◇レオ・マッケリー監督◆グルーチョ・マルクス、チコ・マルクス、ハーポ・マルクス、ゼッポ・マルクス、マーガレット・デュモント、ルイス・カルハーン、ラクウェル・トレス 月刊誌「文藝春秋」が1987年末に、映画好きの各界の名士──といっても別段、映画鑑賞能
◇レオ・マッケリー監督◆グルーチョ・マルクス、チコ・マルクス、ハーポ・マルクス、ゼッポ・マルクス、マーガレット・デュモント、ルイス・カルハーン、ラクウェル・トレス 月刊誌「文藝春秋」が1987年末に、映画好きの各界の名士──といっても別段、映画鑑賞能
◇マルコ・アルミリアート指揮/バートレット・シャー演出◆ベンジャミン・ベルナイム(ホフマン:テノール)、クリスチャン・ヴァン・ホーン(4人の悪役:バスバリトン)、ヴァシリーサ・ベルジャンスカヤ(ニクラウス&ミューズ:メゾソプラノ)、プレティ・イエンデ(アント
◇マーティン・スコセッシ監督◆ロバート・デ・ニーロ、キャシー・モリアティ、ジョー・ペシ、フランク・ヴィンセント、ニコラス・コラサント、テレサ・サルダナ、コリー・ウォーレス アメリカはボクシングの盛んなお国柄である。従ってボクシング、もしくはボクサ
◇アルフレッド・ヒッチコック監督◆チャールズ・ロートン、モーリン・オハラ、ホレス・ホッジス、ロバート・ニュートン、レスリー・バンクス、マリー・ネイ 「サスペンスの神様」アルフレッド・ヒッチコック監督は、無論、一夜にしてなったわけではない。母国イギ
◇キャロル・リード監督◆レックス・ハリソン、ポール・ヘンリード、マーガレット・ロックウッド、ベイジル・ラドフォード、ノーントン・ウェイン、フェリックス・アイルマー イギリスの映画監督キャロル・リードと言えば、先ずあの不朽の名作『第三の男』(1949年)
◇バズ・ラーマン監督◆ニコール・キッドマン、ユアン・マクレガー、ジョン・レグイザモ、ジム・ブロードベント、リチャード・ロクスバーグ、ジャセック・コーマン 1980年代の半ば頃、旅行社の企画したツアーに参加してヨーロッパを訪れた時、パリのモンマルトル
◇フランチェスコ・ラウダディオ監督◆モニカ・エルッチ、マッシモ・ギーニ、ジュリオ・スカルパティ、パオロ・ブシーリ ミケランジェロ・アントニオーニ監督の『情事』(1960年、イタリア・フランス共同製作)のつもりで、ネット配信されていた『モニカ・ベルッチ
◇ノーマン・Z・マクロード監督◆(声の出演)シャーロット・ヘンリー、ゲーリー・クーパー、ケーリー・グラント、リチャード・アーレン、レオン・エロール、ルイーズ・ファゼンダ 高校三年生の夏休み中に、ルイス・キャロルLEWIS CARROLLの児童向けファンタジ
◇吉田喜重監督◆岡田茉莉子、長門裕之、宇野重吉、山村聰、東野英治郎、小夜福子、日高澄子、吉田輝雄、吉村真理、桜むつ子、清川虹子、殿山泰司、小池朝雄、神山繁 太平洋戦争の終結から十年近く経った頃、松竹映画会社が監督候補者の採用試験を行い、大島渚(京
◇溝口健二監督◆河原崎長十郎、中村翫右衛門、河原崎國太郎、市川右太衛門、河津清三郎、高峰三枝子、三浦光子、海江田譲二、中村鶴蔵、坂東調右衛門、瀬川菊之丞、市川扇升 『元禄忠臣蔵・後篇』は、原作戯曲群の内の「南部坂雪の別れ」、「御浜御殿綱豊卿」、「大
◇溝口健二監督◆河原崎長十郎、嵐芳三郎、三枡萬豊、山岸しず江、中村梅之助、市川扇升、坂東調右衛門、中村鶴蔵、河原崎國太郎、三浦光子、小杉勇、嵐徳三郎、筒井徳二郎 播州赤穂藩の藩主・浅野内匠頭の江戸城内に於ける吉良上野介に対する刃傷沙汰から、内匠頭の
◇アルフレッド・ヒッチコック監督◆キャロル・ロンバード、ロバート・モンゴメリー、ジーン・レイモンド、ジャック・カースン、フィリップ・メリヴェイル、ルシル・ワトスン “サスペンス映画の神さま”とも呼ばれたアルフレッド・ヒッチコック監督は、言うまでもな
◇大庭秀雄監督◆佐田啓二、鳳八千代、高野真二、朝丘雪路、織田政雄、宇佐美淳、渡辺文雄、西村晃、多々良純、山路義人、左卜全、三津田健、永井智雄、十朱久雄 どんなに大きな社会的ブームを巻き起こそうとも、通俗文学ははかないものだ。松本清張原作の映画化作
◇セルダル・アカル監督◆エルダル・ベシクチオール、ブルジュ・ベリチク、ムラート・ガリバガオグル 『わが名はキケロ』(2019年、トルコ製作。原題“CICERO”)は、「ナチス最悪のスパイ」というサブタイトルのような惹句が添えられている。 第二次世界大戦下のヨーロ
◇黒澤明監督◆村瀬幸子、吉岡秀隆、大寶智子、鈴木美恵、伊崎充則、井川比佐志、根岸季依、河原崎長一郎、茅島成美、リチャード・ギア その影響力の大きさから「世界のクロサワ」と称され、また別に、多少の畏怖心から「黒澤天皇」とも陰で呼ばれた映画監督・黒澤明
◇アラン・レネ監督◆ジャン=ポール・ベルモンド、シャルル・ボワイエ、フランソワ・ペリエ、アニー・デュプレー、クロード・リッシュ、ロベルト・ビサッコ、ジジ・バリスタ 『薔薇のスタビスキー』(1974年、フランス製作。原題“STAVISKY”)は、美しい響きの邦題だが
◇フランソワ・トリュフォー監督◆カトリーヌ・ドヌーヴ、ジェラール・ドパルデュー、ジャン・ポワレ、ハインツ・ベネント、サビーヌ・オードパン、ジャン=ルイ・リシャール フランソワ・トリュフォーは、先鋭な映画評論家を経て、1959年に処女長編映画『大人は判
