◇河毛俊作監督◆豊川悦司、片岡愛之助、菅野美穂、高畑淳子、小野了、小林薫、一ノ瀬颯、椎名桔平、佐藤浩市、石橋蓮司、篠原ゆき子、高橋ひとみ、小林綾子、金井勇太 2023年は時代小説家・池波正太郎の生誕100年目の記念の年だったので、それに合わせて池波の代
◇河毛俊作監督◆豊川悦司、片岡愛之助、菅野美穂、高畑淳子、小野了、小林薫、一ノ瀬颯、椎名桔平、佐藤浩市、石橋蓮司、篠原ゆき子、高橋ひとみ、小林綾子、金井勇太 2023年は時代小説家・池波正太郎の生誕100年目の記念の年だったので、それに合わせて池波の代
◇ルイ・マル監督◆ブルック・シールズ、キース・キャラダイン、スーザン・サランドン、アントニオ・ファーガス、マシュー・アントン、ダイアナ・スカーウィッド フランスの大富豪の家庭に生まれたルイ・マルは1958年、25歳の時に自己資本で製作した『死刑台のエレ
◇オットー・プレミンジャー監督◆ウィリアム・ホールデン、マギー・マクナマラ、デヴィッド・ニーヴン、ドーン・アダムズ、グレゴリー・ラトフ、トム・タリー ニューヨークのエンパイアステート・ビルは、世界一高いのっぽビルだという話を、20世紀の中ごろに何かの記
◇安田淳一監督◆山口馬木也、冨家ノリマサ、沙倉ゆうの、峰蘭太郎、庄野崎謙、紅萬子、福田善晴、井上肇、田村ツトム 「チャンバラ映画」という言葉も、無論、その本体たる映画も見聞しなくなって久しい。本家本元だった東映が製作をやめて久しいし、テレビも時
◇ジャン・ルノワール監督◆ミシェル・シモン、シャルル・グランバル、マルセル・エニア、セブリーヌ・レルシンスカ、ジャン・ダステ、ジャック・ベッケル、マックス・ダルバン フランスの映画界は1930年代に黄金時代を迎えた、というのが世界映画史上の常識事項のよ
◇マルコ・ベロッキオ監督◆ピエルフランチェスコ・ファビーノ、マリア・フェルナンダ・カンディド、ファブリツィオ・フェッラカーネ、ファウスト・ルッソ・アレージ 現在ではギャングの別称ともなっているマフィアは、もともとはフランスやスペインの圧政下にあった1
◇ジャン・グレミヨン監督◆マドレーヌ・グノー、シャルル・ヴァネル、ジャン・ドビュクール、アルベール・レミー、レオンス・コム 人類は太古の昔から陸地を切り拓いて陸路を遠く往き、海上に航路を切り拓いて別の大陸や島々へ往き、自らの活動の場を広げてきた。
◇ジャン・ビゴ監督◆ジャン・ダステ、ルイ・ルフェーブル、ジルベール・プルション、ジェラール・ド・ベダリュー、ココ・ゴルステン、ロベール・ル・フロン フランス人のオーギュストとルイのリュミエール兄弟が、1894年に動画の撮影技術を発明した。これによりフ
◇渋谷実監督◆笠智衆、淡島千景、岩下志麻、河津祐介、音羽信子、高峰三枝子、北林谷栄、織田正雄、三木のり平、小川虎之介 昭和20~30年代、国立奈良女子大学に岡潔(おか・きよし)という数学の教授がいた。一般の世人にはほとんど知られていなかったが、数学の
◇マックス・オフュルス監督◆ダニエル・ダリュー、シャルル・ボワイエ、ヴィットリオ・デ・シーカ、ジャン・ドビュクール、リア・ディ・リオ フランスの映画女優ダニエル・ダリュー(1917-2017)は、本国では代表的な美人女優だった。彼女は世紀をまたいで100歳まで
『男はつらいよ』シリーズは、山田洋次監督が執心していた節目の第50作を目前にして48作で終わってしまったが、大河シリーズの役割はほぼ完全に果たしたのではなかろうか。「一人の俳優が演じた最も長い映画シリーズ」としてギネス・ブックに登録された事実はさほど重要な
◇アーチー・L・メイヨ監督◆ジャン・ギャバン、アイダアアア・ルピノ、クロード・レインズ、ジェローム・コウアン、ヘレン・レイノルズ、トーマス・ミッチェル、ヘレン・レイノルズ 昭和32年(1957年)の春、大学に入学する直前に大阪の名画座の回顧上映で『望郷』(193
◇ヤニック・ネゼ=セガン指揮/マイケル・メイヤー演出◆エンジェル・ブルー(アイーダ:ソプラノ)、ピョートル・ペチャワ(ラダメス:テノール)、ユディット・クタージ(アムネリス:メゾソプラノ)、クイン・ケルシー(アモナズロ:バリトン)、モリス・ロビンソン(ラムフ
