「勝又壽良の経済時評」の姉妹版。中国、韓国、日本、米国など世界の経済ニュース時評を、取り上げます。
中国、「まだ隠している?」新型コロナ発生時期、19年5月からPCR発注が急増 米英豪「民間調査で判明」
中国人民解放軍が、新型コロナウイルスのワクチン開発に着手したのは、19年11月である。開発製薬企業の株価が急騰して判明している。これまでの中国当局の説明では、感染者発生がほぼ同じ時期とされている。だが、ワクチン開発着手と感染者発見が、同時期と
韓国、「大ウソだった!」文大統領、半導体3素材の国産化進展と発表、実際の対日輸入額「変わらず」
韓国は2019年7月、日本が半導体3素材の輸出手続き規制を強化したことに反発し、大々的な「反日不買運動」を展開した。この余勢を駆って、昨年4月の総選挙では「韓日対抗」と幟を立てて選挙戦に臨み大勝した。 その後も韓国は、日本の輸出規制をはね
韓国、「自ら変わらなければ」日韓関係改善、文大統領は岸田政権の融和に期待も「無駄」
韓国は、冷却化した日韓関係改善について、岸田首相の就任で姿勢が好転するのでないかと期待している。これは、余りにも甘い期待と言うほかない。日韓慰安婦協定を締結した時、日本の外相は岸田氏である。文政権が、慰安婦協定を骨抜きにして日韓関係を悪化させ
中国、「無責任」当局、恒大の物件購入者救済で銀行へ追加融資迫る「不良債権雪だるま」
中国当局は、恒大集団の経営不振に対して抜本的な債券デフォルト対策を取らず、物件購入者救済で銀行への追加融資をさせている。銀行は、明らかに不良債権の増加を見込んでおり、新たな火種をつくっている。信用機構への重大な影響をもたらすのだ。 英紙『
中国、「連鎖」降って湧いた電力危機、世界経済へドミノ 供給網再編「脱チャイナ促進」
中国は、不動産危機で世界の耳目を集めているが、突然の電力危機によって「世界の工場」が揺らいでいる。今後の二酸化炭素排出規制強化によって、「安価な電力」という中国のイメージは大きく変わってきた。そこで、世界的なサプライチェーン再編の動きに合せて
中国、「でっち上げ!」習近平氏、国家主席3選目指し反対勢力一掃 公安も「粛清」
習近平氏も「人の子」であることを証明している。来年10月の国家主席3選を目指し、種々と下工作を行っている。「共同富裕論」もその一つだが、最も恐れているのは人民解放軍と公安のトップが謀反を起さないよう、頻繁に人事の入れ替えや粛清を重ねている。習
中国、「最終局面」恒大集団、クロスデフォルト現実味 当局は救済意思なく影響隔離策に「全力」
中国不動産業界2位の中国恒大は、経営的に最終局面を迎えたようである。中国当局は、恒大集団を救済する意思はなく、倒産による影響が住宅購入者に及ばぬよう全力を挙げている。金融的には、最終局面をむかえた。 『ブルームバーグ』(10月4日付)は、
EU、「どうする?」メルケル氏の引退後、仏マクロン大統領はまとめられるか「独走か」
ドイツの首相として16年にわたって欧州連合(EU)のかじ取り役を担ってきたアンゲラ・メルケル氏が政界を去って行く。この超長期政権を支えてきたのは、理想主義者とみられがちなメルケル氏が、実際は徹底した現実主義者であったことだ。昨年12月に国会で
中国、「最悪」信用不安拡大、失速する不動産開発投資「バブルはついに終わった!」
不動産バブルの崩壊はあっけない終幕である。中国恒大のデフォルトが、大きな社会問題になっている間に、信用不安が拡大して「信用収縮」が起こっていたのだ。典型的な景気後退局面が始まっている。 中国人民銀行(中央銀行)と中国銀行保険監督管理委員会
メルマガ298号 韓国経済に「SOS」、10月中に家計債務整理案 ウォン危機防止へ全力
メルマガ登録・解除勝又壽良の経済時評>> サンプルを見る詳細ページへpowered by まぐまぐ! チャイナ後退の影響が大韓国襲う「灰色のサイ」3度目の金融危機防止策抑え込む家計債務の急増 韓国は、平静を装っているが大きな時限爆弾を
日本、「また、やった!」研究陣の勝利、有害物の二酸化炭素が燃料へ生まれ変わる「快挙」
世界の異常気象の元凶として二酸化炭素がヤリ玉にあがっている。この二酸化炭素をメタノールに変える技術が、主として日本人研究者の手で進んでいる。あと数年で実用化できるメドが立ち始めたという。大きな朗報である。 メタノールについては、LNGや石
