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2018/02/23

  • 毎日が再放送です その21

    「異常ありません」医者さんの太い声が耳朶を打ちます。「へ?」診察の結果は、異常なし、でした。レントゲンも撮りましたが、骨には問題がありません。先日、健康診断でやった血液検査の結果を見ても悪いところは見当たりません。何なんだろう?と、医者さんも首をかしげるばかりです。「骨は太くて立派ですよ」骨など褒められても嬉しくありません。「がっしりした身体をしていますが何か運動でも?」「学生時代に、空手と柔道をやっていました。それで右膝の半月板損傷があるんですがそれが原因ですかね?」「さあ、どうでしょう。私はテニスをやっていて両膝に半月版損傷があります」このお医者さん、俺の方が偉いぞ、という感じでいささか自慢げでした。テニスよりも、空手や柔道の方が強いと思うんですけどね。それとも、ワタシが片膝なのに対し両膝損傷なので優...毎日が再放送ですその21

  • 毎日が再放送です その20

    表向きは、さも心配しているかのように装い、内実は釈放され、自由になることを望んでいる。そんな偽善が祟ったのか、天の怒りに触れたのか、突如、足首が痛くなりました。捻挫した訳でもないのに、左足首に激痛が走り、歩くのも困難になりました。ほっとけば治るだろう、と気軽に構えていたのですが一週間経っても治りません。「足が痛い!ほら、ここ。内くるぶしの足首。腫れているでしょう?」お嫁さんに泣き言です。泣き言いうのは、同情をもらうためです。同情させて、優しくしてもらうのが目的です。しかしです。そんなワタシの期待を無視した冷たい返事が返ってきました。「私、医者さんじゃありません。私に言っても意味ないですヨ。さっさと病院に行きなさい」慌てて説明します。「同情が欲しいのです。優しい小江が欲しいのです」「無理です」「どうしてよ?...毎日が再放送ですその20

  • 毎日が再放送です その19

    「あんたは、ここに居ればホワンティ(皇帝)だけど帰ればラオパイシン(庶民)に戻ってしまうんだぞ」「何がホワンティですか。私はお手伝いさんですよ」「そんなに威張っているお手伝いさんがいるかよ」ここで、考えていた疑問を問いただします。そもそもですが、中国に帰りたくなった理由は何なのでしょう。「あのな、小江、どうして帰りたくなったの?」即答でした。「だって野菜が高いんだもの」思わず、眼が点になりました。「ハア?・・・・・・・???そ、そんな理由で帰りたくなったんかよ!」「だって中国の野菜は安いのよ。キャベツなんか30円ですよ」「あのなあ、もっとまともな理由にしろよ」「大根なんか20円で買えるんですよ」「良く計算しろ。中国へ帰るお金で大根やキャベツがどれだけ買えると思っているんだ!」「知りません!!」「中国の野菜...毎日が再放送ですその19

  • 毎日が再放送です その18

    「さっきネットで知ったんだけどさ~。銀行。5万元(日本円で100万ぐらい)以上降ろすには警察の許可が必要、というところもあるんだって」「それは困りますね」「しかも、許可をもらうには警察に賄賂を出す必要がある、という悪い噂もあります」「・・・・」「極端な話、預金封鎖なんてのもあるかもよ」○アルゼンチンが2001年、ロシアが98年、南アフリカが85年、フィリピンが83年、ブラジルが83年、メキシコが82年と、5年か10年おきに、どこかの国が経済破綻の危機に陥っている。さすがのお嫁さんも、考え込んでしまいました。すこし薬が効きすぎたかしら。と心配になりますが、追い打ちをかけます。「ワクチンを入手するにも、入院火葬するにも、賄賂が必要だってよ。そんな国に帰りたいの?」さあ、これだけ並べれば、お嫁さんの気も変るでし...毎日が再放送ですその18

  • 毎日が再放送です その17

    今の中国は不動産不況でマンションが全然全く売れないとのことです。いくら値段を下げても買い手がつかない。オフィスビルもしかりで、とうとう家賃ゼロでも可、なんてところも出現。その代り、光熱費の基本料金は払う。それでも良いから借りて下さい。そういうところも出て来たんですって。さて、マンションですがネットによると、34億人分の在庫があるとか。人口が14億といいますから、人口の倍以上あることになります。だから、鬼城(ゴーストタウン)といわれる空家だらけのマンションが乱立しているそ~です。「人が住んでいないマンションだぞ。怖いし、電気、ガス、水道も使えないかもしれない」「そうだね。困るよね」「しかも、建築材料には放射能が沢山あるというし、地震も無いのに、突然崩壊したりする、て話しじゃないか。海の側のマンションだと、天...毎日が再放送ですその17

  • 毎日が再放送です その16

    こんな話しもありました。「一ヶ月旅行に出かけたのに、旅行中のガス代が倍増していた。怒った利用者が、旅行中だった、という証拠の航空券を持って、猛烈な抗議。間違い無く留守にしていたのに、ガス使用量が激増したのはどういう訳だ。という事件もあったんだって。」「ふ~ん」「どうだあ。これでも帰りたいのかよ」「ウン帰るヨ」う~ん・・・じゃあ、次は病院だ。「あんたの大好きな病院の話だ。以前、あんたの従兄弟が、入院したら一日で、日本円で4万円も請求された、という事件があったでしょう。忘れたか?」「忘れた」「簡単に忘れるな。それで、慌てて退院した。これはアンタが教えてくれたんだぞ」「・・・」「俺が大手術して、10日も入院して、それで6万ちょっとだった。それは覚えているだろう?」「うん、8万払って、後で2万円返って来たんだよね...毎日が再放送ですその16

  • 毎日が再放送です その15

    「お前なあ、何を聞いていたんだよ!?これから年金をもらうだろう。投信の配当金振り込みだってある。お金を中国に送金する必要もある。どうしても、中国の銀行に口座を作る必要があるでしょ」「うん、そうだヨ」「その銀行が信用出来ない。預けたお金が、下ろせなくなるかもしれない。それでも帰りたいの?」「・・・」「あんたは、ず~と外国にいたから中国の年金も出ないんだぞ。判っているのか」「判っているヨ」「それでも帰ると言うのかよ」「ウン、帰るヨ」しょうが無いなあ。銀行がダメなら、今度はガスです。火をつけると燃えて、お湯などを製造してくれるガスのことです。中国の国営ガス会社がメーターを交換したところ使用量が一気に3倍になった、という事件がありました。それで、疑問に思った利用者が調べたところこのガスメーター、使用しなくても、針...毎日が再放送ですその15

