2018年の中央競馬が終わり、厩舎のランキングも確定しています。 種牡馬や騎手と比べると注目度は低いかもしれないのですが、ここでは競走馬の管理を行っている各厩舎の成績にも触れてみましょう。 まずは総合リーディングランキングです。 2018年 JRA厩舎総合ランキング 最多勝となったのは58勝を挙げた藤原英昭厩舎でした。 今年はエポカドーロで皐月賞を制し、パフォーマプロミスやギベオン、ミスターメロディ、グリュイエールなどが活躍を見せ、重賞5勝を挙げました。 過去にはエイシンフラッシュやストレイトガール、トーセンラー、サクセスブロッケンなどを管理している実績を持つ厩舎ですね。 今年の複勝率は47.…
2018年の中央競馬も全ての開催が終わり、各種リーディングも確定しています。 ここでは、騎手のリーディングについて触れていきます。 今年の話題はC・ルメールの大活躍が最も印象的だったでしょうか。 武豊の全盛期に打ち立てた年間最多勝記録の212勝を破る215勝の新記録を残しました。また、G1レースでもアーモンドアイやレイデオロなどとのコンビで7勝(JPN1のJBCクラシックを含めれば8勝)を挙げるなど、手のつけられない強さを発揮してくれました。 では、ランキングを見てみましょう。 2018年 JRA騎手ランキング 最初に触れたようにC・ルメールが215勝と断トツのトップで2018年のリーディング…
こんにちは、ゆ~じ~です。 2018年の中央競馬も全ての開催が終了しました。 ここで今年のリーディングサイアーランキングについて触れていきます。 2018年 JRA種牡馬総合ランキング 今年、リーディングサイアーに輝いたのは7年連続でディープインパクトになりました。 2位のキングカメハメハにほぼダブルスコアの圧勝でしたね。 出走頭数も多く、勝率も非常に高いのですからこれはもう当然ですね。 今年も産駒の層は厚く、ダービーを制したワグネリアンを筆頭に、菊花賞ではフィエールマン、阪神ジュベナイルフィリーズのダノンファンタジーなど数々の活躍馬を出してきました。 年が明ければ17歳。父サンデーサイレンス…
今年、最後のG1、東京大賞典が大井競馬場で行われました。 勝ったのは3歳の新星オメガパフュームでした。 人気に推されたゴールドドリームは惜しくも2着、ケイティブレイブは3着となりました。 レースはホッカイドウ競馬から遠征してきたスーパーステションが積極的に先手を取りに行くところへアポロケンタッキーが外から強引に競り掛けていく展開。 共に容易に譲ることなく、2頭が競り合いながら馬群を引っ張っていく序盤となりました。 人気どころは無理に追わず、中団から後方寄りで待機。 前半の1000m通過は61.2。 この日の大井競馬場の馬場は時計が掛かる馬場で、ダートの2000mとしてはかなりのハイペース。 馬…
どうも、ゆ~じ~です。 来年のクラシックを占う意味でもターニングポイントとなるであろうホープフルステークス。 勝ったのは断然人気に推されたサートゥルナーリアでした。 終わってみれば、1、2、3番人気が上位を占める結果となりましたね。 スタート直後は積極的に先手を奪おうとする馬はおらず、一瞬は好ダッシュを見せた人気のサートゥルナーリアが先手を取るのでは、と思わせる中で外からコスモカレンドゥラが外からジワッと先頭に立つ展開。 中団以降から進めると思われたニシノデイジー、アドマイヤジャスタもサートゥルナーリアにぴったりとついていく展開となりましたが、ペースはさほど上がらず馬群は一団の状態で淡々と進ん…
基本的には中央競馬の週のメインとなるレースの予想を掲載しているんですが、今回は特別版。 大井競馬場で29日に行われる東京大賞典の予想をしていきます。 南関東競馬の中でも最も規模が大きい大井競馬場で行われるレースの中でも代表的なレースでもある東京大賞典。 中央競馬以外で唯一の「G1」レースでもあります。 この「G1」とは、国際セリ名簿基準委員会に認められているグレードでもあり、世界的に「G1」と公言出来るものということですね。 尚、地方競馬で行われている他の「ジーワン」は「JPN1」と表記されます。 こちらは世界的な観点で言うとグレードが付かない競走となり、いわゆるオープン特別的な評価となります…