◇アントニオ・パッパーノ指揮/デイヴィッド・マクヴィカー演出◆ヨナス・カウフマン(アンドレア・シェニエ)、ソンドラ・ラドヴァノフスキー(マッダレーナ・ディ・コワニー)、アマルトゥブシン・エンクバート(カルロ・ジェラール)、サイモン・ソープ(家令)、リチ
◇ルキノ・ヴィスコンティ監督◆アンナ・マニャーニ、ヴァルテル・キアリ、ティーナ・アピチェッラ、ガストーネ・レンツェッリ、テクラ・スカラーノ、アレッサンドロ・ブラゼッティ 『ベリッシマ』(1951年、イタリア製作。原題“BELISSIMA”)は、巨匠ルキノ・ヴィ
◇ジェイムズ・レヴァイン指揮/ジャン=ピエール・ポネル演出◆マシュー・ポレンザーニ(イドメネオ:テノール)、アリス・クート(イダマンテ:メゾソプラノ)、ネイディーン・シエラ(イリア:ソプラノ)、エルザ・ヴァ。デン・ヒーヴァー(ソプラノ) この『イドメ
◇ジェームス・レヴァイン指揮/オットー・シェンク演出◆ヨハン・ボータ(タンホイザー:テノール)、ミシェル・ヤング(女神ヴェーヌス:メゾソプラノ)、エヴァ=マリア・ヴェストブルック(エリーザベト:ソプラノ)、ペーター・マッティ(ヴォルフラム:バリトン)
◇マルコ・アルミリアート指揮/ピエール・ルイジ・サマリターニ演出◆マルチェッロ・ジョルダーニ(エルナーニ:テノール)、アンジェラ・ミード(エルヴィーラ:ソプラノ)、ディミトリ・ホヴォロストフスキー(国王ドン・カルロ)、フェルッチオ・フルラネット(シルヴア
ルイ・ガレル監督◆ルイ・ガレル、レティシア・カスタ、リリー=ローズ・デップ、ジョゼフ・アンジェル 20世紀半ばに、オードリー・ヘプバーン主演の『パリの恋人』というロマンチック・ミュージカル映画があった。これは、タイトルと内容がつり合っている感じだったが、
◇アンドネッロ・マナコルダ指揮/ダミアーノ・ミキエレット演出◆アイグル・アクメチーナ(カルメン)、ピョートル・ペチャワ(ドン・ホセ)、コスタス・スモリギナス(エスカミーリョ)、オルガ・クルチンスカ(ミカエラ) 我ながら残念なことに、これまで一度も劇
◇アルベルト・ラットゥアーダ監督◆カルラ・デル・ポッジョ、ジャック・セルナス、マリオ・ベセスティ、ジュリオ・カリ、アンナ・カレーナ、ジャコモ・ジュラディ、レダ・グロリア ポー河は、アルプス山脈に源流を発し、ロンヴァルディア平原、ポー平原を横断してア
◇ペドロ・アルモドバル監督◆セシリア・ロス、マリサ・パデレス、ペネロペ・クルス、アントシア・サン・フアン、カンデラ・ペニャ、ロサ・マリア・サルダ、フェルナンド・フェルナン・ゴメス スペインの映画監督ペドロ・アルモドバルはハリウッド映画の熱烈なファ
◇トーマス・ステューバー監督◆フランツ・ロゴフスキー、サンドラ・ヒューラー、ペーター・クルト、アンドレアス・ロイポルト、ミヒャエル・シュペヒト、ラモナ・クンツェ=リプノウ 大方の日本人はもう忘れてしまっているかも知れないが、ドイツは嘗て国家が西ドイツ
◇ジャン・ドラノワ監督◆ジャン・ギャバン、ミシェル・モルガン、ダニエル・ジェラン、ドニーズ・クレール、ドリス・デュランティ、リア・ディ・レオ、シモーヌ・パリ 『愛情の瞬間』(1952年、フランス製作。原題“LA MINUTE DE VERITE”)は、舞台劇の映画化作品ではな
フランスの二枚目スターだったアラン・ドロンが亡くなった。 一つの時代が終わったと言えるだろうか。 ──と言っても、映画ファンの中にも、アラン・ドロン自体を知らない世代が増えているかも知れない。 そういう事情には疎いので念押しになるのを承知で言うと
◇ジャン=ピエール・メルヴィル監督◆ニコル・ステファーヌ、エドゥアール・デルミ、ルネ・コジマ、ジャック・ベルナール、ロジェ・ガイヤール、メルヴィル・マルタン、マリア・シリアキュス 『恐るべき子供たち』(1949年、フランス製作。原題“Les Enfants Terrible
◇トッド・ヘインズ監督◆ケイト・ブランシェット、ルーニー・マーラ、サラ・ポールソン、カイル・チャンドラー、ジェイク・レイシー、コーリー・マイケル・スミス 『キャロル』(2015年、アメリカ製作。原題“Carol”)は、パトリシア・ハイスミスが1952年にクレア
◇久松静児監督◆田中絹代、宇野重吉、轟夕起子、三島雅夫、飯田蝶子、新珠実千代、伊藤雄之助、東山千栄子、宍戸錠、坪内美詠子、桜井真、杉幸彦、二木てるみ、茂崎幸雄 「井戸端会議」という言葉は、当今では死語になっているかも知れない。そこまでではないにしろ
◇監督=エドゥアルド・デ・フィリッポ、ジャン・ドレヴィル、イヴ・アレグレ、ロベルト・ロッセリーニ、カルロ・リム、クロード・オータン=ララ、ジョルジュ・ラコンブ◆イザ・ミランダ、エドゥアルド・デ・フィリッポ、パオロ・ストッパ、ノエル=ノエル、ミシェル・モルガ
◇ルイス・マイルストン監督◆シャルル・ボワイエ、イングリッド・バーグマン、チャールス・ロートン、ルイス・カルハーン、ルース・ウォリック、スティーヴン・ベカシー エリッヒ・マリア・レマルクという名前を聞いても、現在の日本では知る人は極めて少数かも知
◇ジャン・ルノワール監督◆シャルル・ブラヴェット、ジェニ・エリア、アンドレ・コヴァケヴィッチ、セリア・モンタルヴァン、エドゥアール・デルモン、マックス・ダルバン 現代は、ヨーロッパやアメリカで国境防備を無視した移民の大量流入問題が国際的、社会的な大
