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2018/04/16

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  • 資産運用の名著『敗者のゲーム』要約・備忘録④第四章(「ミスターマーケット」と「ミスターバリュー」)

    皆さんこんにちは。 この記事は、『敗者のゲーム』第四章「ミスターマーケット」と「ミスターバリュー」の備忘録になります。 備忘録①は以下よりどうぞ。 jeconomy.hatenablog.com 本著について 内容(「BOOK」データベースより) 投資で成功するというのは、難しい証券分析などの専門知識や経験を身につけることではなく、ましてや短期的に市場を出し抜こうとすることでもない。市場平均利回りを上回る(=市場に勝つ)ことがきわめて難しくなった今、最も簡単かつ結果の出る方法は、インデックス・ファンドを活用することである。全米累計100万部を超えるロングセラーの最新版。プロ・アマ問わず幅広い投…

  • 資産運用の名著『敗者のゲーム』要約・備忘録③第三章(それでも市場に勝ちたいなら)

    皆さんこんにちは。 この記事は、『敗者のゲーム』第三章(それでも市場に勝ちたいなら)の備忘録になります。 備忘録①は以下よりどうぞ jeconomy.hatenablog.com 『敗者のゲーム』第三章では、市場平均に勝つことを目指すアクティブな運用がどうしてうまくいかないのかについて説明がなされています。 ここまで見てきた内容においても、市場に勝つことの難しさは何度も繰り返し主張されてきたわけですが、この章でも市場に勝つことの難しさについて見ていくようです。 内容が被るところもあると思いますが、どうして市場に勝つことは難しいのかについてきちんと理解することによって、自己の投資・運用の方針に活…

  • 資産運用の名著『敗者のゲーム』要約・備忘録②第二章(運用機関の本当の役割)

    皆さんこんにちは! この記事は、『敗者のゲーム』第二章(運用機関の本当の役割)の備忘録になります。 備忘録①は以下よりどうぞ。 jeconomy.hatenablog.com 第一章においては、インデックスファンドがほとんどのプロのファンドよりも、長期的には良い運用成績を残しているという事を学びました。 第二章では、運用機関の役割について触れられています。投資家は運用機関にどのような役割を期待するべきなのか?見ていきましょう。 本著について 内容(「BOOK」データベースより) 投資で成功するというのは、難しい証券分析などの専門知識や経験を身につけることではなく、ましてや短期的に市場を出し抜こ…

  • 資産運用の名著『敗者のゲーム』要約・備忘録①第一章(運用は「敗者のゲーム」になった)

    皆さんこんにちは この記事は、『敗者のゲーム』第一章(運用は「敗者のゲーム」になった)の備忘録になります。 ※尚、本備忘録は筆者の個人的解釈を書き溜めたものであり、投資の誘引や本著の解説といった目的が一切ないことをあらかじめ申し上げておきます。 投資や資産運用に関する書籍としては無類の人気を誇る本著ですが、どのような投資・資産運用に関するヒントを学ぶ事が出来るのでしょうか。 楽しみですね!! 本著について 内容(「BOOK」データベースより) 投資で成功するというのは、難しい証券分析などの専門知識や経験を身につけることではなく、ましてや短期的に市場を出し抜こうとすることでもない。市場平均利回り…

  • 【新型コロナ対策】職場の感染リスクをどう下げるか?基本対策を5分で学ぶ!!

    新型コロナ対策の具体的な方法を知りたい方へ 「この記事では職場での新型コロナ感染リスクを下げるためには、どのような対策を行っていけばいいのか、その基本方針をまとめていきます。」 ※尚、本記事の新型コロナ対策は厚生労働省発表の情報をもとに作成しています。 ”職場における新型コロナウイルス感染症の拡大を防止するためのチェックリスト(事業主向け)(3月31日)” URL:https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000617721.pdf 感染対策の心がまえ 基本的な対策 感染リスクの低減 クラスター対策 体調不良者が出た場合 陽性患者が出た場合 感染対策チェッ…

  • 【新型コロナウイルス】給付金10万円の申請方法は?対象は?受け取り方は?簡単解説!!

