霊的聖体拝領に関して(菊池大司教)2020年03月30日2020年2月27日の菊地功大司教「司教の日記」より、「霊的聖体拝領」の解説部分を抜粋しています。皆さまと主イエス・キリストとの豊かな交わりの助けとしていただければと思います。聖ヨハネ・パウロ二世は、回勅『教会にいのちを与える聖体』の中でこう述べています。「キリストの現存は、キリストのいけにえによる感謝の祭儀から生じ、拝領されることを目指しますが、それには秘跡による場合と、霊的な仕方による場合の両方があります」(ヨハネパウロ二世回勅『教会にいのちを与える聖体』)これが教会が伝統的に教える「霊的聖体拝領」のことであり、それはミサに与ることが様々な事情で不可能な場合のたすけであるだけではなく、聖体礼拝などの信心の持つ意味にも深くつながるものです。実際にミサに与...霊的聖体拝領に関して(菊池大司教)
パンデミック下のカトリック信者らに特別免償規定 (バチカン・ニュース)
パンデミック下のカトリック信者らに特別免償規定(バチカン・ニュース)教皇庁内赦院は、パンデミック危機下の信者らに、特別免償を定めた教令を発表した。教皇庁内赦院は、新型コロナウイルス患者とその家族、医療関係者をはじめ、このパンデミック危機下にあるすべての信者らに、特別免償を定めた教令を発表した。(免償とは(注1)、すでにゆるされた罪に伴う有限の罰の免除をいう。)このたびの内赦院の教令は、人類が現在直面している感染症という見えない脅威が人々の生活に苦悩や怖れや不安、また特に心身の苦痛を与えている状況を直視すると同時に、神なる師イエスの模範に倣い、常に病者に寄り添い続けてきた教会の歴史に言及している。教皇フランシスコも、この最近の感染症危機に際し、病者たちへの連帯を表され、新型コロナウイルスの患者たちのために絶えず祈...パンデミック下のカトリック信者らに特別免償規定(バチカン・ニュース)
【シスター・コンソラータ ー 愛の最も小さい道 ー】(第3部・第19章)
【シスター・コンソラーター愛の最も小さい道ー】(第3部・第19章)第十九章愛の生活の泉〈ご聖体への熱愛〉コンソラータの恵みと生活力の泉は、特にご聖体と、聖母マリア、聖ヨゼフに対する信心と、諸聖人の通功により頼むことだった。神の愛の象徴であるイエズスの聖心は、コンソラータの愛の中心だった。それで自然にご聖体に導かれたのである。「私はまっ白い聖なるホスチアに、イエズスヘの愛──というよりとうとい熱火、深い激しい感動を感じています。私のすべての考えは、常にご聖体にましますイエズスに向かっております。私がもし司祭だったら、イエズスに対する愛のあまり、夢中になってどんなことをするかわかりませんので、私のイエズスに対する愛がこわくなるようです。」(一九三八年十月二五日)ご聖体拝領はコンソラータの毎日の日課の中心であった。「...【シスター・コンソラーター愛の最も小さい道ー】(第3部・第19章)
感染症拡大にあたり聖母マリアにご保護を願う祈り(教皇フランシスコ)
【感染症拡大にあたり聖母マリアにご保護を願う祈り(教皇フランシスコ)】救いと希望のしるしとしてわたしたちの歩みを照らしてくださるマリアよ。あなたに病者たちの健康を託します。あなたはイエスと苦しみを共にされ揺るがぬ信仰をもって十字架の下に留まられました。すべての人の救いである、マリアよ、あなたはわたしたちの必要を知りそれに配慮してくださることをわたしたちは確信しています。ガリラヤのカナでの出来事のようにこの試練の時を経て喜びと祝祭が戻りますように。神の愛の御母よ、助けてください。わたしたちが御父の御旨にかなう者となりイエスが命じることを行えますように。イエスはわたしたちの苦しみを引き受けわたしたちの苦悩を自らに背負われました。十字架をとおしてわたしたちを復活の喜びに導くために。アーメン。聖なる神の御母よ、あなたの...感染症拡大にあたり聖母マリアにご保護を願う祈り(教皇フランシスコ)