◇ジャン・ヴィゴ監督◆ジャン・ダステ、ディタ・パルロ、ミシェル・シモン、ルイ・ルフェーブル、モーリス・ギリス、ジル・マルガリティス どんな芸術ジャンルにも、芽生え、成長、発展、繁栄、停滞、変質といったような歴史の流転がある。映画も、無論、例外では
◇ジョン・V・ファロー監督◆ジョン・ウェイン、ジュラルディン・ペイジ、ウォード・ボンド、マイケル・ペイト、ジェームズ・アーネス、ロドルフォ・アコスタ、レオ・ゴードン アメリカの映画史に於ける西部劇と、日本の映画史に於ける時代劇もしくはチャンバラ映画
◇グレッグ・バーランティ監督◆スカーレット・ヨハンソン、チャニング・テイタム、ジム・ラッシュ、アンナ・ガルシア、ウディ・ハレルソン、ノア・ロビンズ、コリン・ウッデル アメリカのジャズや軽音楽が好きな人なら、ペギー・リーやフランク・シナトラらが歌って
◇久松静児監督◆船越英二、田中絹代、音羽信子、三橋達也、三条美紀、山村聰、本間文子、菅邦彦、大泉晃、多々良純、小澤栄太郎、見明凡太郎、菅邦彦、飛田喜佐夫 『安宅家の人々』(1952年、大映製作)は、吉屋信子の新聞連載小説の映画化である。吉屋信子と
◇ジャン・ルノワール監督◆ヴァランティーヌ・テシエ、ピエール・ルノワール、アリス・ティソ、エレナ・マンソン、ダニエル・ルクルトワ、フェルナン・ファーブル 『ボヴァリィ夫人』(1933年、フランス製作。原題“Madame Bovary”)は、19世紀フランスで自然主
◇シルヴェスター・スタローン監督・主演◆ジェイソン・ステイサム、ジェット・リー、ドルフ・ラングレン、エリック・ロバーツ、スティーヴ・オースティン、ジゼル・イティエ、ミッキー・ローク アクション映画は、21世紀になって以後、その実態を完全に変容してしま
◇マイケル・マン監督◆アダム・ドライバー、ペネロペ・クルス、シャイリーン・ウッドリー、サラ・ガドン、ガブリエル・レオーネ、ジャック・オコンネル、パトリック・デンプシー フェラーリと聞けば、車好きの人にとっては垂涎の的なのではなかろうか。フェラー
◇ロベール・ブレッソン監督◆マリア・カザレス、ポール・ベルナール、エリナ・ラブールデット、リュシエンヌ・ボゲー 『ブローニュの森の貴婦人たち』(1944年、フランス製作。原題“Les Dames du Bois de Boulogne”)くらい内容とタイトルが乖離している映画はないだろ
◇前田哲監督◆草笛光子、唐沢寿明、真矢ミキ、藤間爽子、片岡千之助、中島瑠菜、木村多江、清水ミチコ、LiLiCo、宮野真守、石田ひかり、三谷幸喜、オダギリ・ジョー 日本は今や完全に長寿社会になりおおせた感がある。 言い換えれば、老人天国である。いや、日々をゆっ
◇ケネス・ブラナー監督・主演◆アレッサンドロ・ニヴォラ、マシュー・リラード、エイドリアン・レスター、アリシア・シルヴァーストーン、ナターシャ・マケルホーン、カルメン・イジョゴ 『恋の骨折り損』(2000年、イギリス・フランス・カナダ・アメリカ共同製作)は
◇マルセル・カルネ監督◆アナベラ、ジャン=ピエール・オーモン、ルイ・ジューヴェ、アルレッティ、アンドレ・ブリュノ、ジャーヌ・マルカン、シモーヌ、ベルナール・ブリエ 『北ホテル』(1938年、フランス製作。原題“Hotel du Nord”)は、ウージェーヌ・ダビの小
◇アナトール・リトヴァク監督◆シャルル・ボワイエ、ダニエル・ダリュー、ジャン・ダックス、ヨランド・ラッフォン、シュジー・プリム、マルト・レニエ、ジャン・ドビュクール 1889年1月30日早朝、神聖ハプスブルグ帝国の後身オーストリア帝国の皇太子ルドルフが
◇バリー・ソネンフェルド監督◆トミー・リー・ジョーンズ、ウィル・スミス、リンダ・フィオレンティーノ、ヴィンセント・ドノフリオ、リップ・トーン、トニー・シャルーブ 『MIB メン・イン・ブラック』(1997年、アメリカ製作。原題“MEN IN BLACK”)は日本
◇シャン・ジャン指揮/アンソニー・ミンゲラ演出◆アスミック・グリゴリアン(蝶々夫人:ソプラノ)、ジョナサン・テテルマン(ピンカートン:テノール)、エリザベス・ドゥショング(スズキ:メゾソプラノ)、ルーカス・ミーチェム(領事シャープレス:バリトン)
◇ジュリアン・デュヴィヴィエ監督◆ルイ・ジューヴェ、ミシェル・シモン、ヴィクトル・フランサン、マドレーヌ・オーズレー、ガブリエル・ドルジア、シルヴィー、フランソワ・ペリエ 『旅路の果て』(1936年、フランス製作。原題“La Fin Du Jours”)は、ジュリア
◇ジュリアン・デュヴィヴィエ監督◆アリ・ボール、インキジノフ、リーヌ・ノロ、アレクサンダー・リニョオ、ガストン・ジャケ、ルイ・ゴーシェ、エシューラン、マルセル・ブールデル フランス映画の黄金期(1930年代)に、ジュリアン・デュヴィヴィエ監督は実に多彩な
◇三隈研次監督◆勝新太郎、有馬稲子、宇津井健、二宮秀樹、大塚和彦、宮口精二、安部徹、大辻伺郎、遠藤辰雄、水原浩一、寺島雄作、北竜二、伊達三郎、頭師佳孝 福岡県のローカル作家だった岩下俊作の中編小説「富島松五郎伝」を原作とする映画『無法松の一生』は、
