葛野坐月読神社(かどのにますつきよみじんじゃ:京都市西京区)~月神と共に聖徳太子や天鳥船命が祀られる不思議
松尾大社の摂社という位置付けですが、観光名所・嵐山の松尾大社から歩いて5分くらいの距離に独立して鎮座しています。京都には、こちらと京田辺市の月読神社の二つの著名なツキヨミ社がありますが、こちらは神功皇后ゆかりの月延石が有る事から「安産守護のお社」として崇められてきました。神社としてはこじんまりとした境内ですが、社殿以下並ぶ祠や磐座の由緒がそれぞれ興味深く、いろいろ想像させていただける神社です。現在の神社名は単に「月読神社」ですが、タイトルは「延喜式」神名帳の記載名にしました。・神門【ご祭神・ご由緒】ご祭神は、月読尊。当社鎮座の経緯は、「日本書紀」顕宗天皇三年に記載されています。阿閉臣事代が命を受けて任那に使いした時、月の神が人に憑いて、゛わが祖高皇産霊は、天地を御造りになった功がある。田地をわが月の神に奉れ゛な...葛野坐月読神社(かどのにますつきよみじんじゃ:京都市西京区)~月神と共に聖徳太子や天鳥船命が祀られる不思議
2022/05/28 11:07