【霊的御聖体拝領について(聖アルフォンソ・リゴリオ)】御聖体訪問のたびに、霊的御聖体拝領をするとよいので、霊的御聖体拝領とは何か?どんな効果があるのかを説明しておこう。これは御聖体拝領をしたいと言う熱い望みを持ち、実際に拝領したかのように、愛を込めて主を抱擁(ほうよう)する事である。主は、ある修道女に、金と銀の器を見せて、金の方には、御聖体拝領を。銀の方には、霊的御聖体拝領を入れておくと仰せられ、主が霊的御聖体拝領をどれほど尊重し、それによって、いかに多くのお恵みをお与えになるかを悟らせてくださった。また主は、別の修道女に、霊的御聖体拝領をする度に、実際に御聖体拝領をしたのと(ほぼ)同じ恵みを受けられると仰せになった。何よりもトレント公会議が霊的御聖体拝領を讃えて、信者に実行するように推奨していることで十分であ...霊的御聖体拝領について(聖アルフォンソ・リゴリオ)
【シスター・コンソラータ ー 愛の最も小さい道 ー】(第3部・第18章)
【シスター・コンソラーター愛の最も小さい道ー】(第3部・第18章)第十八章神に対する英雄的忠実〈忠実〉聖人になる第一の条件は、霊魂を聖ならしめる神の御働きに少しも反対しない決意である。それは非常に強い意志と戦いに対する勇敢さを要求する。「私が地に平和を投ずるために来たと思うな、平和ではなく、剣を投ずるために来た。」(マタイ10-34)修道誓願(修道生活をおくるための公式誓願)を立てる時、コンソラータは院長から「不動の決意をもって英雄的に自己聖化に励みなさい。」という命令と祝福をいただいた。「その瞬間から神のお恵みがあふれてくるのを感じました。光を浴びふしぎな力に満たされて、新しく生まれ、修道生活を雄々しく歩み続けようという善意でいっぱいになりました。神からいただいた自分の特別な使命を全うするため、どうしても完全...【シスター・コンソラーター愛の最も小さい道ー】(第3部・第18章)
素晴らしい聖体訪問皆様は、聖体訪問という素晴らしい習慣が、カトリック教会にはあるのをご存知ですか?聖体をご存じない方々のためにご説明しますと、聖体とは、ミサの中で聖別され、聖変化されたパンとぶどう酒のうちにまことに現存される、主イエズス・キリストの御体(おんからだ)と御血(おんち)のことです。主イエズスは、十字架上の死に渡される前の最後の晩餐を弟子たちと共に過ごされ、ユダヤ人の祭りである過越しの食事をされました。その時、パンとぶどう酒を分かち合われ、この聖体を制定されたのです。「一同が食事をしている時、イエズスはパンを取り、賛美の祈りを唱えて、それを裂き、弟子たちに与えながら言われた。『取って食べなさい。これは私の体である。』また、杯を取り、感謝の祈りを唱え、彼らに渡して言われた。『皆、この杯から飲みなさい。こ...素晴らしい聖体訪問
【詩編51および130】詩編51神よ、わたしを憐れんでください御慈しみをもって。深い御憐れみをもって背きの罪をぬぐってください。わたしの咎をことごとく洗い罪から清めてください。あなたに背いたことをわたしは知っています。わたしの罪は常にわたしの前に置かれています。あなたに、あなたのみにわたしは罪を犯し御目に悪事と見られることをしました。あなたの言われることは正しくあなたの裁きに誤りはありません。わたしは咎のうちに産み落とされ母がわたしを身ごもったときもわたしは罪のうちにあったのです。あなたは秘儀ではなくまことを望み秘術を排して知恵を悟らせてくださいます。ヒソプの枝でわたしの罪を払ってくださいわたしが清くなるように。わたしを洗ってください雪よりも白くなるように。喜び祝う声を聞かせてくださいあなたによって砕かれたこの...【詩編51および130】
【シスター・コンソラータ ー 愛の最も小さい道 ー】(第3部・第17章)
