人間は親の良し悪しにかかわらず、うまれたというそのことだけで、倫理を有する存在となる。そしてそれは責任となる。こう考えるのは例えば岩崎隆一のような殺人犯の親は彼を捨てた。母親と父親の関係はどうだったのだろう、母親はどんな人柄で、息子をどう育てたのだろう。おそらくは母のお腹にいた胎児の頃から乳児期まで母親の心や体の調子はどうだったのだろう。その時期夫は妻にどう接したのだろう。このあたりのことが犯行の根源的なものだと思うが、それでは、そんな母や父を作った親はどうなのだ、そのまた親はどうなのだ、とこの問いは際限がない。要するに、この世に生まれ出た子が背負う倫理というべきものをキーワードとして導入うるしかない。ただ親の子育て失敗責任は99%はあるのではないかと思うが、それを突き詰めることができない、ということに人間の手...親と子の永遠の問題
「暴言」というなら云え!と帯にある本が目にとまり、題を見ると、「日本アホバカ勘違い列伝」とあって、著者は北岡俊明という昭和18年生まれの「日本ディベート研究会会長である。肩書はそうなっている。「勘違い人間」とは、1、生まれながらの特権・利権をもった世襲人間2、能力がないのに有名になり図に乗っている人間3、能力がないのに、自分を偉いと錯覚し、価値観を押しつける人間4、国民の血税をすすっている人間5、勘違いしている組織やテレビ局の人間と裏表紙に書いてある。「なるほど、その通りじゃないかと、その本を買い、読んでみた。すると、プロローグの中で、このような文がある。戦後平和主義の惰眠をむさぼっている是枝(万引き家族の監督)には、一兵隊としての小津安二郎や山中貞雄の気持など永久に分からないだろう。当時のすべての日本人は、祖...ダメだ、これは!
ヤケッパチになる動機はこの国ではいくらでもある。親に捨てられた。老人でさえも年金だけでは生きていけなくなり、若者はは年金さえももらえないとなれば、必ず治安は悪くなる。ぼくなどは、安倍政権は戦闘機のような不要な買い物しているし、お金はいくら借金をしても自国通貨を持つ国だからどんどんお金をすればよいと思っているとしか思えない政策を続けている。このツケはいつの日か必ずまわってくる。こうなったらしばらくは治まりはつかないだろう。ドイツのように無借金運営をしてほしい。借金1100兆円。どうやって返す?返さないと開き直る手もある。物価を上げまくってしまって、借金の価値を減らしてしまうこともできる。もちろん、経済成長をさせて、税金で返済していくこともできるし、国民の預貯金を使ってしまうこともできる。しかしこの国は本当は縮小社...ヤケッパチ
なんともいいようがない凄惨な事件が起こった。4、50代の犯人(まだ詳しいことはわかっていない)両手に刃物を持ち、バスに乗り込もうとする小学生に襲いかかった。この前は交通事故で保育士さんや園児が被害にあった。こういう子供が狙われる事件が起きると社会が神経質になる。社会が分断されていくようないやな予感もする。富裕層は安全な地域を形成し、壁を設ける。そんな町つくりもあり得そうだと心配する。ぼくも東京に7歳の孫2人と4歳の子が家を離れて学校・幼稚園に通っているので、他人事でもないような気がするが、どうにもならんしなあ、と思うだけである。だいたいこの種の事件が起こると、まずテレビは中継で実況を紹介する。警察や救急車の動きなどを映し、事件の表層部分を報じる。次いで目撃者などを探しだし、同時に現場で何が起こったのか詳しく報じ...いいようのない事件