    新型コロナウイルス給付金について知りたい方へ 「この記事は新型コロナウイルス給付金10万円の申請方法や対象などについて解説するものです。」 ※2020/04/28における情報となります。最終的にはご自身で最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。 給付金決定のニュース 給付金について 給付対象者 申請方法 受け取れるのはいつ? 詐欺も見られる まとめ 給付金決定のニュース 4月20日午後、政府は新型コロナウイルスの経済対策として、全国民に対し一律現金10万円を給付するための2020年度補正予算案を閣議決定しました。 国民一人あたりに10万円を給付する費用は12兆8803億円となり、赤…

  • 【新型コロナウイルス】最近よく聞くアビガンってどんな薬?効果のメカニズム、ポイントを解説。

    アビガンとはどのような薬なのか知りたい方へ 「この記事では、アビガンという薬の効用やメカニズム、注意点について解説していきます。」 アビガンとは コロナウイルスにも効くの? 実際に効果は出ているの? 注意するポイントは? まとめ アビガンとは アビガンは富士フイルムの傘下である富山化学工業が開発した抗インフルエンザ薬の一つです。そもそも、アビガンと言うのは商品名ですので、正式名称はファビピラビルといいます。 早口言葉みたいですね(笑) 現在流通している抗インフルエンザ薬としてはタミフルが有名ですが、このアビガンはタミフルよりも強い治療効果や薬剤耐性を有していると考えられています。 しかし、 タ…

  • 『ウォール街のランダムウォーカ―』備忘録⑮第十四章後半(ウォール街に勝つための三つのアプローチ)

    皆さんこんにちは。 この記事は、『ウォール街のランダムウォーカ―』第十四章(ウォール街に勝つための三つのアプローチ)の備忘録になります。 備忘録①は以下よりどうぞ! jeconomy.hatenablog.com 備忘録⑭に続き、第十四章後半という事ですが。 ここでは、第十四章の最後に書いてあった内容について主に見ていきたいと思います。 まあ、 全体のまとめみたいなものと思っていただければ結構です。 それでは、『ウォール街のランダムウォーカ―』の内容を振り返っていきましょう。 『ウォール街のランダムウォーカ―』の構成 本書はどのような構成で、どのような内容が書いてあったのか覚えているでしょうか…

  • 『ウォール街のランダムウォーカ―』備忘録⑭第十四章前半(ウォール街に勝つための三つのアプローチ)

    皆さんこんにちは。 この記事は『ウォール街のランダムウォーカ―』第十四章(ウォール街に勝つための三つのアプローチ)の備忘録になります。 備忘録①は以下よりどうぞ! jeconomy.hatenablog.com 前章、第十三章では投資家のライフサイクルとリスク許容度の関係について見ていきました。 今章、第十四章は『ウォール街のランダムウォーカ―』における最終章になります。本書を通してマルキールさんが何を一番伝えたかったのか見ていく事が出来そうです。 尚、今まではなるべく一つの章を一つの記事で同じ文量くらいでまとめるようにしていましたが、今回の最終章に関しては前半・後半の二本立てにしていきたいと…

  • 『ウォール街のランダムウォーカ―』備忘録⑬第十三章(投資家のライフサイクルと投資戦略)

    皆さんこんにちは。 この記事は『ウォール街のランダムウォーカ―』第十三章(投資家のライフサイクルと投資戦略)の備忘録になります。 備忘録①は以下よりどうぞ! jeconomy.hatenablog.com 前章、第十二章では債券や株式におけるリターンの構成要素から21世紀におけるリターンの予想について見ていきました。 本日扱う、第十三章では投資家それぞれのリスク許容度やライフステージと投資の関係について述べられています。 どのような投資に関するヒントを得ることが出来るのか見ていきましょう。 リスク許容度について ここまで 『ウォール街のランダムウォーカ―』では、リスクについて各投資家の選好度を…