【シスター・コンソラーター愛の最も小さい道ー】(第3部・第17章)第十七章完全な克己(こっき)〈心の抑制〉心を世間的なことに奪われてしまうことは、明らかに「心を尽くして神を愛せよ」(マテオ二二・三七)とのおきてにそむくことになる。修道者は世間を捨てた者だから、世間との糸をすべて切ることが必要である。しかし、くもが巣の糸が少しでもいたむとすぐ直すように、人間の心の糸も複雑にからみあって無数に世間とつながっていて、おまけに敏感症であるので、断ち切るのはなかなかむずかしく、切るよりむしろどんどん新しい糸を作ってゆくものである。イエズスは、全く自己献身したい霊魂からすべてを要求する。そのご苦難の時、御衣と御皮膚、名誉、御いのちまですべてをはぎ取られたように、神の恵みは、とうとい乱暴さで心のすべてをはぎ取るのである。いけ...【シスター・コンソラーター愛の最も小さい道ー】(第3部・第17章)
【シスター・コンソラータ ー 愛の最も小さい道 ー】(第3部・第16章)
【シスター・コンソラーター愛の最も小さい道ー】(第3部・第16章)第十六章会則のすべてに対する完全な「はい」修道共同生活コンソラータの生涯は、修道者が修道共同生活の会則、規則をすべて不動な忠実をもって守れば、完徳に達しうるという証明である。─イエズス─「共同生活のすべてに忠実に参加することは、修道院の隣人愛の基礎である。」(一九三五年十一月三日)─イエズス─「私はあなたが共同生活のすべてを常に完全に守るように、あなたを、共同生活のすべての中へ沈めるだろう。それによってあなたは人々から忘れられて、生涯の最後の晩まで沈黙に囲まれているだろう。朝の起床の時も、共同生活を守って、鈴が鳴らないうちは一分でも早く起きないように。昼の間も鐘が鳴ったらすぐに、しかけた仕事もそのままに、立ち上がりなさい。」(一九三五年十二月十日...【シスター・コンソラーター愛の最も小さい道ー】(第3部・第16章)
秋田の聖母を大切にすべきでは?(神父の放言2012/04/03)なぜか秋田の聖母は神父たちに人気がない。聖母の出現とか聖母信心とかに嫌悪感をもっている者も少なくない。偏見だと思う。いろいろ理屈をつける者もいるが、もし秋田の聖母が本物で、神からのものであるなら放っておいていいのだろうか。確かにこれは私的啓示なので、カトリック信者であっても信じる義務はない。(私的啓示とは公的啓示である聖書以外の啓示のことで、キリストや聖母がある聖人に現れたとか、メッセージを与えたとかいう私的なものをさす。公的啓示については、信者であれば信じる義務を持っているが、私的啓示は義務がない。)しかし義務はなくても、聖母が、「どうか聞いて欲しい。大切なので耳を傾けて欲しい」とおっしゃっているものを、何で放っておけるのか。キリスト教国でもない...秋田の聖母を大切にすべきでは?
新型コロナウイルスの危機に対する祈り:英神父様(2020/02/28)
【新型コロナウイルスの危機に対する祈り:英神父様】ロザリオ夕の6時、三つの意向で毎日唱えます。(この時間にできない方は都合のよい時間でけっこうです)一、感染が止まること。一、感染している人の回復。一、治療法の発見。ロザリオ一環が終わったのちに、イグナチオ教会の英神父様が作成された次の祈りを新型コロナウイルスが終息するまで、唱えて締めくくりとしてください。「憐れみ深い父なる神よ、今、私たちは新型コロナウイルスによる感染症の集団感染危機に直面しています。どうか主よ、この危機を私たちが乗り越えることができるように、恵みと力を与えてください。私たちが不要な恐れにふりまわされることなく、適切な行動をとることができますように。四旬節にあたり、私たちがまず日頃の生き方をふりかえり、回心することができますように。今回の危機を通...新型コロナウイルスの危機に対する祈り:英神父様(2020/02/28)
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