中国、「逆風も」国産旅客機、中核部品など4割以上は海外製 欧米の型式証明取得「困難」
中国が、国産旅客機の製造に乗出しているもののエンジンなど中核部品などの4割(企業ベース)は海外製(主として米国)という。残り6割も外資系企業と提携した国内企業の部品という。金額的な部品海外依存度は、7~8割に達していると見られる。 現状は
中国、「命綱日本!」岸田総裁就任、“実況放送”並みの速報態勢 チャイナの焦り「全面化」
中国は、まさに「四面楚歌」に陥っている。対中輸出1位の豪州が、中国の度を外れて連発する経済制裁に対して、超大型の軍事同盟「AUKUS」で対抗してきたからだ。しかも、中国が最も苦手とする米英の攻撃型原潜技術を導入して、中国への逆襲態勢を固めた。
中国、「負担」フィリピン、ドゥテルテ大統領は副大統領候補断念、南シナ海問題「味方失う」
中国は、南シナ海の占拠問題で常設仲裁裁判所から敗訴の判決を受けている。勝訴は、フィリピンであったが、ドゥテルテ大統領はこの判決を生かさず、中国へ曖昧な姿勢を続けて来た。中国は、これを悪用して南シナ海で占領の島嶼に軍事基地を拡張するという違法行
韓国、「トンチンカン」外交部長官、中国の“戦狼外交”を擁護 コリアも日本へ強硬と「自慢」
韓国外交の軸足は、完全に狂ってしまったようである。外交部長官(外相)が先に訪米した際、中国の戦狼外交を国力が強大になったから当然と擁護して物議を醸した。その長官が、帰国後の韓国国会の質疑応答で、中国「戦狼外交」を擁護する一方、韓国も日本へ「戦
中国、「醜悪」低級民族主義と金儲け主義が合体、ユーチューブに登場するニセ愛国煽動へ集まる「批判」
現在の中国は、戦前の日本を彷彿とさせるような民族主義がはびこっている。日本も「紀元二千六百年」と歴史の古さを自慢したが、中国は習近平氏が学者を集めて民族主義を煽っているのだ。 習近平氏の治国や外交政策を支えるのは、復旦大学出身の上級顧問グ
中国、「難題」電力制限、“世界の工場”操業へ重大影響 インフレ圧力で「競争力減退」
中国は、やることなすこと全てが逆回転している。二酸化炭素排出抑制で、国内の低品質石炭の使用を抑えて、良質の海外炭(主として豪州炭)へ依存する計画を立ててきた。それが、豪州との対立から豪州炭輸入の全面禁止で状況は一変。発電用石炭不足に直面してい
中国、「危険な道」不動産バブル崩壊をどう処理するか 習氏の絶対的統治で「膿を隠す」
中国不動産業界で第2位の中国恒大は、倒産か再生かの岐路に立たされている。資金繰り難でストップしていた工事が、再開したというニュースが出ている。一方で、外債の金利支払いが遅延しているほか、理財商品の償還は行われるというチグハグな動きである。
韓国、「怯える」半導体戦争、中国は大きく後退し米国が前面に登場「腕力振るう」
半導体の占める位置は、産業の「コメ」から「心臓」へと昇格している。パンデミック下で引き起された世界的な半導体不足が、工業生産全体の足を引っ張る時代になった。これだけでない。忌まわしい武器製造の精密さで、この半導体が決定的な影響力を持つことにな
中国、「怨嗟の的」一帯一路は国際詐欺師、途上国の隠れ債務「約43兆円の恐怖」
親切を装って安心させるのが詐欺師と言われる。中国の「一帯一路プロジェクト」には、その匂いが濃厚である。中国から融資を受ける契約の際に取り交わす文書には、「たとえ国際機関の要請があっても、この契約書を開示しない」という秘密条項が入っている。恐ろ
中国、「政策ミス深刻」停電続発、製造業景況感は昨年2月以来の「落ち込み」
この平和な時代に、中国では火力発電用の石炭不足と価格高騰が災いして停電が頻発している。「世界の工場」は停電で悲鳴を上げている。この結果、9月の製造業景況判断PMI(購買担当者景気予測指数)は、好不況の分岐点の50を割り込んで49.6にまで落ち
米国、「真相」中国、ファーウェイ副会長釈放の舞台裏 孟氏は司法取引で「犯罪認めた」
米政府は9月24日、詐欺などの罪で起訴した中国ファーウェイの孟晩舟副会長(CFO)の身柄を釈放した。米司法省との司法取引の結果であり、孟氏は犯罪事実を文書で認めた。約3年ぶりに帰国した直後に、中国で拘束されていたカナダ人2人も解放された。この
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