アンスリウムは、サトイモ科アンスリウム属の常緑多年草で、リリーはオランダで作出されたコンパクトなタイプの園芸品種です。 花はピンク色の細い仏炎苞で、時間の経過と共に白っぽくなり、やがて、淡緑色になります。 花持ちが良く、3か月以上、きれいな状態を保ちます。 開花期は5~10月です。 草丈は30~40㎝です。 高温多湿には強いです。 耐寒温度は10℃程で、寒さには弱く、室内管理が必要です。 直射日光は苦手で、明るい日陰を好みます。
畑では、タマスダレの花が咲いています。 その近くでは、ニラの花も咲き始めました。 タマスダレは、ヒガンバナ科の多年草で、全草に有毒なリコリンを含み、誤食すると嘔吐、痙攣などの症状を起こす恐れがあります。 ニラはユリ科の多年草で、古くから野菜として栽培され、葉が食用になります。 ただ、タマスダレとニラの葉は、どちらも細長い線形で、よく似ているので、誤食しないよう注意が必要です。 花の姿形は、全く異なるので、花の時期には間違える恐れはありませんが。 タマスダレ ニラ 他にも、いくつかの夏野菜が、花を咲かせていますが、9月には、キャベツ、白菜などの苗を植える予定で、畑の雑草取りを兼ねて、夏野菜の片づ…
ピーマンは、未熟の時には緑色ですが、熟すにつれて赤みを帯びてきて、完熟すると真っ赤になります。 しかし、スーパーでは緑色のものばかりで、赤いものを見ることは、余りありません。 熟したピーマンは、青ピーマンの持つ青臭さが無くなり、甘みが増し、食べ易くなります。 栄養的にも、青ピーマンよりβ-カロテンやビタミンC、ビタミンEが豊富です。 また、赤い色はリコピンによるもので、抗酸化作用が期待でき、善玉コレステロールを増価させたり、血圧を抑える働きがあるとのことです。 赤ピーマン 青ピーマン 収穫した赤ピーマン 収穫した赤ピーマンと青ピーマン 収穫したピーマンを使って、マカロニとピーマンのケチャップ炒…
ゴーヤが次々と実を付け、とても食べきれず、採り遅れたものが熟してきました。 ゴーヤは熟してくると、皮が緑色から黄色になり、やがて実が割れて、中の種が顔を出します。 熟した実は、苦みは少なくなり、ほのかに甘みがあります。 食感は、シャキットした歯触りは無くなり、柔らかになります。 熟した種は、赤いゼリー状の果肉で覆われ、食べるととても甘いです。
ポットマムは、キク科デンドランセマ属の多年草で、鉢植えに適した草丈に品種改良された洋菊です。 ダヴィンチマムは、オランダで品種改良されたポットマムで、草丈は10~50㎝とコンパクト、大きな八重咲きの花がたくさん咲く品種です。 花は、花びらが幾重にも重なる八重咲きです。 花色はオレンジ、黄、ピンク、サーモン、紫で、開花期は9~11月です。 暑さ、寒さに強く、丈夫で育て易いです。 日当たりと、風通しの良い場所を好みます。
小蘭は、ラン科シュンラン属の多年草で、シンビジュームの仲間です。 原産地は、中国中南部、朝鮮半島の一部、九州西部です。 花は、3枚のがく片と1枚の唇弁を含む3枚の花弁からなります。 花径4~5㎝の淡黄色の花で、紅色の斑が入ります。 花茎は細く、淡緑色に褐色の筋が入ります。 花弁は薄く、繊細で、清々しい雰囲気があります。 良い香りがあります。 草丈は30㎝ほどで、葉は細長い線状です。 寒風に当たると枯れる恐れがあり、冬は温室や室内に取り込む必要があります。 日当たりと風通しの良い場所を好みます。 半日陰を好み、直射日光が当たらないよう、遮光が必要です。
五色トウガラシは、ナス科トウガラシ属の常緑低木で、原産地は北アメリカや南アメリカの熱帯地域です。 実の色が赤、オレンジ、黄、白、紫などカラフルで、花よりも実の色を楽しむ観賞用トウガラシです。 ただ、花も白色の他に、紫や薄紫のものがあり、可憐で美しいです。 花期は6~9月で、実は8~11月が見頃です。 暑さには強いですが、寒さには弱く、霜に当たると枯れてしまうため、日本では一年草の扱いになっています。
雷雨の中、避難してきたのは、小鳥だけではありませんでした。 夕立のあった日の夕暮れ時に、玄関先の常夜灯を付けたら、アシナガバチが集団で、玄関の壁に集まっているのを見つけました。 雨も風も当たらない場所です。 翌朝も、まだいます。 夜の間は、寄り添うように集まって、昼間は少し離れています。 アシナガバチが、集団で巣から離れ、移動するのは、大雨や強風などで巣が壊れた場合や、スズメバチなどの攻撃を受けた場合など、巣から離れざるを得ない出来事があった時です。 また、8~8月に羽化した女王バチと雄バチが、集団で巣を離れ、窓際などに集まっていることもあります。 このように集まっているハチは、放っておけば自…
雷がゴロゴロと鳴り出したら、急に土砂降りの雨になりました。 大急ぎで、開いている窓を閉めましたが、ベランダに小鳥がいて、ピイピイと鳴いています。 ヒナが巣から落ちたのかなと思い、屋根の辺りを見ても、特に、巣は見当たりません。 小鳥をよく見ると、羽は生えそろっているので若鳥です。 おそらく、土砂降りの雨だったので、若鳥が緊急避難して、ベランダで雨宿りをしているのでしょう。 しかし、横殴りの雨は容赦なく、小鳥に降り注いでいます。 ピイピイと鳴いているので、気になって様子を見ていたら、小降りになったところで、元気良く、飛び去ったので、ほっとしました。 そして、置き土産に、ベランダに糞が残っていました…