◇ケヴィンジョン・エドゥセイ指揮/モッシュ・ライザー、パトリス・コーリエ演出◆アスミク・グレゴリアン(蝶々さん:ソプラノ)、ジョシュア・ゲレーロ(ピンカートン:テノール)、ヤーチュン・ファン(ゴロー)、ホンニ・ウー(スズキ)、エリル・ロイル(蝶々さんの母
◇ロベルト・ロッセリーニ監督◆エドムンド・ムシュケ、エルンスト・ピットシャウ、インゲトラウト・ヒンツェ、フランツ・クリューゲル、エーリッヒ・ギュネ 『ドイツ零年』(1947年、イタリア製作)は、『無防備都市』(1945年)、『戦火のかなた』(1946年)に次いで
◇サシャ・ギトリ監督・脚本・主演◆ジャックリーヌ・ドゥリュバック、ロジーヌ・ドレアン、ロジェ・ドュシェーヌ、フレール、ピエール・アッシー、マルグリット・モレノ、ポーリーヌ・カルトン 『とらんぷ譚』(1936年、フランス製作原題“Le Roman d'un tricheur
◇ジャック・フェデー監督◆フランソワーズ・ロゼエ、アンドレ・アレルム、ミシュリーヌ・シェーレル、ジャン・ミュラー、ルイ・ジューヴェ、ベルナール・ラングレ 『女だけの都』(1935年、フランス製作。原題“La Kermesse héroïque”)は、ジャック・フェデー監
◇アンリ=ジョルジュ・クルーゾー監督◆ピエール・フレネー、シュジー・ドレール、ジャン・テシエ、ピエール・ラルケ、ノエル・ロクベール、オデット・タラザク、ユゲット・ヴィヴィエ 『犯人は21番に住む』(1942年、フランス製作。原題“L'AssassinHabite au 21”)
◇スペランツァ・スカプッチ指揮/ニコラ・ジョエル演出◆エンジェル・ブルー(マグダ:ソプラノ)、ジョナサン・テテルマン(ルッジェーロ:テノール)、エミリー・ポゴレルツ(リゼット:ソプラノ)、ベグゾッド・ダブロノフ(プルニエ:テノール) この『つば
◇ジャック・フェデー監督◆マリー・ベル、ピエール・リシャール=ウィルム、シャルル・ヴァネル、フランソワーズ・ロゼエ、ジョルジュ・ピトエフ、カミーユ・ベール 今を去る半世紀以上も昔、大阪市内のBクラス映画館で、多分、戦前のフランス映画を回顧する催しでだ
◇ジョナサン・グレイザー監督◆クリステアン・フリーデル、サンドラ・ヒュラー、ラルフ・ハーフォース、マックス・ベック、ダニエル・ホルツバーグ、サッシャ・マーズ 『関心領域』(2023年、アメリカ・イギリス・ポーランド共同製作。原題“The Zone of Intere
◇ロバート・ワイズ監督◆ジュリー・アンドリュース(声=平原綾香)、クリストファー・プラマー(=石丸幹二)、エリノア・パーカー(=増子倭文江)、リチャード・ヘイドン(=坂部文昭) 嘗てテレビ各局が外国映画を盛んに放映していた時代、映画の中の人物が話す台詞は
◇セシル・B・デミル監督◆バーバラ・スタンウィック、ジョエル・マクリー、エイキム・タミロフ、ロバート・プレストン、ブライアン・ドンレヴィ、アンソニー・クィン ビリー・ワイルダー監督の『サンセット大通り』(1950年)に、ハリウッド草創期の大物監督セシル・
◇エリック・ロメール監督◆アマンダ・ラングレ、アリエル・ドンバール、パスカル・グレゴリー、フェオドール・アトキン、シモン・ド・ラ・ブロス、ロゼット フランス映画のエリック・ロメール監督(1920-2010)は、ヌーヴェル・ヴァーグ(新しい波の意)の“ラスト・ラ
◇ヤニック・ネゼ=セガン指揮/バートレット・シャー演出◆ベンジャマン・ベルナイム(ロメオ:テノール)、ネイディーン・シェラ(ジュリエット:ソプラノ)、ウィル・リバーマン(マキューシオ:バリトン)、フレデリック・ヴァレンタイン(マキューシオ:バリトン)、
◇山本薩夫監督◆勝新太郎、三国連太郎、鈴木瑞穂、浜田ゆう子、藤岡琢也、石山健二郎、西村晃、細川俊之、遠藤辰雄、玉川良一、京唄子、鳳啓助、毛利郁子、松下達夫 『座頭市牢破り』(1967年、勝プロダクション製作、大映配給)は、座頭市シリーズの第16作である。
◇フランソワ・トリュフォー監督◆シャルル・アズナヴール、マリー・デュボア、ニコール・ベルジェ、ミシェル・メルシェ、アルベール・レミー、クロード・マンサール、ダニエル・ブーランジェ フランソワ・トリュフォーといえば、アルフレッド・ヒッチコック監督への
◇ヴェルナー・ヘルツォーク監督◆クラウス・キンスキー、エレナ・ロホ、デル・ネグロ、ルイ・ゲーハ、ペーター・ベルリング、セシリア・リヴェーラ 何年か前、南米アマゾン川流域の町マナウスにオペラハウスを建設するために気宇壮大な冒険的努力をする男を描いた
◇ロベルト・ロッセリーニ監督◆イングリッド・バーグマン、マリオ・ヴィターレ、レンツォ・チェザーナ、マリオ・スポンゾ、ダエタノ・ファムラロ 『ストロンボリ/神の土地』(1950年、イタリア・アメリカ共同製作)は、第二次世界大戦末期から終戦直後にかけてイ
◇クリス・コロンバス監督◆ダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント、エマ・ワトソン、ジョン・クリーズ、ロビー・コルトレーン、リチャード・グリフィス、リチャード・ハリス 老境に至って、今さら魔術使いの少年が主人公の映画『ハリー・ポッターと賢者の石』(2
◇ジュリアン・デュヴィヴィエ監督◆ロベール・オッセン、ジャン・ソレル、カトリーヌ・ルーヴェル、ジョルジュ・ウィルソン、リュシアン・ランブール、ニコール・ベルジェ ジュリアン・デュヴィヴィエ監督(1896-1967)と言えば、ただちに『にんじん』、『地の果て
