2017年家族が若年性認知症と診断されました。診断以前の話とその後の話。
先日、義曾祖母の27回忌がありました。 集まる親戚はそう多くはないのですが、今回は外で会食ではなく、仕出し屋さんからお弁当を取り、家で食べることにしました。 そのため朝から準備に追われました。 我が家では年間を通して、家でする大きな行事が4回ほどあるのですが、これが年々義母の症状が進むにつれて大変になってきました。 前頭側頭型認知症の症状の一つに常同行動や脱抑制というのがありますが、義母も例にもれず同じことを何度も聞いたり、自分がしたいことを我慢出来ないので、人がまだ食事途中であっても帰ろうとしたり、人を帰らそうとしたり、準備に時間があってもだいぶ前から一人そわそわと落ち着きがなくなり同じこと…
夕食の時、義母がいつものように『私、認知症なの』と言いました。 これはよく言うフレーズ。 でもそのあとに続いた言葉は、いつもとは違いました。 『近所の人の名前も顔もわからない』 『私他の人の顔見てもわからないの』 『パパやkikoちゃんを外で見てもわからない、見つけられない』 そして、 『仕事をしていて質問されても何を言われているかわからない』 義母がこういう風に仕事のことについて不安を口にするのは大変珍しいです。 不安に思っているだろうとは思っていましたが、ちゃんと言葉にされると言わせてしまったことへの悲しさと寂しさ、そしてそんな不安を少しでも和らげたいという思いと、なんというか複雑な気持ち…
今月も義母の付き添いで病院へ行ってきました。 今回はいつもの病院の前に家から2時間ほどかかる病院で検査をし、その後いつもの病院も受診するというハードスケジュール。 朝早く義母を車に乗せ、遠方の病院へ。 紹介状を頂いていたのと、予約時間よりも早く受付が出来たため、予想よりも早く検査してもらえました。 検査は脳の血流を写真に撮るもので、30分ほどかかったかな、という感じです。 寝ているだけなので痛みもないし、義母はじっとしてはいられるので難なくクリア。 検査の後、それをデーター化してもらい、いつもの病院へと持っていきました。 いつもの病院では珍しく義母とは別に私にも説明がありました。 先ほどの病院…
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