◇三隈研次監督◆市川雷蔵、藤村志保、若山富三郎、天知茂、松本錦四郎、伊達三郎、木村玄、仙石泰三、田崎潤、小林勝彦、須賀不二男、石黒達也、藤原礼子、近藤美恵子 日本映画の黄金時代(1950-60年)には、俗に「チャンバラ映画」と呼ばれた時代劇映画も量産されてい
◇広樹隆一監督◆大泉洋、有村架純、目黒蓮、伊藤沙里、田中圭、柴咲コウ、菊池日菜子、小山紗愛、阿部久礼亜、尾杉麻友、寛一郎、波岡一喜、安藤玉恵、丘みつ子 コロナ禍以降、近年は映画館へ足を運ぶ機会がめっきり減ってしまった。もっと有態に言えば、加齢のた
◇石川慶監督◆妻夫木聡、安藤サクラ、窪田正孝、清野菜名、間島秀和、小藪千豊、山口美也子、きたろう、カオウシンスケ、河合優美、真木よう子、仲野太賀、柄本明 1999年に、まだ京都大学法学部に在学中の平野啓一郎が雑誌「新潮」に発表した短編小説「日蝕」で、
◇加戸敏監督◆長谷川一夫、大河内伝次郎、、美空ひばり、川田晴久、阿井美千子、三田登喜子、小町瑠美子、浜世津子、山茶花究、市川小太夫、若杉曜子、寺島雄作 当節、「岡っ引き」などと言っても、その意味を知る人は今やごく少数ではなかろうか。その存在を描い
◇渋谷実監督◆柳永二郎、鶴田浩二、三國連太郎、淡島千景、佐田啓二、岸恵子、角梨枝子、中村伸郎、田村秋子、十朱久雄、長岡輝子、多々良純、望月優子、増田順司 1950年代の前半(昭和30年代初期)、筆者はまだ新制中学校に在学中だったが、大阪市内の小さな映画館
◇スコット・Z・バーンズ監督◆アダム・ドライヴァー、アネット・ベニング、マイケル・C・ホール、コリー・ストール、モーラ・ティアニー、ティム・ブレイク・ネルソン、テッド・レヴィン アメリカ時間の2001年9月11日の早朝にテレビの実況報道番組を観ていた全世
◇ヤニック・ネゼ=セガン指揮/デイヴィッド・マクヴィカー演出◆リーゼ・ダーヴィドセン(トスカ:ソプラノ)、フレディ・デ・トマーゾ(マリオ・カラヴァドッシ:テノール)、クイン・ケルシー(スカルピア:バリトン) この『トスカ』は、MET LIVE VIEWING 2024-2
◇ヤニック・ネゼ=セガン指揮/マリウシュ・トリレンスキ演出◆リーゼ・ダヴィッドソン(レオノーラ:ソプラノ)、ブライアン・ジェイド(ドン・アルヴァーロ:テノール)、イーゴル・ゴロヴァテンコ(ドン・カルロ:バリトン)、ユディット・クタージ(プレツィオジッラ
◇ブレーク・エドワーズ監督◆デヴィッド・ニーヴン、ピーター・セラーズ、クラウディア・カルディナーレ、キャプシーヌ、ロバート・ワグナー、ブレンダ・デ・パンジー、コリン・ゴードン 映画は興行材だから、興行的に大成功を収めることが出来ると、すぐさま続編が
◇アンリ=ジョルジュ・クルーゾー監督◆ルイ・ジューヴェ、シャルル・デュラン、シュジ・ドレール、ベルナール・ブリエ、シモーヌ・ルナン、ピエール・ラルケ アンリ=ジョルジュ・クルーゾー監督は、第二次世界大戦中に製作した映画『密告』で対ドイツ協力を疑われ、
◇市川崑監督◆石坂浩二、岸恵子、若山富三郎、草笛光子、辰巳柳太郎、仁科明子、渡辺美佐子、永島瑛子、北公次、加藤武、原ひさ子、三木のり平、中村伸郎 『悪魔の手毬唄』(1977年、東宝製作)は、横溝正史の同名長編推理小説の二度目の映画化作品である。市川崑監督自身が
◇マイケル・パトリック・キング監督◆サラ・ジェシカ・パーカー、キム・キャトラル、シンシア・ニクソン、クリスティン・デイヴィス、クリス・ノース、デヴィッド・エイゲンバーグ、ジェニファー・ハドソン 『セックス・アンド・ザ・シティ』(2008年、アメリカ製作。原題
◇ピエル・パオロ・パゾリーニ監督◆マリア・カラス、ジュゼッペ・ジェンティーレ、マルガレート・クレメンティ、ローラン・テルジェフ、マッシモ・ジロッティ ピエル・パオロ・パゾリーニ監督は詩人として出発し、1961年に映画監督へ転身した。パゾリーニは自ら