◇ジュリアン・デュヴィヴィエ監督◆マリー・グローリー、アルベール・プレジャン、ユベール・プレリエ、ピエール・ローレル、マディー・ベリー、マーシャル・レベ、ニタ・アルヴァレス 志望する大学の入学試験に合格し、入学式を待つ間の昭和32年春、大阪市内の名画
◇ヤニック・ネゼ=セガン指揮/マリウシュ・トリレンスキ演出◆リーゼ・ダヴィッドソン(レオノーラ:ソプラノ)、ブライアン・ジェイド(ドン・アルヴァーロ:テノール)、イーゴル・ゴロヴァテンコ(ドン・カルロ:バリトン)、ユディット・クタージ(プレツィオジッラ
◇ブレーク・エドワーズ監督◆デヴィッド・ニーヴン、ピーター・セラーズ、クラウディア・カルディナーレ、キャプシーヌ、ロバート・ワグナー、ブレンダ・デ・パンジー、コリン・ゴードン 映画は興行材だから、興行的に大成功を収めることが出来ると、すぐさま続編が
◇アンリ=ジョルジュ・クルーゾー監督◆ルイ・ジューヴェ、シャルル・デュラン、シュジ・ドレール、ベルナール・ブリエ、シモーヌ・ルナン、ピエール・ラルケ アンリ=ジョルジュ・クルーゾー監督は、第二次世界大戦中に製作した映画『密告』で対ドイツ協力を疑われ、
◇市川崑監督◆石坂浩二、岸恵子、若山富三郎、草笛光子、辰巳柳太郎、仁科明子、渡辺美佐子、永島瑛子、北公次、加藤武、原ひさ子、三木のり平、中村伸郎 『悪魔の手毬唄』(1977年、東宝製作)は、横溝正史の同名長編推理小説の二度目の映画化作品である。市川崑監督自身が
SEX AND THE CITY/セックス・アンド・ザ・シティ
◇マイケル・パトリック・キング監督◆サラ・ジェシカ・パーカー、キム・キャトラル、シンシア・ニクソン、クリスティン・デイヴィス、クリス・ノース、デヴィッド・エイゲンバーグ、ジェニファー・ハドソン 『セックス・アンド・ザ・シティ』(2008年、アメリカ製作。原題
◇ピエル・パオロ・パゾリーニ監督◆マリア・カラス、ジュゼッペ・ジェンティーレ、マルガレート・クレメンティ、ローラン・テルジェフ、マッシモ・ジロッティ ピエル・パオロ・パゾリーニ監督は詩人として出発し、1961年に映画監督へ転身した。パゾリーニは自ら
◇篠田正浩監督◆岩下志麻、原田芳雄、奈良岡朋子、樹木希林、阿部徹、浜村純、西田敏行、加藤嘉、殿山泰司、原泉、小林薫、山谷初男、小林薫、桑山正一、神保共子、横山リエ 『はなれ瞽女おりん』(1977年、東宝製作)は、「飢餓海峡」や「五番町夕霧楼」、「越前
◇成瀬巳喜男監督◆高峰秀子、森雅之、団令子、仲代達矢、加東大介、二代目・中村鴈治郎、小澤栄太郎、淡路恵子、沢村貞子、中北千枝子、山茶花究、織田政雄 ハードボイルドの作家と言われた片岡義男が自著の「映画の中の昭和30年代」という本の中で、成瀬巳喜男監
◇森一生監督◆勝新太郎、中村玉緒、阿部徹、近藤美恵子、鶴見丈二、丹羽又三郎、倉田マユミ、須賀不二男、浜世津子、丸山修、荒木忍、嵐三右衛門、丸凡太、伊沢一郎 『不知火検校』(しらぬいけんぎょう。1960年、大映製作)は、世間的には弱者のはずの盲人が、悪事
◇マイク・ニコルズ監督◆ジャック・ニコルソン、アート・ガーファンクル、アン・マーグレット、キャンディス・バーゲン、リタ・モレノ、シンシア・オニール、キャロル・ケイン 『愛の狩人』(1971年、アメリカ製作。原題“Carnal Knowledge”)は、アメリカン・ニュー
◇マキノ雅弘監督◆高橋英樹、長門裕之、津川雅彦、南田洋子、山本陽子、岩井友見、梶芽衣子、川地民夫、田中春男、伴淳三郎、水島道太郎、三島雅夫、葉山良二、須賀不二夫 任侠映画は東映の専売特許だと思っていたら、日活も製作していたことを、『日本残侠伝』(196
◇ジェイムズ・レヴァイン指揮/ピエロ・ファッジョーニ演出◆ルチアーノ・パヴァロッティ(グスターヴォ三世:テノール)、レオ・ヌッチ(レナート・アンカーストレーム伯爵:バリトン)、アプリーレ・ミッロ(レナートの妻:ソプラノ)、フローレンスクイヴァー(女占い
◇三隈研次監督◆勝新太郎、三田佳子、佐藤允、西村晃、藤岡琢也、ミヤコ蝶々、戸浦六宏、清水彰、大川修、曽我町子、玉川良一、杉山昌三九、伊達三郎、木村元、山本一郎 今さら言うまでもないことながら、洋の東西を問わずシリーズ映画と呼ばれるものは数えきれない
◇イングマル・ベルイマン監督◆リヴ・ウルマン、エルランド・ヨセフソン、ボリエ・アールスタット、ユーリア・ダフヴェニウス、グンネル・フレッド スゥエーデンの映画監督イングマル・ベルイマンは、1982年に大長編映画『ファニーとアレクサンデル』を発表した後、
◇イングマル・ベルイマン監督◆リヴ・ウルマン、エルランド・ヨセフソン、ビビ・アンデション、ヤーン・マルムシェー、アニータ・ヴァル 『ある結婚の風景』(1974年、スウェーデン製作)は、1時間もののテレビ・ドラマ・シリーズ計6話を劇場用映画に編集し直して公
◇野村芳太郎監督◆萩原健一、渥美清、小川真由美、山崎努、山本陽子、中野良子、加藤嘉、井川日佐志、下條正巳、藤岡琢也、浜村純、浜田寅彦、山谷初男、大滝秀治 少年期から青年期にわたる頃、江戸川乱歩や横溝正史ら日本の探偵小説作家の探偵小説を夢中になっ