  • 毎日が再放送です その14

    お嫁さんに教えてやります。「中国の銀行があるでしょう?」「ウン?」「銀行に預けていたお金が、突然消えたんだって。女性が銀行にお金を下ろしに行ったら貯金がゼロになっていたんだって」「・・・・」「これこれの何何という名の結構大きな銀行だ。中国の銀行は怖いぞ。また、こんな話しもある」「・・・・」「銀行の幹部が、銀行のお金を持って外国にとんずらしたんだって」「とんつら?」「外国に逃げたの。それで、銀行にお金が無くなったから下ろせない。悪いのは持ち逃げした幹部であって銀行も被害者だ。銀行に責任は無い。そういう理屈でお金が下ろせなくなったんだって」「それは困りますヨ」「その点、日本の銀行は安全だ。そんなメチャクチャな話は聞いたことがない」「そうだね」「銀行の幹部がお金を持って逃げても、それは銀行の責任において、貯金者...毎日が再放送ですその14

  • 毎日が再放送です その13

    毎日が再放送の生活に飽きたのかそれとも、歳を食って、故郷が懐かしくなったのか。お嫁さんが、中国に帰りたい、なんてことを言い出しました。「中国のマンションは安いのヨ」中国は不動産不況で、マンションの価格が大暴落しているとのことです。「田舎のほうだけど、日本円で、10万、20万で大きなお家が買えるんだヨ」不動産だけではありません。株も下がっています。ワタシの持ち株などは1/7になってしまいました。それはとにかくお嫁さんがいなくなれば、ワタシは無罪釈放、刑期満了で自由の身になれますので、それはそれでありがたいのですが、今の中国に帰って、それでお嫁さんが今より幸せになれるとは思えません。それに、帰りたければどうぞ、なんて言ったら大変です。「私のこと嫌いなんだろう!」と大騒ぎになるのは必然です。それで、中国の悪いと...毎日が再放送ですその13

  • 毎日が再放送です その12

    これぐらいなら、まだ許せるのですが無理難題もあります。例えばです。ミックスアキオ君のシポ(尻尾)を掴んで引き寄せ抱き上げて。「お母さんと呼びなさい。呼ばないと病院へ持って行きますヨ」そうやってたこたこし(抱っこして)、抱きしめます。「おい、いくらなんでも、それは無理だろう」そんなワタシの忠告など、全く無視します。「どうして言わないのですか」と、頬ずりします。抱きしめるのは、自由が拘束されるのであまり好ましいことではないらしいのですがそんなことには頓着しないお嫁さんです。困ったアキオ君は、ジタバタともがきながら助けろよ、なんとかせい、と目でワタシに合図です。アキオ君の仕草からは、そうとしか見えません。ワタシは、思わず、顔を背けます。ゴメンね。無力なワタシは何も出来ません。アキオ君には、このように猫かわいがり...毎日が再放送ですその12

  • 毎日が再放送です その11

    大きなワンちゃんを見送ってしばらくすると、ワタシ達の番が回って来ました。セントバーナードみたいな大柄な男の先生です。「で、どちらから始めますか?」「この、ちっこいのからお願いします」と、体重5㎏のトイプードルのプーちゃんを台に乗せます。注射なんかイヤだ!!と暴れるプーちゃんを押さえつけ、注射です。あっと言う間に終わりました。さすがプロ。次は、体重10㎏のパピチワ、アキオ君です。アキオ君もイヤだ、イヤだと逃げようとします。そんなアキオ君を、ワタシと医者さんで捕まえ、台に乗せ、注射です。嫌がって歯をむき出しますが、噛んだりはしません。偉いモノです。子犬時代は、よく噛まれましてね、ワタシ達夫婦の腕も、手も血だらけになったものです。大人になったなあ、とつくづく想います。アキオクンの注射ですがこれも、瞬時に終わりま...毎日が再放送ですその11

  • 毎日が再放送です その10

    大きなわんこは、おそらくセントバーナードでしょう。パピチワの明雄クンと似たような模様をしています。頭部だけでも、トイプードルのプーちゃんぐらいあります。その大きなわんこがのしのしと出て来たではありませんか。ワタシは慌てて、プーちゃんを抱きしめます。そうでないと、気の強いプーちゃんが突っかかるおそれがあるからです。お嫁さんは、というと、慌てるでもなくアキオ君のリードを引っ張るでもなく悠然としています。さすが、大物。慌てているワタシとは対照的でまさに、ちょうちんと釣り鐘です。そうこうしている間に、大型わんこがアキオ君に近づきます。アキオ君はアキオ君で、怖がることもなく興味深そうにして、その巨大なわんこを眺めています。そして、ほとんどお互いの鼻を接するまでに近づき、クンクン、と、臭いを嗅ぎ合います。ワタシだった...毎日が再放送ですその10

  • 毎日が再放送です その9

    日本の将来はともかく。いつもとは違ったコースの散歩です。そのせいでしょうか、わんこ二人は張り切っています。お嫁さんが持つリードを、ぐいぐいと引っ張ります。かわいそうに。この先悲劇が待っているとも知らず・・・。二人を引きつれたお嫁さんの後を追々して行くワタシですが、お嫁さんの歩く方向がおかしいです。病院への道からずれています。慌てて問いただすと、安全のため信号機のあるところを選んでいるそうです。ほー。ブレーキ無しの、感情製アクセルしかない爆走ダンプカーみたいだ、と思っていたお嫁さんにしては意外です。多少遠回りになりますが、まあ5分も違わないでしょう。信号、信号と渡り歩いて20分、病院に到着しました。我が家から徒歩30秒のところにも動物病院があるのですがお嫁さんが医者さんとケンカして出入り禁止にされたのは、昔...毎日が再放送ですその9

