chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
arrow_drop_down
  • 4社目① 40代後半

    会社の初出は、東京ではなく、関西本社であった。当日集まっていた新入社員は、私を含めて、3人で、すべて、年輩者であり、皆、大企業からの転職組だった。そのうち、Iさんは、東京勤務で、私の上司格にあたることになる人で、大企業退職以降も起業、転職を何回かしており、かなりユニークなキャラの人であった。東京へ帰る新幹線の中で、ここ7年程、仕事の実績がないので、この会社では、なんとか実績を上げたい旨を私が話すと、”塞翁ちゃん、大丈夫だよ。僕がいるから。”と自然に返して来たのには、驚いた。次の日、東京事務所に出社、午前中は、いつもどおり、システム設定等に明け暮れ、午後から手持無沙汰になったところで、Iさんが、…

  • 3社目② 40代前半

    仕事面では、嫌いな奴とつきあわなくて良い仕事だけを選ぶように心がけた。ビジネスパートナーと組んでやる仕事、事業部の新商品ソフトを売り歩く仕事。。。ビジネスパートナーや事業部の人たちとは、うまく人間関係もでき、懐かしい仕事もある。が、常に、転職を考える毎日であった。 そんな時、東京のある部門から、社内異動しないかとの誘いがあった。苦しんでいた時期であったが、私を評価してくれていた人もいたようで、その人からの誘いであった。東京勤務というのがひっかかったが、そんなこと言ってられない。早速、話を詰め、上長に伝えた。直属の上長は、私自身に興味なかった様子で、直ぐに了解くれた(初対面で感じた何とも言えない…

  • 3社目① 40代前半

    10年以上勤めた会社を辞め、久々に、もう経験すると思わなかった転職をすることになった。出社初日の朝、緊張する中、直属の部長に引き合わされた。まず最初に、なんとも言えない”のり”の軽さを感じた。が、これは、つきあい安い人というふうに、前向きにとらえることとした。部長は、10分ほど、会話した後、時間がない様子で、出張に出かけ、その後、数日、帰ってこなかった。席だけは、決まっていたので、やることがない中、まずは、PCの設定、サーバ、イントラネットへのアクセス、を行い、とにかくは、社内の事を知る事に、時間を費やした。 私を面接してくれた人は、私の上長ではなかった。結局、この人とは、1回も顔を合わせるこ…

  • 2社目④ 30代後半

    新しい職場では、周囲に英語が飛び交っており、当初、私は、英語での電話を受けるのが怖く、常に緊張していた。これは、結局、最後まで完全には解決できなかった。職場の上長、同僚は、皆良い人ばかりで、職場環境ということでは、今までで一番良かったかもしれない。今でも、飲みに行くのは、この時代の人たちが多い。特に、最初の上司となった部長とは、今でも、よくご一緒させていただいている。 一方、仕事は、苦戦した。市場が海外ということで、今までの経験、スキル、ネットワークは、ほとんど活かせず、ルーチンワークもない仕事だったため、自分のできる仕事を見つける事から始める必要があった。なによりも、海外相手の仕事なので、お…

  • 2社目③ 30代半ば

    7年が過ぎた。多くの思い出深い仕事を経験し、失敗もしたが、多くの実績を上げることもできた。人生で一番の天狗の時期だった。その頃、管理職一歩手前の資格への昇格試験を受ける候補となった。私としては、昇格して当然という気でいた。が、そこに、異変が起こる。 事業部トップが定年退職で交代する中、新しい事業部トップは、かなり自分流を打ち出すワンマンな人であった。今までの事業部のやり方を変えようと、上層部の大胆な異動と評価基準の変更を行った。一転、昇格試験に苦戦することになる。結果は、昇格見送り。所属部長からは、”年齢構成もあるので、1年待ってくれ。1年後は私が保証する”との言質を得た。が、その1年後、私は…

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、塞翁さんをフォローしませんか?

ハンドル名
塞翁さん
ブログタイトル
あるジョブホッパーの軌跡
フォロー
あるジョブホッパーの軌跡

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用