◇ジーン・ネグレスコ監督◆ピーター・ローレ、フェイ・エマーソン、シドニー・グリーンストリート、ザカリー・スコット、ヴィクター・フランセン、エドゥアルド・シャネリ 『仮面の男』という邦題の外国映画は、調べ得た限りでは少なくとも4本あるようだ。最も早
◇ウィリアム・ディターレ監督◆ドナルド・コールマン、マレーネ・ディートリヒ、ジェームズ・クレイグ、エドワード・アーノルド、ジョイ・ページ、ハリー・ダヴェンポート 今を去る70年近くも昔の話である。筆者がまだ中学生だった頃に、大阪市の繁華街・道頓堀
◇ブライアン・デ・パルマ監督◆クリフ・ロバートソン、ジュヌヴィエーブ・ビュジョルド、ジョン・リスゴー、ワンダ・ブラックマン、シルヴィア・クーンバ・ウィリアムズ 映像作家ブライアン・デ・パルマ(パーマと表記されることもある)の作品の中で最初に観たのは
◇大洲斎監督◆松田優作、丹波哲郎、高橋洋子、五十嵐淳子、岸田森、桑山正一、永野達雄、西山辰夫、石原須磨男、原田君事、藤川準山本周五郎は、今では忘れられた存在かも知れないが、昭和時代前期にはかなり人気のあった時代小説作家である。但し、「青べか物語」な
◇ダニエレ・カッレガーリ指揮/エライジャ・モシンスキー演出◆ジョージ・ギャグニッザ(ナブッコ:バリトン)、リュドミラ・モナスティルスカ(アビガイッレ:ソプラノ)、マリア・バラコーワ(フェネーナ:メゾソプラノ)、ソクジョン・ベク(イズマエーレ:テノール)
◇スティーヴン・スピルバーグ監督◆アンセル・エルゴート、レイチェル・ゼルガー、アリアナ・デボーズ、デヴィッド・アルヴァレス、マイク・ファイスト、ジョシュ・アンドレス、リタ・モレノ 『サウンド・オブ・ミュージック』と共にミュージカル映画の最高峰とも言
◇清水宏監督◆京マチ子、淡島千景、船越英二、田中春男、藤田佳子、穂高のり子、町田博子、楠よし子、酒井三郎、阿井美千子、藍三千子、香住三千子、新宮信子 『踊子』(1957年、大映製作)は、永井荷風の同名中編小説の映画化である。これは昭和19年に書かれた小
◇カール・テオドア・ドライヤー監督◆ルネ・ファルコネッティ、ウジェーヌ・シルヴァン、モーリス・シュッツ、アントナン・アルトー、ジルベール・ダリュー、アンドレ・ベルレイ 昭和時代の終わりごろ、フランス旅行をしてパリ西方約140㎞の町ルーアンを訪れたこと
◇チャールズ・チャップリン製作・脚本・作曲・監督・主演◆エドナ・パーヴィアンス、マック・スウェイン、ヘンリー・バーグマン、ジョン・ランド、アラン・ガルシア、レックス・ストーリー、リタ・グレイ 後に「喜劇王」と呼ばれて世界的な成功を収めたチャールズ・
◇ウディ・アレン監督◆ジョナサン・リース=メイヤース、スカーレット・ヨハンソン、ブライアン・コックス、エミリー・モーティマー、マシュー・グード、ペネロペ・ウィルトン 『マッチポイント』(2005年、イギリス製作。原題“Match Point”)は、ハリウッド嫌い
21世紀も四半世紀が過ぎようとする現在、映画が最大の娯楽であった時代を体験している世代は、もはや少数派になってしまったのではなかろうか。その時代というのは、敗戦国・日本が連合国軍側との間にサンフランシスコ講和条約を締結して独立を果たした昭和26年(1951年)ご
◇増村保造監督◆山本富士子、若尾文子、野添ひとみ、勝新太郎、川崎敬三、川口浩、潮万太郎、村田芙実子、春本富士夫、村田千栄子、三宅川和子、見明凡太郎 全盛期の山本富士子の美貌をまた見たくなって、日本映画黄金期(1950-60年代)のおそらくはプログラムピクチャ
◇田中徳三監督◆勝新太郎、天知茂、小川真由美、佐藤慶、浜村純、吉川満子、小村雪子、水原浩一、町田政則、東三千、伊達三郎、堀北幸夫、木村玄、石原須磨男 『座頭市の歌が聞える』(1966年、大映製作)は、1962年から製作が始まった座頭市シリーズ全26作のちょうど
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◇レオ・マッケリー監督◆グルーチョ・マルクス、チコ・マルクス、ハーポ・マルクス、ゼッポ・マルクス、マーガレット・デュモント、ルイス・カルハーン、ラクウェル・トレス 月刊誌「文藝春秋」が1987年末に、映画好きの各界の名士──といっても別段、映画鑑賞能
◇マルコ・アルミリアート指揮/バートレット・シャー演出◆ベンジャミン・ベルナイム(ホフマン:テノール)、クリスチャン・ヴァン・ホーン(4人の悪役:バスバリトン)、ヴァシリーサ・ベルジャンスカヤ(ニクラウス&ミューズ:メゾソプラノ)、プレティ・イエンデ(アント
◇マーティン・スコセッシ監督◆ロバート・デ・ニーロ、キャシー・モリアティ、ジョー・ペシ、フランク・ヴィンセント、ニコラス・コラサント、テレサ・サルダナ、コリー・ウォーレス アメリカはボクシングの盛んなお国柄である。従ってボクシング、もしくはボクサ
◇アルフレッド・ヒッチコック監督◆チャールズ・ロートン、モーリン・オハラ、ホレス・ホッジス、ロバート・ニュートン、レスリー・バンクス、マリー・ネイ 「サスペンスの神様」アルフレッド・ヒッチコック監督は、無論、一夜にしてなったわけではない。母国イギ
◇キャロル・リード監督◆レックス・ハリソン、ポール・ヘンリード、マーガレット・ロックウッド、ベイジル・ラドフォード、ノーントン・ウェイン、フェリックス・アイルマー イギリスの映画監督キャロル・リードと言えば、先ずあの不朽の名作『第三の男』(1949年)
