公平ではない 不公平である 核兵器を持つ国と 持たざる国の差 どの国にも 持つ機会均等が在ればまだしも 持たざる国は 持つ国にその開発を禁じされている こうして 核の拡散が防止され 持つ国と持たざる国の恒常的構造が 維持循環している 拳銃を持つ者と 持たざる者の差 学力を持...
ルアーは刺激と反応の連鎖をもたらす二律同梱の象徴。システムは二律同梱の集積による予定調和世界。
ゴルフができない冬場の楽しみに、気軽にいたずら書きを楽しみます。
感謝や 恨みの記憶が 行動に変化をもたらしている 感謝をしている人に対して優しくなり 恨みを抱いている人に対して厳しくなる 好きな人にやさしくなり 嫌いな人に厳しくなるのも 同じく 記憶による行動操作である このような記憶による行動操作において うわさやプロパガンダにより ...
後悔も 成功も 記憶の中に在る 記憶がなくなければ 「うまくやりたい」とか 「後悔したくない」とかと思わず ただ 今を実践してゆくのだろう 正しかろうが 誤りだろうが 実践された今は消えて 新しい今の中に放り込まれてしまうのである 善や徳を積んでも 全て忘れられてしまうので...
「また 同じことを繰り返してる」 というと なんだかつまらないことをしているようにも思えるけれど 生命は 基本的に 同じことの繰り返しからできている 繰り返すべきことの記憶があって その記憶に基づいて 同じことを繰り返している 繰り返せているのは良いことで 繰り返すことが...
認識は 認識の対象と隔離されている 認識不足や 認識の齟齬が生じるのは この隔離があるからである そこで 何らかの実践を通じて 認識の対象にアプローチして 認識を改め続けてゆく このように 認識は 認識の対象に対して 能動的である この能動性には いくつもの方向性があり こ...
「ある」ということが 「ない」ということに対峙している 対峙しながら そのどちらもが頭の中にある そして どちらから優勢になると もう一方は「ない」ということになる 「ある」がなくなる時もあれば 「ない」がなくなる時もある 「ある」がある時もあれば 「ない」がある時もある ...
東の空に「生きる」ということが掲げられ 西の空に「死ぬ」ということを飾りつけられている だから 東の空を眺めては 生きる喜びを思い 西の空を眺めては 死にゆく哀れに思いをはせる こうした状況の中では 東を見れば西に背を向け 西を向けば東に背を向けることになる 生を眺めれば死...
失敗すると言い訳をしたくなるのが人情である もっと言えば その失敗を自分以外の誰かに押し付けたくなる そこで登場するものの一つに 正義論がある 「私は正しかった それでも失敗してしまった これは 仕方がないことである」 人間には 失敗した時に言い訳できるように 正しい...
クラッシック音楽と ジャズの演奏の大きな違いに 自由がある 異論や例外はあるのだろうが 印象として クラッシック音楽の自由は 作曲者や指揮者に在り 演奏家にはない これに対して ジャズの演奏では 演奏者に自由がある 概して言うと クラッシック音楽では 規律が賛美され ジャズ...
記憶を賛美しなければならない 人間にはそういう性質が備わっているらしい 記憶から導かれる予測が 未来において実現すると 「予測は正しかった」と 嬉しい気持ちになる これは一種の 記憶への賛美だろう 「こうすればうまくいくはずだ」と 考えて それを実践したところ やはりうまく...
思考は 記憶を再編してゆく作業である ある意味 実践である しかし それは内的実践であり 外部との連なりのある実践ではない いずれにせよ 思考により 外部との関係が改変されてゆく 記憶が改変されることにより 外部との関係が改変されるのである 記憶が改変されずに 偶然に外部と...
記憶に佇む時間と 実践にいそしむ時間がある 記憶に佇む時間においては 脳が活発に活動し 実践にいそしむ時間においては 筋肉が活発に活動する 記憶に佇む時間においては 内部の改変が進み 実践にいそしむ時間においては 外部の改変が進んでゆく 記憶に佇みながら 実践を為し 実践を...
万物が流転する中で 太陽も 地球も ゆっくりと崩壊している もっと早く崩壊してゆく人間にしてみれば あんまりにゆっくりなので どっしりと構えてくれているように見えるのだけれど 太陽はやがて巨大化して 地球をも飲み込んでしまうという話を聞いたことがある 地球がどっしりと構えて...
桜の樹が 毎年春になると 同じ花を咲かせてくれる 去年の花は散り また新しく花を咲かせてくれるから 去年とは違う花なのでけれど 姿かたちは同じ花である この違いながらも同じである花が 流転する万物の中で 再び現れるのである このような 同じ花を再現する能力において 生命は流...