どうも、ゆ~じ~です。 28日の開催を以って中央競馬は2018年の幕を閉じることになります。 その最終日のメインを飾るのはホープフルステークスとなります。 出走してくる馬の殆どが1800m以上を使ってきている馬達で、明らかに朝日杯とは雰囲気の違った顔触れとなっています。 舞台となるのは中山競馬場芝2000m。 4か月後に行われる皐月賞と同じコースとなります。 先日行われた有馬記念とは違い、最初のコーナーまでは十分な距離があるため、芝2500mほど外枠の不利さというものないですね。 今回は13頭でのレースですから枠の有利不利はそこまで大きく影響しないのかもしれません。 前評判ではシーザリオの産駒…
こんにちは、ゆ~じ~です。 28日には中央競馬最後のG1、ホープフルステークスが中山競馬場で行われますが、その翌日の29日に大井競馬場で東京大賞典が行われます。このレース、中央からの遠征馬はもとより国外からの遠征馬の出走も認められており(過去に1頭の外国馬の出走あり)、いわゆる「統一グレード」であるJPN1ではなく、国際的にも認められている「G1」となっています。そういった意味も含めて数ある地方競馬のレースの 中でも最高峰のレースだと言っていいんじゃないかと思います。かつて地方競馬と言うと、当該競馬場や一部の馬券売場でなければ馬券を買うことも出来ず、ライトなファンや日頃中央競馬を主に買っている…
どーも、ゆ~じ~です。 有馬記念も終わり、2018年の中央競馬も残すところ28日の開催1日だけとなりました。 中山競馬場では今年最後のG1、ホープフルステークスが行われます。 ただ、このレースがG1となったのは昨年のこと。 過去のデータを見ていこうにもあまりにデータが揃わないデータ重視予想者泣かせのレースとなりそうです。 この名称のレースが作られたのは1988年のこと。 当時は有馬記念当日に行われており、現在のホープフルステークスと同じ中山競馬場芝2000mコースで行われていた2歳オープン特別でした。 2013年まではこの条件で行われていたのですが、変革があったのは2014年のこと。 それまで…
平成最後の有馬記念、勝ったのは唯一の3歳馬ブラストワンピースでした。 高素質を認められながらもG1未勝利だった馬が有馬記念で初G1制覇、というシチュエーションは少し昔を知るファンであれば「あ!」と、なるかもしれませんね。 1998年の有馬記念でマーベラスサンデーらを瞬く間に差し切ったシルクジャスティスですね。 奇しくも同じ勝負服が20年後の中山で輝くことになりました。 当初の予報では雨は夕方以降だったのですが、レース前に降り出して馬場は稍重に。 最終的に1番人気はレイデオロ。 キセキ、ブラストワンピースが続き、今朝まで2番人気だったオジュウチョウサンは5番人気に。 若干バラけたスタートですが大…
どうも、ゆ~じ~です。 いよいよ2018年の総決算「有馬記念」となります。 …まあ、有馬記念の後にもホープフルステークスと大井の東京大賞典は控えているんですが、影響力の大きさなども踏まえてここでは敢えて総決算ということにします(笑) 今回出走する馬の中で今年、G1を制しているのがレイデオロとミッキーロケットだけというのは寂しい限りなんですが、今年は障害競走の覇王オジュウチョウサンが参戦することでの盛り上がりが出ていますね。 かつて天皇賞(春)に障害王者ポレールが出走したことはありましたが、その時とは違い、かなり早い段階で有馬記念に出走するプランを立て、そのプランを着実にクリアしてきてのものだけ…
木曜日夕方に東京都内の特設会場にて行われた枠順抽選会にて有馬記念の出走各馬の枠順が確定しました。 そこで今回は出走する予定の各馬について個々に触れてみようかと思います。 1枠1番 オジュウチョウサン 牡7 武豊 障害競走史上最強とも称された名馬が平地の条件戦2連勝を経て、ファン人気投票上位の資格で念願の有馬記念に挑むことに。 今年の平地競走2戦では先行策を取っていた同馬ですが、最内の1番枠を引き当てて前目の位置を確保するには良い枠となりそうです。 父のステイゴールドは中山芝2500mではこの有馬記念を含め、非常に実績を残している種牡馬で、牡馬の産駒に限るとこの10年間での複勝率は40%を超え、…