◇バズ・ラーマン監督◆ニコール・キッドマン、ユアン・マクレガー、ジョン・レグイザモ、ジム・ブロードベント、リチャード・ロクスバーグ、ジャセック・コーマン 1980年代の半ば頃、旅行社の企画したツアーに参加してヨーロッパを訪れた時、パリのモンマルトル
◇フランチェスコ・ラウダディオ監督◆モニカ・エルッチ、マッシモ・ギーニ、ジュリオ・スカルパティ、パオロ・ブシーリ ミケランジェロ・アントニオーニ監督の『情事』(1960年、イタリア・フランス共同製作)のつもりで、ネット配信されていた『モニカ・ベルッチ
◇ノーマン・Z・マクロード監督◆(声の出演)シャーロット・ヘンリー、ゲーリー・クーパー、ケーリー・グラント、リチャード・アーレン、レオン・エロール、ルイーズ・ファゼンダ 高校三年生の夏休み中に、ルイス・キャロルLEWIS CARROLLの児童向けファンタジ
◇吉田喜重監督◆岡田茉莉子、長門裕之、宇野重吉、山村聰、東野英治郎、小夜福子、日高澄子、吉田輝雄、吉村真理、桜むつ子、清川虹子、殿山泰司、小池朝雄、神山繁 太平洋戦争の終結から十年近く経った頃、松竹映画会社が監督候補者の採用試験を行い、大島渚(京
◇溝口健二監督◆河原崎長十郎、中村翫右衛門、河原崎國太郎、市川右太衛門、河津清三郎、高峰三枝子、三浦光子、海江田譲二、中村鶴蔵、坂東調右衛門、瀬川菊之丞、市川扇升 『元禄忠臣蔵・後篇』は、原作戯曲群の内の「南部坂雪の別れ」、「御浜御殿綱豊卿」、「大
◇溝口健二監督◆河原崎長十郎、嵐芳三郎、三枡萬豊、山岸しず江、中村梅之助、市川扇升、坂東調右衛門、中村鶴蔵、河原崎國太郎、三浦光子、小杉勇、嵐徳三郎、筒井徳二郎 播州赤穂藩の藩主・浅野内匠頭の江戸城内に於ける吉良上野介に対する刃傷沙汰から、内匠頭の
◇アルフレッド・ヒッチコック監督◆キャロル・ロンバード、ロバート・モンゴメリー、ジーン・レイモンド、ジャック・カースン、フィリップ・メリヴェイル、ルシル・ワトスン “サスペンス映画の神さま”とも呼ばれたアルフレッド・ヒッチコック監督は、言うまでもな
◇大庭秀雄監督◆佐田啓二、鳳八千代、高野真二、朝丘雪路、織田政雄、宇佐美淳、渡辺文雄、西村晃、多々良純、山路義人、左卜全、三津田健、永井智雄、十朱久雄 どんなに大きな社会的ブームを巻き起こそうとも、通俗文学ははかないものだ。松本清張原作の映画化作
◇セルダル・アカル監督◆エルダル・ベシクチオール、ブルジュ・ベリチク、ムラート・ガリバガオグル 『わが名はキケロ』(2019年、トルコ製作。原題“CICERO”)は、「ナチス最悪のスパイ」というサブタイトルのような惹句が添えられている。 第二次世界大戦下のヨーロ
◇黒澤明監督◆村瀬幸子、吉岡秀隆、大寶智子、鈴木美恵、伊崎充則、井川比佐志、根岸季依、河原崎長一郎、茅島成美、リチャード・ギア その影響力の大きさから「世界のクロサワ」と称され、また別に、多少の畏怖心から「黒澤天皇」とも陰で呼ばれた映画監督・黒澤明
◇アラン・レネ監督◆ジャン=ポール・ベルモンド、シャルル・ボワイエ、フランソワ・ペリエ、アニー・デュプレー、クロード・リッシュ、ロベルト・ビサッコ、ジジ・バリスタ 『薔薇のスタビスキー』(1974年、フランス製作。原題“STAVISKY”)は、美しい響きの邦題だが
◇フランソワ・トリュフォー監督◆カトリーヌ・ドヌーヴ、ジェラール・ドパルデュー、ジャン・ポワレ、ハインツ・ベネント、サビーヌ・オードパン、ジャン=ルイ・リシャール フランソワ・トリュフォーは、先鋭な映画評論家を経て、1959年に処女長編映画『大人は判
◇アントニオ・パッパーノ指揮/デイヴィッド・マクヴィカー演出◆ヨナス・カウフマン(アンドレア・シェニエ)、ソンドラ・ラドヴァノフスキー(マッダレーナ・ディ・コワニー)、アマルトゥブシン・エンクバート(カルロ・ジェラール)、サイモン・ソープ(家令)、リチ
◇ルキノ・ヴィスコンティ監督◆アンナ・マニャーニ、ヴァルテル・キアリ、ティーナ・アピチェッラ、ガストーネ・レンツェッリ、テクラ・スカラーノ、アレッサンドロ・ブラゼッティ 『ベリッシマ』(1951年、イタリア製作。原題“BELISSIMA”)は、巨匠ルキノ・ヴィ
◇ジェイムズ・レヴァイン指揮/ジャン=ピエール・ポネル演出◆マシュー・ポレンザーニ(イドメネオ:テノール)、アリス・クート(イダマンテ:メゾソプラノ)、ネイディーン・シエラ(イリア:ソプラノ)、エルザ・ヴァ。デン・ヒーヴァー(ソプラノ) この『イドメ
◇中平康監督◆葉山良二、南田洋子、吉行和子、浜村純、宇野重吉、滝沢修、芦田伸介、高野由美、小沢昭一、佐野浅夫、中西妙子、三崎千恵子、松本染升、杉山俊夫、井上昭文 戦後は遠くなりにけり。──『地図のない町』(1960年、日活製作)は、そんなことを感じさせら
◇山下耕作監督◆高倉健、池部良、小山明子、長谷川明男、葉山良二、須賀不二男、沼田曜一、寺島達夫、内田朝雄、藤山浩二、夏珠美、丹羽又三郎、砂塚秀夫、片岡千恵蔵 『昭和残侠伝 人斬り唐獅子』(1969年、東映製作)は、昭和残侠伝シリーズ(全9作)の第6作であ