そして記憶だけが残された 実践も その時の感慨も 遠い時間として過ぎ去った その記憶をたどり 再びあの実践を取り戻そう 再びあの感慨を取り戻そう 時間の中で 記憶が維持され 断続的にその実践が現れる 一台の自動車がある この車を見よう見まねで複製することも 叶わぬことではな...
理想と現実の間を行き来し 本音と建前の間を行き来しながら 葛藤を繰り返し 理想も現実も 本音も建前も 記憶として未来へと運ばれてゆく こうした記憶達の狭間を埋めるように 思考が右往左往を繰り返す 「こうした方が良かったのではないか」 「かりにあの時ああしていたら 今頃どう...
様々な社会が 様々な記憶を未来へと運んでいる 神の記憶も 未来へと運ばれている 理想としての記憶は 実践されなくても 理想として語り継がれてゆく こうした後天的記憶の外に 人間には 先天的な記憶がある 生命としての記憶である この生命としての記憶が 理想の記憶を汚しながら ...
物質は 物質としての外 記憶としても残存している ステンレスのネジの記憶は ステンレスではない ネジでもない 記憶である しかし その記憶は ステンレスを語り ネジをも語る 記憶は 記憶そのものの存在の外に 記憶の対象をも存在させている 鏡が 鏡として存在すると同時に 鏡像...
記憶が留まり続けていることに 感謝しなければならない 歯ブラシの使い方を忘れると 歯ブラシを見ても何に使うものかわからないだろう 横断歩道の渡り方を忘れてしまえば 車の往来する道路を 猫のように走り抜けようとするのかもしれない 100万円の束が落ちていても それを拾おうとも...
記憶は実践ではない これは 計画は実行ではない というのと相似している PDCAサークルというのがある plan do check action を循環しながら改善を進めるという 計画 実行 観察 改善 結果を実行者自身が評価するということで 計画を練り直し自律的に改善を進...
感情に色を感じることが出来る 明るい色 暗い色 柔らかな色 固い色 鮮やかな色 くすんだ色 単純な色 交じり合った色 色々な色の中で 記憶が蠢き 実践を為している 近づきたい色 遠ざけたい色 色々な色に素直になりたい 近づきたい色に近づいて 遠ざけたい色を遠ざけて そうする...
記憶にも 実践にも 感情がこびりついている そして 道しるべになっている 私は 私の中に湧き上がるべき感情を求めて 記憶をたどり 思考し 実践を繰り返している 「ああ、よかった」とつぶやくとき いい方に流れていると判断して 理性的に「よかった」と思う時もあれば 心の底から ...
原子爆弾の製造マニュアルは 紙もしくはデジタル化された情報なので 実際に爆発することはない 爆発しないから無害かというと そうでもない 実際に製造しようとする者の手に渡ると 原子爆弾として生まれ変わるからである マニュアルは 各種材料から爆弾へと 規則正しく変換させる能力を...
記憶は永続的で 実践は断片的である 人生は実践であり 断片的であり 終わりがある しかし 人間の記憶は 人から人へと伝わり 永続してゆく 成功した過去は 記憶としてとどまるが 実践の様な生々しさがない この新鮮な生々しさを求めて また 記憶を実践に変えようと努力を重ねる 永...
自分の痛いのはよくわかるのに 人の痛いはわからない ただ 人の痛いのは 状況と自分の経験から想像するだけである この想像は 思考の一種だろう 私は 私が痛みAを感じている時の状況Bを記憶している 彼が未知の痛みCを感じている時の状況Dは 私の記憶の中の状況Bとほぼ一致してい...
毎朝 明るくなるころに 金魚に餌を与えている そのことを 金魚も記憶しているのであろう 朝 水槽に近づくと 金魚たちは興奮したように水面に集まり 競うように泳ぎ回っている 夕方 水槽に近づいても 金魚たちにこうした興奮は起こらない 金魚たちにも 記憶があるようである 餌を与...
投げても ただの紙はひらひらと舞い落ちるだけなのだけれど この神を追って紙飛行機にすると 空高く飛ばすことが出来るようになる この紙飛行機を折ることを覚えたこどもの頃 折ることが出来るということに喜びを覚え 何機もの紙飛行機を折った そして まだ紙飛行機の折り方を覚えていな...
「その鰹節は人間のものである」 という決定論を受け入れる能力のない猫も 「吾輩は猫である」 という決定論を受け入れているらしく 猫として生きている 私も 「吾輩は人間である」 という決定論を受け入れて生きている その上で 「これは私のものである」 あるいは 「それはあなたの...