サフランモドキは、ヒガンバナ科タマスダレ属の球根植物で、原産地はメキシコ、グアテマラです。 花径6~7㎝のピンク色の大きめの花で、開花期は6~10月です。 草丈は20~30㎝です。 暑さに強く、寒さにも比較的強く、暖地では野外で越冬できます。 日当たり、水はけの良い場所を好みます。 全草にリコリンを含み、有毒です。 江戸時代に渡来し、当初はサフランと誤認され、明治初めに誤りであることが確認されて、サフランモドキと呼ばれるようになったとのことです。
アロカシアは、サトイモ科クワズイモ属の多年草で、原産地は東南アジアやインド、東アジア、太平洋諸島、オーストラリアなどです。 アマゾニカは、東南アジア原産のアロカシア ロウィーとアロカシア サンデリアナの交雑種で、葉の表面は光沢のある深緑色、葉の縁と主脈は銀白色、葉裏は紫色、葉の縁は波状に切れ込んでいます。 ポリーは、アマゾニカの矮性品種で、草丈は40~60㎝とコンパクトです。 花は、黄白色の仏炎苞花で、夏に咲くことがあります。 高温多湿に強く、水を好みます。 寒さにはやや弱く、霜に当たると枯れる恐れがあるため、冬は室内管理が必要です。 直射日光にあたると葉焼けしてしまうことがあり、半日陰を好み…
アンゲロニア セレニータは、オオバコ科アンゲロニア属の多年草で、原産地は中央アメリカ、南アメリカの熱帯、亜熱帯地域です。 花は唇形で、筒の先が開き、5裂しています。 花色は白、ピンク、青、紫で、開花期は6~10月です。 草丈は25~40㎝で、茎は垂直に伸び、コンパクトにまとまります。 葉は対生で、葉の長さは5~6㎝の細長い形をしています。 高温多湿には強いですが、乾燥は苦手です。 寒さには弱く、日本では屋外での冬越しが難しいため、一年草の扱いになっています。 日当たり、風通しの良い場所を好みます。
飼っているボタンインコのために、月に1~2度、小鳥のエサを購入しています。 近くのホームセンターには、数社のメーカーのものが、何種類も置かれているので、時々、購入する品を変えています。 4月に、大袋で価格の安いものがあったので、これはお得だと購入しました。 しかし、袋を開けるとニワトリやハトのエサでは無いのに、ボタンインコの食べない大粒のヒマワリの種やコーンが入っていました。 よく確認して買えば良かったのですが、安さにつられて、買ってしまいました。 入っている種は、アワとカナリアシード、キビ、コーン、ヒエ、ヒマワリでした。 ボタンインコにあげても、食が進まないようで、いつも残ってしまい、エサの…
台風7号は、当初、直撃コースを進んできたため、被害が出ないか心配で、台風対策として、畑の方は、ビニールシートを外し、支柱を補強しました。 また、背の高いトウモロコシは、早めに収穫を終えました。 庭の方は、風で飛びそうな物は、物置きや室内に入れました。 物干し竿も部屋の中に入れ、雨戸を閉めました。 お盆の時期だったのですが、実家への帰省は取り止めました。 しかし、台風は近づくにつれて、次第にコースが離れ、暴風域に入ることなく通り過ぎて行きました。 風よりも雨の方がひどく、断続的に降り続いて、時折、雨戸を激しく打ち付けるほど降っていました。 台風が、日本海側に抜けた後も、雨は降り続いていました。 …
今年はキャベツ、白菜を種から育てることにしました。 種はキャベツが「甘いキャベツ恋心」という品種で、白菜は「京都三号」です。 白菜は7月下旬に、キャベツは7月末に、種をポットに5~6粒ずつ巻きました。 1週間程で芽が出て、今では本葉が出始めています。 本葉が3~4枚になったら、畑に定植する予定です。 キャベツ、白菜は共にアブラナ科野菜ですが、性質は異なり、キャベツは集団を好み、相互に助け合うため、密に植えることで、お互いの成長を助け合います。 白菜は孤立を好み、株同士が競合するので、密植すると生育を悪くします。 キャベツは密植が可能ですが、白菜は株間を開けて定植する必要があります。 暑い日が続…
モンステラ ジェイドシャトルコックは、サトイモ科モンステラ属の常緑つる性植物で、原産地は熱帯アメリカです。 現地では、熱帯雨林のジャングルの中で、大木に巻き付いています。 モンステラには、葉に穴の開いた形のものが多いですが、ジェイドシャトルコックは穴が開かず、葉に凹凸があり、立体感があります。 草丈は40㎝~1mで、葉は艶のある濃い緑色です。 花は白い仏炎苞花で、夏に咲くことがあります。 高温多湿には強いですが、寒さには弱く、冬は室内管理が必要です。 耐陰性が強く、直射日光は苦手です。
おせち料理の煮豆用に、黒大豆を育てています。 6月下旬に種を蒔き、順調に成長して、8月に入り花が咲き始めました。 以前、育てた黒大豆の花は薄紫色でしたが、今回の豆の花は白色です。 花が咲き、実ができる時には、水をたくさん必要とするので、毎日、水やりが欠かせません。 1畝全部に種を蒔いたので、大量に収穫できそうです。 10月には枝豆として収穫できるので、半分くらいは、枝豆で食べてしまおうと思っています。 豆は11月には熟し、しっかり乾燥させてから収穫します。 黒大豆 7月上旬の様子 7月中旬の様子 黒大豆の花