◇マルク・アレグレ監督◆ジャン・マレー、ダニー・ロバン、ジャンヌ・モロー、ドニーズ・グレー、ベルナール・ランクレ、ニコール・ベルジェ、ジョルジュ・シャマラ 戦前のフランス映画に『巴里祭』、『巴里の屋根の下』というのがあり、戦後も『巴里の空の下セー
◇ヴィットリオ・デ・シーカ監督◆エミリオ・チゴーリ、ルチアーノ・デ・アンブロジオ、イザ・ポーラ、アンドリアーノ・リモルディ、ジョヴァンナ・チゴーリ、イオーネ・フリガリオ ネオ・レアリスモの代表的な名匠として記憶されているヴィットリオ・デ・シーカ監督
◇チャールズ・チャップリン製作・脚本・作曲・監督・主演◆ドーン・アダムス、マイケル・チャップリン、オリヴァー・ジョンストン、ジェリー・デスモンド、マクシーヌ・オードリー、ジョーン・イングラム チャールズ・チャップリンは1952年9月12日、ロサンゼルスか
◇チャールズ・チャップリン製作・脚本・作曲・監督・主演◆マーサ・レイ、イソベル・エルソム、マリリン・ナッシュ、ロバート・ルイス、メイディ・コレル、アリソン・ロダン、チャールズ・エヴァンス 『殺人狂時代』(1947年、アメリカ製作。原題“MonsieurVerdoux
「オペレーション・フォーチュン」を観終わらずに考えたこと◇ガイ・リッチー監督◆ジェイソン・ステイサム、オーブリー・プラザ、ジョシュ・ハートネット、ケイリー・エルウィズ、バグジー・マローン 先日、繁華街の映画館へ『オペレーション・フォーチュン』と
◇溝口健二監督◆田中絹代、花柳喜章、香川京子、進藤英太郎、菅井一郎、見明凡太郎、小園蓉子、浪花千栄子、毛利菊枝、三津田健、河野秋武、清水将夫、香川良介 当今の小学校の国語教科については何も知らないが、昭和時代の或る時期までは、「安寿と厨子王」とい
◇チャールス・チャップリン製作・脚本・監督・主演◆アラン・カルシア、マーナ・ケネディ、ハリー・クロッカー、ジョージ・デイヴィス、ベティ・モリッシー、ヘンリー・バーグマン、スタンレー・サンフォード 今なお“喜劇王”という尊称(?!)を付けて話題にされ
◇マーヴィン・チョムスキー監督◆アン・ヘイウッド、ジョン・ラファイエット、ドナルド・プレザンス、ロバート・ヴォーン、アール・ホリマン、キャロリン・ジョーンズ、ドロシー・マローン 『さよならミス・ワイコフ』(1979年、アメリカ製作。原題“Good Luck, Mis
◇マーク・カズンズ監督◆脚本・ナレーション(?!):アルフレッド・ヒッチコック=実はナレーション:アリステア・マクゴーワン 『ヒッチコックの映画術』(2022年、イギリス製作。原題“My Name is Alfred Hitchcock”)は、ある意味、ご本人の映画製作手法さ
◇エマニュエル・ヴィヨーム指揮/デヴィッド・マクヴィカー演出◆◆ソニア・ヨンチェヴァ(トスカ:ソプラノ)、ヴィットーリオ・グリゴーロ(マリオ:テノール)、ジェリコ・ルチッチ(スカルピア:バリトン) MET LIVE VIEWING 2017-18の第4作だった『トスカ』
◇アントニオ・パッパーノ指揮/アデル・トーマス演出 ◆レイチェル・ウィリス=ソレンセン(レオノーラ)、リッカルド・マッシ(マンリーコ)、リュドヴィク・テジエ(ルーナ伯爵)、ジェイミー・バートン(アズチェーナ),ロベルト・タリアヴィーニ(フェルランド)
◇山田洋次監督◆吉永小百合、大泉洋、永野芽郁、寺尾聰、宮藤官九郎、YOU、田中泯、枝元萌、加藤ローサ、田口浩正、北山雅康、松野太紀、広岡由里子、シルクロード 『こんにちは、母さん』は、山田洋次監督が91歳になって撮った90作目の作品だそうである。長寿もさるこ
◇ルネ・クレマン監督◆ジェラール・フィリップ、バレリー・ホブソン、ナターシャ・パリー、マーガレット・ジョンストン、ジョーン・グリーンウッド 『しのび逢い』(1954年、フランス・イギリス共同製作。原題“MonsieurRipois ”)は、ルネ・クレマン監督が『禁じ
◇イヴ・アレグレ監督◆ミシェル・モルガン、ジェラール・フィリップ、カルロス・ロペス・モクテスマ、ヴィクトル・マヌエル・メンドーサ、ミシェル・コルドゥ、アンドレ・トフェル アラン・ドロン登場以前のフランス映画界では、ジェラール・フィリップが美男スター
◇ロバート・モンゴメリー監督◆ロバート・モンゴメリー、オードリー・トッター、ロイド・ノーラン、トム・テューリー、レオン・エイムズ、ジェーン・メドウズ、ディック・シモンズ アメリカのハードボイルド・ミステリーは、単に推理小説分野の中にとどまらず、アメ
◇ジェームス・レヴァイン指揮/オットー・シェンク演出◆アンナ・ネトレプコ(ノリーナ:ソプラノ)、マシュー・ポレンザーニ(エルネスト:テノール)、マリウシュ・クヴィエチェン(マラテスタ:バリトン)、ジョン・デル・カルロ(ドン・パスクワーレ:バスバリトン)
◇アーサー・ルービン監督◆ネルソン・エディ、スザンナ・フォスター、クロード・レインズ、エドガー・バリア、レオ・キャリロ、ジェイン・ファーラー、フリッツ・フェルド 太平洋戦争終結から5,6年は経っていただろうか、少年期に大阪の場末の小さな映画館で『オペ
◇ヘスス・ロペス=コボス指揮/ジョン・コックス演出◆ルネ・フレミング(タイス:ソプラノ)、ミヒャエル・シャーデ(ニシアス:テノール)、トーマス・ハンプソン(アタナエル:バリトン) この『タイス』は、2008年12月20日にメトロポリタン歌劇場で上演され、そ