  • 毎日が再放送です その8

    先日わんこ二人の、狂犬病予防注射に行ってきました。こんな注射、本当に必要なのか、疑問もあります。もしかしたら、獣医さんを食わすためじゃねえの、なんて疑問も湧いてきます。こんな考えに到ったのは、注射を嫌がるわんこが可哀想だからです。廃止にならないかなあ、なんて想ったりします。痛い想いなどさせたくありません。でも、下記のような記事を目にすると、仕方が無いかなとも思います。『周辺のアジアの国々では狂犬病は依然として発生しています。これまで日本においても、海外で狂犬病ウイルスに感染し日本へ入国後発症する輸入症例が数件発生しており、最近では2020年に14年ぶりの報告がありました。』ワタシとお嫁さんに、わんこ二人、計四人で渋々嫌々行きつけの動物病院に出かけます。コロナの後遺症でしょうか、注射には予約が必要です。予約...毎日が再放送ですその8

  • 毎日が再放送です その7

    この行動力。お嫁さんは、中国人だ、ということを改めて思い知らされました。それはともかかく、こんな処で暴れ出されたらたまりません。お嫁さんを刺激しないように細心の注意を払う必要があります。ワタシの頭は、その対策で一杯になります。穏やかな笑みを浮かべた顔を作ります。「だって、出かけた時は、降っていなかったんだよ」それでも一応の抗弁しながら、その場で靴を履き替えます。ワタシ達を観るとも無く観ているはずの女性店員の目が気になります。フマジメな靴はお嫁さんが持ちワタシはレジに向かいます。「あんた、半自動レジは経験ないだろう。良い機会だからここで勉強しないか?」「しない」レジの精算が終わって、さて帰るかとお嫁さんを探しますが、いつの間に姿を消したのか、見当たりません。先に帰ったのだろう、とワタシも店を後にします。お家...毎日が再放送ですその7

  • 毎日が再放送です その6

    な、なんと、なんと、レジの前で、仁王立ちになったお嫁さんが待ち構えていたではないですか。ワタシはド近眼なので、当初はお嫁さんに似ている女性がいるなあ、ぐらいだったのですが距離が縮まるにつれ、お嫁さんだということがわかりました。そのお嫁さん。左手には、ワタシのマジメな靴を持っています。それで総てが納得です。雨が降ってきたので、ワタシに靴を履き替えさせようと追いかけて来たのです。大きな店ですから、店内を探すより、レジで待ち伏せした方が確実です。感情だけで行動するお嫁さんにしては非常に冷静で合理的な判断です。そして、例によって、中国人特有のデカい声でワタシを叱責します。「ヨ~チャン、ダメでしょ!雨が降っているのに、そんなフマジメな靴履いて!!」何事か、と、店員さんや周りのお客さんもワタシ達を振り返ります。あら、...毎日が再放送ですその6

  • 毎日が再放送です その5

    先日のことでした。ワタシは朝一でスーパーに出かけお嫁さんに指示されたものを買うのが日課になっています。朝一に出かけるのは、売れ残ったモノが見切り品ということで値引きされた品が店頭に並びそれを狙っている、フトドキナ客がいるからです。それで、いつものように、お嫁さん手作りの大きな布バックを肩に、スーパーを目指します。雲行きが怪しかったので傘を持って行くのを忘れませんでした。途中まで来た時です、雨がシトシトという感じで降り始めました。少し焦ります。傘は用意しているとは言え、靴はいつもの穴が空いたボロ靴です。雨が降ると靴中がグチャグチョになります。ワタシは、そんなことは意に介さないのですがお嫁さんは、違います。雨の日は、必ず、穴の空いていないマジメな靴を履くよう厳命、いやきつく指示します。思えば、傘を準備しながら...毎日が再放送ですその5

  • 毎日が再放送です その4

    「お爺さんとケンカしなければ良かったね」おや?お嫁さんにしては、いやに殊勝なことを。ケンカしたことを後悔していやがる。以前、後悔についてお話しましたがお嫁さんは、行動力はあるのですが、失敗も多いのです。感情だけをエンジンに暴走します。こういう性格の中国人女性は多いと聞きます。なまじ行動力があるので失敗が多くなるのでしょう。ワタシなどは、口先だけで、行動力が伴わない性格です。だから、失敗は少ないのか、というとそうでもありません。人生、振り返ってみれば、失敗ばかりです。でも、不思議と後悔はしていないですね。過去のことを、想い出す、というのはあまりありません。お得な性格です。それとは反対に、お嫁さんは後悔が多いです。反省は少ないけど後悔が多い。そういう感じですね。後悔しない方法ですが、調べたところ次のような具合...毎日が再放送ですその4

  • 毎日が再放送です その3

    ワンちゃんのオトシモノで、お嫁さんと揉めたお爺さんですが、路上テニスにクレームを入れた訳でもないのにしばらくしたら、お爺さんとお婆さん、二人とも路上から姿を消しました。時々、自転車に乗っているお爺さんを目撃する程度になり、お婆さんの姿はとんと見なくなりました。優しそうで、上品な感じのお婆さんだったのですが身体でも壊したのでしょうか。それとも、身体が弱いので、路上テニスをやっていたのか。そういえば、自転車に乗ったお爺さんは病院の方角に向かっていたような気がします。そんなことを考えながら、老夫婦の家の近くを通りすぎた時でした。お爺さんがお婆さんを支えて、ゆっくりと歩いている姿を目にしました。どうみても、リハビリです。それを目にしたお嫁さん。意外や意外、心配そうな顔をしています。「どうしたんだろう・・・でも、仲...毎日が再放送ですその3

  • 毎日が再放送です その2

    ミックスアキオ君が、オトシモノをしているときでした。丁度出くわした向かいの家の、背の高い80歳ぐらいのお爺さんに文句を言われました。要するに、人の家の前で、やらかすな、ということです。相手の気持ちも解るし態度が紳士的だったので、こっちも紳士的に接します。「判りました。今後は注意・・・」と言いかけたのですが、それをお嫁さんがぶち壊してしまいました。「ここ、あんたの道路じゃないでしょう!」そのお爺さんは普段、家の前の道路で奥さんと路上テニスをしていたので、通行の邪魔だったのです。それで、ケンカが好きで嫌いのお嫁さんがカチンと来たみたいです。こっちは条例通りに処理しており、水で濡らした雑巾で後始末の掃除までしている。道は以前よりキレイになっているはず。しかも、他のワンコの「オトシモノ」も拾っている。道交法に違反...毎日が再放送ですその2