台風7号が、近づいて来ました。 直撃の恐れもあり、台風の被害を受ける前にと、畑のトウモロコシの収穫を始めました。 育てているのは、グラスジェムコーンという飾り用のトウモロコシで、実が熟して外皮が乾燥し始め、緑色から茶色に変わり始めています。 茶色くなったものから、収穫を始めました。 水分が残っているとカビが生える恐れがあり、しっかりと乾燥させる必要があります。 ただ、直射日光に当て、急激に乾燥させると実にヒビが入ってしまうことがあるので、日陰でゆっくりと乾燥させます。 いくつか外皮をめくって見ましたが、色の濃いものが多いようです。 熟してきたグラスジェムコーン 外皮が茶色になったものを収穫しま…
エンドウを撤去した場所に、植えたゴーヤに花が咲き、実が付いてきました。 エンドウを育てた場所に設置した支柱を、そのまま活かして使いたかったので、つるもの野菜を植えようと思っていましたが、キュウリはすでに植えてあったので、久しぶりにゴーヤを植えました。 6月に、本葉数枚のゴーヤ苗を植え、7月下旬には花が咲き始めました。 実もでき、次第に大きくなっています。 ゴーヤは、ウリ科ツルレイシ属のつる性一年草で、原産地は東インド、熱帯アジアです。 沖縄では、古くから栽培されている健康野菜です。 ビタミンCやビタミンE、カリウム、食物繊維などが豊富で、風邪予防や美容効果が期待でき、血圧や血糖を下げる効果もあ…
オクラと花オクラの収穫が続いています。 4月に種を蒔き、オクラは7月中旬から収穫が始まり、花オクラは少し遅れて8月初めから、花が咲き始めました。 どちらも、自家採種した種を使っています。 収穫したオクラは、生のまま刻んで、蕎麦やソーメンの具に使ったり、煮物や和え物にしています。 大根やニンジンなどの野菜と一緒に、煮物にしてみました。 大根やニンジンは、じっくり煮込み、火の通りが早いオクラは、さらっと煮込んでいます。 花オクラは、一日花で午後にはしぼんでしまうので、午前中に収穫して使います。 オクラの花と比べると、倍以上もあります。 花弁の部分だけを使い、生のまま、生ハムで巻き、酢で味付けしまし…
ヘデラは、ウコギ科キヅタ属のつる性植物で、北アメリカやヨーロッパ、アジアに分布しています。 よく見かける観葉植物で、いろいろな品種があり、斑入り品種もあります。 つるは10m以上にもなり、気根を出して、壁や樹木に張り付いて成長します。 暑さ、寒さに強く、丈夫で、生育旺盛です。 耐陰性が強く、日陰でもよく育ちます。 以前、家のフェンスの際に植えてあり、刈り取っても、しばらくすると、また伸びて広がるので、手を焼いていました。 フェンスに絡みつき、外側の側溝にまで垂れ下がり、さらに塀を覆い、他の木にも絡みついてしまうので、取り除くことにしました。 根元から切っても生えてくるので、根を掘り出して除去し…
グレコマは、シソ科グレコマ属の常緑多年草で、ヨーロッパから東アジアにかけて分布しています。 草原や林、荒れ地などに普通に自生しています。 斑入りグレコマは、葉に白い斑が不規則に入る、きれいな品種です。 和名はカキドオシ(垣通し)で、こちらの方が馴染み深い名称です。 カキドオシの名称は、地面を這う様にツルが伸びて広がり、垣根を潜り抜けて侵入してくるほど生命力が強いことから、名付けられたとのことです。 花は、小さな薄紫色の唇型花で、開花期は4~5月です。 草丈は5~10㎝、ツルは1mほども伸び、グランドカバーや壁面緑化に適しています。 暑さ、寒さに強く、丈夫で育て易いです。 日向から半日陰を好みま…
西洋イワナンテンは、ツツジ科イワナンテン属の常緑低木で、原産地は北アメリカです。 主に、カラーリーフとして葉が鑑賞され、花は小さく、葉に隠れてあまり目立ちません。 花は白い釣鐘型で、房状に咲きます。 開花期は4~5月です。 樹高は1~1.5mです。 葉は、長さ10㎝程の細長い楕円形で、肉厚で艶があります。 レインボーは斑入り品種で、ピンクとクリーム色の斑が入り、新芽は濃紅色です。 暑さ、寒さに強く、丈夫で育て易いです。 耐陰性が強く、半日陰を好みます。 湿り気味の土を好み、乾燥は苦手です。 レインボーの葉 すでに花は終わり、実ができていました。
カラテアは、クズウコン科カラテア属の常緑多年草で、原産地は熱帯アメリカです。 現地では、熱帯雨林の大木の株元など、直射日光の届かない場所に自生しています。 艶のある大きな葉で、縞模様の入った葉が、特徴的な観葉植物です。 葉は昼間は開き、夜になると閉じます。 草丈は1~1.5mです。 花は初夏から夏にかけて咲くことがあり、花色はオレンジ、白、青などです。 暑さには強いですが、直射日光は葉焼けの恐れがあり、半日陰が望ましいです。 耐陰性に優れ、室内栽培にも適しています。 寒さには弱く、冬は室内管理が必要です。 乾燥は苦手です。 ビューティースター やや細長い楕円形の葉で、緑の濃淡のあるストライプ模…
フィロデンドロンは、サトイモ科フィロデンドロン属の常緑多年草で、世界中の熱帯、亜熱帯地域に分布しています。 つる性のものが多いですが、茎が直立するものや、匍匐性のものもあります。 草丈は10㎝~10mです。 葉は肉厚で、光沢があり、幅広の大きなハート形をしていて、色や模様も様々で、葉の姿を楽しむ観葉植物です。 成長するにつれ、気根と呼ばれる根を伸ばします。 暑さには強いですが、寒さには弱く、気温が5℃を下回ると枯れる恐れがあるため、冬は室内管理が必要です。 日当たりを好みますが、真夏の直射日光は苦手で、半日陰が望ましいです。 耐陰性が強く、室内でも育て易いです。 水を好みます。 フィロデンドロ…
