止まることなく前を行く馬達を軒並み交わしてゴール。 それほど人気でもありませんでしたが、見せた競馬は「横綱競馬」でしたね。 内で接戦を演じる他馬…
こんにちは、ゆ~じ~です。 今日はシンザン記念の予想を行っていきます。 基本スタイルは週に1レース、なんですが年始でもありますし、例外として今回に関しては土曜日の中山金杯に続いてこのレースもやってみようかと思います。 昨年のこのレースでは美浦から遠征したアーモンドアイが鬼脚を繰り出し、一瞬にして他馬を差し切り。 ここで賞金を加算させたことで後の快進撃の礎となっていますね。 かつてはジェンティルドンナもここを制して後々の活躍に繋がっていますし、オルフェーヴルなどもこのレースで競馬を教え込んだからこそ、後の大活躍がありました。 G3ながらも近年の三冠馬が3頭も出走していたこのレース、今回の出走馬の…
どうも、ゆ~じ~です。 今年もお付き合い宜しくお願いします。 新年最初の開催、中山金杯で今年の中央競馬が幕を開きます。 通常なら、その週のメインレースである日曜日のメインレースの予想を掲載するのですが、今回は土曜日のレースですが予想をしていこうかと思います。 で、中山金杯ですがハンデ戦のG3戦ということでもあり、現状でトップクラスには少し足りない馬達がズラリと揃い、難解な様相を呈していますね。 そして芝中距離の重賞としては珍しくディープインパクト系の馬が1頭もいないレースとなりますね。 昨年はディープブリランテ産駒のセダブリランテスが制しましたが、今年はどうでしょう。 では、このあたりで予想に…
ここでは種牡馬ハービンジャーについて幾つかの視点から見ていくことにしましょう。 父はダンシリ(その父デインヒル)、母の父ベーリングという血統。 如何にもな欧州血統がズラリと血統表にならんでいます。 3歳時は重賞1勝に終わるも、4歳春から重賞3連勝と急激に力をつけて挑んだキングジョージでは後の凱旋門賞馬ワークフォースや愛ダービー馬ケープブランコらを相手に11馬身もの大差をつけての圧勝。この勝利で欧州では歴史的名馬の1頭として高い評価を受けています。 その一方でスタミナに偏ったタイプとの認識も強かったこともあり、競走成績の割に安価な価格で引退後に社台グループへと売却されています。 日本で種牡馬入り…
一般に競走馬の血統を語る際に、もっとも重要視されてくるのはその馬の血統の半分となる父親となりますが、もう半分は母親からの遺伝となってきます。 当たり前ですね。 ただ、母親の資質を的確に把握するのは簡単ではありません。 種牡馬と違って残せる産駒の数はせいぜい年に1頭。 これではなかなか産駒の特色を見極めることは出来ません。 まだ、日本国内で走った母馬ならその走りを調べることも出来るかもしれませんが、国外で走っていたり、競走実績がなかったりする場合はそれすらなかなか出来ませんね。 ですので、母の父、いわゆるブルードメアサイアーにもある程度、着目していくことでその競走馬の血統的特色がよりわかりやすい…
ここでは競走馬の母の父、ブルードメアサイアー(以下、BMS)の2018年のランキングについて触れていくことにしましょう。 父である種牡馬に注目が集まりがちになってしまいますが、母馬の特色、引いてはその競走馬の特色を探るには欠かせない要素でもあるBMSです。 まずは順位表を見ていくことにしましょう。 2018年 JRABMS総合ランキング 今年も圧倒的な大差をつけてトップに立ったのはサンデーサイレンス。 サンデーサイレンスの血を持つ繁殖牝馬自体が非常に多く、質もさながら量で他を圧倒している形ですね。 競走成績がそれほどでなくとも繁殖入りしている牝馬も多いですし、当然優れた能力を持つ牝馬も多いです…
「ブログリーダー」を活用して、ゆ〜じ〜さんをフォローしませんか?
指定した記事をブログ村の中で非表示にしたり、削除したりできます。非表示の場合は、再度表示に戻せます。
画像が取得されていないときは、ブログ側にOGP(メタタグ)の設置が必要になる場合があります。