  • 毎日が再放送です その1

    毎日、代わり映えしない日々が続きます。お嫁さん語では、「毎日が再放送です」に、なります。これが、幸福というモノだ、という話しはよく聞きますが東北大震災(東日本大震災)で被害を受けた福島在住の知人が言っていました。「代わり映えしない、日常生活がいかに貴重であったか判った」被災の当事者に言われると、説得力があります。さて、ケンカ好きのお嫁さんですが、ケンカは嫌いだそうです。??矛と盾の関係みたいで、これが良く判りません。その時々の感情にまかせてしゃべっているだけでアンビバレンスという高級なモノとは違うみたいです。※アンビバレンスとはある対象に対して全く反対の二つの思考、感情、態度などが存在すること。愛と憎しみが同居するように相反する感情がその例。「人が複数いるからケンカになるのです。独りならケンカになりません...毎日が再放送ですその1

  • 専業主婦だヨ その2

    ワタシへの妨害が終わると、お嫁さんは運動に入ります。この運動ですが、なんと一日4時間にもなります。「やり過ぎじゃあないのか」「だって他にすることないもん」「勉強すればよいだろうに」勉強といっても教養の勉強ですが、今はネットがあるので便利です。やりたければ、教材はいくらでもあります。ただです。「運動しながら勉強していますよ」確かに、お嫁さんはユーチューブなどの動画で人生訓とか歴史とか、時事とか、色々な勉強はしています。「それにしても4時間は多すぎる。身体を壊すぞ」朝と夕の散歩が、それぞれ1時間ぐらいですから合計で、6時間も運動している計算になります。「だって暇だもん」「身体を壊したら元もコモないでしょ」「暇だと、ヨ~チャンをいじめるぞ」「・・・・・・」そこまで言われるとねえ。引き下がるしかありません。「膝と...専業主婦だヨその2

  • 専業主婦だよ その1

    長年勤めていた会社を辞めたお嫁さんは、めでたくも専業主婦をすることになりました。女性が働くのは当然というか義務みたいな中国では、専業主婦は非常に評判が悪いのです。お嫁さんも、その例に漏れず、来日当初は専業主婦家業には大きな抵抗があったのですが、長く日本にいる間に心変わりしたようです。働く煩わしさが無く、専業主婦も、中々良いモノだ。そんな感じですかね。専業主婦になったお嫁さんの日課ですが。まず。朝3時半ぐらいに起床して、4時頃からワンコ二人を引き連れ、約1時間の散歩に出かけます。勿論、外は真っ暗です。早朝というよりも、まだ夜中です。「おい、怖くないのか?」「怖くないよ」ワンコが一緒といっても、体重10㎏と5㎏のワンコですからね。戦力にはなりません。「心配だから俺も一緒に行くわ」「ブヨウ(不要)です」「何でよ...専業主婦だよその1

  • 半額の魅力 その2

    そんな訳で、再びお店に引き返したのですがしばらくするとしょげた顔をして帰って来ました。なにがあったのでしょう。「どうした?元気がないな」「お店の人がね、絶対に間違い無いからとお金を受け取らなかったのヨ」ちゃんとレシートを持参したのになんとも、奇怪な話です。お店の人の勘違いなのか、それとも自分のミスを認めたくないのか。あるいは、お嫁さんの日本語が変なので一本足りないとのクレームと誤解したのか。このままがめてしまうと、詐欺や占有離脱物横領になる可能性がありますが、当方としては、やるべきことはやったので問題無いだろう、と判断しました。「一本分、儲かったんだからイインジャネ」「そうだよね・・・・」「何もしょげることは無いでしょ」「うん・・・・」それでも納得しないのか、その日は一日中、元気がありませんでした。変な奴...半額の魅力その2

  • 半額の魅力 その1

    先日、スーパーで、1リットル瓶のサラダ油が、賞味期限間近、ということで半額で売られていました。全部で10本あります。早速一本購入します。これならお嫁さんも喜んでくれるだろう。と、いうことで、意気揚々と我が家に持ち帰ったら、さあ大変。お嫁さんが騒ぎ出しました。何故、10本全部、買い占めなかったのか?と、叱られました。慌てて店に戻ろうとしたのですが何を思ったか、お嫁さんが自分で行くと言い出したのです。最近は無人レジが多く、買い物には腰が引けていたお嫁さんですが、半額には勝てなかったようです。それで、ワタシとワンコに留守番させて件のスーパーにすっ飛んでいきました。しばらくすると、帰ってきたのですが買い物袋には、8本のサラダ油瓶が詰めこまれていました。残りは9本あるはずですが。「あと一本はどうしたの?」「入らない...半額の魅力その1

  • 続 お餅を食べたい

    「お餅」「お餅」と、ワタシがあまりしつこいので、お嫁さんも遂に根を上げたのか右手を左右に振って、さも面倒臭そうに、そして鷹揚に「あ~、判った、判った」その様は、とても偉そうです。どこかの大会社の大社長か、国家元首みたいです。「じゃあ、買って来てもいいね」「ダメ」なんじゃらほい。判った、てのは何だったんだよ。「ダメです!」とにかくお餅が食べたいのです。思いあまって、いま話題のAIに相談したら同情されました。「それは深刻な問題ですね」だって。AIの方が優しいやんけ。それで、AIから、お餅を美味しく食べる方法を伝授されましたがそんなもの、お嫁さんが受け付けるはずがありません。この役立たずがあ!何が人工知能だ。八つ当たりです。と、いう訳で、未だにお餅を食べることが出来てません。このままでは1月も終わってしまいます...続お餅を食べたい