イチョウウキゴケは、ウキゴケ科イチョウウキゴケ属の苔類で、ゼニゴケの仲間です。 日本で唯一、水面に浮遊生活する苔で、全国各地の水田や池、沼の水面に群生して、浮遊して生息しています。 また、泥土上にも生息します。 水田の水面をよく観察すると、見つかるかもしれません。 外形は、イチョウの葉に似て扇状半円形で、葉状体はスポンジ状、10~15㎜の大きさです。 花は咲かず、胞子で増えます。 除草剤や農薬の影響により、生息地域が減少し、地域によっては、絶滅危惧種に指定されています。
キキョウは、秋の七草の1つとして、万葉集にも詠われるほど古くから、愛されてきた花です。 凛とした花姿で、小林一茶は、「きりきりしゃんとして咲く桔梗かな」と詠っています。 杉本秀太郎は、花ごよみの中で、「桔梗は、まだ秋の気配もない頃に咲きはじめる。花の姿も色も、きりりとしていて、しかも色気がある」と記しています。 さかんに品種改良が行われ、一重咲きだけでなく、八重咲きや絞り門など変わり咲きの品種が作られています。 八重咲きのキキョウは、一重咲きとは一風変わった、独特の雰囲気を持っています。 二重咲きは、星型の花が二重に重なるユニークな咲き方の品種です。 三重咲きは、三重に重なっています。 花色は…
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アンスリウムは、サトイモ科アンスリウム属の常緑多年草で、リリーはオランダで作出されたコンパクトなタイプの園芸品種です。 花はピンク色の細い仏炎苞で、時間の経過と共に白っぽくなり、やがて、淡緑色になります。 花持ちが良く、3か月以上、きれいな状態を保ちます。 開花期は5~10月です。 草丈は30~40㎝です。 高温多湿には強いです。 耐寒温度は10℃程で、寒さには弱く、室内管理が必要です。 直射日光は苦手で、明るい日陰を好みます。
スパー石は、高温の玄武岩質マグマが、石灰岩と反応した場合にできる高温スカルン鉱物です。 高温スカルン鉱床は、世界的にも少なく、産地は余りありません。 日本では、岡山県と広島県の地域などで見られますが、現在は入山が禁止されていて、採集はできません。 スパー石は、ケイ酸塩鉱物で化学組成はCa₅(SiO₄)₂(CO₃)です。 炭酸塩鉱物でもあり、塩酸に溶けて発泡します。 結晶系は単斜晶で、粒状、塊状で産します。 モース硬度は5、色は灰、灰白、ライラック色で、ガラス光沢があります。 稀に紫色のものもあります。
エキベキアは、ルドベキアとエキナセアを交配して作られた園芸品種の宿根草です。 見た目はルドベキアに近く、エキナセアの丈夫さが加わっています。 エレクトラショックは、スパイダー咲きで、花径10~13㎝の大輪です。 花色は黄、茶で、気温により変化し、初夏は茶、真夏は黄、秋になると茶になります。 開花期は6~10月です。 草丈は40~60㎝です。 暑さ、寒さに強いです。 日当たりと、風通しと、水はけの良い場所を好み、肥沃な土壌を好みます。
オレガノは、シソ科ハナハッカ属の多年草です。 原産地はヨーロッパの地中海沿岸で、荒れ地や林の縁に自生しています。 7~8月にかけて、枝先に、小花を半球状に咲かせます。 花色は白、ピンク、紫紅色です。 草丈は30~80㎝で、葉は清涼感のある香りがします。 古代ローマ時代から、薬用、香辛料、調味料として使われてきたハーブです。 ハーブティとして飲まれたり、トマトやチーズとの相性が良く、ピザや肉料理に使われます。 学名のOriganumは、ギリシャ語のoros「山」とganos「喜び」を組み合わせたものです。 寒さには、とても強いです。 日当たりと、乾燥を好み、多湿は苦手です。 繁殖力が旺盛で、こぼ…
ヒマワリ 5月初めに、たい肥置き場の目隠しになるようにと、ヒマワリの種を蒔きました。 しばらくの間、鳩が来て種を啄んでいましたが、芽が出始めてからは来なくなりました。 今では、背丈が1.5m程になり、花芽が付いてきました。 そして、花が咲き始めました。 30株程あるので、8月にはたい肥置き場は、ヒマワリの花で覆われるでしょう。 花オクラ 花オクラの花が、次々と咲き始めました。 オクラの花と比べると、大きさが2倍近くあります。 花は一日花で、午前中に開花し、午後にはしぼんでしまいます。 八重咲き百日草 春に花の種を蒔いた畝は、今では、八重咲き百日草ばかりが目立っています。 カラフルな花は、緑の多…
たい肥置き場には、畑の野菜くずや雑草を積み上げています。 その一角から、ジャガイモの株が成長し、6月上旬には花が咲いていました。 7月に入り、花も終わり、株が枯れてきたので、イモができていないか、掘り起こしてみました。 たい肥の栄養豊かな土で育ったからか、大きな紫色のイモが出てきました。 白っぽいイモもあります。 ジャガイモは、今年は男爵、昨年はメークイン、2年前がグランドペチカとシャドークイーン、3年前はこがね丸とピルカを育てています。 紫色のイモはシャドークイーン、白っぽいイモはこがね丸のようです。 イモの収穫時、小さなものや傷のあるもの、虫食いのあるものなどは、たい肥置き場に捨てています…
