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月刊「正論」連載中、ITジャーナリスト宮脇睦が独自の視点で時事を斬ります。

四半世紀を越えるネットウォッチャー「宮脇睦」。連載中の月刊正論の「元ネタ」多数。先取りもあります。

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2017/10/04

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  • サマータイムを実施すべき理由を考えてみる

    政府は東京五輪の開催にあわせて「サマータイム」の導入の検討に入りました。 サマータイムとは季節により大きく異なる日の出日の入りの時刻に、一定期間の時間をずらして揃えることで、日の当たる時間を有効活用しようとするものです。 合理的と言えば合理的ですが、日本人にはピンと来ないものではあります。というのは「日が昇るのが早くなった」や「日が落ちるのが早くなった」と、同じ朝や夕方でも異なる景色を楽しむ、それは四季を楽しむことであり、さらには不便すら面白がる日本人とは正反対にある発想だからです。 ここは深掘りしませんが、塀に囲まれた城塞国家のように、一歩外にでたら危険がいっぱいの海外で育まれた価値観と、夜鷹に襲われるぐらい(笑)の日本との違いかも知れません。 さて、サマータイムの導入の議論は、繰り返し現れては消えておりますが、その度に「懸念」されるのが、コンピュータシステムについてです。 果たして対応できるのか、社会は混乱しないか。 ハッキリ言って「アホ」と申し上げます。なぜか? だって私がプログラマーとして社会人になった平成元年から、ずっと議論されていたことだからです。 結論からいえば「大丈夫」。コンピュータシステムを知っていれば、さほど大騒ぎする事ではありません。むしろ、サマータイムを導入する最大の障壁は日本人の習性にあります。 これに触れる前に今回の「サマータイム」についての根本的な問題を指摘しておきます。 東京五輪限定というお題目ながら、上手く行けばそのままなし崩し的に行おうという目論見が透けて見えます。 実質、単純労働者の受け入れ拡大という「移民政策」をなし崩しで行う安倍政権の手口もそうですし、サマータイムが繰り返し話題になったのは、経済産業相など官公庁がその野望を秘めているからです。 なぜなら、民間は「フレックスタイム」で十分に対応が可能で、早出残業、シフト勤務も組み合わせれば、「サマータイム」を必要と思う企業はすでに導入しています。 だから、東京五輪という、どさくさを利用して導入させ、なし崩し的に継続しようという姿勢は「プレミアムフライデー」という失敗と同じ匂いしかしません。 その東京五輪というどさくさを利用するためのお題目が「アスリートファースト」。

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