  • 『ウォール街のランダムウォーカ―』備忘録⑫第十二章(インフレと金融資産のリターン)

    みなさんこんにちは この記事は『ウォール街のランダムウォーカ―』第十二章(インフレと錦秋資産のリターン)の備忘録になります。 備忘録①は以下よりどうぞ! jeconomy.hatenablog.com 前章、第十一章では効率的市場仮設とはどのような物なのか、またそれの反対に対するマルキールさんの意見について学びました。 今章、第十二章ではインフレと金融資産のリターンがテーマとなっています。どのような投資におけるヒントを学ぶ事ができるのか楽しみですね。 株式リターンの構成要素について 『ウォール街のランダムウォーカ―』第十二章ではまず初めに、株式や債券におけるリターンとはどのようなものなのかにつ…

  • 『ウォール街のランダムウォーカ―』備忘録⑪第十一章(効率的市場理論に対する攻撃はなぜ的外れなのか)

    みなさんこんにちは。 この記事は『ウォール街のランダムウォーカ―』第十一章(効率的市場理論に対する攻撃はなぜ的外れなのか)の備忘録になります。 備忘録①は以下よりどうぞ。 jeconomy.hatenablog.com 前章、第十章では資本資産評価モデルから投資家がとるべくリスクの考え方について学びましたね。 今章、第十一章では効率的市場理論に対する様々な反論を検証していく内容となっています。 どのような投資に関するヒントが得られるのか一緒に見ていきましょう。 効率的市場理論とは まずは、効率的市場理論とはどのような理論なのかについて見ておきましょう。 効率的市場理論(効率的市場仮説)とは、株…

  • 『ウォール街のランダムウォーカ―』備忘録⑩十章(リスクを取ってリターンを高める)

    皆さんこんにちは。 この記事は『ウォール街のランダムウォーカ―』第十章(リスクをとってリターンを高める)の備忘録になります。 備忘録①は以下よりどうぞ! jeconomy.hatenablog.com 前章の第九章では、現代ポートフォリオ理論を紹介し、分散投資によってどのようにリスクの低減を図っていけばよいのかについて大まかに学びました。 引き続きリスクがテーマの第十章ですが一体どのようなことが学べるのでしょうか。実際に見ていきましょう。 とるべきリスクの考え方 第九章では分散投資によってリスクの低減が出来るという事を学んだわけですが、分散投資にも限界はあるわけです。 例えば、あなたが市場にあ…

  • 『ウォール街のランダムウォーカ―』備忘録⑨第九章(新しいジョギングシューズ)

    皆さんこんにちは。 この記事は『ウォール街のランダムウォーカ―』第九章(新しいランニングシューズ)の備忘録になります。 備忘録①は以下よりどうぞ! jeconomy.hatenablog.com 『ウォール街のランダムウォーカ―』第九章では現代ポートフォリオ理論について説明がなされています。どのようにリスク低減を図っていけばいいのかについて良いヒントが得られるといいですね。 ちなみに、現代ポートフォリオ理論については過去に書いた記事があるので興味のある方は是非!! jeconomy.hatenablog.com ハイリスク=ハイリターン? 投資に興味がない人であっても、ハイリスク・ハイリターン…

  • 『ウォール街のランダムウォーカ―』備忘録⑧第八章(ファンダメンタル主義者のお手並み拝見)

    皆さんこんにちは。 この記事は、『ウォール街のランダムウォーカ―』第八章(ファンダメンタル主義者ののお手並み拝見)の備忘録になります。 備忘録①は以下よりどうぞ! jeconomy.hatenablog.com 『ウォール街のランダムウォーカ―』第七章では、テクニカル主義者に対する筆者マルキールさんの意見について見ていきました。 結果的には、 テクニカル主義に関してあまり好意的な意見を聞くことが出来ませんでしたが、ファンダメンタル主義についてはどのような意見を持っているのでしょうか。 見ていきましょう。 ウォール街VS学者 マルキールさん曰く、ウォール街のプロたちはみなファンダメンタル主義だと…