  • お餅を食べたい

    お正月ですね。皆、お餅は食べていると思います。でも、我が家ではお餅は食べられません。お嫁さんが、食べるのを禁止しているからです。理由は、美味しくないからだそうです。お餅はさっぱりし過ぎて、ゴテゴテ料理が好きな中国人の口には合わないのかもしれません。しかし、ワタシは日本人です。お餅は十分に美味しいので、是非とも食べたいのですが、お嫁さんが購入を許可しません。ちなみに、中国では、お正月には餃子を食べます。餃子がいわばお餅の代わりになる訳です。だからお餅はダメだが、餃子は良いんだそうです。どこまでも、自己中なお嫁さんです。「それ、非道くない?」「非道く無いヨ」そんな訳で、お嫁さんの指示で水餃子を食べることになりました。餃子などよりも、お餅が食べたいです。餃子は、近所のスーパーを巡り巡って一番安いのを購入します。...お餅を食べたい

  • お巡りさんがやってきた (番外編 その5)

    性善説か性悪説か、という問題があります。孔孟がどうあれ、今の中国社会は性悪説で成り立っている社会だと思います。お嫁さんも、由緒正しい性悪説です例えばです。会社を退職する時、良く働いてくれた、ということで給料を少し余分にいただいたことがありました。その時も、お嫁さんは怒っていました。善意なんてありえない。これは嫌がらせに違いない。布団。天気が良いので、ベランダに出て干します。お嫁さんが、大きな布団を抱えて大変そうだったので手伝おうとしました。そしたら、怒られました。「私が無能だというのか!?」あっけにとられましたが、そこは長い付き合いです。あんたを愛しているからだ、少しでも役に立ちたいからだ。日本人なら口に出せない軽薄な美辞麗句をペラペラと片端から並べて言い訳?したら温和しくなりました。女性は、言葉責めに弱...お巡りさんがやってきた(番外編その5)

  • 今年もよろしく!

    新年好!今年もよろしく!

  • お巡りさんがやってきた (番外編その4)

    な、なんと。なんとです。ワタシの報告を聞くや、お嫁さんはワタシを叱責したではないですか。善行を施したワタシがどうして・・?「よ~ちゃん。あんた、何か悪いことをしているでしょう」「???あの~、意味不明なんですけど・・・」「不倫しているのか?」「はあ?どうしてそうなるのよ?」そんな訳で、お嫁さんを色々問いただすと、どうやら悪いことをしていて、後ろめたいことがあるから、もしくは悪事を隠蔽するためにそんな善いことをしたに違いない。そう思っていることが判明しました。「彭宇事件」というのが、中国でありました。倒れていた人を助け、救急車を呼び病院まで運んだのですが、助けられた人が、よりによって、「お前に倒された」というクレームを入れ、警察沙汰になったばかりか民事の損害賠償で裁判沙汰にもなった事件です。この裁判では、助...お巡りさんがやってきた(番外編その4)

  • お巡りさんがやってきた (番外編その3)

    件のお巡りさんは、籾手をするかのように低姿勢です。人間て、ここまで変われるモノなんですかね。それほどの違いがありました。お巡りさんは、底の浅い箱を取り出し、その箱に財布を置けといいます。言われるままに財布を置くと、お巡りさんが説明を始めました。「それではこれから中身を確認しますので立ち会いをお願いします」「はあ」「警察が盗った、なんて言う人が時々出てくるんですよ」「なるほど」落としたお金が少なくなっている、なんてクレームは確かにありそうです。そうなると、ワタシも疑われる訳です。やはり無視すれば良かったかな・・・。そんなことを考えている間にお巡りさんが、財布の中身を箱にばらまきます。小銭が少しに、現金が1万6千円。カードが二枚に・・・。「免許証がありますね。これならすぐに持ち主が判明しますよ」と、お巡りさん...お巡りさんがやってきた(番外編その3)

  • お巡りさんがやって来た(番外編その2)

    善いことをしたなあ♪正直者のワタシは、意気揚々と店を出ます。スーパーの隣の駐車場に通りかかったときでした。駐車場の出入り口に、黒革の二つ折り財布が落ちているのを発見しました。チッ!思わず舌打ちです。無視しようとしましたが、落とした人が気の毒だということで、拾い上げます。ワタシって、こんなに善人だったかしら?カードが二枚あるのが、外からも確認出来ました。これじゃ、交番に届け出る必要があるな。この風雨の中を・・・面倒だなあ・・・。かといって、一度拾ったものを道路に戻すのもどうかと思います。明日にしようか。でもなあ、一日預かってしまうのも気持ち悪いし。ブツブツ言いながっらも、足を交番にむけることにしました。財布を拾うなんて、人生、初めてのことです。風雨の中、歩くこと10分と少し。交番に到着し扉を開けます。小太り...お巡りさんがやって来た(番外編その2)

  • お巡りさんがやって来た(番外編その1)

    親戚さんの件が終わってホッとしたのもつかの間、再び警察が絡んだ事件が発生しました。風雨が少し激しい日でした。近所のスーパーで、千円の買い物をしてレジで5千円札を出しました。そしたら、お釣りが9千円。一瞬頭が白くなりました。あれ、俺が出したのは一万円札だっけ?そのままレジを通過し、購入したモノを買い物袋に入れながら、沈思黙考です。いや、間違い無い。ワタシが出したのは間違い無く5千円札です。慌ててレジに戻り、説明です。レジのおばちゃんも、少し慌てた風で、レジ器のお金を調べ、5千円札だったことを確認しました。ちなみに、この時点で、しらばっくれてがめてしまえば詐欺になり、オウチで気がついてがめた場合は占有離脱物横領になるそうです。ま、それはさておき。このお店で、ワタシはいつも半額品を購入しています。売れ残ったので...お巡りさんがやって来た(番外編その1)