続いては7~11番枠の馬達です。 4枠7番 サウンズオブアース 牡7 藤岡佑介 3年前の有馬記念では2着するなど僅か2勝の馬としてはG1の2着が3回あるなど近年最強の実績を持つ馬ですが、年齢的なものなのか近年は大敗することが多くなりました。 夏の札幌記念では上位に迫る4着と好走もしていますが、その後の毎日王冠、ジャパンカップでは9着、14着と大敗しています。 今回は中3週での参戦となり、夏以降ゆったりと間隔を空けて使われていてこれが5戦目となります。 基本的にはある程度後方から進めて末脚を生かすレースを行うことが多く、枠順はさほど問わないタイプなのですが、7番枠自体は悪くはないでしょう。 父は…
続いて外目の枠の馬達です。 6枠12番 レイデオロ 牡4 C・ルメール 昨年のダービー馬。昨年のジャパンカップでも2着と力のあるところを見せていたが、今秋はその強さに磨きが掛かり、オールカマー、天皇賞(秋)と連勝中。 特に前走の天皇賞(秋)では絶妙のペースでレースを先導したキセキを一気に差し切り、古馬最強を印象づけている。 今回はそれに続く3走目となり、中7週と余裕を持たせたローテーションでここに合わせてきたのは好印象。 今回の12番枠は外枠の不利さは多少はあるものの決して致命的な厳しい枠でもないように感じられます。 父はキングカメハメハ。 ミッキーロケットの項でも触れていますが、スピード、ス…
こんにちは、ゆ~じ~です。 今回はエージェント制について少し触れてみようかと思います。 まずは、 『エージェント』 って何か?というところから。 騎手という職業はレースで騎乗するだけが仕事ではありません。 騎乗するためには乗るための馬がいなくては始まりません。 ですから、騎手は自分の騎乗機会を得るために調教師などに「営業」を行い、騎乗馬を確保しなくてはなりません。 調教師や馬主側からオファーを貰うケースももちろんあるのですが、それは一部の人気騎手が殆どで、多くの騎手は自ら騎乗機会を得るために活動しなくてはなかなかレースには乗れないのが実状です。 昔の競馬界では騎手は基本的に厩舎に所属しており、…
どうも、ゆ~じ~です。 別の記事で「有馬記念はリピーターの活躍が少なくない」と、触れました。 そこで今日は今回有馬記念に出走する馬で過去に有馬記念に出走経験のある馬について触れましょう。 今回の出走予定馬で過去に有馬記念に出走経験があるのは、サウンズオブアース、サクラアンプルール、サトノダイヤモンド、シュヴァルグランの4頭になります。 まず2015年に2着、2016年に8着、2017年に7着と4連連続の出走となるサウンズオブアース。 一昨年のジャパンカップで2着に入って以降、目に付くような走りは殆ど見せておらず、年齢的な衰えは否定しにくいところです。 ただ、夏の札幌記念では僅差の4着に入って意…
こんにちは、ゆ~じ~です。 有馬記念までまだ数日あるんで、まだ少し早いんですが馬場について軽く触れていこうかと。まず、当日の馬場状況ですが、中山競馬場がある千葉県船橋市の天気。当日までまとまった雨の予報はないようです。 週の後半には30%前後の降水確率(一般に降水確率というのは1ミリ以上の降水がある可能性を示しますのでそれ以下の降水確率はもっと高いことになります)の予報となっています。 土曜日に多少の雨予報も出ていますが、それほど悪化しないんじゃないかと見ています。今のJRAの馬場管理能力は高く、排水についても昔とは比較にならないほど優れており、中間に数ミリ程度の降水があっても殆ど問題は出ませ…
今年も有馬記念が近付いてきました。 ここでは改めて有馬記念の舞台となる中山競馬場芝2500mのコースについて触れてみようかと思います。 スタートするのは外回りコースのバックストレッチ。 3コーナーの少し手前からのスタートで傾斜を登りながら3コーナー、4コーナーへと向かっていきます。 ゴール前には急傾斜があり、ゴール板を通過してからもう1周してくる…と、いったコースとなります。 スタートして間もなく登り傾斜と共に3コーナーを迎えるため、大外枠を引いてしまうと前に行くことが難しく、ポジショニングが非常に難しいコースとなります。 そこから計6回もコーナーを回ることになるため、外目につけてしまうとその…