昨日は昼にはワインを飲み、夕方にはビール、焼酎を飲み、夜にはウィスキーを飲むというあり様で、アルコールに負けた一日だった。脳細胞も何万個、何十万個と死滅したにちがいない。酒のコントロールを間違えると短命化すると思えるので、注意!注意!と思いながらも昨日のザマだ。ちょっと愚痴になってしまうが、朝乃山の大健闘は褒めておきたい。しかしながら「くそ!」と思うのは、栃ノ心戦での審判部の在り方である。言葉で説明できないのである。「行事軍配は栃ノ心を有利とみて栃ノ心に上げましたが、物言いが付き、協議の結果、栃ノ心の足が出ており、行事差違いで朝乃山の勝ちといたします」と言いかねた。六分の協議中、テレビ画像は何度も何度もいろいろな角度からビデオを流している。今日、シブ5時で能町みね子が場所を振り返るので、どういう言うのだろうかと...酒のバチ
イオンを出て駐車場までの間、すれ違う初老の男と顔を合わせた。たぶん、目をあわせたのだろうと思う。「じゅんちゃん?」、はて、あっ「あきちゃん?」。58年の歳月が経っているにもかかわらず、パッとわかった。あきちゃんは尾鷲の中学校にはいかず、大阪の中学校に行った。小学卒業後会うことはなかったが、あきちゃんの母親をよくスーパーで見た。教育熱心な母親だと思っていた。あきちゃんの母親を見なくなって四年。あきちゃんと偶然会った。「互いの58年を話そう」ということになり、三日後の昼「葉っぱがシェフ「というレストランで会おう、ということになった。3日後、「葉っぱがシェフ」に着き、まだあきちゃんが来ていないので、裏庭を見て廻っていた。中村山の裾を上手に使って、よい借景を作っている。シェフが声をかけてくれて、ぼくにはこの人もまた懐か...58年ぶりに
大相撲のこと、今場所、物言いをつけるべきところをつけない取り組みがあり、首を傾げた。また審判部長のトンチンカンな説明に力士も視聴者も困惑したことがあった。手をちゃんとつけない力士も多く、見てみぬふりをしている。貴景勝のようなに両手をきちんとつけてから立ち会わせるべきだと考える。それにしても昨日の栃ノ心は可哀想だった。涙ながらをこぼしたことも、ジョージア語で喚いたことにも同情する。仮に朝乃山が優勝したとしてもすっきりしないことだろう。一番の原因は何か。それは審判部長の説明不足にある。ビデオでは踵が着いていないように見えるのに、どうして踵がついたと判断したのか、をわかるように説明するべきだ。俵の上には砂が散らばっているものである。放駒親方の言う砂が舞ったのは俵の砂が落ちたのではないか。ビデオよりもその現場の前にいる...栃ノ心応援
なんだ。大相撲。審判部は総入れ替えだ。阿武松審判部長の説明のトンチンカンさはこの前みたが、今日も説明のないコメントだった。普通ビデオを見ている視聴者に納得のいく説明がほしい。栃ノ心の踵は着いてなかった。栃ノ心が勝っていたら極めて妥当な14日めの鶴竜対栃ノ心という好取り組みとなる。不服申し立てができないのか。ああ、がっくり。大相撲審判部
天気もよく、身体もよいので、朝の11時から草刈りをし、昼休みをしてまた午後2時まで、たぶんセロトニンは出まくり今夜はメラトニンがいっぱい出て熟睡できるかもしれない。この前の大雨でどんな隙間にも入ってくる水は手強いと思ったのだった。金魚槽用の酸素を水槽に送る電気器具を取り付けた電気プラグを厳重に水が入らないようにしているつもりだった。前もそうだったがやっぱり水が入っていた。今日は草は手強いと思う。どこでも生えてくるし、遠慮なく寄生する。野バラなどはいかにも池に近づくなというように、枝をはりだし、服が引っ掛かり、手を傷つける。この前は蛇を見た。池の橋のような植物、硬い杉の葉っぱが茂ったような植物。その植物を寝床にして蛇がいた、鱗が動くのが見えた。蛙を狙っているのだろう。今日は蛇はいなかった。草刈機で刈っても熊手で掻...疲れた、面白かった
