18世紀末、スペインの科学的な植物探検物語⑥(2)コカノキ(Erythroxylumcocaエリスロキシムコカ)コカといえば、コカイン、マフィア、コロンビアの麻薬組織メデジン・カルテルという悪い連想につながる。悪の権化的なイメージだが、これは、コカの葉からアルカロイドの一種が抽出されコカインと命名された1862年以降につくられていくイメージで、生活の必需品としてコカの葉を必要とするアンデスから遠く離れた国で創られていくことになる。コカノキは、1786年にフランスの生物学者及び進化論の初期提唱者ラマルク(Lamarck,Jean-BaptistePierreAntoinedeMonetde1744-1829)によってエリスロキシムコカ(ErythroxylumcocaLam.)と命名された。コカノキの最初の採取者...『J・ジュシューが採取した植物』(2)コカノキ
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