◇篠田正浩監督◆岩下志麻、原田芳雄、奈良岡朋子、樹木希林、阿部徹、浜村純、西田敏行、加藤嘉、殿山泰司、原泉、小林薫、山谷初男、小林薫、桑山正一、神保共子、横山リエ 『はなれ瞽女おりん』(1977年、東宝製作)は、「飢餓海峡」や「五番町夕霧楼」、「越前
◇成瀬巳喜男監督◆高峰秀子、森雅之、団令子、仲代達矢、加東大介、二代目・中村鴈治郎、小澤栄太郎、淡路恵子、沢村貞子、中北千枝子、山茶花究、織田政雄 ハードボイルドの作家と言われた片岡義男が自著の「映画の中の昭和30年代」という本の中で、成瀬巳喜男監
◇森一生監督◆勝新太郎、中村玉緒、阿部徹、近藤美恵子、鶴見丈二、丹羽又三郎、倉田マユミ、須賀不二男、浜世津子、丸山修、荒木忍、嵐三右衛門、丸凡太、伊沢一郎 『不知火検校』(しらぬいけんぎょう。1960年、大映製作)は、世間的には弱者のはずの盲人が、悪事
◇マイク・ニコルズ監督◆ジャック・ニコルソン、アート・ガーファンクル、アン・マーグレット、キャンディス・バーゲン、リタ・モレノ、シンシア・オニール、キャロル・ケイン 『愛の狩人』(1971年、アメリカ製作。原題“Carnal Knowledge”)は、アメリカン・ニュー
◇マキノ雅弘監督◆高橋英樹、長門裕之、津川雅彦、南田洋子、山本陽子、岩井友見、梶芽衣子、川地民夫、田中春男、伴淳三郎、水島道太郎、三島雅夫、葉山良二、須賀不二夫 任侠映画は東映の専売特許だと思っていたら、日活も製作していたことを、『日本残侠伝』(196
◇ジェイムズ・レヴァイン指揮/ピエロ・ファッジョーニ演出◆ルチアーノ・パヴァロッティ(グスターヴォ三世:テノール)、レオ・ヌッチ(レナート・アンカーストレーム伯爵:バリトン)、アプリーレ・ミッロ(レナートの妻:ソプラノ)、フローレンスクイヴァー(女占い
◇三隈研次監督◆勝新太郎、三田佳子、佐藤允、西村晃、藤岡琢也、ミヤコ蝶々、戸浦六宏、清水彰、大川修、曽我町子、玉川良一、杉山昌三九、伊達三郎、木村元、山本一郎 今さら言うまでもないことながら、洋の東西を問わずシリーズ映画と呼ばれるものは数えきれない
◇イングマル・ベルイマン監督◆リヴ・ウルマン、エルランド・ヨセフソン、ボリエ・アールスタット、ユーリア・ダフヴェニウス、グンネル・フレッド スゥエーデンの映画監督イングマル・ベルイマンは、1982年に大長編映画『ファニーとアレクサンデル』を発表した後、
◇イングマル・ベルイマン監督◆リヴ・ウルマン、エルランド・ヨセフソン、ビビ・アンデション、ヤーン・マルムシェー、アニータ・ヴァル 『ある結婚の風景』(1974年、スウェーデン製作)は、1時間もののテレビ・ドラマ・シリーズ計6話を劇場用映画に編集し直して公
◇野村芳太郎監督◆萩原健一、渥美清、小川真由美、山崎努、山本陽子、中野良子、加藤嘉、井川日佐志、下條正巳、藤岡琢也、浜村純、浜田寅彦、山谷初男、大滝秀治 少年期から青年期にわたる頃、江戸川乱歩や横溝正史ら日本の探偵小説作家の探偵小説を夢中になっ
◇ジーン・ネグレスコ監督◆ピーター・ローレ、フェイ・エマーソン、シドニー・グリーンストリート、ザカリー・スコット、ヴィクター・フランセン、エドゥアルド・シャネリ 『仮面の男』という邦題の外国映画は、調べ得た限りでは少なくとも4本あるようだ。最も早
◇ウィリアム・ディターレ監督◆ドナルド・コールマン、マレーネ・ディートリヒ、ジェームズ・クレイグ、エドワード・アーノルド、ジョイ・ページ、ハリー・ダヴェンポート 今を去る70年近くも昔の話である。筆者がまだ中学生だった頃に、大阪市の繁華街・道頓堀
◇ブライアン・デ・パルマ監督◆クリフ・ロバートソン、ジュヌヴィエーブ・ビュジョルド、ジョン・リスゴー、ワンダ・ブラックマン、シルヴィア・クーンバ・ウィリアムズ 映像作家ブライアン・デ・パルマ(パーマと表記されることもある)の作品の中で最初に観たのは
◇大洲斎監督◆松田優作、丹波哲郎、高橋洋子、五十嵐淳子、岸田森、桑山正一、永野達雄、西山辰夫、石原須磨男、原田君事、藤川準山本周五郎は、今では忘れられた存在かも知れないが、昭和時代前期にはかなり人気のあった時代小説作家である。但し、「青べか物語」な