アメリカと中国の貿易戦争はわけがわからない。アメリカが多くの製造業を賃金の安い中国に移し、今度は出ていった会社が中国から輸出するのに関税をかける。ファーエイを締め出すということは日本の会社もアメリカの会社も締め出すということだ。別に中国の新技術が発展していくことも悪いことではない。アメリカの人口はたかだか3億2千7百万人である。仮に中国がインド13億人市場を開拓すればアメリカなど相手にしなくてよいということになる。中国が消費社会に入れば、どこも中国に物を売りたがることだろう。トランプ大統領がファーウェイを締め出すと言って、なぜ、日本の企業もしたがわなければならないのか、これもよくわからない。せっかく安いスマホが買えるというのに買えないのも不思議だし、5Gという次世代高速通信が日本で遅れることも腹立たしい。中国は...理解不能
2002年の4月1日に「個人主義」という題で、ホームページの日記欄に書いている。現在1999年からのものを再読、推敲、校正中なので、「アッ」と思うものがある。これが自分が「アッ」と思った文である。2002年4月1日個人主義人間は絶えず二人以上でいることが本質的で、自然のあり方だとしたら、近代以降重んじられてきた個人主義の考え方を点検する必要がある。バリの女性が赤ちゃんを産む。母親は個人ではなく二人以上と存在しているからエゴが希薄である。いつも近くに誰かがいるから用事があればちょっと世話を頼める。だから、女ひとりとしてのエゴ(というか思い)と赤ちゃんの世話をするということは互いに逆方向に分裂しないで赤ちゃんを育てることができる。赤ちゃんが乳をほしいと泣く。私は今テレビドラマの一番のクライマックスを見ている。こうい...個人主義
夜の九時頃になって大粒の雨が速い調子で音を立てて降ってきた。ぼくは「炎立つ」に夢中でDVD2枚を見るつもりだった。DVD2枚には大河ドラマの4回分が一枚に収録されている。朝廷から俘囚という差別用語で呼ばれていた蝦夷の安倍一族は同じ蝦夷の清原一族と源頼良国司の連合軍によって滅ぼされる。この時の国司の副長官であった藤原経清(つねきよ)は源頼良の武士にあるまじき振る舞い、欲望に嫌気がさし、安倍側につくのである。そして源頼良と息子義家を殺す機会があったのである。この時「武士の情け」で殺すことはなかった。生涯これでよかったのかと思うことになる。そしてとうとうそれが自分の身に災いする。経清が捕らえられたとき、源氏側は経清を部下にしようとするが、激しく源氏のあり様をののしる経清に堪忍袋の緒が切れて、鋸刑で首を切るのである。こ...大雨の中で
NHKの大河ドラマで1993年は前半に「琉球の風」をし、後半は「炎立つ」と半年ずつで二作放映したのだった。以前に「炎立つ」は見ていたが、今度二度目を見ていて、NHKも気合が入っているね、と思い、セットや衣装も何もかも気合が入っている、まあお金がかかっているというのだろうか、作り手に拘りがあるというのだろうか、とにかくたいへんは撮影であったろうと思う。吹雪の中、馬に乗り、戦闘する場面も手抜きがない。藤原経清を演じる渡辺謙だけでなくその息子奥州平泉を拓く藤原清衡役の村上弘明もよい。話は1051年に始まる「前九年の役」から始まり、「後三年の役」、朝廷からも独立した奥州平泉王国が滅ぶまでの大河ドラマである。武士の台頭。武士の手柄をたてる焦り、一族を興隆させようと金銀にとりつかれ、陸奥の安倍一族を滅ぼしたい源頼義。朝廷か...炎立つ
国会議員が超党派で「ジョギング議員連盟」を結成するらしい。ぼくはジョギングという言葉を聞くたびに心配事することがある。少々身体や筋肉、重心、力の伝え方を知識として知っているからだ。両足の裏、うちくるぶしから垂直に線を下ろし、足の親指の隣の指から踵に直線を引く。その交差するところが左右の重心点である。よく「踵着地」というが、踵と言っても広くて、厳密にいえば上記の点になる。ここを一直線の上にあてて着地する。つま先の角度は15度で、両足だと30度となる。これであるけば膝を捻ることはない。新体操や体操の選手を見ていればよくわかる。特に日本の女性は歩き方が悪く、それゆえにO脚、このごろの若い女性はXO脚が多く、複雑に捻れている。本来、姿勢、座り方、立ち方、歩き方、走り方は小学生の段階で学校あげて指導しておくべきである。ロ...ジョギング議員連盟
