女性と漢字
昨27日、未明目が覚めるとラジオのスイッチを入れた。『深夜便』明日へのことば、「頭木弘樹(文学紹介者)・〔絶望名言〕紫式部」を放送中でした。ラジオのスイッチを入れたとき、丁度、「一」という漢字を書くにも憚った。そこまで隠さないといけなかったことを紹介していた。この時代、男性が理解できることは立派なことだけれども、女性だとからかいや反感の種になるので、紫式部は屏風に書かれた漢字も読めないふりをしていたという。平安時代に、ひらがなが発明されて、女文字を言われていた。「源氏物語」はひらがなで書いたが、直筆は残っていない。「兄の式部丞が子供の時分に史記を習っているのを、そばで聞き習っていて兄のよく覚えなかったり、忘れていたりするところを自分が兄に教えるようなことをしたので、学問好きな父は残念なのはこの子を男の子に...女性と漢字
2023/02/28 07:58