京都に泊り掛けで紅葉見物に行ってきた。日帰りでも十分間に合うのだが夜ちょっと贅沢な食事ができるのと翌朝早くから動けるので数年前からこのようにしている。去年はGOTOを利用して奈良に行ったが紅葉に関しては見るべきものはなかったので今年は定番の京都に行くことにした。初日は日曜日で有名どころは込むだろうからと下鴨神社と府立植物園を選んだ。下鴨神社は紅葉は余り多くなかった。神社の脇を流れる小川の畔を葵祭の祭列が通る若葉の季節の方が似合うと感じた。府立植物園は広葉樹の林のあちらこちらに各種の植物のエリアがあり、深山をさまよって思いがけず美しい花に出会ったという配置である。花の盛りは過ぎていてバラやコスモス位しか咲いてなかったが今は紅葉がその役割を担っているようだった。ホテルは四条河原町の高島屋の裏側の閑静な環境にある新し...京都の紅葉
10日ほど前久し振りに外食した。肉の4種盛りを注文したらホルモンのミノもあった。単品では先ず注文しない部位である。食べずに残すのももったいないと思い一生懸命に噛んだが、これがいけなかった。入れ歯の縁が歯茎を圧迫して抉れたようになっていた。上下の歯が少しでも当たると鋭い痛みが走る。2日ほどスープ、ゼリー、ヨーグルトと流動食で過ごしたがこれではいけないと入れ歯を外しバナナやパンを牛乳に浸したものを前歯でチマチマと食べるようにした。入れ歯を外したままだと既存の歯並びが乱れて入れ歯が奇麗に収まらなくなる。食事の時は入れ歯を外し、食事以外の時は入れ歯を入れて過ごすという本末転倒の生活になった。日にちが経てば自然に治まると思ったが1週間経っても痛みは変わらない。口内の様子を鏡で見ようとしたが歯茎の内側なので見ることができな...歯無しの話
ローマにある国立歌劇場でのことである。立見席のチケットを入手し道路脇にある入り口付近で待機していると、若い女の子が来てチケットを交換してくれといってきた。話を聞くと彼氏と一緒にオペラを見る約束だったが彼氏は立見席のチケットを買い彼女はボックス席のチケットを買っていたので一緒に観られない。それでチケットを交換したいとのことだった。ボックス席のチケットは10000円はするだろうと思われる、対して立見席の値段は1000円位である。どう考えても私の方に利がある。スリ、引っ手繰り、悪質バーの客引きに出会ったのは全てローマであったことを考えると何か裏があるのではないかと考えたが思いつかない。チケットを見たが日付も合っており本物のようである。私のチケットを取り上げるためにわざわざ偽物のチケットを作る時間や技術を持っているとも...チケット交換の話
団塊の世代は人が多すぎて競争意識が強いとか言われているが、その中にいる者にとってはそれが普通の状態であるから大変だったとか苦しかったとかの感想は一切ない。しかし人が多かったのは事実であるから当時の事を思い出してみる。小学校に入学した時は一クラス60人で5組まであった。さすがに多すぎるというので5月の連休明けにクラス替えがあり、一クラス50人で6組に変わった。中学校は1学年13組まであったが、隣の校区では24組まであった。高校は今のままでは収容しきれないとのことで新たに学校を造ることになった。高校は私の家から徒歩10分ほどの所にあり、二人の兄も通っていたので私もそこを受験する予定であった。しかし、その学校は遠く離れた所に新しく建てられた校舎に移り、残された校舎が名前を変えて新設校として誕生することとなった。我が家...団塊の世代
エジプトのルクソールはナイルの右岸に開けた都市で嘗ては首都であることもあった。多くの神殿が残っており世界中からの観光客でにぎわっている。一方、左岸は古来死者の都市とされており現在でもそれほど発展していない。その左岸にある王家の谷への緩い上り坂をホテルで借りた自転車でのんびりと走っていた。小休止をした時後方を見ると1台の自転車が目に入った。又走り出すとしばらくして後方の自転車に追いつかれた。並走しながら話をして彼がフランス人で郵便局に勤めていることが分かった。私はゆっくりと行きたかったので先に行くよう促してその場は別れた。あの健脚だと郵便局での仕事は自転車での配達であろうと勝手に想像した。次の日、食事をしようと歩いていると、とあるレストランのオープンテラスで食事をしている昨日のフランス人と会い一緒に食べることにな...フランスの郵便局員