ある軍医の推計であるが、日中・アジア太平洋戦争での戦死者は310万人。そのうち戦闘による戦死は約33%。次は戦病死、これは栄養失調による餓死、栄養失調によるマラリア、赤痢や他の菌への抵抗力のなさによる死。神経をやられ拒食症になる死、など、戦病死が一番多いらしい。さらに水没死。とくに船が減ってきて、速度の遅い船の中ですし詰め状態となり、熱中症うぃ起こして死ぬ以外に、攻撃を受けて海に放り出されて死ぬ。自分が生きたいために、人の足を引っ張る、海上に浮かぶ板きれを必死で奪うというようなことがあったらしい。この水没死で36万人いる。次は自殺。もうこの部隊にいたら生きられない。捕虜となってはいけないという戦陣訓もあった。次は「処置」という名の「殺人」。崇高な精神もクソもあったものではない。陸軍、海軍大学校、他の大学で習った...日本軍の兵士2
貴景勝の休場で、面白味は減ったが、栃ノ心と朝乃山が全勝で踏ん張っている。それに炎鵬の勝ちかたに凄さを感じて4時からの大相撲はまだ今のところしらけることなく観戦している。ダイエットが効を奏しているのだろう。74キロとなった。あと4、5キロを2、3か月かけて減らしたい。今日は病院で血圧を測ってもらった。上が120、下が70だった。この前は130と80だった。これは降圧剤を飲んでの話であるが、それでも10減っている。「先生、体重が4キロほど減ったせいでしょうか」「そうやろな」「薬をやめるというわけにはいかんのやろか」もうちょっと体重落として、様子をみよか」と言う。ようし、夜の食事制限を続けようと思い、やはり何にもまして酒量を抑えなければならない。男と女お寿命の違いは「酒」にあるのではないかと思っているくらいだから、酒...小さな悪の華
日中戦争から太平洋戦争で日本人あ軍人、軍属、民間人含めて310万人が死んでいる。その内の8割が戦争が終わる1年の間に集中している。すでに進出した東南アジアから採った資源を運ぶ船み軍事物資を運ぶ船も激減していた。軍人たちは戦死もあったが戦病死、餓死が多かった。アメリカは日本人兵士の心理分析を行い、それらのデータで、進駐軍が日本列島踏み込んでも大きな混乱は起こらないだろうと踏んでいた。その大きな原因に軍隊の、上司、上層部の作戦力のなさ、馬鹿さ、士気のあがらなさがあった。岸元首相だの、中曽根元首相たちは前線にはいなかった。東條英機もいなかった。もちろん、陸軍大臣も海軍大臣もいなかった。1945年8月ではなく1944年に戦争を終えていれば死者8割が生き残ることができた。決められ内閣であった。天皇の鶴の一声があれば、と思...日本軍の兵士
現在1999年から2003年まで書いた「僕のバリ日記」を校正している。ひとつひとつ読んでいると同じ体験をまたしているようで奇妙である。忘れているものもある。熱帯での日々は疲れるものだった。日本人のように速く歩くのはぼくに言わせれば御法度である。だいたい日本にいるときの60%くらいの少ない、遅い動きをする。仕事もそうで、イライラしてはいけない。注文しても時間はかかる。バリ島にいるときは結構好奇心をもって暮らしていた。植物、果物、絵画、舞踊、音楽、宗教、生活感、村落共同体、バリアン、プダンダ、いろいろなことを知った。そして考えた。1999年に尾鷲のある病院で「慢性膵炎」と診断され、それが伊勢の市民病院で「誤診」とわかるまで三年かかった。「慢性膵炎」というと治らない難病で食べる物から脂気をなくさなければならなかった。...2000年12月25日の思い出