  • 『ウォール街のランダムウォーカ―』備忘録⑦第七章(テクニカル戦略は儲かるか)

    皆さんこんにちは。 この記事は『ウォール街のランダムウォーカ―』第七章(テクニカル戦略は儲かるか)の備忘録になります。 備忘録①は以下よりどうぞ! jeconomy.hatenablog.com 『ウォール街のランダムウォーカ―』第七章では、テクニカル分析の有効性について考察されています。 値動きはランダムだと主張するランダムウォーカ―理論とは全くの対極に位置すると言ってもいいテクニカル戦略、その有効性はいかほどなのでしょうか。 見ていきましょう。 マルキールさんの立場 まずは著者である、マルキールさんがテクニカル戦略についてどのような態度をとっているのか大枠を見ていきましょう。 詳細な調査に…

  • 『ウォール街のランダムウォーカ―』備忘録⑥第六章(株価分析の二つの手法)

    皆さんこんにちは。 この記事は、『ウォール街のランダムウォーカ―』第六章(株価分析の二つの手法)の備忘録になります。 備忘録①は以下よりどうぞ! jeconomy.hatenablog.com 第六章においては、主な二つの株価分析手法について考察されています。それぞれどのような特徴があり、また一般投資家はどのような戦略をとっていけばいいのでしょうか。 実際に見ていきましょう。 テクニカル分析とファンダメンタル分析 株式市場では長い間、ありとあらゆる方法で将来の株価を予想しようとする試みが繰り返されてきました。そのなかでも、多くの人達が利用している株価分析アプローチには主に二種類、テクニカル分析…

  • 『ウォール街のランダムウォーカ―』備忘録⑤第五章(ファンダメンタル価値の正体)

    皆さんこんにちは。 この記事は、「ウォール街のランダムウォーカ―」第五章(ファンダメンタル価値の正体)についての備忘録になります。 備忘録①は以下よりどうぞ! jeconomy.hatenablog.com 前章の、第四章までは約130ページにも及んでバブルについて学び。そこから株式投資に必要な教訓をいくつか得ることが出来ました。 第五章では、バブル景気の時に見られた砂上の楼閣理論ではなく、ファンダメンタル理論についてよく考察されています。 実際に見ていきましょう。 さて、 投資と投機の違いにの一つには、比較的現実的でかつ確実な期待に基づくかどうかがありました。 もちろん、 それも期待や予想の…

  • 『ウォール街のランダムウォーカ―』備忘録④第四章(史上最大のバブル)

    皆さんこんにちは。 この記事は、『ウォール街のランダムウォーカ―』第四章(史上最大のバブル)の備忘録になります。 備忘録①は以下よりどうぞ! jeconomy.hatenablog.com 『ウォール街のランダムウォーカ―』第四章では、前章に引き続きバブルについて述べられていますが、特に2000年初頭のインターネット・バブルについて詳しく述べられています。 このバブルから、本著はどのようなアドバイスを投資家にしてくれているのでしょうか。 実際に見ていきましょう。 インターネット・バブル インターネット・バブルとは一体どのようなものだったのでしょうか。 適宜、本文を引用しながら見ていく事にします…

  • 『ウォール街のランダムウォーカ―』備忘録③第三章(株価はこうして作られる)

    皆さんこんにちは。 この記事は、『ウォール街のランダムウォーカ―』第三章(こうして株価は作られる)の備忘録になります。 備忘録①は以下よりどうぞ! jeconomy.hatenablog.com 前章、第二章では過去のバブルを振り返り、投機的取引の誘惑に打ち勝って長期的なリターンを目指すことの重要性等を学びました。 第三章においても引き続きバブルという現象について述べられています。ただ、前章との違いは、チューリップバブルや南海会社泡沫バブルは一般市民の投機的行動にフォーカスした内容であったのに対し、第三章で扱われるバブルは機関投資家のようなプロフェッショナルを中心としたものになっています。 果…