必要に迫られて某フリマに出品することとなった。購入はパソコンでもでき何度か利用したことはあるが、出品するにはスマホのアプリでないとできないとの事である。早速インストールして使ったが文章入力はパソコンのキーボードタイプのものしか使ったことがなくキーの幅が6㎜もないので誤操作が多くなかなか捗らない。打ち上った文も小さくて読みづらい。スマホの画面を大きくしてマウスやキーボードを自由に使えるようにできないか調べたが専用の機器やアダプターが必要であるらしい。金額は大したことはないが場所をとるし、何回使うか分からないものを購入するのは躊躇われる。ハードは諦めてソフト的なものはないかと探した。ミラーリングソフトという物がありスマホの画面をパソコンに映せるという。いくつか試してみたが確かに大きくは映るが操作はあくまでもスマホ側...スマホの画面をパソコンに映す
60年程前の話である。私の住んでいた所は米軍基地はなかったけれども米兵の乗ったジープとか普通に走っていた。港の沖合にはしばしば米国の軍艦が停泊していた。大きさからいって巡洋艦か駆逐艦の類であった。これらの船は中を見せてもらえることがあった。桟橋に上陸用舟艇が来て50人ほど乗せて沖の軍艦に連れて行ってくれる。上陸用舟艇は前面が平たくなっており波の抵抗が凄いだろうなと子供心に思ったものだが水面下は普通の船と同じ形状であると後で知った。艦内は所々ロープを張ってあり入れない場所もあったが凡そは自由に見て回れた。甲板に備え付けてある大砲は意外と小さいものであった。食堂では配膳用のカウンターでアイスクリームの振る舞いがあった。バリカンみたいな器具で掬って小皿の上でハンドルを握ると半円球のアイスクリームがポトンと落ちるのが珍...軍艦見学
香港の新空港が出来上がってすぐの頃である。マカオへカジノのためだけに行っていた。安ホテルに泊まって毎日12時間程カジノに入り浸っていた。帰りの飛行機の出発時間が午前8時台であったので前の日に香港に戻り一泊して余裕を持って空港へ向かう予定であったが、この時は調子が良かったのでこのままゲームを続けて明け方のフェリーで帰ることにした。数日前マカオの港に着いた時マカオ発の時刻表をチラッと見たのだが夜中でも1時間に一本はあったような気がしたので5時台のフェリーに乗ろうとターミナルへ行くとなんと5時台だけがなかった。6時台のフェリーに乗って香港に着くと入国審査で手間取り、地下鉄の駅まで走り電車で空港へ向かった。空港に着いたのは出発時間の10分ほど前だったが搭乗手続きは既に終わっていた。大きな目をしたインド系の美人お姉さんに...飛行機に乗り遅れた話
25年程前のことである。旅行で中国の内モンゴル自治区の包頭にいた。西方に行こうと思ったが列車のチケットが取れない。駅の窓口で訊いてもお馴染みの「没有(無い)」の一点張りでどうしようもない。ホテルで調べてもらっても一週間後以降でないと予約できないと言われ、本当にチケットはないようだ。一週間滞在を延長するほど見所のある街ではない。どうしたものかと途方に暮れて町を歩いていたら北京行きのバスがあるのを見つけた。しかも寝台バスだという。引き返すことになるが寝台バスという物に興味が湧いたので翌日の分を予約した。時刻表では夕方5時出発、翌朝10時到着となっている。料金は92元で円換算すると1000円ちょっとである(当時は円が最も高かった頃である)。100元札を出すと後2元ないかと言う。おつりが10元と切りが良くなるからである...中国の寝台バス
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