オクラの実の成長は、とても早く、直ぐに大きくなります。 次々と実ができ、収穫が続いていますが、1日、畑に行かなかっただけで、20㎝以上にも育ったものが、何本もありました。 硬くなってしまい、食べられないので、たい肥置き場行きです。 今年は、赤丸オクラと白丸オクラを植えたつもりだったのですが、五角赤オクラができてきました。 赤と白の色が、ミックスしたオクラもできています。 ジャンボオクラは育てていなかったのですが、昨年のこぼれ種から発芽したものが、実を付け始めました。 花オクラも花芽ができてきました。 もうすぐ、開花です。 赤オクラの花 白オクラの花
角閃石は、ケイ酸塩鉱物の仲間で、造岩鉱物として広く分布していて、斜方角閃石、単斜角閃石、アルカリ角閃石に大別され、属する鉱物は100種以上もある大きなグループです。 普通角閃石(ホルンブレンド)は、多くの火成岩に、ごく普通に見られる、最も一般的な角閃石です。 化学組成 Ca₂(Mg,Fe)₄Al(Si₇Al)O₂₂(OH)₂ 結晶系 単斜晶 六角形の断面を持つ長柱状の結晶 モース硬度 5~6 色は灰緑、暗緑、褐色、黒灰で、ガラス光沢 普通角閃石 鉄普通角閃石 角閃石入り水晶
カボチャ、キュウリ、スイカの周りの雑草を取り終え、すっきりしました。 雑草の中に隠れていた、カボチャやスイカが顔を出しました。 カボチャは、ロロンと飛騨カボチャを育てています。 どちらもヘタが白っぽく、硬くなったものを、収穫しました。 ロロン 飛騨カボチャ キュウリは、毎日、食べきれない程、収穫できていましたが、成り疲れからか、曲がった形のものが、できてきました。 株を回復させるため、実を全て採り、負担を減らし、追肥をしようと思います。 スイカは、一番花の実が、収穫時期を迎えたので収穫し、早速、切ってみました。 瑞々しく、甘いスイカです。 また、昨年、食害に遭い、廃棄したスイカの種から芽が出て…
畑の作業は、今日もスイカの周りの雑草取りです。 猛暑が続き、暑さのため、作業は捗りません。 汗を拭きながら、作業を続けていると、スイカの株からユウガオのツルが伸び、実を付けているのを発見しました。 スイカは接ぎ木苗を使っていて、台木はユウガオですが、たまに台木のユウガオがツルを伸ばすことがあります。 ユウガオは成長が早く、スイカの実より大きくなっているものがありました。 ユウガオはカンピョウの原料になりますが、台木に使われる品種は、苦みの強いものがあり、食用には適さないようです。 スイカの株から伸びているユウガオのツル、細いツルがスイカで、太いツルがユウガオです。 ユウガオは葉も大きいです。 …
昨日は七夕でした。 七夕というと雨の日のイメージがありますが、すでに梅雨は明け、太陽が燦々と照り付け、うだるような暑さでした。 ただ、夕方からは曇り空になり、星空は見られませんでした。 七夕と言っても、何か因んだことを、やるわけではありませんが、最近、季節の行事の折に、ケーキを食べる習慣になってしまい、また、ケーキ屋さんに行きました。 しかし、七夕に因んだケーキは無かったので、家族それぞれが、気に入ったものを選びました。 美味しくいただき、満足でしたが、カロリーの取り過ぎのような気がします。
スイカが植えてある周りの雑草を取ったら、雑草の中に隠れていたスイカが、ゴロゴロと出てきました。 1番花のスイカは、6月初めに小さな実ができていて、それから約40日後が収穫適期になるので、もうそろそろ収穫できます。 2番花のスイカは、まだ、小さいものが多いですが、お盆のお供えにできたらと考えているので、ちょうどよい時期に収穫できそうです。 また、アップルスイカという小型の品種を育てています。 このスイカは、吊るした状態で育てることができるので、立体支柱を組んでツルを這わせ、スイカをぶら下げています。 放任栽培で手軽に育てられ、糖度が高いスイカだそうです。
宿根フロックスは、ハナシノブ科フロックス属の多年草で、原産地は北米です。 ユニークは、草丈が40~50㎝の矮性種で、コンパクトにまとまります。 発色が鮮やかな、明るい色合いの花で、花色は赤、オレンジ、白、ピンク、青、紫などです。 開花期は6~9月で、高性種と比べると開花が早めです。 暑さ、寒さに強いですが、多湿は苦手です。 冬は地上部は枯れ、春に芽吹きます。 日当たりと、風通しと、水はけの良い場所を好みます。 オレンジエリート トレンディ オールドパープル ホワイト
ジニアは、キク科ヒャクニチソウ属の一年草で、原産地はメキシコを中心とした南北アメリカです。 ザハラは、エレガンス種とリネアリス種の交雑から生まれた種間雑種で、花弁数の多い八重咲きの品種です。 花径4~5㎝と、ジニアの中では大きめの花です。 ダブルラズベリーは、花色が濃いピンクやピンクと白の複色の花です。 開花期は6~11月です。 草丈は30~45㎝で、コンパクトにまとまります。 分枝が良く、花付きも良いです。 暑さや乾燥には強いです。 寒さには弱いです。 日当たりと、水はけの良い場所を好みます。
カラミンサ ブルークラウドは、シソ科トウバナ属の宿根草で、ヨーロッパの地中海沿岸に分布しています。 花は、薄紫色の小花で、細い枝に群がるようにたくさん咲きます。 開花期は5~11月です。 草丈は30~60㎝で、葉には、すがすがしいミントのような香りがあり、肉料理やハーブティーに利用されます。 成長が早く、込み合うと根元が蒸れやすくなるため、間引きするのが望ましいです。 暑さ、寒さに強いです。 冬は、地上部は枯れて休眠します。 とても丈夫で、株分け、挿し芽で増やせる他、こぼれ種でも増えます。 日当たりを好みますが、明るい日陰でも、よく育ちます。 乾燥気味の弱アルカリ性土壌を好みます。