  • 『ウォール街のランダムウォーカ―』備忘録②第二章(市場の狂気)

    皆さんこんにちは。 この記事は『ウォール街のランダムウォーカ―』第二章(市場の狂気)の備忘録になります。 備忘録①は以下よりどうぞ! jeconomy.hatenablog.com 第一章では、市場を予測することは不可能であるとするランダムウォークの立場について学ぶとともに、とはいえ市場では伝統的なファンダメンタル学派と砂上の楼閣学派の二つによって市場予想が行われてきたと言う事を学習しました。 第二章は(市場の狂気)という題からも何となくわかると思いますが、バブルという現象についての考察になっています。 お金欲しさのあまり、市場参加者は全員、ファンダメンタル価値理論をあっさりと投げ捨て、砂上の…

  • 『ウォール街のランダムウォーカー』備忘録①第一章(株式と価値)

    皆さんこんにちは! この記事は『ウォール街のランダムウォーカ―』第一章(株式と価値)の備忘録になります。 投資のバイブルとして有名な『ウォール街のランダムウォーカ―』 どのような事が学べるのか楽しみですね。 ※今備忘録は個人的解釈に基づいたものであり、本著の解説や投資を誘引することを目的としたものではありません。 ランダムウォークとは? 初めに、本書の題名にもなっているランダムウォークとは何を指しているかについて見ていきましょう。 ランダムウォークというのは、「物事の過去の動きからは、将来の動きや方向性を予測することは不可能である」という事を意味する言葉である。(P19) なるほど、 非常にわ…

  • 『新賢明なる投資家』備忘録㉑第20章(投資の中心概念「安全域」)

    皆さんこんにちは! この記事は、『新賢明なる投資家』第20章(投資の中心概念「安全域」)の備忘録になります。 備忘録①は以下よりどうぞ! jeconomy.hatenablog.com 安全域とは? 分散投資について むすび まとめ 本書に興味がある方へ さて、ようやく最終章の20章へと入りました。 この章では、本書の総括として「安全域」という概念について書かれています。 この「安全域」と言う概念はグレアムさんの投資概念を理解するうえで最も重要なポイントであり、グレアムさんを師と仰ぐバフェットの言葉にもみられます。 ”私の仕事とは、大きな安全域の中で、「企業の内在的な価値」と、市場価格の差を利…

  • 『新賢明なる投資家』備忘録⑳第19章(株主と経営陣ー配当方針)

    皆さんこんにちは! この記事は、『新賢明なる投資家』第19章(株主と経営陣ー配当方針)についての備忘録になります。 備忘録①は以下よりどうぞ! jeconomy.hatenablog.com 『新賢明なる投資家』第19章では、株主の経営者に対する態度や責任について述べられています。 この章は、他の章に比べてかなり少ない分量となっています。 と言うのも、 第四版が発刊されるにあたり文章が改訂され、その際分量の4分の3が削られてしまったからです。 この辺の理由については、グレアムさんの判断で必要ないとの判断だったのでしょうが削除した部分も読みたいという方は、第四版以前の『賢明なる投資家』をお読みく…

  • 『新賢明なる投資家』備忘録⑲第18章(八組の企業比較)

    皆さんこんにちは! この記事は『新賢明なる投資』第18章(八組の企業の比較)の備忘録になります。 備忘録①は以下よりどうぞ! jeconomy.hatenablog.com 『新賢明なる投資』の第18章では、八組の企業を対象にその様々な性質、財務状況、経営方針、業績、証券取引に見られる投機・投資的姿勢などが考察されています。 どのような投資に関するヒントが本章にはあるのかを、いくつかの例に絞って見ていきたいと思います。 トラスト社とエクイティーズ社 一組目の比較は、リアルエステート・インベストメント・トラスト社と、リアルティエクイティーズ・オブ・ニューヨーク社の比較になります。 グレアムさんが…

