与話情台詞の下張 : マキノ雅弘監督『若き日の次郎長 東海の顔役』
ピストル片手に乗り込むと開け放たれた大広間でパンッパンッとぶっ放しては畳に額をこすりつけるように這い蹲る悪党たちに小気味のいい啖呵を切る錦之助は役は次郎長なが…
サム・メンデス監督『1917 命をかけた伝令』(2019年)は白骨街道とも見紛う白く焼けた大地に塹壕を地割れのように張り巡らせた第一次世界大戦の戦場にあって、…
大林宣彦の遺作である『海辺の映画館 -- キネマの玉手箱』に困惑させられるのはまるで千人針のような細切れに綴られるあの語りではなく本作における大林自身の姿勢で…
とにかく子供心にもぐっと目を引く体躯と風貌ですから小さい頃からテレビで見ては何かれと馴染みのあるひとで、役柄も主人公の前途に岩窟のように立ちはだかる敵だの、…
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