また食卓の上に乗り ほうれん草のおひたしの上にまぶした鰹節をねらっている 猫の話である 何回怒っても 鰹節を取り出すと寄ってきては 鰹節を食べたがる 人様のものと 自分のものの区別をつけれないのであるから 始末に悪い 同じ鰹節でも 猫のものと 人様のものがあるのであるが 人...
「善」「悪」が 「好き」「嫌い」を押し倒し それを乗り越えてゆく 嫌でも 赤信号ならば停止しなければならないのである この義務の履行により 交通の安全が確保されている ここに 感情を押し殺し 思考を優先させる意義が生まれる より大きな好ましい状況を維持するために 小さな「好...
思考は目的を志向している この志向性において 思考は効率的に成果を検証できる この志向性の先に感情が横たわっている 思考が結論に至り 目的と切り離されると 思考は停止し 感情への志向性も失われる また 目的と結びつくと 思考が再始動して 結論は再び遷移を始める だからなのだ...
良かれと思ってしたことが 裏目に出てしまうことがある 智慧もハサミも「つかいよう」ということである 酒好きの知人に お礼にお酒を送ったら ちょうど禁酒をしている時であったりすることもある 貰った方とすれば 我慢してお酒を断とうとしているところに 目の前に酒が来るのだから 我...
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公平ではない 不公平である 核兵器を持つ国と 持たざる国の差 どの国にも 持つ機会均等が在ればまだしも 持たざる国は 持つ国にその開発を禁じされている こうして 核の拡散が防止され 持つ国と持たざる国の恒常的構造が 維持循環している 拳銃を持つ者と 持たざる者の差 学力を持...
一分の狂いもなく循環していると それは永遠となる この循環に ほんのわずかな わからないくらいな違いが生じると それは一つの散逸である この散逸が修正され 元の軌道に戻り循環が始まれば また 永遠が始まるが 散逸が新たな散逸を呼び始めると 永遠の後退が始まる ニワトリが先か...
祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり 沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらわす 権力は散逸する この散逸を防ごうと 経済や軍事 法律や言論統制などにより 権力構造の循環が維持され 恒常が保たれている メッカの方角に向かい礼拝をおこなう 十字架の間で十字を切る 賽銭箱の前で手...
目的は 構造全体の部分的機能の存在理由として語られる あるいは 構造全体の部分的機能を希求する理由として語られる だからなのだろう 人生の目的を語る時 個人を超越した構造の中に 自身の存在意義を見出すことが多い 理性が描く目的が語られ その目的が 身体に沁み込んだ目的を遂行...
生命は エネルギーを吸収し そしてエネルギーを外部に散逸させながら 生き永らえている 吸収され散逸するまでの間 エネルギーは 生体内物質として 生体内を循環している 恒常が維持されている生命では 吸収されるエネルギーと 放出されるエネルギーが同じであり 内部保留しているエネ...
遺伝子DNAは 紫外線などの影響を受け その塩基配列を変えてゆく 塩基配列は 散逸してゆく性質なものである このような散逸により 合成されるたんぱく質などの生体高分子が 機能不全を起こすと 生命の循環を維持できなくなり このように変質した塩基配列は消えてゆく このことにより...
原子の周りを電子が循環している この原子に光が当たると 電子軌道が変化し より高エネルギーレベルの軌道の循環を始める しばらくはその軌道を維持しているが やがて光を放出し 元の電子軌道に戻り循環することになる この現象における 電子軌道に入り込み 再び散逸してゆく光は 入り...
散逸構造の内部で 循環構造が成立していると 散逸を著しく遅延させることになる こうした循環構造が安定してる散逸構造ほど 散逸する確率が減少し 循環構造が相対的に増加してくる これが 自然選択による進化である
日常茶飯事を 「にちじょうさはんじ」と正しく読まなければならない この様に厳格に考えている偉い方の前で 「にちじょうちゃはんじ」と言ってしまえば バツの悪いことになる 知識が幼稚な奴だと蔑まれたり チクチク注意されたり 罵声を浴びされるかも知らない こうしたことで 「にちじ...
言葉はそのしきたりの中で その構造を維持している しきたりが乱れると 言葉が乱れ 言葉が持つ意味を共有することが難しくなる 伝統文化も しきたりの中で維持されている 考えてみれば 生化学反応もしきたりの中である 同じことを繰り返す能力が 生命を支えているのである 肝臓には肝...
言いたいことは 頭の中に在るのだけれど それが言葉にならないことが増えて来た 歳はとりたくないものである 人の名前が出てこないのは日常茶飯事 言葉というものは 世間一般に認められた形に 自分の表現したいことを押し込めなければならないのであるが この形に押し込めるのには それ...