どうも、ゆ~じ~です。 阪神競馬場では朝日杯フューチュリティステークスが行われました。 どうでもいいことなんですが、朝、出勤前に馬券を買おうとPATの画面を開いてみたら阪神の11レース、レース名が「朝日フューチュリティS」と出ていました。 この時、「あれ?杯ってつかなかったっけ?」 昨日、「朝日杯フューチュリティステークス予想」のタイトルで予想記事書いてましたんで、ちょっと焦って調べてみたんですが、何てことはない、単にJRA側が略して記載していただけでした。 余談なんですがこの「朝日杯」は代々使いまわされているものだそうで、年を重ねるごとに刻印が増え、次の優勝馬主に引き継がれているものだそうで…
こんにちは、ゆ~じ~です。 今日はある「人気」について触れてみようかと思います。 まず競走馬というものはその性質上、多かれ少なかれ人気というものを背負って走っています。 活躍すれば当然人気は高まりますし、凡走を続ければ人気は下がります。 また、派手な走りを見せるなどすればその人気も上がりやすくなりますね。 馬券を買っている人の多くは儲かりたいという気持ちを少なからず抱いて馬券を買います。 しかし、それほど馬券を当てることに強い執着も持つ人ばかりではありません。 また、当てようという気持ちで競馬新聞に向かっていても、儲けようとする意思が強い人ばかりではありませんし、その方向性を誤っている人もいる…
ども、ゆ~じ~です。 ここでは土曜日の中山メイン、G3のターコイズステークスの予想を。 基本的に日曜日のメインレースのみ、予想を公開するつもりでやっていたのですが、今回は何とな~く食指が動いて土曜日のレースの予想も公開しちゃうんですが、そこで先に日曜日の朝日杯の予想を掲載。 やらかしました。 わざわざ読みにくくしちゃいました…。 ただ、朝日杯の記事には既にコメントも頂いていて今更いじってしまうのも何なので、ターコイズステークスの予想を上書きするような形で行かせてもらおうかと。 ま、やってしまったものは仕方ないと、勝手に開き直ってみたところで早速レースの予想を出していきましょう。 ◎ ハーレムラ…
どうも、ゆ~じ~です。 今日は朝日杯フューチュリティステークスの予想です。 古くから2歳チャンピオン決定戦として親しまれてきたこのレースですが、ホープフルステークスの存在により、その位置付けも2歳最強マイラー決定戦といいたものに変貌してきています。 ただ、長く行われてきた中山芝1600mから舞台を阪神芝1600mへと移したことで、これまで中山コースにあったトリッキーさが少なくなり、純粋に高い能力の馬が力を発揮しやすいレースへとなりました。 今回、最大の注目点としてはやはりたった1頭参戦してきた牝馬、グランアレグリアの走りとなるでしょう。 まだ2戦だけのキャリアですが、デビュー初戦では阪神ジュベ…
どうも、ゆ~じ~です。 近年、JRAでは外国人騎手が著しい活躍を見せています。 特に今秋は顕著で、殆どのG1レースで外国人騎手が勝利を収めるというとんでもない状況となっていますね。 では、何故このような状況となっているのでしょうか? 外国人騎手と一括りに言いますが、大きくは2パターンあります。 まず2018年12月現在で2人在籍しているJRAの通年免許を持つ騎手。 もはやすっかりお馴染みとなっているM・デムーロとC・ルメールの両人ですね。 そして短期免許などをを取得して一時的に来日している騎手。 比較的有名なところではC・デムーロやJ・モレイラなどですね。 ジャパンカップなどで騎乗するために来…
どうも~、ゆ~じ~です。 早いもので今年の中央G1も残すところあと3戦。 今週は朝日杯フューチュリティステークスが行われます。 予想については後日改めて行っていくとして、今日は朝日杯フューチュリティステークスがどういったレースなのかについて触れてみようかと思います。 実は朝日杯の歴史はG1レースの中でもかなり古く、戦後から間もない1949年より行われており、既に70年近い歴史を誇ります。 以前は、中山競馬場で12月の2週目に芝1600mで長いこと行われていたのですが、番組再編により2014年からは舞台を阪神競馬場芝1600mに移しています。 かつて朝日杯と言えば、ナリタブライアン、ミホノブルボ…