この日本は戦後、団塊の世代が大人になってから、彼らがずっとこの国を引っ張ってきた。それは一国の総理になったという話ではない。一番人口の多い、この世代は当然一番票も多い。政治家は無視できない。十把一絡げで言ってしまうようになるが、団塊の世代もいろいろな人がいることはわかっている。この世代はすでに定年退職をし、七十代になっている。2022年には後期高齢者となり始める。国の医療費、介護費は上がっていく一方で、団塊の世代が退場していくと今度は段階ジュニアの世代が後を追ってくる。選挙票の多い、この団塊と団塊ジュニアの機嫌を損ねるようなことはできない。だから当面この二十年は社会福祉の大改革はできない。団塊ジュニアが去るまでなんとか二十年、消費税を上げたり、年金給付年齢をちょっと上げたり、医療費負担分を1割から2割にしたりし...耐え忍ぶぞ
78キロになってきたので、いささか驚いてダイエットを始めた。酒、食事の制限である。こもときに丁度、脊柱管狭窄症のような症状が出て、脚が突っ張り、痛くて前に進めなかった。同時に風邪をひいた。咳で肋骨を傷めた。三重苦であったが、脊柱管狭窄の方は屈伸で床に手をつけるようにするがなかなかつかないので、細君に腰を押してもらったら、手が床につくようになって、それ一発で治ってしまった。ときどき、椅子に座って腰をグイグイ曲げるときに両足首の踝のところを親指と小指で挟みんで、グイグイと腰を曲げるのである。岡田さんは立ってやるようにいったのだが、自分でする場合、踝まで手が届かないので、座ってやってみたというわけだ。100回ぐらいグイグイとやる。狭窄したところが拡張するようで気持ちがよい。今日、また掃除草刈りとしたが、以前のように元...村上春樹のお父さん
市内をミニバスなり、相乗りタクシーなりがクルクル回っている交通インフラを作ることは必須で、喫緊の課題である。一度シュミレーションを立ててみればよい。この問題を捨ておくのは政治家としては、本質が問われる問題だ。名古屋市は名古屋駅近くの学校を利用して起業したい人、すでに企業している会社に部屋を貸し出し、資金面の相談にものる政策を打ち出した。尾鷲もこのくらいのことをやればいいと思う。別に行政がやらなくてもよいのだ。コーディネターがいればよいのである。地域起こし協力隊が制度としてあり、給料をもらって三年ほど尾鷲の町を応援するわけだからそういう人がコーディネーターになってくれていいのだ。尾鷲市はこの十年、本気だして発想を変えて人口減少を食い止めなければならない。毎月20人から30人減っている。話題変更。昨日宮崎県沖の日向...日向灘地震
「赤ちゃんで生まれてきてね、大人になって、また赤ちゃんになっていくんですよそれでいいんですよ」と医者がぼくの母に言っている。母は「なんでもこどもにしてもらって・・・」というと、「そういうもんなんですよ」と優しく言って、血圧と脈をとり、聴診器を胸と脇腹、背中に当てる。母はめっきり記憶ができなくなったが、トイレの行き方まで忘れたわけではなく、言葉もおぼえている。つまり新しい記憶ができないのである。急にガタンと記憶力が落ちたので、このままで大丈夫なのだろうかと思った。例えば、土曜日と日曜日はデイケアがない。この二日間で調子が狂う。今何時かわからなくなる。朝ご飯を食べたか、昼ご飯を食べたかも忘れる。いずれ、肢が悪かったことも、杖が必要であることも忘れてしまうのではないか、と心配する。一方で、若い時から便秘薬と睡眠薬がな...あたらしい記憶ができない母