形あるものは壊れる 逆に言うと 壊れるまでの間は 形が存在している さらに言えば 壊れても 形を元に戻せば 形は維持される 元に戻す力が宿った形が 構造であり 元に戻す力により 恒常が保たれている 誰かを好きになる この時の「好き」という感情は 壊れやすい 形ではないが 壊...
円形のお風呂の中央に 図太い噴水が設置されていた お湯の湧きだし口が在るのだろう そこから 直径15cm 高さ10cmほどの水柱が立ってるのである 私も ゆったりと温泉に浸かり この水柱を眺めていた 水柱は 刻一刻とその姿を微妙に変え どの瞬間をとらえても 今の姿は二度とみ...
恒常と保つための義務と 義務を導く欲望の蜜月の中 穏やかな日常が流れてゆく この蜜月の乱れると 義務を優先すべきか 欲望に身を任せるのか 葛藤をすることになる 忙しく 寝てはいられない状況において 睡眠への誘いは 迷惑な誘惑である 食事制限中の 焼き肉の匂いや 禁煙中の た...
様々な義務があり 構造の恒常性が維持されている 生命には栄養を摂る義務がある この義務を履行できなければ 生命構造の循環を恒常的に維持するためのエネルギーが 枯渇してしまう 生命維持にっとって 栄養摂取は義務なのである この視点からすると 食事は義務である 実感としては 食...
社会の役に立つ 社会に貢献する そこに 社会における個人という還元的要素の 価値が生まれる 社会という構造の循環の一助となることが 社会の還元的要素としての役割であり 貢献することで 社会という構造を維持し 社会からの恩恵という逆流を維持できるのである こうした 社会構造を...
花を見て美しいと感じる 真っ赤な夕日や 山の頂から見下ろす雲海に感嘆する かと思えば 真っ黒な雷雲に恐ろしさを感じたり ワニや蛇に恐怖を抱く 刷り込まれていた感情が 見るものにより呼び起こされる 見聞きするものと 知覚する主体は 共に同じ構造の還元要素であり その要素として...
視覚が映像世界を創造し 言語認識能力が文学世界を創造している 能力が その能力に応じた世界を構築すると こうした能力の組み合わせによっては 動的構造が循環することが可能になる 循環しない構造は動きながら消滅に向かい 循環する構造は遷移しながら維持してゆくのである 循環してい...
コウモリやイルカは 超音波を発信し その超音波の反射を聞くことにより 暗闇の中の獲物や 濁った水の中の獲物の動きを把握し これらを捕獲することが出来るという 私にはない能力である こうした能力があれば どんな様に世界が見えるのだろう 鳥たちは 地球の磁場を感じ取り 渡りをし...
認識するということに 主観が在り対象が在る そして 主観と対象は 別物であり 同一でもある 思考もまた 主観が在り対象が在り その主観と対象は 別物であり 同一である この二重性において 認識世界あるいは思考世界の構造が 維持されている この二重性の構造が 物質の反応に依り...
火力発電にせよ 生命現象にせよ 目的の下に在る現象は 他の現象と連帯している この連帯が 現象の存在意義として認識される 目的は 目標の実践であり 目標の実践に向けた現象は 単独で存在することなく 他の現象と連帯して 目標を実践している この目標実践のための連帯により 様々...
火力発電所では 電気を発生させるという目的の下に 火が燃え盛り 水が蒸発し タービンが回り 磁石が回る これらの現象は それぞれ個別に実践されることもあるが バラバラに実践されている状態では 火で電気を発生させることはない 目的のある現象は 他の現象と連帯しながら存在してい...
火力発電所では 火が燃え盛ると電気が生まれる 火が燃えるという原因と 電気が生まれるという結果の間に 火力発電所の設備があり 必然性がある 火には 水を水蒸気に変える性質があり 水蒸気には空中を上昇してゆく性質がある 風車の様なタービンには 上昇してゆく水蒸気により回る性質...
恋に憧れているうちは 恋は始まらない 恋に不満を持ちはじめ 恋が始まる 憧れは 思ったがごとく揺らめく しかし 実践するとなると 思うようにはならないから 不満が顕れる 兎にも角にも 予定通りに行けば幸せで 予定通りにならないと不満である 幸せでいればよいのだけれど 不満が...
生まれ 成長し 年老い 死んでゆく 私は そんな予定された運命の中に在る 私が創った予定ではない それだから 何時までも若々しく元気でいたくとも そうもいかない そもそも もっと物覚えの良い頭と もっと機敏に動く身体と 誰もがうらやむような容姿を持って生まれたかった 私の意...