  • お巡りさんがやって来た その7

    親戚の息子さんですが娘さんが一人いて、日本の幼稚園に通っているとのことです。そうなると子供の方が先に日本語が上手になりそうです。そして、親が通訳として子供を利用する、てのが外国人家庭では、よく聞く話しです。親戚さんの息子さんは、中国でジャーナリスト系の大学を出ています。ところで、肝心の親戚さんですが、何をしに来日したのでしょうか。お嫁さんに聞いたところ、日本で不動産業をやるためだそうです。はあ?不動山・・・・?と、いうのが正直な感想です。外国人が日本に来て不動山・・?少し前の表現では、眼が点になった、という気分。親戚さんが宅建主任のような資格など持っているとは思えませんし・・。ちなみに、ワタシは持っています。実務経験は皆無ですが、一応有資格者です。まさか、名義を貸せ、なんて言うんじゃないだろうな。いや、そ...お巡りさんがやって来たその7

  • お巡りさんがやって来た その6

    喫茶店に入るなど、何年ぶりでしょう。何しろ貧乏が染みこんでいますから、喫茶店のバカ高い飲み物など、メンタル的に受け付けません。腰を下ろした親戚さんは、早速お嫁さんと談笑を始めました。勿論中国語です。二人とも辺りに響く大声です。慌てた息子さんが、親戚さんをたしなめます。息子さんは何年も日本で生活しているらしくそうした気遣いが出来るようです。注意された親戚さんも、あ、そうだった、という感じで小声になります。しかし、しばらくすると、大声に戻ってしまいます。一体何を話しているんだろう、と気になりますが後でお嫁さんに聞くしかありません。息子さんは、片言だけど、日本語が出来ます。米国にも2年いたから英語もまあまあ話せるそうです。トリリンガルかよ。と、外国語が苦手なワタシは、ちょっと妬みます。それで、中国語の出来ないワ...お巡りさんがやって来たその6

  • お巡りさんがやって来た その5

    そんな訳で、お嫁さんに嫌々同行することになったのですが後悔しきりです。なんで、あんな誓約書を書かせたんだろう。どうせ書かせるなら『二度とよ~ちゃんをいじめません』という念書を書かせるべきでした。ワタシは後悔しない主義ですが、これだけは大航海いや大後悔です。それでも、お嫁さんにせっつかれ、渋々着替えて、嫌々駅まで外出です。おもしろくないので途中で、歩みを止めてごねてやります。「やはり行かない」すると、お嫁さんは、やにわにワタシの腕を両手で抱え込むように掴み、同行を強要します。まるで、婦人警官に逮捕されたみたいです。「あのう、恥ずかしいからやめてもらえません?」「もらえません!!」そのままの格好で駅に到着します。駅前には、件の交番もあるしなにやら指名手配犯になった気分。駅ビルでは、少し歳を召した男性と、その息...お巡りさんがやって来たその5

  • お巡りさんがやってきた その4

    こんなわけで、親戚に会うためお嫁さんは、駅まで出かけることになったのですがワタシにも同行しろと、言い出しました。面倒臭い。ワタシは、面倒臭がりで極端な出不精なのです。「おれはいかないヨ。」と、完全拒否です。しかし、お嫁さんは承知しません。「だめ、どうしても来て下さい。」「イヤだ」「約束したもん。」「俺は約束していない。」お嫁さんは、騒ぐ二人のワンコを、刑務所と呼んでいるゲージに収監しつつ、ワタシをせかします。ワタシはガンとして拒否を続けます。そしたら、お嫁さんは切り札を持ち出しました。「ヨ~チャンが言うの通りにしないと、私中国に帰りますよ」どうぞ、と言いたいのはやまやまですが、そんなこといったら逆ギレします。ヨ~チャンは、私のこと嫌いなんだろう!!それで、こちらも演技します。「帰られたら困る」「一緒に来れ...お巡りさんがやってきたその4

  • お巡りさんがやってきた その3

    お巡りさんの取り調べ(?)が続きます。ワタシがお巡りさんに尋問?します。「その親戚とやらはいまどこにいるんですか。」「駅前の交番にいます。」これには驚きました。オウチから駅までは、徒歩で15分ぐらいです。そんな近場に来ているんだ・・・。今度は、お巡りさんがワタシに尋問?です。「で、江さんにお会いしたいのですが、いまどちらに。」「中にいます。」と、言うことで、お嫁さんを外に呼び出します。「お~い、小江、アンタのことで警察だってよ。」出て来たお嫁さんは不安そうです。表情が硬くなっています。中国の警察は怖いらしいですから。これこれこういう訳、と警察とワタシがお嫁さんに説明します。不安そうだったお嫁さんの顔がしかめっ面に変わります。それで、ワタシとお嫁さん、そしてお巡りさんの三人で相談し、お嫁さんが親戚の中国人の...お巡りさんがやってきたその3

  • お巡りさんがやってきた その2

    ワタシは、長年格闘技をやってきたためか男子と対面すると、強いか弱いか、どうやって倒そうか、と考えてしまいます。しかも、相手は警察官です。否が応でも燃えます。警官なら、逮捕術などの訓練はそれなりにやっているはずです。聞いた話では、一年で柔剣道初段ぐらいにはさせられるとか。強いのかな?いや、体格はワタシの方が上ですし細身で、胸板も薄く、目つきも穏やかで弱そうです。立っている姿も隙だらけ。どう見てもワタシの方が強そうです。やり合うとなれば、正拳で、顔面攻撃だな。その一発で終わりになるな。なんて、中二病みたいなことを考えたりしました。それはとにかく、本物のお巡りさんなんだろうなと、かすかな疑惑も湧きます。警察手帳の提示を要求してやろうか、5桁の識別番号をおしえてもらおうか。そこまで用心することもないか。そんなこと...お巡りさんがやってきたその2

  • お巡りさんがやってきた その1

    ワタシとお嫁さんが、仲睦まじくリビングで談笑していたときでした。談笑といっても、お嫁さんが一方的にしゃべるつまらない話を、さも真面目に聞いているふりをしているだけなんですが。しかし、これが効きます。これで、お嫁さんの笑顔が格段に増えました。ワタシ達の足元では、アキオ君とプーちゃんがじゃれあっています。その時でした。突如、インターホンが鳴動しました。お嫁さん語では、「インターホンが泣いているよ。」ギャン泣きですかね。アキオ君とプーちゃんは驚き、大騒ぎで吠えまくります。お陰で、インターホンの声が聞こえません。二人を叱りながら、ディスプレイを見るとな、なんと制服警察官が一人立っているではないですか。その警察官がインターホン越しに口を開きます。「お話があるので、出入り口の扉を開けてもらえませんか」警察なら仕方が無...お巡りさんがやってきたその1