今年は、オクラは赤丸オクラと白丸オクラ、そして花オクラを育てています。 4月初めに、種を蒔きました。 種は、昨年育てた実から採ったものです。 赤オクラは背丈が高く、2m以上になりますが、密に植えることで、背丈を抑えることができるので、間隔を狭くしました。 種は1週間程で発芽し、順調に成長し、6月中旬には花が咲き、実の収穫が始まりました。 花オクラは、オクラより開花時期が遅く、まだ、花が咲いていません。 花オクラの隣には、ローゼルの苗を植えました。 こちらも、花はまだ先です。 自家採種した種は、どうやら、交雑していたようで、赤オクラの実で、薄いピンク色になったものができました。 以前にも、赤と白…
ガザニアは、一重咲きで、大輪の存在感のある花が多いですが、八重咲きの品種もあります。 ロミーヌは、八重咲きのアンティークな色合いのオレンジや黄色の花で、葉は細長いシルバーリーフです。 開花期は、早春から晩秋までと長く咲き続けます。 草丈は10~15㎝で、横に広がる性質があります。 高温多湿には、やや弱いですが、寒さには強いです。 乾燥には強いです。 日当たりと、水はけの良い場所を好みます。
6月末になり、モナルダの花が咲き始めました。 モナルダは、シソ科ヤグルマハッカ属の多年草で、北米のニューイングランドからテネシーにかけて分布する湿地性の植物です。 花や葉には辛みと香りがあり、ハーブとして利用されてきましたが、花もきれいで花色も多く、観賞用としても栽培されています。 モナルダの名称は、スペインの植物学者 ニコラス モナルデスに因んで、名付けられています。 和名はタイマツバナと言い、赤い花が、松明を灯したような形をしていることから、名付けられたとのことです。 他には、柑橘系の香りがあることからベルガモット、ミツバチがよく集まることからビーバームとも呼ばれています。
ガイラルディアは、キク科テンニンギク属の多年草で、ガリアは、ガイラルディアの変わり咲き品種です。 八重咲きで、ボリューム感のあるユニークな花形で、花色は赤、オレンジ、黄です。 開花期は5~10月です。 草丈は40~50㎝で、分枝性に優れています。 真夏の暑さに強く、直射日光も大丈夫です。 寒さにも強いです。 日当たりと、風通しの良い場所を好みます。
カリフォルニアカラーは、サトイモ科オランダカイウ属の球根植物で、原産地は南アフリカです。 カラーには、湿地性品種と畑地性品種があり、カルフォルニアカラーは畑地性です。 鮮やかな色あいの花で、花色は赤、黄、白、ピンク、紫、黒です。 開花期は6~7月です。 花のように見えるのは、仏炎苞です。 トーキョー ゴールドラベル クリスタルブラッシュ オデッサ 草丈は60~80㎝です。 葉は光沢のある濃い緑色で、白斑が入ります。 秋以降は、葉は枯れて休眠します。 温暖な乾燥気味の気候を好み、過湿は苦手です。 日当たりと、水はけの良い場所を好みます。
食害被害に遭い、対策としてネットを張ったトマトは、その後は、被害に遭うことも無くなりました。 ただ、熟したトマトを狙って、夜な夜な出没しているようで、2回もネットの留め具が、数か所、外れていました。 しかし、ネットは、二重に周囲を囲ってあるので、中に入ることはできなかったようです。 ビニールシートにより、雨にあたることは無く、食害被害にも遭わなくなり、真っ赤に完熟したトマトを収穫できています。 黄色のミニトマトも植えてありますが、食害被害に遭った時に、食い散らかされたこともあり、こちらは余り、収穫できていません。 大玉トマト ミニトマト
スーパーに買い物に行くのに、近道を通ったら、道路の傍らに、カラスウリの白い花が咲いているのを見つけました。 車1台が通るのが、やっとの狭い道路で、急坂になっています。 道路の脇は、茂みになっていて、カラスウリのつるが絡んでいました。 カラスウリの花は、夕方から開き、朝には閉じてしまいますが、天気が曇りで日差しが弱かったからか、まだ、開いていました。 花弁の外側が、レースのような形になっている繊細な花です。 開花期は7~9月で、蕾がいくつも付いていました。 新芽も伸びていました。 若葉は食用になるそうです。
緑道の花壇では、定期的に花が植え替えられ、季節毎の花が咲いています。 1ヶ月程前に、それまで植えられていたナデシコ、ノースポール、パンジーなどは、片付けられ、サルビア、マリーゴールド、百日草などの苗が植えられました。 しばらくは、花と花の隙間が目立っていましたが、今は花いっぱいになっています。 サルビアは、赤色のものが、マリーゴールドは、オレンジと黄色のものが植えられています。 百日草は、いろいろな花色のものがあり、中には複色のものもあります。 どれも皆、きれいに咲いています。 サルビア マリーゴールド 百日草 花壇
5月下旬に、田植えされた水田は、稲苗が成長し、青味が増してきました。 この辺りも、以前は、広々とした水田の景色が見られましたが、今では、耕作放棄地になったり、畑に変わったり、さらには埋め立てられ、駐車場や建物ができたりと、疎らになってきました。 それでも、5月中旬に水が入り、田植えが行われる風景は、農村の姿を感じさせてくれます。 田植えは機械で行われるので、あっという間に進んでいきます。 むしろ、田の中に機械を入れるのに、苦労があるようです。 4月下旬 水が入っていない水田 5月中旬 水が入れられた水田と植付け前の稲苗の束 5月下旬 植えられた稲苗 7月中旬 稲苗が成長し、青々としてきた水田