  • 『新賢明なる投資家』備忘録⑱第17章(特別な四社の例)

    皆さんこんにちは! この記事は『新賢明なる投資』第17章(特別な四社の例)の備忘録になります。 備忘録①は以下よりどうぞ! jeconomy.hatenablog.com 『新賢明なる投資』第17章では、市場における四つの危機について、4つの企業の例を基に考察がされています。 市場にはどのようなイレギュラー要素があるのか、危機があるのかについて見ていきましょう。 潰れそうなのに株価が高い 一つ目の例としてグレアムさんが挙げているのはアメリカの鉄道会社である、ベン・セントラル社になります。 この例の特殊な点は、 同社の財務基盤が脆弱でありながら、その最も初歩的な危険信号を見逃したという点において…

  • 『新賢明なる投資家』備忘録⑰第16章(転換社債とワラント)

    皆さんこんにちは! この記事は『新賢明なる投資家』第16章(転換社債とワラント)の備忘録になります。 備忘録①は以下よりどうぞ! jeconomy.hatenablog.com 第16章(転換社債とワラント)においては、転換社債やストックオプションのような企業の特殊な資金調達についての考察がなされています。 転換社債・ストックオプションとは? 具体的なグレアムさんの意見についてはいる前に、まずは転換社債やストックオプションとは一体どのようなものなのか簡単に見ておきましょう。 転換社債: 転換社債は社債の一種類です。普通の社債との違いは、発行されてから一定の期間を経ると、所有者の請求や転換価格の…

  • 『新賢明なる投資家』備忘録⑯第15章(積極的投資家の株式選択銘柄)

    皆さんこんにちは! この記事は『新賢明なる投資家』第15章(積極的投資家の株式選択)の備忘録になります。 備忘録①は以下よりどうぞ! jeconomy.hatenablog.com 『新賢明なる投資家』第15章(積極的投資家の株式選択)では、市場平均よりも収益の上がるポートフォリオの構築を目指す積極的投資家が、実際にそのようなポートフォリオはどのように組むことが出来るのか、またはその可能性について考察されています。 ※執筆当時(1970年代)と現代の状況の違いについて十分に注意しお読みください。 前提条件:市場に勝つことはかなり困難である グレアムさんは、積極的な投資家が市場に勝つための可能性…

  • 『新賢明なる投資家』備忘録⑮第14章(防衛的投資家の株式選択)

    皆さんこんにちは! この記事は『新賢明なる投資家』第14章(防衛的投資家の株式選択)の備忘録になります。 備忘録①は以下よりどうぞ! jeconomy.hatenablog.com 防衛的投資家へ二つ選択肢 グレアムさんは第14章において、防衛的投資家が株式を選択するにあたり、二つの選択肢があると述べています。 主要銘柄を網羅する株式選択 この選択方式では、ダウ平均採用銘柄(または、それに類する銘柄)からポートフォリオを構築することになるので市場の恩恵を漏れなく享受することが出来ます。現代におけるインデックスファンドのような考え方になりますね。インデックスファンドはコストの面でも非常に優秀なの…

  • 『新賢明なる投資家』備忘録⑭第13章(上場四企業の比較)

    皆さんこんにちは! この記事は『新賢明なる投資家』第13章(上場四企業の比較)の備忘録になります。 備忘録①は以下よりどうぞ! jeconomy.hatenablog.com 『新賢明なる投資家』第13章では、具体的な証券の分析例についてまとめられています。 この章については、なかなか本文を読まなければ分からないようなことが多い場所なので、一部分かりやすいところだけご紹介していきます。 7つの統計的基準 グレアムさんは、同書内で防衛的投資家が証券分析を行う際に含められるべき7つ統計的基準を挙げてくれています。(P99) ①適切な規模 前出の章でグレアムさんは、割安な大企業をターゲットとするべき…

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