  • 終活だヨ その28

    さて、終活ですが、終活と言えばお墓。お墓をどうするか。外国人なので、文化の違いもあり、難しいところです。幸い?にも、ワタシの両親が入っているお墓があります。六人入れる、というから、まだ2人で、4人分の空きがあります。それはともかく、ワタシの親と一緒のお墓で、お嫁さんは文句言わないかしら。義母、つまりお嫁さんのお母さんは義父、つまりお嫁さんのお父さんと一緒のお墓に入るのは絶対にイヤだ、と騒いでいたのを思いだします。夫婦仲が、非常に悪かったようです。そんで、お嫁さんと相談です。「仮にだ。仮にあんたが死んだら、俺のお父さん、お母さんと同じ墓に入るか?」「・・・・」「イヤなのか?」ワタシとしては、気の強いお嫁さんが温和しい、ワタシのお袋をいじめないか、心配になるところですが、お嫁さんの返事は意外なものでした。「私...終活だヨその28

  • 終活だヨ その27

    「さっきユーチューブで言っていたヨ。人生は一度きりなので、やりたいことを思い切りやりましょう、って」また、始まったか。お嫁さんは、頭が簡単なのですぐ感化されるのです。ワタシが言ったことは無視するくせに書物やネットで納得出来るモノがあると簡単に、洗脳されます。それでも無視すると機嫌が悪くなるので、表向きは真面目にしかし、内心では適当に聞き流すことになります。「はい、はい・・・」「だから、食べたいときに食べ、遊びたいときに遊び、勉強したいときに勉強し叱りたいときに叱るの。それで良いよね?」はあ?食べたいとき、遊びたいとき、勉強したいときは構わないけど。叱りたい時に叱るだあ?ワタシをなんだと思っているのでしょうか。「あのな、勉強したいときに云々はOKだけどその、叱りたい時に叱る、というのはダメ」「どうしてダメな...終活だヨその27

  • 終活だヨ その26

    お嫁さん。健康のためと称して毎日のように、運動をしているのですが、腹筋運動をするとそのまま眠り込んでしまうことがあります。昼寝をすると、夜の寝付きが悪くなるので、機嫌も悪くなります。それが困るので、ワタシはわざと音を立てたりして妨害するのですが、そうすると機嫌が悪くなります。つまりどう転んでも機嫌が悪くなります。何か対策は無いモノでしょうか。それはともかく、寝た後は、のっそりと起き出して、ネットでお勉強を始めます。勉強の分野は雑多です。経済、お料理、紀行、書籍の読み上げ、ニュース・・何しろ、記憶力抜群の女性です。中国要人の誕生日や年齢など、ほとんど記憶しています。性格に問題があるHDDみたいです。どんどん賢くなる予感がします。経済音痴だったのに、やれWTOが、円安がとかをやり出しました。しかし、この歳にな...終活だヨその26

  • 終活だヨ その25

    お嫁さんの取説。取説といえば、昔こんな事がありました。父がドイツ製の靴クリームを買って来ましてね。取説がドイツ語なんです。それで、第二外国語でドイツ語を選考していたワタシに翻訳しろ、と言って来たことがあります。英語だって、中国語だってままならないワタシにドイツ語かよ。ワタシは、理系で、語学は嫌いだし、不得意なのです。まして、学生時代、ドイツ語を落として、夏休みに補習を受けたことがあるぐらいに苦手です。その時のドイツ語の先生が、若い女性でして、なまめかしいことに夏の薄着が・・・・。いや、話が逸れました。とにかく語学が苦手で。それでも、学生時代の辞書があったのでそれを片手に悪戦苦闘して翻訳したことがありました。結果は下記の通りでした。「キャップを左に回すと蓋が開く。そしたらチューブの後ろを押して、出口からクリ...終活だヨその25

  • 終活だヨ その24

    少し前の、お話になります。終活、という訳でも無いんでしょうがお嫁さんが会社を辞めて、専業主婦になりました。それで、家事に精を出すことになりましたがそれでも時間が余るようです。何しろ貧乏性ですから、何かしていないと落ち着かないのです。それで運動を始めました。運動と言っても、全くの我流で、適当に跳んだり跳ねたりです。それを眼にしたわんこ達。びっくりというか、目を見張っていました。犬も、こんな表情をするんだ、と驚きました。運動しながらユーチューブを見ているのですが政治、経済、哲学?ゴシップに料理と分野は雑多です。そして見た内容をワタシに話して来ます。「あのね、中国は今経済が悪いんだって」話してくるのは良いのですが、同意、賛同しないと怒ります。「どうして賛同しないのだ。ヨ~チャンはトンイー(同意)していればいいの...終活だヨその24

  • 終活だヨ その23

    そういう訳で、ちゃっとAIを立ち上げ「鳳仙花を題材にした、俳句を20ヶ作って下さい」とお願いしたらまかせてください、という頼もしい返事があり、ものの数秒で作成が完了しました。その作品を見て愕然としました。5・7・5も無視しているし季語が重なっているのばかりです。「これじゃダメだ、季語が重なっている。5・7・5にもなっていない、やり直せ」とクレームを入れたら、謝罪の返事がきました。「ごめんなさい」ということで、別のを作成したのですがやはり季語が重なっていますし、5・7・5も無視しています。「あんた、俳句のルールを知らないのか」と、叱ったら、黙り込んでしまいました。その様子は、ふてくされたお嫁さんのようです。俳句はダメなんか。なら短歌はどうだ。実験してみるか。「もういいから、今度は短歌を作ってくれ。お題は同じ...終活だヨその23