こんにちは、ゆ~じ~です。 いきなり何なんだ!ってタイトルですよね、すみません(笑)まず、説明すると「チャイヤプーン」は馬の名前です。 タイにある地名から付けられた名前のようですね。このチャイヤプーンが昨日の岩手競馬のダービーグランプリを見事優勝しました。 そもそも岩手競馬って何? そもそもダービーグランプリって何?って方もいらっしゃるかと思うのでまずはその説明から。日本国内では一般に良く知られている中央競馬、よくJRAって言われてるやつですね。 と、一般に「地方競馬」と言われるものがあります。 実力の高い馬は賞金が高い中央競馬に所属することが殆んどで地方競馬にはなかなか強い馬というのはいなか…
どうも、ゆ~じ~です。 今日触れるのは競馬に於いてのペースのお話。 ある程度、競馬をやっている人ならば何度かは聞いたことがあるであろう、 『スローペースばかりで面白くない』 と、いう話。 何故、こうした話題がでてくるのでしょうか? ここに焦点を当ててみようかと思います。 まず、ペースというのは出走各馬の脚質や騎手などが考える作戦、競馬場のコース形態などによる影響を受けやすく、これらのファクターにより早くなったり、遅くなったりするものです。 まず馬の脚質についてですが、気性的に前に行きたがる馬とそうでない馬は確かに存在しますし、そうした気性をコントロールしやすい馬とそうでない馬がいます。 まあ、…
こんにちは、ゆ~じ~です。 2歳最強牝馬決定戦、阪神ジュベナイルフィリーズは1番人気に推されたダノンファンタジーが制しました。 高い能力を持つだろうことは戦前から囁かれていた同馬ですが、この1戦で改めてその資質が証明されました。 勝ち時計は1:34.1。 前半の800mが47.0、後半の800mが47.1と前後半のバランスが綺麗に揃ったこのレース、人気馬が上位を占めているように各馬の実力が発揮しやすいレースとなりました。 勝ったダノンファンタジーはスタートはまずまず出たものの早めに控えて後方からの競馬。鞍上のC・デムーロはやや行きたがる馬をなだめながら馬群の外目を進め、動きを見せたのは4コーナ…
はい、今日は香港国際競走について各レース毎に具体的に触れていこうかと思います。 90年代後半から世界的にも存在感を示し、今ではすっかりアジアを代表するレースへと成長した香港国際競走。 今回は日本より9頭の出走があり、JRAでも馬券が販売されます。 余談ですが、こうした国外のレースの馬券を販売するようになって1年強が経ちますが、明確な傾向として、 『日本馬が過剰人気になりやすい』 んですよね。 凱旋門賞など欧米のレースでは日本馬は劣勢になることも少なくなく、馬券的には日本馬は実に美味しく無い存在となっていますが、香港やドバイなどでは日本馬はかなり強いため、多少人気になっていても無視しにくい厄介な…
どうも、ゆ~じ~です。 9日は阪神ジュベナイルフィリーズですね。 古くからのファンにはテンポイント、サッカーボーイらが走っていた印象もあるかもしれませんが、今ではすっかり2歳牝馬チャンピオン決定戦として定着しました。 かつての阪神競馬場はおにぎりを潰したような独特のコース形状から芝1600mでは外枠が不利なことでも有名なコースで、時計も掛かりやすく思わぬ伏兵馬の激走で波乱が見られたものですが、2006年にコース改修が行われて以降は直線も長くなり、実力馬が力を出しやすいフェアなコースとなったこともあり、人気馬の活躍が目立ち、その後のクラシックにも直結するレースとなっていますね。 前述したようにコ…
どうも、ゆ~じ~です。 阪神競馬場では2歳牝馬の頂点を決める阪神ジャベナイルフィリーズが行われますが、ほぼ時を同じくして、香港では香港競馬の最高峰、香港国際競走がシャティン競馬場で行われます。 ジャパンカップの成功を追うような形で1994年から行われているシリーズで、今では香港スプリント(芝1200m)、香港マイル(芝1600m)、香港カップ(芝2000m)、香港ヴァーズ(芝2400m)の4つの国際G1が同日に行われるビッグイベントです。 開始当初は香港競馬がまだ世界的に高いとは言いにくい水準だったことや賞金水準も昨今ほどは高くなかったことなどもあって出走馬のレベルもそう高いものではなかったの…
