親と子の永遠の問題
人間は親の良し悪しにかかわらず、うまれたというそのことだけで、倫理を有する存在となる。そしてそれは責任となる。こう考えるのは例えば岩崎隆一のような殺人犯の親は彼を捨てた。母親と父親の関係はどうだったのだろう、母親はどんな人柄で、息子をどう育てたのだろう。おそらくは母のお腹にいた胎児の頃から乳児期まで母親の心や体の調子はどうだったのだろう。その時期夫は妻にどう接したのだろう。このあたりのことが犯行の根源的なものだと思うが、それでは、そんな母や父を作った親はどうなのだ、そのまた親はどうなのだ、とこの問いは際限がない。要するに、この世に生まれ出た子が背負う倫理というべきものをキーワードとして導入うるしかない。ただ親の子育て失敗責任は99%はあるのではないかと思うが、それを突き詰めることができない、ということに人間の手...親と子の永遠の問題
2019/05/31 13:51