2021年9月26日(日)聖霊降臨節第19主日労働の意味大塚平安教会礼拝説教聖書箇所詩編126編1~6節ヨハネによる福音書16章16~24節説教題「喜びの歌と共に刈り入れる」説教菊池丈博牧師喜びの歌と共に刈り入れる以下原稿になります。今日は詩編126編を読みました。この詩編も、120編から続く「都に上る歌」とされていますが、これまでの詩編は少し状況が変わっていまして、状況はバビロン捕囚からの解放と、自分達の土地、カナンの土地への帰還が叶いそうだという内容が歌われていることが分かります。短い詩編ですが、1節、2節は、カナンの土地へ帰れると聞いて喜んだ様子。3節、4節はこれからカナンの時、具体的にはエルサレムに、巡礼の旅と言うよりは、難民が命がけの帰還ですから安全を願い、祈っている様子が記され、5節、6節は、自分達...喜びの歌と共に刈り入れる
2021年9月19日(日)聖霊降臨節第18主日新しい戒め大塚平安教会礼拝説教聖書箇所詩編125編1~5節ヤコブの手紙1章2~8節説教題「揺らぐことなく」説教菊池丈博牧師揺らぐことなく以下原稿になります。本日の礼拝説教を「揺らぐことなく」としました。先ほど読みました詩編125編1節にこうあります。「主に依り頼む人は、シオンの山揺らぐことなく、とこしえに座る」私たちの人生において、時に「揺らぎ」を覚える時があります。「揺らぎ」とはたとえるならば不安です。私達の国ばかりでもなく、新型コロナウィスル感染の猛威が世界を覆っていますが、先日、政府の新型コロナ対策分科会の尾身会長が今後の見通しを聞かれて、この状態が落ち着くまでは、「2~3年プラス」と答えていました。日本の現在の状況は感染者数が減って来てきますが、既に年末頃を...揺らぐことなく
2021年9月12日(日)聖霊降臨節第17主日隣人大塚平安教会礼拝説教聖書箇所詩編124編1~8節ペトロの手紙一2章9~10節説教題「敵意の炎驕り高ぶる大水」説教菊池丈博牧師敵意の炎驕り高ぶる大水以下原稿になります。先日、家内が助手席に座って、私が運転しておりました時に、何気ない会話をしながら、ある拍子で私が、「自分はポンコツだから」と話しました。あまり表現が良くないかなと自分でも思ったのですが、つい、言ってしまいました。すると、家内から「自分はポンコツだ、なんて言っていると本当にポンコツになるから言わないほうが良いんじゃない」と言われ、そうだなと思いまして、言わない方が良いねと返事をしました。少し反省しました。けれど、その後に改めて思わされた所がありました。先週、木曜日に、コロナ禍ではありますけれど、月に一度...敵意の炎驕り高ぶる大水
2021年9月5日(日)聖霊降臨節第16主日教会の一致と交わり大塚平安教会礼拝説教聖書箇所詩編123編1~4節コリントの信徒への手紙二4章16~18節説教題「主に目を注いで」説教菊池丈博牧師主に目を注いで以下原稿になります。本日は詩編123編を読みました。詩編120編から続きまして「都に上る歌」とタイトルが付けられています。エルサレムから遠く離れた所に住んでいる人々が、巡礼の旅をしてエルサレムの神殿に向かう過程において読まれた歌であろうと考えられます。詩編の読み方にも依るわけですが、一つの読み方として、詩編120編はこれから始まる巡礼の旅が安全で、無事に到着しますようにとの願いが込められた詩編。121編は、時が来て、いよいよ出発、「目をあげて、山々を仰ぐ」とありますが、あの山の向こうにはエルサレムがある、遥かに...主に目を注いで
みなさん、こんにちは、大塚平安教会牧師の菊池丈博です。今回の人生これからメッセージは、新約聖書ルカによる福音書19章5節の御言葉です。「ザアカイ、急いで降りて来なさい。今日は、ぜひあなたの家に泊まりたい。」イエス様がエリコという町に入った時のお話です。エリコの人々はイエス様が来たと大喜びで道に出て出迎えました。イエス様も喜んだと思います。ふと上を見上げると、桑の木があって、その木からザアカイという名の人がイエス様を見ているではありませんか。徴税人のザアカイは、自分もイエス様を一目見たいと思って道端に行ったのですが、仕事柄、街の嫌われ者だったザアカイに、誰も場所を譲ってくれる人もなく、仕方なく、桑の木に登ったわけでありました。そんなザアカイを見上げながら、イエス様は話されました。「ザアカイ、急いで降りて来なさい。...元気が出る言葉第10回
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