予定と実践の間には 様々な連なりがある レコード盤や 音楽CDには それぞれに楽曲が刻まれているが レコード盤やCDだけでは音は出ない レコード盤はレコードプレイヤーで回し 針を落とさなければならないし CDもCDプレイヤーに入れて 再生ボタンを押さなければ 音にならない ...
能動的活動は エネルギーの供給なくして継続できない そのために 植物は太陽光エネルギーを有機物に吸収する 動物は他の生物を食らい その有機物からエネルギーを得る 恩恵としてのエネルギーを得るため 植物も動物も様々な工夫を凝らし エネルギーを消費し 消費したエネルギー以上のエ...
予定されていたものが実践され この実践により 予定としての存在に恩恵をもたらすと そこに循環が生まれ 永遠への存続として輪廻を始める DNAとして存在している生命の予定が実践され その実践によりDNAが複製され 予定が増幅してゆく すると 予定の実践も増幅し より多くの予定...
人間社会では 言葉に従うことにより 予定を実践することに連なっているところがある 幸せが訪れるように予定が組まれ 予定通りに実践されると幸せが生じるということならば 幸せは 予定を設けた人の幸せであり 予定を実践した人の幸せとは限らないということになる 言葉を介するからであ...
ゴルフのティーショット スウィングを始めると 途中で 「あ 止めよう」と思っても スウィングは止まらずに ボールを打ってしまう 意識と身体は 完全には一致してくれない 右手を動かそうと思えば 右手が動き 左手を動かそうと思えば 左手が動くといったように 大体において 意識と...
設計図は製品の予定であり 製造された製品は その予定が実践された存在である 夏休みの宿題をこなしてゆく予定表は予定であり 実施された宿題が実践された存在である 予定と実践は 時空を別にして存在しているが 相同なものとして扱われるところがある 生命でいえば 遺伝子と生体は異な...
「春になったら花を咲かせる」 桜はこのように決めているらしい 「気温が下がれば氷になる」 水はこのように決めているらしい 性質というものは それぞれの決め事の様なものである しかし 決めればすべて性質になるわけではない 性質は実践を伴うのである いい人になろうと決めても い...
水を急速に冷やすと氷になるような 定常状態から次の定常状態への移行期は 水という存在と 氷という存在が混在することになる 定常状態と同じように 予定と実践がうまくいっている恒常状態では 安定した状態が続いているのだが 幼虫が蛹になり 蛹が蝶になるような 恒常状態から次の恒常...
恒常を予定した反応が引き起こされ 恒常が実践に移される この予定と実践の繰り返しの中で 与えられた条件に その予定が実践可能であるや否や 実践可能であるとしたら その予定が持続可能的であるや否やが問われることになる 実践可能であり 持続可能性も高いということになると 適応的...
地球の公転のように 同じことを繰り返す現象は 時間軸の経過の中で 消滅することなく 持続してゆく 生命も このような現象を目指し 活動している 反応が繰り返され 恒常が維持される 同じことを繰り返すことが出来るという性質が 地球の公転や 生命現象を維持させているのである 元...
ブドウを見ると おいしそうだと思う 石を見ても おいしそうとも まずそうとも思わない 石は食べるものではないからである ブドウは食べるもので 石は食べるものではないと決定されているらしい この決定に従い 私は ブドウを見ると食べてみたくなり 石を見ても 食べたいとも食べたく...
私の右足の親指を動かそうとするときと 私の左足の親指を動かそうとするときとで 私の意識は異なっている この違いを 私は言葉にできない 動かそうとするとき 極端に言うと 「右足」とか「左足」とかいう言葉は 私の意識の中に無い 言葉をあまり意識することなく 私は 私の右足の親指...
登校してゆく小学生に 「おはよう」と声掛けしても 元気に「おはよう」と返してくれる子は それほど多くない 私にも覚えがある 子供の頃 知らない人に声掛けされても 天真爛漫に「おはようございます」と 元気に返すことなど とても気恥ずかしくてできるものではなかった この気恥ずか...
右足の親指を動かそうと思うことが出来る そして その通りに 自分の右足の親指を動かすことが出来る 右足の親指を動かそうと思うことは 右足の親指を動かさないまま実践することが出来る だから 自分の右足の親指ではなく 向かい合っている他人の親指を動かそうと思うこともできる しか...
私の意識の中に 「赤信号では停車する」という法則が機能している この法則の有用性は 赤信号でも車で交差点内に入る危険性を考えると すぐにわかる 生きる機会を喪失する危険から身を守る有用性である 生存の有用性といえるだろう ダーウィンの自然選択説に従い 「赤信号では停車する」...