クリサンセマムは、キク科キク属の多年草です。 シャルメは、洋菊の仲間で、オランダで育成された、花径6~7㎝の豪華な雰囲気の花です。 花色は赤、オレンジ、黄、白、ピンク、緑などで、開花期は9~11月です。 ノヴァライムは、鮮やかなクリームイエローの花弁に、ライムグリーンの縁取りのある爽やかな感じの花で、やや早咲きです。 草丈は70~90㎝です。 暑さには弱いですが、寒さには強いです。 日当たりと、風通しの良い場所を好みます。
雨の日が続いていますが、雨の合間を縫って、畑に出かけては、野菜を収穫しています。 今、収穫できるものは、オクラ、キュウリ、トマト、ナス、ピーマンなどです。 カボチャは、コリンキーを収穫しましたが、また、次々と新しい実ができています。 エビスカボチャも大きくなってきました。 サトイモは、葉が大きく開いています。 株元を、抜き取った雑草で、草マルチしました。 トウモロコシは、背丈が2mを超え、雄花、雌花が咲いています。 花は、オクラの花が、きれいに咲いています。 また、ヒメヒオウギズイセンが咲き始めました。 オクラ キュウリ トマト ナス ピーマン カボチャ サトイモ トウモロコシ ヒメヒオウギズ…
食べ頃になってきたスイカを、収穫しました。 赤てまり1個と黄てまり2個、金のたまご2個の合計5個です。 もう1個、赤てまりが収穫間近だったのですが、食害被害に遭い、たい肥置き場行きになってしまいました。 対策として、周囲にネットを張ってからは、被害は無く、5個は無事収穫できました。 どれも、瑞々しく甘いスイカです。 また、二番果がいくつかできていて、8月上旬に食べ頃になりそうです。 丁度、お盆のお供えにできそうです。 収穫間近のスイカ 赤てまり 黄てまり 金のたまご 二番果
アガスターシェは、シソ科カワミドリ属の多年草で、原産地は北、中央アメリカです。 ハーブのアニスヒソップは、同じ仲間です。 フレグラントカーペットは、オランダで改良された園芸品種です。 小さな花を穂状に咲かせ、花色は淡いオレンジやピンクで、開花期は7~10月です。 草丈は30~40㎝です。 葉には、シソ科特有の清涼感のある香りがあります。 乾燥しても、香りは保たれるので、ポプリやドライフラワーに利用できます。 暑さに強いです。 寒さにも比較的強いですが、冬は霜に当たらないようにする必要があります。 冬には地上部は、ほぼ枯れてしまいますが、春に芽吹きます。 日当たり、風通し、水はけの良い場所を好み…
セイヨウニンジンボクは、シソ科ハマゴウ属の落葉低木で、原産地は南ヨーロッパから西アジアにかけての地中海沿岸です。 日本には江戸時代に渡来し、本州以西で生育しています。 穂状に小花を咲かせ、花色は青、白、ピンクです。 開花期は7~9月です。 樹高は2~4mです。 樹に胡椒に似た香りがあります。 葉は細長く、光沢があります。 葉が朝鮮ニンジンに似ていることから、セイヨウニンジンボクと名付けられたそうです。 暑さ、寒さに、比較的強いです。 乾燥に強いです。 日当たりを好みます。
スカビオサ アトロパープレアは、セイヨウマツムシソウのことで、南ヨーロッパの地中海沿岸が原産地です。 ウィリアムブラックは、シックな雰囲気の赤黒い花が、素敵な園芸品種です。 開花期は5~9月です。 草丈は50㎝~1mで、伸びた花茎の先に花を咲かせます。 背が高くなるので、支柱で補強する必要があります。 高温多湿は苦手です。 冷涼な気候を好み、寒さには強いです。 日当たりと水はけの良い場所で、肥沃なアルカリ性土壌を好みます。
ダイヤモンドと石墨は、共に化学組成はCですが、性質は全く異なります。 ダイヤモンド ダイヤモンドは、結晶系は立方晶で、八面体結晶になります。 モース硬度は10で、最も硬い鉱物です。 炭素原子が、三次元的に共有結合をしているため、非常に硬いです。 色は無、黄、茶、ピンク、黒などで、金剛光沢をしています。 地下130㎞よりも深いマントル中の高温高圧下で、生成されます。 ダイヤモンドは、人工合成され、工業用ダイヤとして、研磨剤などに利用されています。 ルース 原石 石墨(グラファイト) 石墨は、結晶系は六方晶で、層状集合体になっています。 モース硬度は1~2で、非常に柔らかく、鉛筆の芯の材料や潤滑剤…
カボチャは4月末に、エビスカボチャとコリンキー、飛騨カボチャの3種類の苗を植えました。 5月中旬から花が咲き始め、実が付きました。 6月に入ると、葉に白い粉状の斑ができるうどんこ病が発生し、定期的に薬剤を撒いてきました。 コリンキーは、オーストラリア産のカボチャと日本のカボチャを交配して、生食用に品種改良されたカボチャです。 収穫時期は、5月下旬から6月にかけてで、未熟のまま収穫したものは、皮も柔らかく皮ごと食べられます。 果皮は黄色で、生で食べると歯触りが良く、シャキシャキとした食感で、サラダや和え物などに合います。 熟すと果皮はオレンジ色になり、果肉は粘質になります。 熟したものは、炒め物…