なんだか肌寒い日が続いている。1995年の阪神淡路大震災が起こったあと、オウム真理教の一連の事件が起こった。1997年には神戸で酒鬼薔薇聖斗の児童殺傷事件が起こり、14歳の少年Aが逮捕された。ぼくは会社をダメにし、再起する決意をしようとしていた。あえて平成の時代という括りで言えば、政府の経済政策は自然衰退産業に延命もための資金をつぎ込み、借金を増やさせ、銀行は自由化によって揺らぎ、政府の新規事業策にも両者で大きな乖離があった。債権回収会社が外国からもやってきたのはこの頃である。インターネットの普及が一気に進み、資本主義社会では市場原理主義が進み、イスラム原理主義者たちによるテロ事件がアメリカを襲った。東日本大震災が起こった。この災害には原子力発電所が破壊されるという歴史上にない大惨事となった。終末処理法がわから...いつの日か
日本語で考え、日本語で話す人が日本列島人である。方言というのはそのグラデーションだと思う。日本人のこころとは?日本人の本質とは?とよく新書判にありそうな題であるが、僕らの意識を規定するのはぼくらの言語である、ぼくのなかには、おくも、俺も私も、自分も存在するし、あなた、おまえ、君、貴様も存在する。いたって複雑である。ぼくは尾鷲の寺町の路地で生まれ、路地のこどもたちと遊び、やがてあるいて五分ほどのところにある尾鷲幼稚園に行った。父は若い頃沖縄へ徴用された。ぼくが中学を卒業する時分まで遠洋マグロ船に乗っていた。母は夫のいない間は暇そうで、夏休みや冬休みとなると清洲や稲沢、大阪の河内長野に長い間出かけていた。ぼくには三歳上の努力する成績のよい姉がいた。父や母の周辺のことを書き出せば自分の核の部分が大きくなってしまいそう...日本語で考える人
歴史的には天皇は推古天皇(女性天皇)までしかたどれないそうだ。その前は大王であり、その前になると伝承・神話の世界となる。皇室はこのままでいくと悠仁様が天皇となり、その奥方である皇后が男の子を生まない限り、存続が難しくなる。そうなればなんらかの方策を考えるつもりなのだろうが、「男系」「女系」に拘る人たちがいて、そういう日本会議や事務方の日本青年協議会たちが安倍政権を支えているから、あまり賢いとはいいがたい安倍首相は成長の家原理主義者のいいなりになっているように思える。成長の家はエコロジーの宗教団体として創始者であった谷口雅春の考え方から脱皮していているが、この谷口雅春を信奉するものたちが現在の政治にある一定の影響力をもっているのだ。彼らは「男系」一辺倒である。生前退位などあってはならないと考える。目線を同じにして...マスコミに注意する
1999年の最初のブログを校正している。すでに二十年前のことだ。こまめに「ぼくのバリ日記」として書いている。文を読めば読めばだいたい思いだす。バリ島だけが日本から遠く離れるために、自己慰安ができる場所でもあった。縁あって、自分の意志で1999年からバリ島を仕事場に選んだ。歴史でいうところのアジア的段階が色濃く残り、村落共同体は強固の存在し、警察さえも手がだあせないほどの村の法と政府による近代法が二重にあり、村落共同体の遵法精神の方が高いのではないかと思えるほど、村落は強かった。欧米の文明がちょっとづつ入ってきていた。ぼくが初めてバリ島に家族と一緒に行ったのは一九八九年だったと思うが、そのころにバリ島にはテレビはほとんどなかった。旅行会社の車はあったが、個人用の乗用車はほとんど見なかった。政府のバリ島近代化策はリ...何があろうと
TsutayaにナタリーコールのCDがたったの200円で売っていた。これは拾い物だった。スタンダードジャズソングばかりで、彼女は一曲一曲をまるで歌曲を歌うみたいにくそまじめに歌っている、まあ、昔、藤山一郎とか東海林定夫のように歌っていたのだろう。父ナット・キング・コールとのヂュエットも入っている。ストリングスが伴奏に入っているので、ちょっと気にいらないが、なにせ200円のビックリもんだ。Tsutayaが昔の映画を発掘して準新作でレンタルしているのが多数ある。Tsutayaのスタッフがじっくりみて、これいいじゃないかと感じたものをDVDにしてレンタルで売り出しているのだりう。2枚借りた。偶然にも大林宣彦監督のものだった。ひとつは「北京的西瓜」もうひとつは「廃市」。「北京的西瓜」千葉県船橋市の八百春という八百屋の親...2つの掘り出し物映画