こんにちは、ゆ~じ~です。 今日は、 『休み明け』って実際にどうなん? と、いうことでこのテーマについて検証してみることにします。 私が競馬を始めるきっかけとなったのは、競馬シミュレーションゲームというジャンルを作り上げる程のブームを起こした名作ダービースタリオンだったりします。 このダービースタリオンのゲーム内では前走から3か月以上の間隔が開いた場合には気性のパラメータが下がり、レースで能力を発揮しにくくなるという仕様があるのですが、25年以上も昔のゲームですらこうした仕様が組み込まれるくらい、競馬に於いて「休み明けは割り引いて評価」というものが定着しています。 これはもうかなり昔から競馬界…
こんにちは、ゆ~じ~です。 今日は有馬記念について触れてみます。 売上に於いてギネス記録を保持している「最強のG1」、有馬記念。 売上のピークだった90年代中期ほどの売上ではなくなりましたが、数あるいまだに圧倒的な売り上げを誇っています。 世界中を見渡してみてもこれほどのレースは例がないほど。 競馬関係者にしてみれば日本の競馬の最高峰と、なるとダービーの名を挙げる方は非常に多いのですが、一般的なファンにしてみるとやはり有馬記念の存在感の方が強くなっており、それが売上にも反映されていると言っていいかと思います。 実際、普段は馬券を買わないような人も有馬記念だけは買うなんて人はよく見ますよね。 こ…
こんにちは、ゆ~じ~です。 障害競走では2年間、無敵の9連勝で障害G1を4連勝を誇る障害競走では「絶対王者」に君臨するオジュウチョウサン。 春に4勝目となる障害G1中山グランドジャンプを圧勝した後、有馬記念を目指すべく彼の新たな挑戦が始まりました。 父はステイゴールド、母父はシンボリクリスエスという血統を持つオジュウチョウサンですが、彼のデビューは今から5年前、2歳時の秋の東京芝1800mでした。 調教の動きにも目立ったもののなかった彼のデビュー戦は11着。 続く2戦目は芝2000m。 このレースでも8着と殆ど見せ場もないまま敗れたオジュウチョウサンは約1年の休養を経て復帰するのですが、そのレ…
こんにちは、ゆ~じ~です。 今回触れるのは枠の有利不利についてちょっと変わった視点も含めて触れていこうかと思います。 JRAのレースでは一般的に10~18頭程で行われることが多いのですが、陸上競技の短距離走などと違ってセパレートコースで行われることはないので、多少なりとも枠順についても有利な枠、不利な枠というものが存在しています。 新潟の直線だけで行われている芝1000mを除けば、基本的に全てのレースに於いて コーナーが存在します。 当然ながらコーナーでは内を回るか、外を回るかで走る距離に差が出ます。 なので一般的には内側の枠の方がコースロスが少なくなることが多くなり、外側の枠に比べて成績が良…
チャンピオンズカップ、勝ったのは断然人気に推されていたルヴァンスレーヴでした。 3歳馬が好走することが少ないことでも知られていたチャンピオンズカップでしたが、今回はルヴァンスレーヴを筆頭にオメガパフューム、ヒラボクラターシュと強力3歳馬が3頭出走、昨年覇者ゴールドドリームの直前の回避もあって彼等3歳馬が歴戦の古馬に挑む状況が形成されていましたね。 まず、勝ったルヴァンスレーヴですが、これまでスタートで出遅れるケースも少なくなく、レース序盤の動きが注目されていたのですが、いざレースになると無難にスタートを決めると、好枠を生かして、スムーズに前につける展開。 鞍上のM・デムーロも無理に押っ付けて行…
どうも、ゆ~じ~です。 日曜日は中京競馬場にてチャンピオンズカップが行われます。 先日触れたように2000年に創設されて以来、開催競馬場、距離、時期など幾度もの変更を経ながらも、国内最高峰のダート戦として定着したこのレース、今年はどんなレースとなっていくのか。 では、まずは印を打っていこうと思います。 ◎ ルヴァンスレーヴ 〇 ケイティブレイブ ▲ オメガパフューム △ ウェスタールンド × サンライズノヴァ ローカルのダート戦ということで「荒れやすい」イメージがどうしてもある方もいるかと思いますが、個人的な見解としてはそれほど荒れないのではないと見ています。 まず◎のルヴァンスレーヴですが、…
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