数日前のトマトの食害に続き、今度はスイカが被害に遭ってしまいました。 スイカは、今年は赤てまり、黄てまり、金のたまごの3品種を育てていて、実が大きく育ってきました。 収穫間近のものが6個あり、食べ頃になったものから、順に収穫していこうと思っていたところ、赤てまりが1個、かじられて穴が開いていました。 トマトの熟した実を収穫してしまったので、今度はスイカを狙ったのかもしれません。 畑の左側は、境界に沿ってコンクリート板で仕切られ、その先に農道と農業用水路があります。 農業用水路は、以前は、水田の水を引くために使われていましたが、今では水田は無くなり、使われなくなって、水は流れていません。 イタチ…
オクラは4月末に、赤と白、ジャンボの苗を植え、花オクラの種を蒔きました。 ジャンボオクラは、太さが3~4㎝にもなるずんぐりとした品種で、肉厚で柔らかです。 花オクラの種は、昨年育てた実から自家採種したものです。 赤オクラとジャンボオクラは、成長が早く、6月中旬から花が咲き、収穫が始まりました。 白オクラは、成長がゆっくりで、ようやく実が付き始めました。 花オクラは種から育てているので、まだ小さく、花が咲くのは、もうしばらく先になりそうです。 ジャンボオクラの苗 ジャンボオクラの花 ジャンボオクラの実 収穫したジャンボオクラ 赤オクラの苗 赤オクラの花 赤オクラの実 収穫した赤オクラ 少し収穫が…
4月末に大玉トマトと、赤と黄色のミニトマトの苗を植えました。 5月中旬には花が咲き始め、6月中旬から収穫が続いています。 ここ数日間、雨で畑に行けませんでしたが、雨が止んだので、畑の様子を見に行きました。 大玉トマトは6個、赤く色づいていましたが、3個はかじられていました。 残りの3個を収穫し、かじられた3個はたい肥置き場行きです。 最近、イタチをよく見かけているので、食べ頃になったのをかじったようです。 黄色のミニトマトも食害に遭っていて、食べ散らかした後が残っていました。 収穫できたのは2個だけでした。 黄色いミニトマトは好みのようです。 赤いミニトマトは、何故か被害に遭っていませんでした…
ぶどう石(プレナイト)は、カルシウムとアルミニウムを含むケイ酸塩鉱物で、化学組成はCa₂Al₂Si₃O₁₀(OH)₂です。 結晶系は斜方晶で、短柱状結晶や板状結晶、塊状や葡萄状集合体として見つかります。 モース硬度は6~6.5で、色は無色、緑、白、黄、灰色などで、ガラス光沢を持っています。 美しいものは、宝飾品として利用されます。 プレナイトの名称は、発見者のプレンからきていて、発見者の名前が鉱物名になった、初めての例だということです。 和名のぶどう石は、黄緑色の球状集合体が、マスカットのように見えることから、名付けられたそうです。 ぶどう石の原石 ルース ぶどう石と緑簾石(エピドート)の共生…
ゴビアゲートは、内モンゴル自治区内のゴビ砂漠アラシャン地区でのみ、採れるメノウの一種です。 ゴビ砂漠は、古生代ペルム紀から中生代三畳紀にかけては海で、海底火山が噴火した溶岩中の隙間に、シリカが満たされてできたメノウによるものです。 長い年月を経て、砂漠の暑さと砂により、溶岩は風化してメノウの層が地表に出てきたもので、様々な形や色、模様のものがあります。 色は赤、オレンジ、黄、白、緑、青、黒などで、同心円状の縞模様が見られます。 可愛らしく、魅力的な石で、収集したものに、名前を付けたりして楽しんでいます。 苺 赤い色で、イチゴに似ています。梅干しにも似ているかも。 橙 オレンジ色がきれいです。 …
サンビタリアは、キク科ジャノメギク属の一年草で、原産地はアメリカ南西部からメキシコ、グアテマラにかけてです。 サンライトは、分枝が良く、多花性の園芸品種です。 黄色い、花径1㎝程の小さなヒマワリのような花で、株を覆いつくすほど花が咲きます。 開花期は6~11月です。 草丈は15~20㎝です。 暑さには強いですが、多湿は苦手です。 寒さには弱いです。 日当たり、風通し、水はけの良い場所と弱アルカリ性土壌を好みます。
レモンマートルは、フトモモ科バクホウシア属の常緑中低木で、オーストラリアの亜熱帯地域に生息しています。 現地では、樹高が10mほどにもなるそうです。 6月から7月にかけて、白みがかったクリーム色の花を咲かせます。 花には甘い香りがあります。 葉にも芳香があり、揉むとレモンのような香りがします。 シトラールという芳香成分が、レモンやレモングラスよりも多く含まれていて、ハーブティとして利用されます。 また、防虫作用や抗菌作用もあるとのことです。 暑さには強いですが、多湿は苦手です。 耐寒温度は5℃ほどで、寒さには弱く、鉢植えにして、冬は室内管理が望ましいです。 日当たり、風通し、水はけの良い場所を…
孔雀石と珪孔雀石は、共に銅の二次鉱物で、銅を含む鉱物が風化することで、生成されます。 同時に産出することも多いです。 孔雀石は、銅の炭酸塩鉱物です。 化学組成はCu₂CO₃(OH)₂で、銅を含む鉱物が雨水に溶け、空気中の二酸化炭素と反応してできます。 色は緑です。 珪孔雀石は、銅の含水ケイ酸塩鉱物です。 化学組成は(Cu,Al)₂H₂Si₂O₅(OH)₄・nH₂Oで、孔雀石の炭酸が、フィロケイ酸に置き換わったような構造です。 色は青、青緑、緑です。 孔雀石と珪孔雀石を区別するには、塩酸をかけると孔雀石は発泡しますが、珪孔雀石は発泡しないので分かります。 孔雀石 珪孔雀石 孔雀石と珪孔雀石が混在…