  • 終活だヨ その22

    知人ですが、俳句をやっているのがおりまして、東京の俳句教室に通っています。その知人が、ワタシに、お題を出しました。「鳳仙花」を題材にして、俳句を作ってみろと、言うのです。鳳仙花なんて花、名前は聞いたことがありますがどんな花なのか、さっぱりです。そもそも武闘派のワタシに、花など判るはずがありません。それで色々調べてみました。・丈夫で育ちやすい。茎は太めで直立。・本来の花の色は赤だが、白や紫もある。・触れるとはじける果実は非常に目を引く特徴である。・花言葉の「私に触れないで」「短気」もそれに由来する。・歌謡曲にもあるが、いずれも種を飛ばすことに絡めてある。なるほど。丈夫で太めで短気、触ると弾けるなんてのは、健康優良児で常に戦闘モードで、寄らば斬るぞ、というウチのお嫁さんそっくりです。花にたとえるには容貌に難が...終活だヨその22

  • 終活だヨ その21

    扇風機が欲しいです。毎日毎日暑いですね。今年はいつもより、ヒドイ感じがします。35℃を超える猛暑が続いて、色白のワタシですが、肌が露出している部分は真っ黒です。最近は男子でも、日傘を差している人を見かけます。医者さんの話によると、夏場は血圧が下がる傾向があるそうですが35℃を超えるとストレスが増すので逆に上がるそうです。そんな訳で、ワタシの血圧も10ぐらい上がっています。で、扇風機ですがそよ風が出る扇風機が希望です。今使っているのは、拾った粗悪品です。拾ったといっても、店じまいで、自由にお持ち下さい、という奴をいただいてきたものです。直系が20㎝で、大きな洗濯ばさみがついているクリップ型。この扇風機、強弱の2通りしかありません。その弱も、かなり強いです。強と大差ありません。昼間は良いのですが、夜になって寝...終活だヨその21

  • 終活だヨ その20

    最近、ユーチューブにはまっているお嫁さんです。中国人ユーチューバーが、中国の経済や社会、紀行などについて、色々説明します。それを見るのが楽しいんだそうです。今まで、社会や経済についてはあまり興味を示さなかったお嫁さんです。特に、経済についての興味は皆無に近い状態でした。今、中国の経済は非常に悪く、株も低迷しています。中国の株を持っているワタシとしても大いに気になるところです。で、そうしたユーチューブによる説明でこんなのがありました。中国で、政治局会議、てのがありまして、国内経済が悪いので、色々な対策を採ることになった。早速お嫁さんに問いただすことにしますがなにせ、経済音痴のお嫁さんです。隔靴掻痒になるような気がします。「どんな対策を採るって言っているんだ?」「頑張るんだって」「具体的にはどんな政策なんだよ...終活だヨその20

  • 終活だヨ その19

    お家にはワンコが二匹おりますがワンコは、誰がボスかを、見極めることが出来るそうです。それをお嫁さんに教えたところ、「にんまり」しました。自分がボスだ、という自覚があるみたいです。とんでもないことです。これは、日本の古き良き伝統に反します。ボスはワタシです。こんなこともありました。ネットの掲示板で、トップ5に入っているのはありますか、というお題が出たことがあります。以下がワタシの回答です。・家庭内ヒエラルキーでトップ5に入っています。第一位嫁第二位アキオ君第三位プーちゃん第四位ヨ~チャン堂々と五位以内に入りました。も、勿論、冗談ですが、これがベストに選ばれてしまいました。このように?ワタシも負けていません。毒妻だ、独裁だ、と、ことある毎に抗議します。「うるさいよ」「どうして小江が独裁するんだよ」「うるさいな...終活だヨその19

  • 終活だヨ その18

    日常の家事などは嫁さんが仕切ります。まあ、家事は嫁さんが担当している場合が多いので、家事を仕切るのも嫁さんになるのは自然です。小さい事だから、と夫もそれに従います。そうやって夫が気を許していると、遂には大きなことも、お嫁さんが仕切るようになってしまう。このようにして、毒妻が独裁妻に成長する。この説明はどうですかね。無理かなあ。男が家事をやるようになれば、こうした女性優位が崩れて来るんじゃないですか、と思うんですけど。作家の「堺屋太一」氏に言わせると日本女性は名を捨て実を取ってきたそうです。つまり、夫を、旦那様、ご主人様とおだて、家族に責任を持たせ、働かせ稼ぎを取り上げる。そうやって、女性は家を、夫を支配してきた。男女平等で、男も家事をやれ、となるとこうした夫婦間の力関係はどうなるんでしょう。国民の選挙権は...終活だヨその18

  • 終活だヨ その17

    毒妻といえば、歳上の知人(男)が、こんなことを言って泣いていました。若い頃は、夫優位だったが、歳を取るに従って妻が優位になり、いまでは完全に妻の独裁になってしまった。なるほど。毒妻ならぬ独裁ですか。確かに、我が家には当てはまります。何しろ、結婚当初、日本に滞在し続けられるか否かは、ワタシの胸三寸でしたから。お嫁さんの態度も小さかったです。日本の事は何も知らないお嫁さんですからワタシに頼るしかなく、その傾向はは更に強くなります。それを理由に、ワタシが威張っていた訳ではありませんが、お嫁さんは今からは想像も出来ないぐらいにしおらしくしていました。それが、徐々に態度が大きくなり、遂には現在のように、帝王のごとく君臨するようなってしまいました。他の家はどうなんだろうと、あちこち聞いて見ましたが、皆同じようでした。...終活だヨその17

  • 終活だヨ その16

    ふと、考えたのですが、毒妻の対照語が良妻ではおかしいですよね?毒の対照語は薬ですから、薬妻でしょうか。これだと、厄災、つまり厄妻となりそうで、訳がわからなくなります。ウチのお嫁さんは厄妻かも。先日、お嫁さんに叱責されました。近所のスーパーで、時折タマネギの安いのが出るのですが、それを見逃した、とワタシを責めるのです。ワタシは早朝出かけるので、まだ店頭に並べられていなかっただけなのです。それを、お嫁さんが昼過ぎに出かけて、発見した、という次第でした。知らんがね。お嫁さんですが、ワタシが半額のお菓子やケーキを買うと怒ります。無駄遣いだ贅沢だ、買うな!。そのくせ、しっかりと食べます。「俺も食べるぞ」「うん・・・・いいよ」渋々承諾する、というのも、なんだかな~、です。その一方で、餃子とか湯麺とか、中華食材で半額を...終活だヨその16

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