今年の家の庭では木蓮が例年になく見事に咲き、山茶花もよく花をつけた。レンギョウ、万作はごく普通で、大手鞠が咲くとその後ろで藤が豪勢に咲いた。金魚鉢とメダカの水槽の上にはハナミズキの白い花が静かに、どちらかと言えば控えめに咲いている。今年も木瓜の花はうまく咲かない。どうしたものか。剪定の仕方を検索すことにしよう。体重が74キロ台になった。70キロを切れば、高血圧の薬も終えることができるだろう。体も軽く感じることだろう。まだ風邪は抜けきらず、この菌に2週間やられた。肋骨痛もずいぶんと楽になった。食欲が戻らない。今回の三重苦でつらつら考えたのだが、まず不快な歯を思いきってなんとかしなければならない。不快な食事とおさらばしたい。次にいずれ白内障になる、と眼科医に言われたので、手術をし、クリアなこの世がみたい。読まなけれ...通り道
今日は客の入れ替え日なので、曽根に行った。家の前の海岸広場は釣り客でいっぱいである。庭の草木を少し切り、躑躅の高さを揃え、長い雑草を切った。連休が終われ草刈り機で刈り取るおとにしよう。足もそろりそろりと動かす。池の水草も適度取った。下半身に乳酸がすぐに溜まる。スプレイでもしたら乳酸が散って元気回復物質にならないものか。メディアは交通情報でも流さないといけないかのように、渋滞情報を真面目に流す。ディレクターがきっとくそ真面目な人で、メディアが情報をかき乱していることをしりながら、それ以外の企画が浮かばないのだ。令和、令和とあおぎ、国民の一部は騒ぎ、メディアは嬉しそうに映像にする。二人の小学生が驚いていた。今日も明日も変わらないのにと。よほど冷静である。テレビはこんなことばかりしているので、夜は映画でも観る。昨晩は...その土曜日、7時58分
三重苦のうちの肋骨痛がだいぶんとよくなって、もう二、三日もすれば完治しそうである。風邪がしつこく、夕方になると熱が出始める。咳はなくなり関節系への影響も感じないほどでる。脊柱管狭窄笙症の方は施術のしかたがほぼわかってきて、屈伸をやっている。これをすると脊柱管の歪んで圧迫される部位が拡張され、圧迫度がどうやら小さくなるようである。突然走ったり、勢い込んで歩かない限りは大丈夫だろうと思う。ダイエットの方も続いている。食欲もないので好都合である。一番の青葉の季節である。明日あたり、楯ゲ崎に行き、目の前で照葉樹林の春を見たい。中に入って歩いてみようとも思っている。樹木の幹の文様をみれば樹木の名がわかるようになりたいがまだまだである。ついに1999年からのブログをコピー&ペイスでワードに入れ込んだ。そしてそれらをoned...ちょっとずつ
人というのはこれほどまでに感応しやすく、夢遊病者のように皇居に出かけ、平成から令和の元号変更時にも、人々は渋谷にくりだし、酒を飲み、騒ぐ。宵越しで踊る人もいる。令和の朝になれば太宰府天満宮には人がいっぱいで、伊勢神宮もいっぱいである。郵便局では記念スタンプ、神社や寺では御朱印状、メディアが作り出した人間の光景をメディアが伝えている。基本的には人は自分の行動には理性の部分と感情の部分があり、今日は伊勢まで来たのは「感情が過ぎたかな?」一歩引いてみることも必要である。客観視ができていなけれならない。ただ単なる空気のなかでふわついている行動には自己の決定があるはずだ。皇室典範の問題がある。特に皇位継承の問題である。感応が少々は思考というふうに傾いてほしい。神話の神武天皇までたどれる男系でると強固に言い立てるその根拠と...陽気な継承
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