耳を澄ますように古代を感じる試み。
京阪神を中心にフィールドワーク、五感を働かせて古代を感じるというコンセプトではじめました。
矢野顕子の人気曲でYMOの世界ツアーでも披露された『在広東少年』という歌があった。アップテンポのハードでポップな曲だ。謎めいたイントロと開放的サビ、それをつなぐ印象的な歌詞はなかなかシビれる。 www.youtube.com 「黒色い瞳の中に赤い花が咲いて。黒い瞳の中に……」という抽象的な言葉が並び、サビの部分はこんな印象的な歌詞が歌われる。 「おまえはほほえむ わたしにむかってほほえむ……」。 お前とは誰なのか?黒い瞳の持ち主か?それは広東に在る中国の少年のことなのか?内省的でありながらインパクトのある曲は矢野顕子のファンでなくても、印象に残っただろう。 在広東少年 アーティスト: 矢野顕子…
2018年度70回目となる『正倉院展』。10月27日から。 奈良の秋の風物詩というべき『正倉院展』が10月27日から17日間にわたって行われる。この季節になると、私も正倉院展モードにスイッチがはいり、皮膚が泡立つ感覚を覚えはじめる。私の審美眼など、たいしたことはないが、古代の人々の技巧や当時の皇族、つまり聖武天皇や光明皇后が過ごしたひとときに触れることができると思うと、皮膚が泡立つのだ。私にとって正倉院展とは古代へのタイムマシンのような存在である。 東大寺 正倉院 北(正面に向かって右)から順に北倉、中倉、南倉 正倉院は北倉、中倉、南倉の三倉に仕切られているが、今年は北倉(ほくそう)10件、中…
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